新型BMW 1シリーズのオプションの情報が公開されています。
こちらでは新型BMW 1シリーズにはどのようなオプションがあるかなどをご紹介しています。
118i の価格と標準装備
FFレイアウトに大変身した、新型BMW1シリーズ。BMWと言えば、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンがラインナップされますが、今回はガソリンモデルのプライスと、標準装備、オプションをご紹介します。
グレードは118iが3つありますが、後ほど人気の《M Sport》に絞ったおすすめオプションとその合計額、車両本体とオプションの総合計がいくらになるか!も検証していきます。
引用:https://www.driving.co.uk/news/new-cars/2020-bmw-1-series-prices-performance-practicality-images-sale-date/
グレード | トランスミッション | ステアリング | 価格 |
Standard | 7速DCT | 右 | 3,340,000円 |
Play | 3,750,000円 | ||
M Sport | 4,130,000円 |
主な諸元グレードの違いとは
引用:https://www.bmw.co.jp/content/dam/bmw/marketJP/bmw_co_jp/pdf/all-models/1/F40_219_JPN_Web_Catalog.pdf
Standard/Play/M Sportの大きな違いは、《装備》と《走り》。直列3気筒ガソリンエンジン+ツインターボ搭載は3グレード共通。その他の全車共通のおもな標準装備は以下の通りです。
全グレード共通の標準装備、”パーキング・アシスト”
・PDC《パーク・ディスタンス・コントロール》
(フロント&リヤ、ビジュアル表示機能付)
・パーキング・アシスト
(並列・縦列)
・リヤ・ビュー・カメラ
(予想進路表示機能付)
・リバース・アシスト《後退時ステアリング・アシスト機能》
引用:https://www.bmw.co.jp/content/dam/bmw/marketJP/bmw_co_jp/pdf/all-models/1/F40_219_JPN_Web_Catalog.pdf
Play/M Sport に標準装備、Standardに装備無し ”ドライビング・アシスト”
・レーン・ディパーチャー・ウォーニング
(車線逸脱警告システム)
・レーン・チェンジ・ウォーニング
・前車接近警告機能
・衝突回避・被害軽減ブレーキ
・後車衝突警告機能
・クロス・トラフィック・ウォーニング(リヤ)
・トラフィック・サイン・アシスト(速度制限認識)
Standard と Play の車両本体価格差は41万円。その大きな部分がこの安全運転支援機能”ドライビング・アシスト”です。逆に言えば、この部分が不要ならStandardを選んでもPlayとの走りの差はないことになります。
M Sport の標準装備
引用:https://www.bmw.co.jp/content/dam/bmw/marketJP/bmw_co_jp/pdf/all-models/1/F40_219_JPN_Web_Catalog.pdf
413万円で”M Sport”が買える!オトコなら、やっぱりMだろ!そんな口コミが多い、新型1シリーズ。
走りの楽しさが味わえる M Sport ですが、標準装備は《Play》とほとんど変わりません。375万円の車両価格《Play》との38万円差は”M Sport 専用オプション”が買える権利金のようなもの。
オプションをどんどん付けて、Mスポに仕上げて下さい!という販促なので、予算を多めに用意しておきましょう。
標準装備
M スポーツ・サスペンション
※え!これだけ?というのが、Mスポの標準装備。折角の足回りですから、専用オプションを足してみましょう。
M Sport のおすすめオプション
引用:https://www.bmw.co.jp/content/dam/bmw/marketJP/bmw_co_jp/pdf/all-models/1/F40_219_JPN_Web_Catalog.pdf
M スポーツ・プラス・パッケージ:310,000円
● M スポーツ・シート
※ クロス・トリゴン・アルカンタラ・コンビネーション・シートが装備
● M シートベルト
● M リヤ・スポイラー
● M スポーツ・ブレーキ
● 18インチ M ライト・アロイ・ホイールVスポーク・スタイリング 554M 8J×18ホイール+225/40Rタイヤ 〔ランフラット・タイヤ〕
この専用パッケージは定番。タイヤとアルミが入ってお得!というのがセールストークです。
コンフォート・パッケージ:170,000円
● オートマチック・テールゲート・オペレーション(オープン/クローズ) ● ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
※オートマチックテールゲートオペレーション単体の場合は、68,000円。
iDriveナビゲーション・パッケージ:249,000円
最新のインフォテインメントシステムは、単体で付けることができないためパッケージ購入する必要があります。
● BMWライブ・コックピット
・10.25インチ マルチ・ディスプレイ・メーター・パネル
・10.25インチ ワイド・コントロール・ディスプレイ
〔タッチ・パネル機能付〕
・HDDナビゲーション・システム〔VICS 3メディア対応〕
● BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント
(AI音声会話システム)
● ITSスポット対応DSRC車載器
(ルーム・ミラー内蔵、ETC機能付)
● BMWコネクテッド・ドライブ・プロフェッショナル
・USBナビ・アップデート[3年間]
・Apple CarPlayプレパレーション〔1年間〕
ビジョン・パッケージ:270,000円
● アダプティブLEDヘッドライト
・LEDハイ/ロービーム
・LEDフロント・ターン・インジケータ
・LEDコーナリング・ライト
・LEDデイタイム・ランニング・ライト
● ハイビーム・アシスタント
● BMWヘッドアップ・ディスプレイ
ハイライン・パッケージ:220,000円
● 電動フロント・シート
(運転席&助手席、運転席メモリー機能付)
● フロント・シート・ヒーティング
● パーフォレーテッド・ダコタ・レザー・シート
・マグマ・レッド〔グレー・ハイライト〕
※Mスポ専用のマグマレッドシートは、魅惑的!
電動パノラマ・ガラス・サンルーフ:150,000円
ローラーブラインド機能付、ウィンドディフレクターも装備。
引用:https://www.bmw.co.jp/content/dam/bmw/marketJP/bmw_co_jp/pdf/all-models/1/F40_219_JPN_Web_Catalog.pdf
チルト&スライド、コンフォート・オープン/クローズ機能付。下取り車として再販するときの価格査定が高いため、付ける人が少なくありません。
HiFiスピーカー・システム(205W、10スピーカー):50,000円
メタリックペイント:79,000円
ソリッドのホワイト以外はメタリック。
メインテナンスパッケージ(10万キロ):116,000円
10万キロまで乗らない人は、6万、8万キロ設定の料金もあります。
Mスポのおすすめオプション合計は……1,614,000円。これに車両価格を加えると、これだけで 5,744,000円。諸費用込で600万円超というところでしょう。
M135i xDrive の標準装備
4気筒エンジン、4WDのM135iは118iとは別物のクルマ。装備はフルカウント、走りにこだわるならおすすめです。
引用:https://www.bmw.co.jp/content/dam/bmw/marketJP/bmw_co_jp/pdf/all-models/1/F40_219_JPN_Web_Catalog.pdf
グレード | トランスミッション | ステアリング | 価格 |
M135i xDrive | 8速スポーツAT | 右 | 6,300,000円 |
M135i xDrive の標準装備とは
クルーズ・コントロール
(ブレーキ機能付)
ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール
(ストップ&ゴー機能付)
xDriveシステム(電子制御前後駆動力配分4輪駆動)
M スポーツ・ブレーキBMWライブ・コックピット:
・10.25インチ マルチ・ディスプレイ・メーター・パネル
・10.25インチ ワイド・コントロール・ディスプレイ
(タッチ・パネル機能付)
・HDDナビゲーション・システム
(VICS 3メディア対応)
・BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント
(AI音声会話システム)
・ITSスポット対応DSRC車載器
(ルーム・ミラー内蔵、ETC機能付)
315i xDriveは、足周りが最初から標準設定。あとはインテリアの仕上げということになります。レザーシートなど、こだわりのオプションを選びましょう。
1シリーズのオプション単体一覧
引用:https://www.bmw.co.jp/content/dam/bmw/marketJP/bmw_co_jp/pdf/all-models/1/F40_219_JPN_Web_Catalog.pdf
ここからは、単体オプションの内容をご紹介します。
クルーズコントロール(ブレーキ機能付)
《Play》《M Sport》にオプション、《M135i》は標準
※《Standard》は設定無し……クルーズコントロールは”速度80km”などに指定して、走る機能です。ブレーキ機能が付いているため、前方車両と接近しすぎるとブレーキが働くというものですが、あくまでも緊急対応。アクセルとブレーキは自分でしっかりコントロールします。
ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
《Play》《M Sport》にオプション、《M135i》は標準
※《Standard》は設定無し……アクティブクルーズコントロールは、”追従機能”のあるクルーズコントロール。渋滞や流れのある高速道などでは、アクセルとブレーキから足を離して運転できる機能。日産が”プロパイロット”の名で宣伝していて、自動運転の一段階です。
BMWコネクテッド・ドライブ・プロフェッショナル
USBナビ・アップデート(3年間)
Apple CarPlayプレパレーション(1年間)
《Standard》《Play》《M Sport》にオプション、《M135i》は標準
M スポーツ・ブレーキ
《M Sport》にオプション、《M135i》は標準
M リヤ・スポイラー
《M Sport》にオプション、《M135i》は標準
オートマチック・テールゲート・オペレーション(オープン/クローズ)
《Play》《M Sport》にオプション、《M135i》は標準
※《Standard》は設定無し……自動でリヤゲート(テールゲート)の開け閉めを行うシステム。足を使うのがミソ!
BMWライブ・コックピット
引用:https://www.bmw.co.jp/content/dam/bmw/marketJP/bmw_co_jp/pdf/all-models/1/F40_219_JPN_Web_Catalog.pdf
10.25インチマルチ・ディスプレイ・メーター・パネル
10.25インチワイド・コントロール・ディスプレイ(タッチパネル機能付)
HDDナビゲーション・システム(VICS 3メディア対応)
《Standard》《Play》《M Sport》にオプション、《M135i》は標準
電動フロント・シート(運転席&助手席、運転席メモリー機能付)
《Play》《M Sport》にオプション、《M135i》は標準
フロント・シート・ヒーティング
《Play》《M Sport》にオプション、《M135i》は標準
※電動フロントシート、ヒーティングの2つは《ハイラインパッケージ》の設定があります。注意したいのは、BMWだからといってシートはフルパッケージではない!ということ。装備で一番大事なのはシート関係です。優先順位の1番にオプション買いしましょう!
BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント(AI音声会話システム)
《Standard》《Play》《M Sport》にオプション、《M135i》は標準
※”ハイ、ビーエムダブリュー!”でクルマと会話を行う、インフォテインメントシステム。間違っても、”ハイ ベンベー”とか”ハイ ベンツ”などと言ってはいけません。無視されます。
M スポーツシート
ヘッドレスト一体型のスポーツシート。
引用:https://www.bmw.co.jp/content/dam/bmw/marketJP/bmw_co_jp/pdf/all-models/1/F40_219_JPN_Web_Catalog.pdf
電動パノラマ ガラスサンルーフ
ヘッドアップディスプレイ
ヘッドアップディスプレイはオプション設定。標準だと勘違いしてはいけません!
アダプティブLEDヘッドライト
コーナリング・ライト付。コーナーに進入した際に角度を自動制御し、車が曲がる方向を照射して安全性を高めます。さらに左折、右折時にはLEDコーナリング・ライトが点灯し、横方向を明るく照射。
まとめ
引用:https://www.autocar.co.uk/car-review/bmw/1-series
新型118iの仕様とオプション、とくにM Sportのオプションと価格をまとめました。
ゴルフRよりもAクラスよりも高い…という価格設定。車両本体だけみると300万円台から買える…という気軽さはありますが、最新のインフォテインメントシステムは別としても、シートやLEDヘッドライトなど、ドライビングで優先順位の高い部分が全てオプションになっているのに注意が必要です。
1シリーズだから安い…ということはなく、中古の3シリーズを買うのとあまり変わらないという人もいるほど。
もちろん、ここから値引交渉開始ですが、販売台数を伸ばしたいBMW、ぜひオプション分の値引を引き出していい買い物をしたいですね!