新型BMW 3シリーズ ツーリングの色・カラー情報が公開されています。
こちらでは新型BMW 3シリーズ ツーリングの色・カラーに何色があるか、そして人気のカラーはどれかについて紹介しています。
世界中「ベージュ」と「アイアンブルー」が流行中。
ここ数年は中国本土での売れ行きに頼っていたBMWも、カラーリングでかなり悩んでいるようです…
目次
ボディーカラーは13→5へと絞られている
引用:https://www.bmw.de/de/neufahrzeuge/3er/touring/2015/fahrdynamik-effizienz.html
デビュー当時は11種類 + 特別塗装色2種類のボディーカラーを日本に持ってきていたBMW JAPAN。
ですが、売れない車は引き揚げる!というメーカーの意向で、2016年は一気に5カラーへと絞り込まれました。
現在ディーラーで購入できる新型320i ツーリングにはないボディーカラーが走っている場合は、特別限定のブラックか、2015年までのモデルです。
ただ、カラーについては増えたり減ったりとかなり流動的で、基本的に「あるもの」から選ぶ…というスタンスを取りましょう。
インテリアのメリノレザー
引用:https://www.bmw.de/de/neufahrzeuge/3er/touring/2015/modelle-ausstattungen.html
引用:https://www.bmw.de/de/neufahrzeuge/3er/touring/2015/komfort-funktionalitaet.html
BMWのレザーはドイツやオーストリア本国でも一番。ドイツでは、BMWが高級である理由はボディーカラーよりも、インテリアにある、と言われています。
VWやメルセデスよりも高級感をこの3シリーズで味わえる理由は、メリノ・レザー。
実は、このレザーがどういったものから作られるのかは、BMW本社でも秘匿条項となっています。
そもそもレザーのほとんどは南ドイツ産の牛革が世界でも最高級とされ、それも仔牛の柔らかい牛革に色を染めることで、キャメル革やホワイト革にします。
ただ、メリノ=羊を意味し、実際に生後1歳から2歳未満の子羊の毛を「メリノ・ウール」として世界で使われ、革としても使われているのは確かです。
子羊は「ラム」、大人の羊は「マトン」と称するのがジンギスカンをはじめとする羊料理。
そうなると、BMWは320系のレザーに多くの子羊や仔牛を利用することになります。
このメリノ・レザーは、BMW傘下のローイスロイスにも使われており、ステアリングホーン部分にもキャメルレザー印象づけています。
メルセデスは商用車のイメージが濃く、VANはプラスティック製のダッシュボードをそのままはめ込んでいます。
また、Aクラスは価格も300万円台から購入できることから、インテリアは非常に安普請です。
比較すると、SUVのX1や2シリーズ以外は、売れ筋の3シリーズに高級感を持たせるのに成功しています。
インテリアのレザーだけで5色
引用:https://www.bmw.de/de/neufahrzeuge/3er/touring/2015/komfort-funktionalitaet.html
驚くべきは、そのインテリアレザーです。
オパール・ホワイト、キャメル、ブラックなどメリノ・レザーはシートからドアトリムに至るまで装飾として盛り上げます。
日本には牛を食べる習慣はあっても、その皮を生かす技術は非常に少ないのが現実。
鞄やバッグ、ベルトといった製品が多い一方で、東レが発明したアルカンタラなどをうまく利用するのが一般的。
つまり、工業製品として高級かどうかはどれだけ高級車に数多く搭載されるかがカギ。
そのため、他のメーカーに同じレザーを搭載させないための密約を同じ南ドイツ(BMWの本社は最南端バイエルン州ミュンヘン)の皮革企業と結んでいるようです。
このメリノ・レザーに関して、おそらくわかる方はまずいないでしょう。
革の表面の立体感は、なめしの工程で作り上げられるものですが、その一つ一つがオリジナルであるため、これぞBMWのメリノ・レザーというのは簡単ではありません。
日本のディーラーでも、そのレザーの良さに付いてはカタログスペック程度の知識で扱うのです。
ボディー色一覧
引用:https://www.bmw.de/de/neufahrzeuge/3er/touring/2015/design.html
引用:https://clubmini.jp/14832#09
引用:https://clubmini.jp/14832#09
この中で、2016年モデルは5カラーから選択可能。カラーリングに関しては、どの時点の塗装色かで変わることが多く、詳しくはディーラーでおたずねください。
また、ディーラーによっても答えが変わる可能性もあります。
人気はアルビン・ホワイト
引用:http://www.bmwusa.com/bmw/3series/sportswagon
BMWの塗装は高い…よくそんな話を聞くことがあります。
BMWセレクション・プレミアム延長保証という「アプルーブドカー」専用の保証は、BMWの品質保証を証明したもの、といえます。
このアプルーブドカーは、中古車をそのままの状態で再販しているのではなく、部品交換や再塗装をした上で、BMW独自の整備点検を行います。
再塗装に関しては、ディーラーがそのまま再塗装できないケースが少なくありません。
BMWは下塗り(さび止め塗装)が厚いのは、それだけさびやすい材質を多量に使っていることからです。
車重を軽くしないのは、ボディー剛性を保つことにありますが、あまりにも重くし過ぎているために走りは良いのですがその分長持ちしないのが特徴です。
アルビン・ホワイトはドイツ本国でも人気。
理由は欧州各国のメーカーがソリッド色やパール色など非常に華やかになっているのに対し、BMWだけは色味に派手さがありません。
引用:http://www.bmwusa.com/bmw/3series/sportswagon
全塗装で50万円。だが、それだけでは済まない
引用:http://www.mrwallpaper.com/wallpapers/BMW-328-Girl-1920×1080.jpg
アメ車で35万円(フォード)、BMWで50万円…これが全塗装の基準料金ですが、BMWは特に塗装費用が掛かります。
理由の多くは「アプルーブドカー」が多いこと。
新車の保証期間は3年、アプルーブドカーで1年。
つまり、BMWの賞味期限は日本車の3分の1以下であって、3年も過ぎれば、助手席下にサビがかなりケースがざらです。
320i ツーリングを購入する方は、なぜワゴンタイプにするのかをよく考えて、他車と比較することが大事です。
走りとラッゲージスペースの両立は、残念ながらBMWには無縁。
ですが、素晴らしいインテリアはドライビング欲求を高めます。
引用:http://images.cdn.autocar.co.uk/sites/autocar.co.uk/files/images/car-reviews/first-drives/legacy/bmw-btcc-web-487.jpg
色でも悩ましいBMW3シリーズツーリングですが、追加の費用などを考えても悩みが増えるだけ。
そうであれば、購入価格をそれだけ値引いてもらえばよいのです。
輸入車だから、高級車だからとは言わず、しっかりと値引き交渉をしましょう。その値引きの方法については、
「新型BMW3シリーズツーリング 値引き術!」で詳しく解説しています。
ぜひ参考に、自分好みの素敵なBMW 3シリーズ ツーリングを購入しましょう。