新型パジェロ 車中泊アイテム!

パジェロ

2019年の新型パジェロの車中泊の快適さが注目されています。

こちらでは2019年の新型パジェロの車中泊の様子と主な特徴をまとめましたのでご覧ください。







新型パジェロでの車中泊の方法

引用:https://autoc-one.jp/mitsubishi/pajero/newmodel-77499/photo/0020.html

新型パジェロは全長4,900mm、全幅1,875mm、全高1,870mmの大きな車体で3列シートの7人乗りですから、当然車中泊は可能です。

新型パジェロで車中泊をする際に最も適したシートアレンジは、やはり3列目シートと2列目シートを畳んでしまうことでしょう。

引用:https://autoc-one.jp/mitsubishi/pajero/report-107693/photo/0019.html

カットモデルで上から見ると以下のような形になります。

引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/utility/utility_02.html

この状態だと荷室長が約2,000mm、つまり2m程度になりますので、かなり大柄は成人男性でも十分に体を横にして寝ることができます。

荷室幅は1番狭いところで850mm、1番広いところで1,320mmとなります。

成人男性2人が横に並んでねることも可能ですが、この場合はやや窮屈さを感じることになるでしょう。

成人男性+成人女性、あるいは成人男性or成人女性+子ども、という形であれば余裕だと思います。

もう1つ、3列目シートを床下に収納した上で1列目シート、2列目シートの背もたれを目一杯後ろに倒すシートアレンジでも車中泊は可能です。

引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/pajero/utility/utility_02.html

縦方向の長さはこちらの方が余裕があります。

ただしこのシートアレンジは床面に波打つように段差がついてしまうので、段差を解消するためにタオルなどを用意して敷いたり詰めたりした上に車中泊専用マットを敷くなどしないと快適に寝ることができません。

シートアレンジの手間がかかる上に寝心地も悪いので、あまりおすすめはしません。

最初に紹介したシートアレンジの方も車中泊専用マットはあった方が快適に寝ることができますが、最悪無くても床面がフラットなので何とかなります。

いずれにしても車中泊専用マットは必須なので、車中泊をしたい人は用意するようにしましょう。

引用:https://item.rakuten.co.jp/starshopping/td020/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868



新型パジェロでの車中泊に欠かせない販売店アクセサリー

引用:https://autoc-one.jp/news/2203865/

快適な車中泊を楽しむ上で欠かせないアイテムはいくつかありますが、中には汎用品ではなく専用設計をされたものを使うのがベストなものもあります。

車種ごとに専用設計をされたものは各社から出ていますが、やはりメーカー純正のものはサイズ的な収まりが良いようです。

そこでここでは三菱が新型パジェロ用に用意しているアクセサリーの中から、車中泊をするならぜひ揃えておきたいアイテムを紹介します。

■カーテンセット

引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/purchase/accessory/cataloglist/pdf/pajero_accessory_2.pdf

車中泊をする際に車外からの視線を遮り、車内のプライバシーを守るためにはカーテンが必須です。

プライバシー保護にはカーテン以外にも吸盤つきのマットを窓の裏から貼りつけたり、カーテンもホームセンターで売られているものを工夫してつけたりと色々な方法が考えられますが、汎用品は大き過ぎたり小さ過ぎたりと中々ぴったりとはまるものはありません。

こちらのカーテンセットは新型パジェロ専用のため、見てわかるようにカーテン丈は過不足なくぴったりで車内のプライバシーは完全に守られます。

■ワンタッチサンシェード

引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/purchase/accessory/cataloglist/pdf/pajero_accessory_2.pdf

カーテンセットはフロントガラスとフロントドアガラスは保護されないので、こちらのワンタッチサンシェードで窓を覆うのが良いです。

特にフロントガラスは角度がついているため、カーテンで窓を覆おうとすると見栄えが悪くなるなどあまり上手くいきません。サンシェードタイプの方がおすすめです。

■モスキートネット

引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/purchase/accessory/cataloglist/pdf/pajero_accessory_2.pdf

こちらはフロントドアガラスで使う網戸状のネットです。

夏の車中泊は車内の温度も上がりがちですが、車中泊時に車のエンジンをかけてエアコンをつけるのはマナー違反です。

かと言って窓を開けたまま寝ると防犯上問題がありますし、何よりも車内に虫が侵入してしまいます。

モスキートネットを使えば車内に空気は取り込める上に虫の侵入が防げるので一石二鳥です。

■ヘッドスペースネット

引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/purchase/accessory/cataloglist/pdf/pajero_accessory_2.pdf

車中泊をする時は車内にあれやこれやと持ち込みたくなりますが、持ち込むものが多いと当然スペースを圧迫されることになります。

そこで車内のスペースを有効活用するためにどうしても必要になってくるのが天井です。

天井にネットを張れば色々なものを挟んで入れておけますし、寝ていても手を伸ばすだけで取ることができるので大変便利です。

ノートパソコンやポータブルDVDプレイヤー、タブレットなどを入れておくと踏みつけて壊したりしまうこともありません。



新型パジェロでの車中泊時の注意点

引用:https://autoc-one.jp/news/2203865/photo/0033.html

最近は車中泊がブームになっている一方で、マナー違反が目立つようになって社会問題化しつつあります。

そこで最後に、新型パジェロで車中泊をする上での注意点に触れておきましょう。

エンジンは切る

前章でも少し触れましたが、車中泊を行う際は車のエンジンを原則として切るようにしてください。

シガーソケットにつないだ電化製品を少し使うため、あるいは車内の温度をとりあえず下げる(上げる)ためにエアコンを使おうと多少エンジンをかけておく程度は構いませんが、一晩中エンジンをかけているとなると周囲から大ひんしゅくを買うばかりか、無用なトラブルを招く恐れもあります。

特にディーゼルエンジン搭載車は、車内は静かでも車外はガラガラと騒音でうるさい、ということもよくあったりします。

エンジンをかけずにも車内で電化製品を使えるように、ポータブル電源を持っていくのがおすすめです。

引用:https://item.rakuten.co.jp/aoiboeki/10004046/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868

こちらはsuaokiというメーカーの「S270」というポータブル電源ですが、充電はACアダプタ、シガーソケット、ソーラー充電という3つの充電方法がある上、出力はDC端子が4つ、USB端子が4つ、AC出力端子が1つあります。

これを1つ持ち込んでおけば、車内でスマホやタブレット、ノートパソコンなどを充電しながら使うことができます。

最近はUSB端子から電源が取れる扇風機や照明などもあるのでこれらも使えますし、何よりAC出力端子があるので家庭用の電化製品をそのまま持ち込んで使うこともできます。

一晩使ってバッテリーが無くなったら翌日は走りながらシガーソケットから充電したり、晴れていればソーラー充電をしたりすれば夜にはまた使えるようになります。



禁止場所での車中泊はしない

車中泊は道の駅や高速道路のパーキングエリア、サービスエリアでするものと思っている人がいるようですが、これらの施設での車中泊はグレーゾーンです。

道の駅もパーキングエリアもサービスエリアも、基本的にはドライバーの休憩施設なので駐車場に車を停めて仮眠をするのは問題ありません。しかし宿泊施設ではないので、車中「泊」となると微妙になります。

車中泊をしていたら直ちに怒られる、ということはないと思いますが、同じ場所に何日も車を停めて滞在するような行為は注意を受ける可能性が高いです。

なお道の駅も場所によっては車中泊禁止を明示しているところも増えてきています。このような場所では当然しないようにしましょう。



防犯には最大限の注意を払う

車中泊にはさまざまな危険が潜んでいますが、中でも最大の危険が盗難や強盗、暴行といった被害に遭うことです。

ちょっと車を離れた隙に車内から金品を盗まれる、あるいは夜中に就寝中に窓を割られて金品を奪われる、その際に身体に暴行を受ける、乱暴をされる、といった事件はたまに耳にします。

これらの被害から身を守るには1カ所で長期間車中泊をしないこと、車外から車内が見えない、あるいは見えにくくしておくこと、車から離れる時は必ず施錠することなどを心掛ける必要があるでしょう。

引用:https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/saiyo/31/type/community.html

また暴漢に襲われないようにするには、人気のないところでの車中泊を避けるくらいしか対策はありません。

人気のないところでの車中泊は魅力的ですが、何かあった時には誰も助けてくれません。

車中泊はできるだけ人気のあるところで、いざという時はすぐに110番できるように携帯電話を身に着けて、できれば防犯ブザーも持って行うようにしてください。



新型パジェロの車中泊のまとめ

引用:https://autoc-one.jp/news/2203865/photo/0029.html

以上、新型パジェロでの車中泊について紹介しました。

車中泊に最も向いているのはミニバンですが、新型パジェロはボディサイズも室内サイズも非常に大きいので、SUVではありますが十分な余裕を持って車中泊を行うことができます。

ただしミニバンのように高さがないので、寝る以外の姿勢での作業はやや厳しいものがあります。

ミニバンとの最大の違いは、新型パジェロは本格的なオフロード性能を備えているということです。多少の汚泥路や雪道であれば何の問題もなく進んでいくことができます。普通の車では入っていけない場所で車中泊を楽しむのも悪くありません。

ぜひ新型パジェロならではの車中泊の楽しみ方を見つけてみてください。