新型ランドクルーザー200の燃費情報が公開されています。
こちらでは新型ランドクルーザー200の燃費に関するデータを グレード別にご紹介します。
目次
メーカーが公表している新型ランドクルーザー200の燃費
引用:http://www.webcg.net/articles/-/33346
メーカーが公表している新型ランドクルーザー200の燃費は、ZXとAX”Gセレクション”は6.7km/L、AXとGXは6.9km/Lです。
引用:http://toyota.jp/landcruiser/performance/engine/
この燃費はトヨタの乗用車の中では最も悪いもので、国産車の燃費としても日産GT-Rの5.7km/L、レクサスLX570の6.5km/Lに次ぐものになります。
新型ランドクルーザー200は燃費を気にしながら乗る車ではないとはいえ、低燃費車全盛の今の時代にこれほど燃費の悪い車も珍しいと言わざるを得ません。
日常的な足代わりとして新型ランドクルーザー200に乗る、という方はある程度の覚悟を持って乗る必要があるでしょう。
新型ランドクルーザー200の実燃費はどのくらいか
引用:http://www.webcg.net/articles/gallery/33346
メーカーが公表しているいわゆる「カタログ燃費」と実際にユーザーが日々の利用の際に計測する「実燃費」は異なります。
現実問題として実燃費はカタログ燃費に比べると2割から3割程度落ちるのが一般的、とされているようです。
そしてもちろん、車の購入を検討している方にとってはカタログ燃費よりも実燃費の方が参考になるのは言うまでもありません。
そこで燃費口コミサイト「e燃費」に寄せられた新型ランドクルーザー200の燃費の口コミを確認してみました。
その結果、本稿執筆時点でZXとAX”Gセレクション”の実燃費の平均は7.63km/L、AXとGXは7.44km/Lとなっていました。
カタログ燃費はそれぞれ6.7km/Lと6.9km/Lなので、達成率は113.89%、107.88%です。
なぜか実燃費がカタログ燃費を超えている、という結果となっています。
このような結果になることは非常に珍しく、例えば同じトヨタプリウスのA/Aプレミアム/Eはカタログ燃費が37.2km/L~40.8km/Lに対して口コミの平均が26.14km/Lで達成率が64.08%~70.28%、新型ランドクルーザー200と並んで燃費が非常に悪いトヨタのSUV、FJクルーザーはカタログ燃費が8.4km/Lに対して口コミの平均が7.45km/Lで達成率が88.69%に過ぎません。
実燃費のカタログ燃費に対する達成率は70%もあれば合格とされていますが、カタログ燃費を超える実燃費を出すというのは、サンプルの1つではありますが評価に値すると言えるでしょう。
新型ランドクルーザー200の燃費に関する口コミ
引用:http://www.kanto-oil.co.jp/
次に「価格.com」に寄せられた新型ランドクルーザー200の口コミの中から、燃費に関するものをいくつかピックアップしてご紹介します。
燃費はだいたい5~7km/Lです。近々、ガナドールのマフラーに変えようと思っていますので、ちょっとは燃費とパワーがアップするのかな・・・と。
燃費を気にするクルマじゃありません。ハイオクですし、90L入るし、1Lあたり5~7kmです。しょっちゅう1万円分消えていきます。それでも500km走れないのは悲しい。
奈良は坂が多いせいか近辺で4km/L。通勤で(晴天でのみ時たま)5km/L。高速遠出最大8.3km/L、郊外遠出7km/L。ハイオクが安いのでいいか。
直近では、ハイブリッド2台乗って来たので、燃費が悪いのは当たり前。しかもハイオク。2,000kmほど走ったが、ディスプレイに表示される平均燃費は6km/L。給油後平均燃費で、これまでの最高は中央道、首都高を走ったときの8.1km/Lだった。東京から安比までの550kmを往復、6人乗車で、燃費は7.7km/Lほど。スタッドレスタイヤにしてから、燃費が落ちたような気がする。
街乗り5km/L、高速6km/L(すべてトレーラー牽引時)。こんなもんでしょ!仕方ないと思う。
キャンプ道具満載の為か、5km/Lと激悪だったが、2.7トン弱のZXでガソリンエンジンということを考えると割と頑張っているのかもと思えた。
気にすると乗れない。
街乗りは目を疑うほどの悪さ。高速など遠出では7km/Lを超えるので、エルグランドよりも良い。96リットルタンクらしいので、簡単に1万円超える。
街乗り5km/L、遠出7.5km/Lといった感じ。1回の給油で12,000円、悪いとは思います。
この重量でこの排気量で一般道4~5km/L、高速8~9km/L。充分です!
上記の口コミでは最低燃費は4km/L、最高燃費は9km/L、平均すると7km/L弱程度になるかと思います。
さすがに平均をとるとカタログ燃費を大きく超える、ということはなさそうですが、それでも高速道路走行時の燃費はカタログ燃費を超える口コミもありましたし、平均でもカタログ燃費に近い実燃費が出ていることがわかります。
e燃費と価格.comの両者に寄せられた口コミを総合して考えると、新型ランドクルーザー200の燃費は概ねカタログ記載の数字ぐらいは出る、と考えてよさそうです。
口コミそのものを見てみると、燃費は悪いと思いつつも受け入れて乗っている方が多いように見受けられます。
「気にすると乗れない」という口コミがありましたが、まさにこのひと言に集約されていると思います。
新型ランドクルーザー200の値引きの方法については、
「新型ランドクルーザー200 値引き術!」で詳しく解説しています。
ぜひ参考に、お得にランドクルーザー200を購入して下さい。
新型ランドクルーザー200のガソリン代を節約するには
引用:http://atlas-ad.co.jp/%E3%82%AC%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%89%E3%80%80%E6%B2%B9%E5%88%A5%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B8/
新型ランドクルーザー200の燃料タンク容量は93Lです。使用燃料はハイオクですので、ガソリン価格をリッター135円と仮定すると満タン給油で必要な金額は12,555円となります。
さすがに空の燃料タンクに給油することはないと思いますが、それでも1回辺りの給油で10,000円程度のお金が飛んでいくわけです。
ガソリン代を少しでも節約するためには「燃費の良い車に乗る」もしくは「ガソリン代を安くする」のどちらかしかありませんが、今回は後者のガソリン代を安くする方法を考えてみたいと思います。
1円でも安いガソリンスタンドで給油する
引用:http://autoc-one.jp/catalog/mazda/cx-5/photo/168/
ガソリン1リッターあたりの価格はガソリンスタンドによってかなり差があります。下の画像をご覧ください。
引用:https://gogo.gs/rank/result/?pref=13&ws=&p_mode=1&kubun%5B0%5D=0&kubun%5B1%5D=1&areas%5B13209%5D=13209&desd=3&x=103&y=9
これはガソリン価格口コミサイト「gogo.gs」に寄せられたガソリン価格のデータの中から、本稿執筆時から3日以内の東京都町田市のガソリンスタンドのハイオク1リッターあたりの価格を表にしたものです。
最安値は134円、最高値は144円ですから10円も違う、ということになります。仮に新型ランドクルーザー200に90L給油するとすると、900円も違います。
月に1回給油すると年間10,800円、10年乗れば108,000円もの差ということです。
ちなみにこの2つのガソリンスタンドの距離は約3.4km、時間にすると車で約10分ですが、もう10分車を走らせて給油する手間をかけるかかけないかで年間10,000円の差は大きいと言えるのではないでしょうか。
ガソリンスタンド発行のクレジットカードで給油する
ガソリンスタンドの看板をよく見てみると、同じ種類のガソリンでも複数の価格が表示されているのがわかると思います。
引用:https://gogo.gs/cm/2703000337/
上の画像は少し前のものですが、レギュラー、ハイオク、軽油それぞれ「一般価格」「TSUTAYAカード」「メール会員」「ENEOSカード」と価格が分かれています。
1番安いのはENEOSカード、という箇所ですが、これはENEOSカードというクレジットカードを使って給油をする場合に1リッターあたりこの価格になるよ、ということです。
引用:http://www.noe.jxtg-group.co.jp/carlife/card/card/index.html
ENEOSカードはENEOSブランドを運営しているJXTGエネルギーが発行しているクレジットカードですが、いくつかの種類があります。
ここではENEOSカードを例に挙げましたが、昭和シェル石油の「シェルスターレックスカード」やエッソ・モービル・ゼネラルの「シナジーカード」など、ガソリンスタンドが発行しているクレジットカードは様々なものがありますので、ご自身がよくお使いになるガソリンスタンドで最も良条件で給油ができるクレジットカードを1枚持っておくとよいでしょう。
クレジットカードを作りたくなければ現金会員カードをゲットしよう
ガソリンスタンドの中には「現金会員価格」という表示を掲げているところがあります。現金会員価格は現金会員ではない一般のお客さんが給油する価格より1円から2円程度安くなっていることが多いです。
この現金会員とはガソリンスタンドを運営している会社などが独自に設けている制度で、多くのガソリンスタンドで「現金会員になりたいです」というとその場ですぐにカードを発行してくれます。
筆者の個人的な経験では、名前や電話番号といった個人情報を聞かれたり書かされたりしたことは過去に1度もありません。
中には給油機の横に「ご自由にお持ちください」と現金会員カードが置いてあるところも多いです。
引用:http://minkara.carview.co.jp/userid/1464890/blog/27368488/
このようなカードを目にしたことがある方も多いでしょう。これらはクレジットカードではないので、もらえる場合は安心してもらっておきましょう。
なお一部のENEOSのスタンドでは「ENEOS Tカード」というものを発行しています。
引用:http://www.noe.jxtg-group.co.jp/tcard/tukuru/index.html
これはあのTカードとENEOSが提携して発行しているもので普通のTカード同様にTポイントが貯まったり使えたりするものですが、一部のガソリンスタンドでは現金会員カードと同様の扱いをされています。
Tポイントカードはファミリーマートを始めとして使えるお店が非常に多いので、お近くのENEOSでENEOS Tカードを発行していたらぜひ作っておきましょう。
新型ランドクルーザー200の燃費まとめ
引用:http://www.webcg.net/articles/gallery/33346
以上、新型ランドクルーザー200の燃費についてご紹介しました。
「ランクルは燃費が悪い」というのは定説ですが、実際に調べてみると7km/L程度の燃費は期待してよさそうだ、ということがわかりました。
最近は低燃費のハイブリッド車やコンパクトカーが人気を集めていますので、燃費が7km/Lと聞くと眉をひそめる方が多いと思います。
しかしつい10年ほど前の2.0Lクラスのガソリン車はこの程度の燃費の車はザラにあります。10年落ちの車は今でも街中に多数走っていますし、まだまだ多くの方が普通に乗っています。
これがさすがにスーパーカー並みの3km/L、2km/Lという燃費ならあまりおすすめはできませんが、新型ランドクルーザー200があのエンジン、あの性能で7km/Lという燃費なのは、あまり気にする必要もないのかな、という気もします。
高価な車なので誰でもが買える、というわけではありませんが、この車を買える方であればガソリン代のことはあまり心配せずに思い切って買ってしまった方が幸せになれると思います。
多少のガソリン代を犠牲にしても、あり余る魅力が新型ランドクルーザー200にはあるからです。