新型ステップワゴン(2017年ハイブリッド追加)のエコカー減税情報が公開されています。
こちらでは新型ステップワゴン(2017年ハイブリッド追加)のエコカー減税や、その他自動車税に関する情報をまとめました。
引用:https://clicccar.com/2017/10/23/521805/
エコカー減税とは環境性能の優れたクルマに対して、自動車取得税、自動車重量税を免税または減税する国の政策です。
また合わせてグリーン化特例では自動車税、軽自動車税の減税が購入の翌年のみ受けることができます。
減税には環境性能に応じて段階があり、電気自動車やプラグインハイブリッド車、クリーンディーゼル車は100%の免税となります。
その他のガソリン車は「燃費基準達成率」「排出ガス基準低減レベル」によって減税率が違ってきます。
目次
ステップワゴンハイブリッドのエコカー減税
2017年9月のマイナーチェンジで追加されたステップワゴンスパーダハイブリッド。
2.0リッター直列4気筒にオデッセイやアコードと同じハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」が搭載されました。
JC08モードでは25.0km/Lとなり「平成32年度燃費基準+50%達成」に加え「平成30年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆☆)」を達成しました。
そのためエコカー減税は自動車取得税100%、自動車重量税100%免除、翌年の自動車税も75%の減税が受けられます。
優遇額はおよそ15万円です。
引用:http://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/interior/cabin/
ステップワゴンガソリンのエコカー減税
ステップワゴンガソリン車もエコカー減税対象車となっています。
平成32年度燃費基準達成車、SPADA・Honda SENSINGの4WDのみ平成27年度燃費基準20%達成にとどまりましたが、全車で自動車取得税20%軽減、自動車重量税25%軽減。
翌年の自動車税の減税は適用外です。
優遇額はおよそ23,000円となります。
ただエコカー減税は2018年度になると対象車を絞り込むことになります。
そのため平成27年度燃費基準20%達成にとどまる「SPADA・Honda SENSING」の4WDは2018年3月31日で自動車取得税、2018年4月30日で自動車重量税の減税がなくなります。
「SPADA・Honda SENSING」の4WDの購入は2017年度中にするのがいいでしょう。
また年々、エコカー減税対象車は減らしていく方向です。
引用:http://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/interior/cabin/
ステップワゴン自動車税
自動車税とは毎年4月1日にクルマの所有者が支払う義務のある税金です。
毎年ゴールデンウィークの頃に納付書が送られてきます。
自動車税の額はそのクルマの排気量で決めらることになるので排気量が大きいほど自動車税は高くなるのです。
ステップワゴンの場合、ハイブリッド車が1993cc、ガソリン車が1496ccですので、それぞれ39,500円と34,500円になります。
引用:http://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/interior/design/
【排気量と自動車税】
1000cc以下……29,500円
1000cc~1500cc……34,500円
1500cc~2000cc……39,500円
2000cc~2500cc……45,000円
2500cc~3000cc…..51,000円
3000cc~3500cc…..58,000円
3500cc~4000cc…..66,500円
4000cc~4500cc…..76,500円
4500cc~6000cc…..88,000円
引用:http://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/interior/design/
ステップワゴン自動取得税
自動車取得税は車両本体価格のおよそ90%にオプション代金を合計した金額の3%です。
「SPADA・Cool Spirit Honda SENSING」の場合ですと約305万円ですから35万円のオプションを加算したとして……
305万円×90%=275万円
275万円+35万円=310万円
310万円×3%=93,000円
93,000円が自動車取得税となります。
ハイブリッド車ではこれが100%免税です。
引用:http://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/interior/cabin/
ガソリン車はそのうち20%がエコカー減税として優遇されますので、購入時にかかる自動車取得税は74,400円です。
※オプションなどにより自動車取得税の額は変動します。
尚、この取得税という二重課税とも言われる税金は2019年10月、消費税が10%になるのを機会にやっと廃止になります。
その後は「環境性能割(燃費税)」という税金が導入される予定です。
引用:http://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/interior/utility/
ステップワゴン自動重量税
自動車重量税はクルマの購入時と車検ごとに支払い義務のある税金です。
名前のとおり、重量ごとに税額が決められています。
ステップワゴンの車両重量は1700~1820kgですので購入時は3年分の30,000円となります。
ハイブリッド車の場合は自動車取得税と同じく100%免税、ガソリン車は25%の減税の22,500円です。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=w6rVa7v5rmo
クルマを売却した時の税金の決まり
クルマを売却した時のすでに支払った税金はどうなるのでしょうか。
特に自動車税については以前と仕組みが変わっていますので、中古車買い取り店によく確認をとらなくてはなりません。
というのも、以前は月割り制度というのがありました。
クルマの持ち主が変われば、還付金として余分に支払った分が還付金として戻ってきていたのですが、今ではそれが廃止となっています。
引用:http://autoc-one.jp/news/5000258/
自動車税は4月1日に所有している人に翌年の1年分の請求が来ることになっています。
例えば10月くらいに売却するということは約半年分は戻ってくるものだと思ってしまいますが、これは売る方と買う方で取り決めをしなくてはなりません。
後から中古車買取り業者に「買取査定額に含まれていました。」といわれてしまうこともありますので、先に支払った分の自動車税が支払ってもらえるのか、交渉する必要があります。
また、クルマを廃車にする場合は「抹消登録」となります。
余分に支払った自動車税が還付されることになりますので解体業者に申請書となる証明をもらいましょう。
取得税については消費税と同じで帰ってくることはありませんが、自動車重量税は解体による廃車手続きが行われた場合に限り、還付をうけることができます。
引用:http://tmhshiroto.com/step_wgn/
ハイブリッド追加+安全性能強化でますます魅力的になった新型ステップワゴンの値引きの方法については、
「新型ステップワゴン 値引き術!」で詳しく解説しています。
ステップワゴンを購入時に参考にしてください。
新型ステップワゴンエコカー減税他自動車税まとめ!
日本ではクルマに関係する税金が高いといわれています。
自動車税ではドイツの3倍、フランスの16倍、アメリカの49倍・・・。
いかに高いかがわかりますよね。
さらにガソリンにまで消費税以外の税金が課せられています。
ところでフランスでは変わった税金があります。
それはクルマを購入する時に支払わなければならない「自動車登録税」です。
これはなんとクルマの馬力に応じて決められていて、馬力が高いほど「自動車登録税」も高くなるのです。
フランスでよく売れているルノートゥインゴの最高出力は71psだというのもうなづけます。