新型タントの車中泊の快適さが注目されています。
こちらでは新型タントの車中泊の様子と主な特徴をまとめましたのでご覧ください。
目次
新型タントで車中泊はできるか?
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/tanto/04_interior.htm
新型タントで車中泊はできるか?
ウルトラスライドドアや、運転席が最大550mmもスライドできる…というポイントが評判の新型タント。
ですが、気になるのはその室内空間。
車中泊をする場合、荷室と後席、前席の3面がすべてフルフラットにならなければ、その上で寝ることはできません。
まずは、シートを倒した状態の画像を見てみましょう。
前席の背もたれを倒すと、ほぼ水平に
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/tanto/04_interior.htm
1人、2人でドライブに出かけ、仮眠を取るためにフラットな寝床をセッティング……それが、この↑の画像です。
女性モデルが足を伸ばしていることでもわかるように、前席の背もたれ部分は水平に倒すことができます。
新型タントの室内長は2,100mm。
ステアリング下から後席(シートバック下)までは1,600mm程度。ですから、多くの人は後席のリクライニングシートに背中を預けて寝る格好になります。
後席も倒すと、フルフラット面が出現
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/tanto/04_interior.htm
次に、ダイハツが公開している”助手席フルフラット機構”を見てみましょう。
ここでいうフルフラットとは、”完全な水平”ではなく、ある程度凹凸面があっても、まっすぐな面ができていることを指します。
助手席に長尺ものを載せ、フルフラット機構にしておけば、そのまま運転もできます……というのが、メーカーの説明です。
つまり、運転しないで駐車しているケースなら、助手席・運転席側両方ともフルフラット機構が実現するのです。
ただ、脇をしっかり支えるために、シートの形状は凹凸ができています。ここに身体をすっぽりとハマってもいい人なら、この形状は我慢できるでしょう。
ラゲージマットを使うと、傷が防げる
↓左の画像(99)はラゲージマット。このマットは荷室と倒したセカンドシートを水平した場合の段差の緩衝材となります。
普段は、傷防止のマットですが、段差を和らげることもできるので購入すると室内の汚れなども気にせず便利です。
価格は10,433円。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/accessory/webcatalog/tanto/accessory/book.html#
スモークガラスは必要
車中泊に限らず、暑い夏のUVカット対策は重要です。
UVは紫外線、IRは赤外線を意味しますが、このUV・IRをカットするのが、”UV&IR カットフィルムセット ダークスモーク”。
とくに、IRの輻射熱は窓を通して室内に入ってくるため、夏場の車内をサウナ状態にしてしまいます。
このフィルムは仮眠の際の除熱効果があり、またダークスモークタイプなので、車内をじろじろ覗かれても中がわからない、というダブル効果があります。
UV&IR カットフィルムセット ダークスモーク:32,982円 (↓右、221)
引用:https://www.daihatsu.co.jp/accessory/webcatalog/tanto/accessory/book.html#
熟睡したいなら、サンシェード
スモークガラスの効果は、日差しの遮断で絶大。
ですが、外から車内が全く見えないというわけではありません。走行中の乗用車のガラスに対応できる材質や製品には決まりがあります。
ただ、停車・駐車中は日差しが完全に入らなくする細工をすることで、熟睡に一歩近づきます。
まずは、プライバシーサンシェードを用意しましょう。
引用:https://www.hobbyman.jp/shopdetail/000000000111/ct5/page1/order/
上の広告は”趣味職人”のサンシェードサイト。まだ旧型タントの画像がありますが、新型の650/660系タントに対応する商品が出てくれば、ぜひ購入するのがいいでしょう。
プライバシーサンシェードは、アルミを挟んだ商品。
外からの熱を遮断し、冷気を保持します。逆に冬場はそとの冷気を遮断し、室内の保温効果をアップさせます。
部屋のカーテンと同じで、わずかな日差しが差し込むと、熟睡ができなくなることがあります。
プライバシーサンシェードは、吸盤式で車内の全ての窓の枚数分に対応しているかどうかを確認して購入しましょう。
ちなみに、新型タントには10枚のガラスがあります!
引用:https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17280250
エアーマットは必需品
さて、若干段差がある”フルフラット機構”。前席の座面とシートバック部分の凹みが残ったまま、いよいよ車中泊となります。
フルフラットの凹凸はそのままに、シュラフに身を包んで寝るのもいいでしょう。
ですが、シートの凹凸や荷室との段差を水平に直して、熟睡できる方法があります。
厚さ100mm!エアーマットは凹凸知らず
引用:http://www.shachu-haku.com/bedding/onlystyle_mat.html
車中泊専用のエアーマットをご存知ですか?
エアーベッドはネットや通販、新聞広告にも随分商品が出ていますが、車中泊専用となると、市場では1つか2つ程度。
その条件は、
①使用しないときは、丸めて袋に入れて小さく収納できる
②車内で膨らませるのに短時間で済む
③厚みがあり、シートの凹凸などを吸収してくれる
というものです。つまり、車中泊専用マットは過酷な条件の車中泊にクリアできれば、ほかのどの場所でも使える……という、万能マットなのです。
下の画像は、”ONLY STYLE”の車中泊マット。旧型タントに敷いて使っています。
引用:http://www.shachu-haku.com/daihatsu_tant.html
体重100キロ超の私がこのマットを使用。
シートの段差を全く感じさせない厚みと、程よい膨らみで快適に熟睡できました。
空気バルブをひねるだけで簡単に設置でき、収納性にも優れて場所を取らない等、これ以上ない素晴らしいマットです!
購入してすぐ使用する際は、一度ある程度時間を使ってマットを膨らまして慣らす必要があります。
でも何度か使えば5分も経たないうちに簡単に膨らみます。
今となってはこのマットが車中泊には欠かせない存在となりました。
このコメントは、ONLY STYLEに寄せられたユーザーの声で、画像とセットになっています。10cmの厚さで、100kgの荷重をうまく分散させて熟睡を助けているのです。
引用:http://www.shachu-haku.com/bedding/onlystyle_mat.html
車中泊マットは通販でいろいろラインナップされています。その選び方は、口コミ評価の高いものを選びましょう。
価格が安いものは、膨らみが足りなかったり膨らまなかったりする欠点があります。
車中泊で大切なのは、”サンシェード”と”マット”だけはケチらない!ということです!
まとめ
新型タントの車中泊をご紹介しました。
タントは、車中泊に適したクルマ。ドライブの途中で仮眠、あるいは道の駅で車中泊……
それ以外に、最近は集中豪雨や土砂崩れなどで、やむなく車中泊しなければならないこともあるでしょう。
車中泊専用マットは、そんな方に必需品。サンシェードとともに、用意しておくといいでしょう!