新車値引き交渉術とコツ!相場は時期で変わる?限界は?メーカーで違う?

自動車値引き

新車の購入時には値引き交渉が基本となります。しかしこの値引きに関しても相場やお得な時期が存在します。

そこで今回は新車の値引き交渉についてご紹介します。

新車値引きの相場とお得な時期、メーカーごとの違い、そして交渉の際のコツもご紹介します。







新車値引きの相場と時期

引用:http://o-dan.net/ja/

まずは新車値引きの相場についてご紹介します。

さらに新車の値引き額が大きくなる時期についても調査しました。

新車の値引き相場

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新車の値引きに関しては、大まかに相場が決まっています。

車両本体価格が高い新車ほど、割引率も上がる傾向にあるようです。

一般的な割引相場として普通車で車両価格の10%以上、軽自動車の場合は3~5%の値引きが相場と見ることができます。

ただ、新車はなぜ値引きが可能なのでしょうか。

販売店が値引き交渉に応じてくれる理由は、メーカーの表示価格がすでに値引きを踏まえた価格設定になっているからとも言えます。

新車は、販売店がディーラーより仕入れユーザーに販売すると流れです。

そのため、メーカーが設定している販売価格で販売すると、差額分で大きな利益が残る価格帯になっています。

利益を残したい一方で、新車を販売する必要もあるので、販売店では競合に負けないように、値引きという一つのサービスが用意されています。

そのため、値引き額の相場はあるものの、販売店の事情によって、同じ新車でも値引き額が異なると言ったことも頻繁に起こるのです。



新車の値引きが大きい時期

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新車の値引き額に関しては時期によって異なります。

車業界の繁忙期に合わせて、販売店ではキャンペーンイベントが開催されるため、通常月よりさらに割引が期待できるのです。

キャンペーン時期とそうでない月では、大で10数万円も値引き額が違うというデータもあります。

値引きが大きくなる時期としては、「1月~3月の需要が増える時期」、「6月7月のボーナス商戦」、「9月の中間決算時期」、「12月の年末・ボーナス商戦」、が挙げられます。

この時期は特に販売店も気合が入っているので、大きなサービスも期待できます。

もし、今から新車の購入に向けて動き出すのであれば、1月〜3月のキャンペーンを行なっている店舗に訪問する計画を立てると良いでしょう。

間違いなくキャンペーン時期の方が値引き額が多くなる傾向にあるので、新車の購入はキャンペーン月に行いましょう。



新車値引きはメーカーで違う?

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車種ごとに値引き額が変わる新車の市場ですが、メーカーによっての違いはあるのでしょうか。

各メーカーの値引き状況や値引きがないメーカーを調査しました。



国内メーカーの値引き状況

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新車の値引きは、メーカーごとの傾向もあるとも言われています。

まず軽自動車の販売がメインとなるスズキやダイハツは、値引きはあまり期待できないと言われています。

同じく軽自動車のラインナップが豊富な、マツダやスバルもあまり値引きは期待できないといって良いでしょう。

これらのメーカーは、比較的リーズナブルな新車が多いため、その分値引き額も低くなることから、あまり期待できないという印象を持たれているようです。

ホンダは各ディーラーや交渉時期によって差が出やすい傾向にあるようです。

ミツビシは様々な企業事情により値引きが大きい時もありますが、突然値引きがなくなることもあるので、一番計算ができないメーカーとも言えます。

日産は基本的に値引きが大きいメーカーと言われています。

コンパクトカー以上のクラスになると、新車の相場以上の値引きは通常の時期でも期待できます。

そして、トヨタは各販売店によって値引き率が変わってきます。

ネッツやカローラ店は結構値引きを頑張ってくれるのですが、◯◯トヨタといったような地名のつく販売店は、メーカーからも指示を受けているようで値引きが少ないと言われています。



値引きがないメーカー

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一方レクサスのような高級車メーカーやベンツ・BMWといった輸入車メーカーでは、値引きを行なっていません。

国産メーカーは値引きを想定した価格設定になっているのですが、高級車や輸入車メーカーではそもそも値引きを前提としない価格設定になっています。

もし、知らずに値引き交渉をしようとしてしまうと、悪い印象を与えることがあるので注意が必要です。

従って、高級車や輸入車メーカーでは、値引き交渉はしない方が良いでしょう。

ただし、値引き交渉をしないことによって、車の購入にかける時間を短縮できることはメリットとも言えるでしょう。

相見積もりを取って複数の販売店と交渉する必要もないので、大きな労力も必要としません。

何よりも、値引き交渉を仕掛けないことで、ディーラーの営業マンからも好印象を持たれるでしょう。

販売店の上客となることで、特別なサービスを受けることも出来るかもしれません。



新車値引きの交渉術とコツ

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最後に新車の値引きで非常に重要な販売店との交渉についてご紹介します。

交渉術とコツはありますが、簡単な方法なのでぜひ試してください。

値引きの交渉術

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新車の値引き交渉では、必ず競合車を設定して、迷っているという状況をアピールした方が、値引き額を大きくする可能性が高まります。

時間に余裕があれば複数の販売店を訪問し、具体的な金額を用意しておくと、販売店も値引きを検討しやすくなります。

それぞれの店舗事情も把握し、ノルマや在庫車の事情で一刻も早く車を売りたいという販売店を見つけることができるとチャンスです。

そのためには、必ず商談を複数回に分けることも必要です。

複数回に渡って相手の様子を伺いつつ、こちらが競合車どちらを購入しようか迷っていることと、出来るだけ安く買いたいことを伝えることが、値引き相場以上の金額を引き出す鍵になります。

交渉術はとてもシンプルですが、競合の販売店と交渉したら、現時点での出来る限りの値引き額をお願いして出してもらい、その条件を他の販売店に伝えます。

それを複数回繰り返すことで、限界に近い値引き額が出てくることでしょう。

ただ、時間をかけすぎると値引きが大きい時期を過ぎてしまうということもあります。

販売店に悪い印象を与えない程度に粘り強く交渉を行いましょう。

値引きのコツ

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新車の値引きに合わせて大きなコツとなるのが、今乗っている車の売却方法です。

その差額分で少しでも新車が安く買えるのであれば、少しでも高価買取をしてもらえるところに、売却をしたいものです。

新車の値引き同様に、車の買取も複数の業者から相見積もりを取り、競合をさせることで、一番高値で買ってくれる業者を見つけることができます。

販売店の下取り査定だと、値引き交渉の限界が見えた時に、下取り車の査定価格アップを提案されることもあります。

新車がより安く買えるのでうっかり購入を決断してしまいがちですが、その査定額が買取相場と比較してお得なのか、その場ではわかりません。

実際にはもっと高い査定額が付く可能性もあるのです。

新車の購入と同様に、ネットの一括査定などを活用して、査定額の相場を確認することをオススメします。

ネットの一括査定であれば、複数の業者を訪問する手間もなく、買取にかかる時間を短縮できます。

さらに、全国各地からの買取業車の概算見積りが届くので、需要によっては相場以上の高値がつくこともできます。

新車の購入と並行して、一括査定での買取価格の調査と交渉も進めると、よりお得に新車を購入できるでしょう。



新車値引き交渉術とコツまとめ

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今回は、新車の値引きについてご紹介しました。

新車には値引き相場がありますが、購入する時期によっても値引き額は変動します。

また、メーカーごとに値引き額も違う傾向にあるので、購入を検討している新車メーカーの動向も把握しておく必要があります。

そして、値引き交渉においては、シンプルな方法ですがしっかりと販売担当者に購入したい熱意も伝えつつ、複数の業者の見積もりを取ることをおすすめします。

さらに、今乗っている車もネットでの一括査定を利用するなどして、買取価格を上げてお得に新車に乗りましょう。

買取価格は、新車の購入を検討する上で、大切な要素となります。

ぜ今回ご紹介した値引きについての情報を活用して、お財布に優しいカーライフを送りましょう。