新型ランドクルーザープラド(2017年MC) 値引き術!

ランドクルーザープラド

新型ランドクルーザープラド(2017年MC)の値引き方法について情報をまとめました。

新型ランドクルーザープラド(2017年MC)はどのように交渉すれば大きい値引き額で購入することができるのか。その方法についてご紹介します。

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引用:http://toyota.jp/landcruiserprado/exterior/?padid=ag341_from_prado_navi_exterior







人気沸騰!新型プラド

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引用:http://toyota.jp/landcruiserprado/interior/?padid=ag341_from_prado_navi_interior

世界的なSUVブームが続いています。特に、欧米メーカーのSUV投入は凄まじいものがあります。BMWは8車種、メルセデスベンツはAMGも入れると16車種を日本発売しているのです。

ですが、トヨタ「ランドクルーザー」は世界で一番有名なSUV車として知られています。頑丈なフレームとリジッドサス(リヤのみ)を採用し、速度1〜5km/hの超低速で砂場や岩場での自動脱出運転も可能。

さらに、今回のMCではアッパークラスのTG-Zの車両価格が536万円、フルオプションでは650万円超。内装も価格に相応しい仕上げになってきました。ということで、他社の500万円超のクルマを見比べて新型プラドを買う人が増えています。



ライバル車がいない、プラドを安く買うには?

プラドにはライバルはいない…それは本当でしょうか?

価格帯だけ見れば、BMW X1、ジープコンパス、ジープチェロキー、ジープラングラーなどが当てはまります。ですが、この価格帯のクルマとで”ラダーフレーム”を使い”リジッドサス”を採用しているオフロードカーは、海外勢ではジープラングラーしかありません。

↓ジープラングラー。396~455万円でプラドに完全にバッティングする。サイズは大きく見えるが、全長は4,705mm、全幅は1,880mmで3.6L。全長は4,825mmのプラドよりも120mm小さい。

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引用:https://response.jp/imgs/thumb_h2/1241533.jpg

ですが、ラングラーとプラドではクルマの基本が違います。遊びや趣味に使うラングラー。見た目はシティ派で、高級ホテルの車止めでも申し分ないエクステリアのプラド。そして中身はオフロード対応というクルマなので、比較対象にはならないのです。

ただ、ラングラーとプラドでアイミツを取り、値引き合戦を行うのは良し。現在元気のいいジープディーラーで、思いっきり値引き交渉をして、トヨタへ乗り込むのは大事でしょう!

ハリアー vs プラド

ハリアー/ハリアー ハイブリッド……294~495万円
プラド……353〜536万円

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引用:http://toyota.jp/harrier/exterior/?padid=ag341_from_harrier_navi_exterior

プラドが欲しい!と思ったら、やはり同じトヨタのハリアーを競合車種に選ぶのが有効。ハリアーの販売店は《トヨペット店》で、プラドは《トヨタ店》、つまりディーラーは別々です。

クルマを比較すると、

ハリアー
全長×全幅×全高(mm):4,725×1,835×1,690
総排気量:2L / 2.5L+モーター

プラド
全長×全幅×全高(mm):4,825×1,885×1,850
総排気量:2.7Lガソリン / 2.8Lターボディーゼル

ボディは全長で100mmプラドが大きく、全高ではプラドが160mm高い、ということになります。かなり車高が高く、運転席と助手席からは見晴らしのよい視界が伺えます。

ハリアーは売れています。2017年暦年での販売数は58,732台。日産エクストレイルが49,873台で、ホンダヴェゼルが64,332台ですから、この3車種で一番高い価格帯で相当売れていることがわかるでしょう。

となれば、トヨペット店でハリアーの見積もりとトヨタ店でプラドの見積もりを取り比べるのが吉。売れているハリアーは結構値引きを出してくれるはずです。



パジェロ vs プラド

かつてはパリ−ダカールラリーで圧倒的な強さを見せた、三菱パジェロ。三菱からは「新型車の開発は延期」というアナウンスがありましたが、プラドの好敵手としてぜひ試乗すべきクルマです。

三菱パジェロ……292〜495万円
プラド……353〜536万円

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引用:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/pajero/styling/

パジェロ
全長×全幅×全高(mm):4,900×1,875×1,870
総排気量:2.8Lガソリン / 3.2Lターボディーゼル

プラド
全長×全幅×全高(mm):4,825×1,885×1,850
総排気量:2.7Lガソリン / 2.8Lターボディーゼル

◇クルマの比較◇
ボディサイズはパジェロの方が全長で75mm大きく、エンジンもターボディーゼルが3.2L。ラダーフレームを使っている共通点から競合車の関係にありますが、サスペンションには違いがあります。

プラドは前輪が独立懸架、後輪がリジッド。パジェロは4輪とも独立懸架という違いがあります。

パジェロとの競合の場合、トヨタディーラーでは「内装」での勝負や室内の「広さ」、あるいは現行デビュー年(パジェロ2006年/プラド2009年)でプラド有利を伝えるはずです。

ですが、そこは「パジェロには歴史もあるし…」とパジェロびいきでトヨタのセールスマンにプレッシャーを掛けましょう。三菱とのアイミツがあれば、値引きのアドバンテージは高くなるはずです。



プラド vs 200系

プラド……353〜536万円
ランドクルーザー200……472~683万円

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引用:http://toyota.jp/landcruiser/gallery/

ランドクルーザー200
全長×全幅×全高(mm):4,950×1,980×1,880
総排気量:4.6Lガソリン

プラド
全長×全幅×全高(mm):4,825×1,885×1,850
総排気量:2.7Lガソリン / 2.8Lターボディーゼル

 200系は、2007年にFMC。現行のMCは2017年7月。日本国内ではガソリンモデルだけですが、V8-4.5Lのディーゼルモデルが海外で販売されています。

200系でプラドとかぶる価格帯のグレードは、GXが472万円、AXが512万円。

↓ランクル200 GXの室内。5人乗りで室内色はミディアムグレー。プラドなら、TX(353万円)でも2色からセレクト可能。

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引用:http://toyota.jp/landcruiser/grade/grade4/?padid=ag341_from_landcruiser_grade4_detail_1707

↓プラド(TX)の室内。標準が上の「ニュートラルベージュ」。下の色は「ブラック」で、注文時に指定する必要がある。

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引用:http://toyota.jp/catalog/landcruiserprado_main/book/#target/page_no=33

ランクルの大を買うか、小を買うか…そんな感覚でクルマを選ぶ方も多いでしょう。ですが、比較する場合はやはりエンジン。4.6Lガソリンか、2.7Lガソリンか、2.8Lディーゼルか。

ランクル同士で値引きを狙うなら、やはり決算月を狙うのが吉。台数を稼ぐクルマではないことから、通常月ではそうそう値引きはないはずです。



実際の値引額はいくらか?

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引用:http://toyota.jp/pages/contents/landcruiserprado/004_p_009/image/top/carlineup_landcruiserprado_top_pic_02_01_sp.jpg

あらゆるモノの価格情報が掲載されている「価格.com」では、プラドの値引き情報も掲載されています。それによれば、プラドの車両本体値引きは”20〜35万円”程度。

中には”TX Lパッケージ”で60万円という値引き額もありますが、これはかなりディーラーが無理をしているはず。まずはオプションを少しずつつけて50万円を目標とするのがいいでしょう。

↓クラウンのような500、600万円にもなるクルマが売れている店なら値引き額が大きくなる”余裕”もある

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引用:http://www.carsensorlab.net/CSphoto/catalog/TO/S056/TO_S056_F004_M005_1_L.jpg

プラドはトヨタの4ディーラーの一つ”トヨタ店”で取り扱います。ここではC-HRがラインナップ。トヨタ店の場合は”コンパクトカー””ミニバン””プリウス””SUV”そして”クラウン”の全てがまんべんなく売れなければなりません

特に、クラウンが売れているかどうか。500万円超のクルマがヤードにそこそこ並んでいる店舗ほど、値引きも大きくなるのが普通です。



本物のSUV(オフロード車)とは?

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引用:https://www.toyota.ru/new-cars/new-land-cruiser-prado/index

トヨタ ランドクルーザープラドは、1980年代後半から2000年代のRVブーム(当時はSUVと言わず、Recreational Vehicleと呼ぶ)で脚光を浴びたクルマとして知られています。いすゞビッグホーン(いすゞロデオビッグホーン)、三菱パジェロ、日産テラノ、そしてトヨタサーフとプラドが次々とデビューし、空前のRVブームが到来。

ただ、バブル崩壊後RV熱は下火になり、いすゞは乗用車生産を中止し、軽自動車のジムニーを擁するスズキとトヨタだけが21世紀に入っても正統派オフロード車を生産し続けています。

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引用:https://www.toyota.co.uk/new-cars/land-cruiser/index.json#/gallery/3060-1133342/5

とはいっても、今は世界中SUVブームでは?と思われるかもしれません。ポルシェ カイエン、キャデラック エスカレード、ランボルギーニ ウルスといったSUVまで登場していますが、これらは本格的なSUVではないのでしょうか?

世界で本物のオフロード車と呼べるクルマは、エアーサスペンションやダブルウィッシュボーン式サスを4輪装着していません。また頑丈なフレーム構造を持つクルマでなければオフローダーとは言えないのです。

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↑ご存知、スズキ ジムニー。軽自動車だからと侮れないのは、その走破性と強力なエンジン。冬場には10トントラックを引っ張り、雪から脱出させるyoutube動画がいくらでも出て来るほど。

引用:http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/styling/

砂漠や岩場などで走る場合、頑強なシャーシでなく、耐久性の弱い足回りではいつ故障してもおかしくありません。

プラドを含め、本物のオフロード車は、スズキ ジムニー、ランクル、ジープ ラングラー、メルセデスベンツGクラス程度なのです。

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引用:http://toyota.jp/landcruiserprado/interior/?padid=ag341_from_prado_in_topnavi_top

ランドクルーザープラドは、高級感を前面に出したSUV。高級車の買い方はただ”買いたたく”ということではありません。「この客なら、もう少し値引きしたい」と思わせるような買い方が必要。

それは「ディーラーにはアフターを全部任せます!」というPRが大事です。そこまで信頼してくれて、今後も付き合ってくれるなら勉強しましょう…そういわせれば、いい買い物ができるはずです!!

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引用:https://www.toyota.co.uk/new-cars/land-cruiser/index.json#/gallery/3060-1133342/5