新型BMW 3シリーズ ツーリングの値引き方法について情報をまとめました。
新型BMW 3シリーズ ツーリングはどのように交渉すれば大きい値引き額で購入することができるのか。
その方法についてご紹介します。
値引率が上がっているBMW。
国内販売台数は5万828台と2016年は過去最大のセールスでイケイケだったBMW JAPAN。
ライバルのメルセデス・ベンツは6万7495台と5.5%増(前年比)とアップだったこともあり、2017年は実売数の増加を狙って、盛んに売り上げUPを図っているBMW。
車種としては、BMW傘下のMINIは1988年以来国内輸入車販売台数No.1を守ってきたVWゴルフを抜き、初めてNo.1の座についた分、調子には乗っていますが、BMWそのものはまだまだ攻勢に入る機会をうかがっています。
買うなら今がチャンスです!BMW!
目次
2016年、販売台数は増。ベンツとの差は1.6万台
引用:http://images.autoexposure.co.uk/AETA42813/AETV47590005_1b.jpg
BMWは今、快調です。2016年の輸入車販売実績がこうなっています。
1位… 67,495台 メルセデスベンツ(5.5%↑)
2位… 50,828台 BMW(7.8%↑)
3位… 47,726台 フォルクスワーゲン(5.2%↓)
4位… 28,718台 アウディ(3.5%↑)
5位… 24,917台 MINI(15.1%↑)
引用:http://images.honestjohn.co.uk/imagecache/file/fit/730×700/media/7727314/BMW%203%20Series%20Touring%20(4).jpg
BMW 3シリーズ ツーリングの値引き交渉
BMWのキドニーグリル、それはステータス。
……という方はもちろんいらっしゃるとは思いますし、女性に「俺、BMWに乗ってるんだ」とアピールしたいだけの方であれば、1シリーズでもいいかもしれません。
しかし、やっぱり乗る以上は走りにこだわりたいもの。
BMWの売れ筋3シリーズの、ステーションワゴンタイプのツーリング。
BMWである。走りがいい。そして荷物も載る。
輸入車、そして高級車としてのイメージが先行する分、値引き交渉は格好悪い、ディーラーではドンと言い値で買うのがいい、と思われるかもしれませんが、それは間違いです。
日本で販売されている輸入車は、ブランド料が加算されていると考えましょう。
大幅な値引きを常習的に行って、ブランドの価値を下げるようなことはしませんが、しっかり交渉すれば、その分しっかりと値引いてくれます。
がっつり値引き交渉する人の中には、本体価格から100万以上の値引きを引き出した、という方もいます。
100万越えはさすがにちょっと極端な例だとしても、平均で30万は超えます。
もちろん、交渉に入るタイミングも重要です。
3月の年度末、盆明けから9月の中期決算に向けて、12月の年末商戦、この時期には大きな値引きが期待できます。
また、値引き交渉で良く使われる相見積もりですが、BMW 3シリーズ ツーリングの場合、ステーションワゴンという車体と車格で比べるなら、ベンツCクラスステーションワゴンは外せません。
車格は違いますが、国産のレヴォーグやアテンザワゴンなどを引き合いにして、価格差で勝負するのもアリです。
値引きを言い過ぎるとディーラーとの付き合いが悪くなるかも…と心配する方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
ディーラーは、もちろん車を売ってナンボ、という考えもありますが、それと並行して、オイル交換や車検などのアフターサービスも大切な収入源です。
長く付き合あって行きたい、という気持ちを伝えることが大切です。
そして、これだけではありません。
さらに一歩踏み込んだ値引きは、
→ 新型BMW3シリーズツーリングを値引きからさらに50万円安く買う方法とは?
で紹介していますので、気になる方はぜひ参考に!
BMWは、基本的に見た目では区別が付きにくい
引用:http://images.honestjohn.co.uk/imagecache/file/fit/730×700/media/7727304/BMW%203%20Series%20Touring%20(3).jpg
年間の販売台数236万台…そのうち日本が5万台ですから、その数は決して多いとは言えません。
ですが、年間5万台ということは、毎月4,000台を売っていることになり、トヨタ・カローラアクシオ(セダン)とほぼ同じ台数に匹敵します。
カローラアクシオは、誰でも名前程度は知っている小型乗用車であり、オーソドックスな5ナンバーコンパクトセダン。
BMW3シリーズは30年前はカローラとほぼ同サイズのボディーで、5ナンバーだったことから(E30、1982年-94年)BMWビギナーに大量販売されました。
ところが、この時代より後、E90(2005年-12年)は全幅が1,782 – 1,817㎜と、完全にマッスルボディにイメチェンし、ボディー剛性を高めたこともあって、ビギナーが簡単に手を出す車ではなくなってしまいました。
320iのシャーシを使った330、340はよりトルクフルなエンジンを搭載していますが、5シリーズとの違いはエクステリアからはなかなかわかりません。
トヨタ・日産の場合、エントリークラスとファミリーユース、ミニバンだどしっかりした区分けができますが、BMWのセダンとツーリングワゴンは非常に難解です。
引用:http://www.rac.co.uk/drive/images/made/drive/images/remote/http_f2.caranddriving.com/images/used/big/bmw3stouring99on_750_500_70.jpg
引用:http://cdn2.carbuyer.co.uk/sites/carbuyer_d7/files/styles/16x9_720/public/bmw-3-series-touring-front-cornering.jpg?itok=OgM1oopQ
実は、致命的な問題があるBMW
引用:http://cdn2.carbuyer.co.uk/sites/carbuyer_d7/files/styles/16x9_720/public/bmw-3-series-touring-side-tracking.jpg?itok=D-M5Aknt
トヨタクラウンアスリート、といえばジャン・レノが出演したCMにピンクボディが登場し話題になりました。
ですが、街中で走るクラウンほど長持ちしている車はありません。
10年10万キロは問題なく、20年走り続けているクラウンタクシーはざら。
高級車の部類に入る車では、今日異次元の長期品質を保っています。ところが、BMWの場合はどうでしょうか?
BMWは2年から3年おきに買い替えるオーナーが多く、理由は「それ以上走るとコストランニングが車両価格を上回る」と言われているからです。
その証拠に、320iツーリングの2011年製造モデルが、5万キロ走って150万円ほどで中古車市場で流通されています。
むろん、グレードによって424万円から704万円と差額が生じますが、仮に450万円が150万円となれば、下取り価格は70万円から75万円ほど。
大雑把に言えば、1万キロ走るごとに、75万円から80万円ほど価値が下がっていく計算になるのです。
もし、10万キロも走らせたら…700万円以上も価値が下がる。
これは走る鉄くずになってしまうことを意味するのです!
一番リーズナブルな3シリーズ。だが、耐用年数は5年、5万キロ
引用:https://i.ytimg.com/vi/ORrbMf71Qs4/maxresdefault.jpg
引用:http://images.clickedit.co.uk/8237/81733104.JPG
そんなことは聞いてない!お金があるから気にしない!それならそれでも良いでしょう。
ですが、3万キロ走ればランフラットタイヤはすでに2度は全交換しているはず。
あるいは、整備点検で20万円程度は何かしら支払っているはずです。
それでもかまわない場合、一番痛いのは「故障が多くなる」ことで、修理工場行きが頻繁になることでしょう。
エンジンは素晴らしいのですが、修理する場合、日本車とは逆向きに、車体下から整備しなければならず、大変手間がかかります。
その結果、メンテナンス費用が頻繁にかかることから、面倒になって売ってしまう方が非常に多いわけです。
良いでしょうか?こんな車と付き合うわけですから、適正価格をどう見るか、ということになります。
例えば、スバル・アウトバックなら10万キロ走っても整備費用はBMWの数分の1で済みます。
引用:http://www.blogcdn.com/jp.autoblog.com/media/2013/04/-1367323932.jpg
引用:http://gtspirit.com/wp-content/uploads/2015/05/2016-bmw-3-series-touring-17.jpg
走行距離2万キロ以下の車ばかりが並ぶ、中古車市場
引用:http://3.bp.blogspot.com/-OenGKNHVSgk/T7El2UDh2uI/AAAAAAAABBA/9debVF5M_3c/s1600/P90093372.jpg
320iに限らず、BMWの中古車は高年式しか見当たりません。
整備費用の高騰、メカニック不足は大変な問題なのです。
そうこうしてまで10年前のBMWを買う人は、ドイツの中世の城を買うようなもの。
憧れて買ったはいいものの、雨漏りはするは、手直しはドイツ人でなければ直せない、法律で昔同様の方法で補修しなければならない、と来たもんだ。
そんな車があれば、嫌になってしまうのは目に見えます。
どうしても欲しい場合は、故障リスク、補修費用リスクを同時に買うようなもの。
それなら、故障しない日本車と競合させればいいだけの話でしょう。
出来れば期末にがっつり値引いてもらいましょう。1
2月はBMW本体が最も気にする販売台数の締め。
クリスマス休暇前に契約するのが鉄則です。この時期は、大バーゲンを行いますが、販社によってその実施内容は変わります。
県境のディーラーは行ってみること。BMWディーラーの言いなりになって、見栄を張ってはいけません。
ドイツ本国では値引きは常識。カモになっていいわけではないのです。
→ 新型BMW3シリーズツーリングを値引きからさらに50万円安く買う方法とは?