新型ランドクルーザープラド(2017年MC)のエコカー減税情報が公開されています。
こちらでは新型ランドクルーザープラド(2017年MC)のエコカー減税や、その他自動車税に関する情報をまとめました。
引用:https://s1.paultan.org/image/2017/09/Land-Cruiser-Prado_18.jpg
目次
エコカー減税 対象グレード
新型プラドのエンジンは”2.7Lガソリン”と”2.8Lディーゼル”。ということで、クリーンディーゼルエンジンにエコカー減税が適用されます。詳しく見て行きましょう。
TZ-G(7人乗り):5,363,280円
引用:http://toyota.jp/catalog/landcruiserprado_main/book/#target/page_no=31
○減税額
自動車重量税:約 37,500円(100%減税)
自動車取得税:約134,000円(100%減税)
自動車税:約38,000円(約75%減税)
合計減税額:約209,500円
プラドは、最上級グレードのTZ-GからボトムエンドのTXまで全て”エコカー減税対象”。世界で最も厳しい排ガス規制にパスしているクリーンディーゼルエンジンを搭載しています。
年々縮小されるエコカー減税枠ですが、自動車重量税と自動車取得税が0円というのは凄いこと。また、自動車税も75%減税になります。
TX“Lパッケージ”(7人乗り):4,822,200円
引用:http://toyota.jp/catalog/landcruiserprado_main/book/#target/page_no=31
○減税額
自動車重量税:約 37,500円(100%減税)
自動車取得税:約120,500円(100%減税)
自動車税:約38,000円(約75%減税)
合計減税額:約196,000円
TX“Lパッケージ”(5人乗り):4,667,760円
○減税額
自動車重量税:約 37,500円(100%減税)
自動車取得税:約116,600円(100%減税)
自動車税:約38,000円(約75%減税)
合計減税額:約192,100円
TX(7人乗り):4,307,040円
引用:http://toyota.jp/catalog/landcruiserprado_main/book/#target/page_no=33
○減税額
自動車重量税:約 37,500円(100%減税)
自動車取得税:約107,600円(100%減税)
自動車税:約38,000円(約75%減税)
合計減税額:約183,100円
TX(5人乗り):4,152,600円
○減税額
自動車重量税:約 37,500円(100%減税)
自動車取得税:約103,800円(100%減税)
自動車税:約38,000円(約75%減税)
合計減税額:約179,300円
税額が安くなるプラド、これは見逃せません。そして、クリーンディーゼルに乗っているということは環境にも優しい…というアドバンテージがあるのです。
引用:http://performancedrive.com.au/wp-content/uploads/2017/09/2018-Toyota-LandCruiser-Prado-rear-1280×804.jpg
対するハリアーはどうなっている?
プラドを選ぶか、それともハリアーを選ぶか?トヨタのSUVで顧客の奪い合いが激しい2台。「夫はプラド派でも、妻はハリアー派」という商談時の光景がよくありますが、エコカーとしてはどちらが優秀でしょうか?
ハリアーのケース
引用:https://img.goo-net.com/goo/magazine/contents/7255/5957e16386037081d3a29b6caf751d12.jpg?20180128051420
ハリアーハイブリッド:
自動車重量税/自動車取得税→100%減税
自動車税→75%減税
ハリアーガソリン:
自動車重量税→25%減税
自動車取得税→20%減税
自動車税→減税なし
高級SUVで人気のハリアー。最上級グレードのガソリン&ハイブリッドの価格と税を比較してみましょう。
PROGRESS“Metal and Leather Package”(ガソリン、4WD)→4,324,320円
自動車重量税減税額:約 7,500円
自動車取得税減税額:約21,600円
合計減税額:約29,100円
ガソリンの場合、減税額は29,100円。
PROGRESS“Metal and Leather Package”(ハイブリッド、4WD)→4,953,960円
自動車重量税減税額:約30,000円
自動車取得税減税額:約128,000円
自動車税減税額:33,500円
合計減税額:約187,300円
ハイブリッドの場合は、187,300円の減税額。ただし、車両価格差は63万円。減税額差は158,200円なので、約47万円ハイブリッドの方が高いことになります。
ハリアーの場合、ハイブリッドが断然人気。ガソリンエンジンの場合は減税額が少ない分、車両価格は安く設定されています。バッテリーや駆動部分の工夫でハイブリッドは実は多額の費用がかかっているのです。
クリーンディーゼルは何が凄い?
引用:https://www.legendarycarvideos.com/wp-content/uploads/2017/07/gas-vs-diesel-engine-battle-is-a.jpg
ディーゼルエンジンというと「トラック」や「ダンプカー」「バス」といった商用車のエンジン…のイメージを持つ方が多いでしょう。ストップ時の振動が大きく、排ガスも黒くて好きになれない…という人もいるはず。
また、2015年に起きたドイツの”ディーゼルショック”。VW・BMW・メルセデスベンツ(ダイムラー)・アウディ・ポルシェが1990年代から排ガス不正に関わるカルテルを結び、大問題化。
プジョーシトロエン・フィアットクライスラーも排ガス不正で捜査や民事訴訟に巻き込まれています。
↓ご存知、マツダのCX-5エンジン。スカイアクティブで有名になったマツダだが、全てはディーゼルエンジンを基本にクルマを設計し直している。ガソリンに比べ製造費が高いディーゼルエンジンだが、長く乗ればパフォーマンスで逆転する。
引用:http://www.carsensor.net/contents/article_images/_18664/MA_S087_0404_04.jpg
ところで、日本のディーゼルエンジンはどうでしょうか?世界一規制が厳しい日本では、マツダのクリーンディーゼル(2012年、CX-5)の登場でその排ガス値の低さが認定。ハイブリッドのイメージが強いトヨタもクリーンディーゼルエンジンを出してきました。
ディーゼルエンジンの強みは、ガソリンに比べ1L単価で30円ほど安く、低速域での力強さで登坂力はずば抜けています。また、耐久性はガソリンエンジンの数倍。しっかりオイル交換やオイルエレメント交換をしていれば、50万kmから100万kmは走り続けることも可能。
エコカー減税の対象で、なおかつ長く乗ることができるディーゼルは、実は最高の”地球にやさしい”エンジン”とも言えるのです。
引用:http://performancedrive.com.au/wp-content/uploads/2017/11/2018-Toyota-LandCruiser-Prado-GXL-1280×922.jpg
⇒ 新型ランドクルーザープラドを値引きから更に50万円安く買う裏技とは?
プラドのアドバンテージとは
プラドとハリアーを比べる場合、乗り心地やインテリアなどの比較もありますが、”車両の耐久性”が大きな条件になります。
街乗りなら圧倒的にハリアーの方が燃費もよく静か。ですが、悪天候(大水、吹雪、悪路)などでは、安心感はプラドに軍配が上がります。
引用:http://toyota.jp/landcruiserprado/interior/
クリーンディーゼルエンジンは、日本が世界で最も進んだ技術を持っています。昨今は、アクセルをフカしてもエンジンが静かで調子がわからないクルマが多いのですが、プラドの場合は”人馬一体”の乗り心地が味わえる、数少ないエンジンを搭載しているのです。
引用:http://toyota.jp/landcruiserprado/interior/