マツダの新型RX-9のスペック・価格・燃費・発売時期を予想!

特集!

2015年10月に 東京ビッグサイト で開催、第44回東京モーターショーの話題をさらった一台といえば、間違いなく「Mazda RX-Vision concept」でした。

RX-7、RX-8というマツダのスポーツカーは、世界でただひとつ「ロータリーエンジン」を搭載している、という事実があります。

では、マツダRX-9は、どんなエンジンフィールで世界を驚かせるのでしょうか?

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マツダRX-9は必ず発売される

引用:http://www.caranddriver.com/photo-gallery/2019-mazda-rx-9-25-cars-worth-waiting-for-feature#11

2014年以降、マツダはあるチェンジを実行しています。

マツダのディーラーへ足を運んだ方はどのくらいいるのでしょうか?

以前は大きなガラスにグレーの壁、青でMAZDAと書かれた看板が目印だったのが、全国の販売店でした。

ところが、今のマツダディーラーは、黒を基調とした高級店舗に改装しつつあります。

これは何を意味するのか?気になるところでしょう。

アメリカでは2016年に7人乗りSUV「新型CX-9」を販売する前に、このおしゃれな店舗に改築を終えました。

購買客はアウディとマツダを見比べて、マツダを手にしています。

RX-9を市場に出すにあたり、マツダの営業推進部門は次々と手を打っています。

引用:https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2016/07/ddc2180f6adc08041f2abff718ad6c19.jpg



Mazda RX-Vision concept」は開発のめどが付いている

引用:http://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/628/637/html/33.jpg.html

2015年の東京モーターショーで発表された「Mazda RX-Vision concept」は、全長×全幅×全高が

○4,389mm × 1,925mm × 1,160mm

に収まっています。

コンセプトカーとは、実際に走ることが出来なければならないため、国土交通省の認可を受けるために複雑な書類を申請し、認められているはず。

まさか、張りぼての車をモーターショーに出すメーカーは、日本ではあり得ません。また、この手のコンセプトカーは、1台製造するのに、1億円程度は軽くかかります。

ですから、コンセプトカーとはいえ、車両原価に対する税金だけでべらぼうになることから、大概はショーの後に「壊して」処分するのが普通。

ですが、マツダは公式サイトで「Mazda RX-Vision concept」を実現させようと匂わせています。



エンジンはロータリーを採用。馬力は250PS~

引用:http://sf2.viepratique.fr/wp-content/uploads/sites/9/2015/10/01-MAZDA-RX-9-750×410.jpg

エンジンは「SKYACTIV-R」。これしか発表されなかった、コンセプトカー。

ですが、マツダには 330cc/ローター のエンジンがすでに開発を終え、デミオに搭載された実験を繰り返しています。

ロータリーエンジンは、シリンダー内にピストンが動くことで空気を圧縮する形式ではなく、シリンダー内をほぼ正三角形のローターが回り続ける仕組み。

なぜ、これが人気なのか?

ガソリンエンジンもディーゼルエンジンと異なり、シリンダー内でゴロゴロと吸気と圧縮、排気を行うことから、振動が発生せず、スムーズな加速が特徴。

力強い加速はありませんから、できるだけ空気抵抗を小さくするボディーになります。

全高が1,160mm、大いにうなずけますね。

販売価格ですが、トヨタMIRAIが700万円ですから、800万円程度に落ち着くのではないでしょうか。



ロータリーエンジンのメンテナンス体制が整うのにあと2年かかる

引用:http://www2.mazda.co.jp/motorshow/2015/display/rx-vision/

熱狂的なマニアや、エンスージアストがマツダのロータリーに興味を抱くのは、その走りが「自然な加速の伸び」であること、これが大きいでしょう。

そして、世界でマツダしかロータリーエンジンを生産し続けていません。

そのマツダでさえ、デミオに330ccのローターを2つ搭載した試作車を持っているのが現状です。

ロータリーエンジンは開発が終わっているのですが、問題はそのメンテナンスです。

エンジンの中心部はエンジンオイル、外周部は冷却水で冷却するため、構造が複雑です。

もし、世界でRX-9を走らせるのなら、メンテナンスがしっかりできなければ、中古車市場で価値が暴落してしまいます。

マツダは、整備マニュアルについて、かなり入念にシステムを構築し始めています。

RX-9は、「水素ロータリーエンジン」を搭載

引用:https://p.ke-s.cc/images/response/response.jp/issue/2009/0526/article125103_1.images/235657.jpg

RX-9 は、確実に水素ロータリーエンジンを搭載しています。

ちなみに、RX-8の水素エンジン車の諸元を記載してみましょう。

2006年に発表され、出光興産や岩谷産業、広島県などにリースで導入された車両は、RX-8のほか、プレマシーの水素ロータリー車です。

■「マツダRX-8ハイドロジェンRE」の主要諸元

車両型式    マツダ ABA-SE3P改
全長全幅全高   4.435mm/1.770mm/1.340mm
ホイールベース  2,700mm
車両重量     1,460kg
乗車定員     4名
エンジン種類   RENESIS水素ロータリーエンジン (デュアルフューエルシステム)
型式       13B
総排気量     0.654L x 2
最高出力     水素    80kW (109PS)
ガソリン    154kW (210PS)
最大トルク    水素  140N・m (14.3kg・m)  ・ ガソリン 222N・m (22.6kg・m)
燃料種類     水素/ガソリン切替式
燃料タンク    水素 110L / 35MPa (350気圧) 高圧水素ガスタンク ・ ガソリン  61L
航続距離    水素 → 100km ・ ガソリン → 549km

価格

*標準リース価格 (カッコ内は消費税抜) 420,000円/月 (400,000円/月)
*リース期間30ヵ月の月単位のリース価格

単純に、30か月で、1,200万円が車両代ということになります。

330ccのロータリーエンジン2基で、最高出力は219PS。水素の爆発力がいかに大きいかがわかるでしょう。

フィアットとの協業で、フェラーリの技術を手に入れるだろう

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引用:http://www.blogcdn.com/jp.autoblog.com/media/2012/02/0003-1330544636.jpg

フェラーリは、イタリア・フィアットグループのスポーツカーエディション。フィアットは、マツダは新型ミアータ(日本名 ロードスター)を 124スパイダーとして2016年発売開始しました。

北米では24,995ドル(約269万円)というグッドプライスで、年間12,000台の販売計画はクリアできそうです。

そして、マツダが狙っているのは、フェラーリF12ベルリネッタ。そのフォルムといい。フロントマスクと言い、類似点がいくつも見られるのは偶然でしょうか?

引用:http://clicccar.com/wp-content/uploads/2015/10/IMG_3919.jpg

F12ベルリネッタ

全長 4618 mm
全幅 1942 mm
全高 1273 mm
ホイールベース 2720 mm
フロント・トレッド 1665 mm
リア・トレッド 1618 mm
乾燥重量* 1525 kg
車輌総重量* 1630 kg
重量配分 フロント 46%、リア 54%
パワーウェイトレシオ 2,1 kg/CV
燃料タンク容量 92 リットル

形式 65° V型12気筒
ボア×ストローク 94 x 75.2 mm
総排気量 6262 cc
圧縮比 13.5:1
最高出力 545 kW (740 CV) at 8250 rpm
1リッター当たり出力 118 CV/l
最大トルク 690 Nm at 6000 rpm
最高回転数 8700 rpm

車両総重量、1450kg程度のサイレントマシン。2019年には登場する

引用:https://s3.amazonaws.com/static.carthrottle.com/workspace/uploads/posts/2015/10/84ebd901-820c-4722-a41f-13b4c8bd91a8.jpg

フェラーリF12ベルリネッタと、マツダコンセプトの類似。パワートレーンではことごとく共通性はありません。

ですが、ロータリーエンジンが非常に厚みを取らないことを考えると、1,900㎜以上もの全幅に、水素タンクを乗せることは可能でしょう。

フェラーリから受け取る技術は、ボディーの軽量化と時速300km/hに及ぶ場合の剛性。

スカイアクティブがどのように変化するのかが一番の力点です。

ハイパフォーマンスを追求する、フェラーリ、アストンマーティンなどとは勝負にならないため、マツダはあえてスムースなエンジンとバッテリーを搭載したモデルをこのコンセプトに近い形で出してくるでしょう。

2016年7月11日、マツダは年間4万台から5万台を海外で生産するピックアップトラックを、いすゞ自動車からのOEMに切り替えました。

すでに、ミニバンからの撤退も決まっています。いま、一番大事なのはコンセプトそのままに出てくるRX-9のタイミングです。

財務内容がどうなるのか、前年比50%減という日本での販売(2016年6月)数。この状態が半年続くようならば、2019年のデビューもわからなくなります。

マツダのCX-9の北米での売れ行きが、RX-9のデビュー時期の動向に直接影響を与えます。

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