BMW 新型1シリーズ スペックまとめ!

1シリーズ

新型BMW 1シリーズのスペックが公開されています。

こちらでは新型BMW 1シリーズのスペックと主な特徴をまとめましたのでご覧ください。







ボディスペック

↓フロントマスクのキドニーグリルがさらに巨大化しただけでなく、バンパー下形状のダクトを大きく取ることで低重心さを印象づけたデザイン。ただ、サイドビューは意外に平凡になってしまった。

引用:https://www.bmw.co.uk/en/all-models/1-series.html

引用:https://www.bmw.co.jp/content/dam/bmw/marketJP/bmw_co_jp/pdf/all-models/1/F40_219_JPN_Web_Catalog.pdf

グレード118i Standard118i Play118i M Sport
全長4,335mm4,355mm
全幅1,800mm
全高1,465mm
ホイールベース2,670mm
トレッド前1,565mm1,560mm
トレッド後1,565mm
最低地上高155mm
最小回転半径5.7m


Aクラス、アウディA3とのスペック比較

BMW、メルセデス・ベンツ、アウディはドイツ車御三家ですが、この1.3〜1.5Lエンジンは最小クラスのパワートレーンです。

BMW 1シリーズの場合、姉妹車として《BMW MINI》があり、FFレイアウトはMINIで成功できたために採用されました。

エンジンパワーは、140馬力、220Nmと《スズキ スイフトスポーツ》とほぼ同じ。ただ、オートマチックトランスミッションなため、BMWとしてはおとなしいハンドリング、回頭性を見せます。

グレード118i PlayA180 スタイルA3 1.4 Sport
全長4,335mm4,420mm4,325mm
全幅1,800mm1,800mm1,785mm
全高1,465mm1,420mm1,450mm
ホイールベース2,670mm2,730mm2,635mm
エンジン直3DOHC ターボ直4DOHC ターボ直4DOHC ターボ
総排気量1,499cc1,331cc1,394cc
最高出力140ps/4,600-6,500rpm136ps/5,500rpm122ps/5,000rpm
最大トルク220Nm/1,480-4,200rpm200Nm/1,460-4,000rpm200Nm/1,400rpm
価格375万円369万円332万円

M135i

118iのアッパーグレードには、M135i xDriveがあり、スペックは直4 2Lターボエンジン。306馬力の最高出力があり、コンパクトスポーツが欲しい人には、当然選択肢になるでしょう。



FFレイアウトで、ショートノーズに変化した、1シリーズ

引用:https://actu.fr/lifestyle/nouvelle-bmw-serie-1-traction-lannee_24045254.html

ここに《BMW 1》、《ベンツA180》、《アウディA3》のサイドビュー図を並べてみます。BMWと言えば、FRレイアウトだったことから、前輪がかなり前に配置され、ロングノーズでドライビングポジションがクルマのセンター付近にまで後退配置されているのが特徴です。

現在の3クラスでも踏襲されていますが、他社の5mクラスのセダンを除き、FR車はすべてこのスタイル。

新型1シリーズ、A180、A3はすべてFFなため、フロントドアの配置も似通っているのが分かります。



BMW 1

引用:https://www.bmw.co.jp/content/dam/bmw/marketJP/bmw_co_jp/pdf/all-models/1/F40_219_JPN_Web_Catalog.pdf



ベンツA180

BMW1との大きな違いは、やはり”ベンツの質感”と細長いディスプレイによるメルセデスのコックピットのあり方、インフォテインメントによって、クルマと会話を楽しむことでしょう。

純粋に走りを楽しみたいならば、BWWを選ぶのがまちがいありません。

引用:http://www.mercedes-benz.jp/catalog/a-class/ebook/spec/index.html#



アウディ A3

アウディA3はセダンがあることから、ハッチバックというよりもワゴンスタイル。標準価格に対して、オプションが高いというのが定説です。

この売らすはVWとほぼ同じ作りと言ってよく、価格に見合うクルマかどうかはよく考える必要があります。

引用:https://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/a3/a3_sportback.html#layer=/jp/web/ja/models/a3/a3_sportback/layer/dimensions/



マツダ3、レクサスCTとのスペック比較

引用:https://www.autocar.jp/news/2019/08/29/404855/

BWW1の国産ライバル車との比較。まずは、2019年に電撃デビューとなった、マツダ3。そのスタイリングはとくに欧州各国で絶賛され、もっとも美しいハッチバックとも言われています。

もう一台は、2011年デビューのレクサスCT200h。レクサスではUXというコンパクトSUVが新規デビューを果たしていますが、CTはコンパクトハッチバックでレクサスブランド車ということで人気が衰えない一台。

パワートレーンは、マツダ3が1.8Lディーゼル、と2Lガソリンが設定。BMW1シリーズと比較するには、ボトムエンドの1.5Lで比較してみました。

グレード118i Play15S TouringCT200h C
全長4,335mm4,460mm4,355mm
全幅1,800mm1,795mm1,765mm
全高1,465mm1,440mm1,460mm
ホイールベース2,670mm2,725mm2,600mm
エンジン直3 DOHCターボ直4 DOHC直4 DOHC+モーター
総排気量1,499cc1,496cc1,797cc
最高出力140ps/4,600-6,500rpm111ps/6,000rpm99ps/5,200rpm+82ps(モーター)
最大トルク220Nm/1,480-4,200rpm146Nm/3,500rpm142Nm/4,000rpm+207Nm(モーター)
価格375万円227万円 399万円

マツダ3

デザインがとくに素晴らしい、と評判のマツダ3。MTもあり、走りには定評のあるスカイアクティブも搭載モデルもありますが、Cピラー面積の大きさのため、後方視界が非常に見にくい難点も。

引用:https://response.jp/article/2019/05/24/322699.html

レクサス CT200h

レクサスの末弟、選ぶメリットはハイブリッド車でありながらプレイアム感を持つことでしょう。ただ、走りを極めるコンパクトハッチではなく、あくまでもレクサスという価値観を持つハッチバックである、ということ。

引用:https://autoc-one.jp/lexus/ct/report-1702027/

まとめ

引用:https://www.autocar.jp/photo/news/404855/#photo2

7速DCTを採用している、BMW 1シリーズ。ダブルクラッチは新しいテクノロジーではありませんが、コンパクトカーでは加速のシームレスな伸びや、エンジンの小気味よさでは国産車(スズキ スイフト)でも採用されるほど人気のトランスミッションです。

AクラスやA3、マツダ3ファストバックと大きく違うところ…それは、走ること、曲がること、止まることの3つを忠実に極めようとしたクルマであること。

デザインに関しては、好き嫌いがはっきりするかもしれません、ただ、最近は3年ほど乗って買い替えるBMWユーザーが多いことから、あくまでもエンジンフィールを楽しむコンパクトハッチという面が強いでしょう。