2016年の新型アコードハイブリッドのオプションの情報が公開されています。
こちらでは2016年の新型アコードハイブリッドにはどのようなオプションがあるかなどをご紹介しています。
新型アコードハイブリッドのグレードは、EXとLXの2つのみです。
主要装備品とグレード別装備、オプション品と見ていきましょう。必要な装備品は何か見定めて、自分に合った装備にすることは、車を長く使用するときのコツでもあります。
2016年の新型アコードハイブリッドの標準装備品は充実していますので、その内容から見ていきましょう。
目次
新型アコードハイブリッドの基本装備品
EX・LX共に、安全装備のホンダセンシングをオプションではなく標準装備としたことが時代を表しています。
緊急ブレーキ、追従機能付クルーズコントロール、車線維持支援システムなど基本的な機能が揃っています。
このマイナーチェンジで新しく登場したものとしては、信号情報活用運転支援システムがあります。
赤信号に替わるまでの時間や、逆に青信号に替わる時間などを表示してくれます。
引用:http://www.honda.co.jp/ACCORD/webcatalog/performance/
モーションアダプティブEPS・VSA(ABS+TCS+横すべり抑制)は、コーナリング性能を上げると共に安全性の向上策として注目すべき装備でしょう。
基本的にはABSアンチスキッドコントロールとスキッドコントロールを合わせて、カウンターステアの方向性を間違わないようにハンドルの切るべき方向を示すものです。これはかなり助かるものですが、この状態に追い込まれないようにするべきでしょう。
引用:http://www.honda.co.jp/ACCORD/webcatalog/equipment/
■パーキングセンサーシステムは自動駐車装置ではありませんが運転を補助してくれるものです。
■LaneWatchはウインカーの動きの方角の斜め後方、死角になる部分を画面に出してくれる装置です。
ドライバーであれば時折ひやりとする死角の確認に威力を発揮するでしょう。
■ホンダ・インターナビは緊急通報サービス「ヘルプネット®」に対応しておりインターネットにも接続可能です。
■アクティブコーナリングライトは、LEDヘッドライトだからこそ可能になった装置です。
曲がろうとハンドルを切るとその方向を照らしてくれる便利なヘッドライトです。
昔は機械式で、ハンドルギアと連動して動くものはありましたが。現在はヘッドライト電球をたくさん並べてますので、その方向の電球を点灯させるようです。
引用:http://www.honda.co.jp/ACCORD/webcatalog/equipment/
新型アコードハイブリッドEXの専用装備品
何といっても18インチタイヤが目立つところですが、235/45R18タイヤはオーバースペックでしょう。街乗りでごつごつ感が出るはずですし、雨・雪道などではかえって滑るはずです。225/50R17で十分以上です。
これほど幅広く扁平なタイヤでは、コーナリングスピードの限界は掴みにくく、滑り出したら一般ドライバーでは対処は難しいものです。
その意味で、モーションアダプティブEPS・VSA(ABS+TCS+横すべり抑制)は必須の装備品です。
また、大きなタイヤはバネ下重量の増大となり、サスペンションにとっても再調整が必要な場合も出てきます。
転がり抵抗も増えるので、本来は燃費も悪くなる傾向になってしまい、良いことはあまりありません。
オートリトラミラーは、LXにもオプションで装備できます。
引用:http://www.honda.co.jp/ACCORD/webcatalog/equipment/
新型アコードハイブリッドのメーカーオプション
引用:http://www.honda.co.jp/ACCORD/webcatalog/equipment/
チルトアップ機構付フロント電動スモークドガラス・サンルーフは、屋根から風が抜けるようにガラス面の後部を少し上げることが出来る、電動のサンルーフです。
レザーインテリアとセットオプションです。
スモークドガラスになっており、日射を気にする必要はなく、バスなど上からの目線も気にする必要はありません。
セットオプションになるのが残念です。
工場のラインオフで作業する都合でセットになったものででしょうが、最近、各社セットオプションにする傾向が強く、せっかく多種少量生産になって、自由に選べるようになってきた流れを逆行するようで、少々考えてほしいものです。
メーカーオプションを注文するときは、納期をよく聞いておくことが必要です。
サンルーフはラインを降りてから屋根を切って取り付けたり、内装前にラインから降ろして別に手作業で行ったりしますので、工期が遅れることがあります。
これ以外に装備仕様で生産が大幅に遅れることは、まずないでしょう。
ディーラーで、生産ラインが遅れて納期が遅れると言っていたら、メーカーで緊急事態が起きていることになりますので、まず嘘です。よく予定を聞いておきましょう。
新型アコードハイブリッドのディーラーオプション
■エクステリア
引用:http://www.honda.co.jp/ACCESS/accord/exterior/aluminumwheel/
引用:http://www.honda.co.jp/ACCESS/accord/
引用:http://www.honda.co.jp/ACCESS/accord/exterior/aluminumwheel/
ホンダのブランドとしてModuloという名で販売されています。フロントグリルからリアスポイラーまで付けると、かなり印象は変わるものと思います。
エアスカートはフロント・サイド・リア共におとなしいデザインで、やはりメーカーらしいものです。
中でも注目は、18インチホイールです。18×8Jと幅が広く、コーナリング性能向上を目指すものです。
しかし、多くの人はファッションでしょうから、あまり重くならないように考えてください。
引用:http://www.honda.co.jp/ACCORD/webcatalog/equipment/
エアロパーツの効果は、100km/h当たりからでないと実質的効果はなく飾りだけです。
また、パーツの重さが増えると燃費がかさみます。100kgで1km/L燃費が悪くなると言います。
せっかく企業努力で40kgほど、2016年新型アコードハイブリッドでは軽量化されていますので、重くするのは感心しません。
特にバネ下重量がかさむことは転がり抵抗も増えますので、燃費に良いことはありません。
限界で走る必要があるユーザーは殆どありませんので、ファッションと燃費、走行性能などを計算すると、飾るよりは省いたほうが実用的ではあります。
■インテリア
ステアリング
引用:http://www.honda.co.jp/ACCESS/accord/interior/steeringwheel/
インテリアのオプションは、実用的なものもそろっていますのでよくカタログを見てください。
大きなものではステアリングでしょうか。
本革×木目調コンビ¥49,680(消費税8%抜き ¥46,000)で懐かしい、古風な木目調に部分革巻きです。昔はやりましたね。
面白いものでは、パターンプロジェクターがあります。ドアを開けると足元を照らすプロジェクターで、「Accord」とパターンを映し出すだけなのですが、面白いですね。
■セキュリティ・運転サポート
オートリトラミラーはEX専用装備品ですが、LXにもオプションで付けることが出来ます。
ドアの鍵を閉めると自動的にミラーがたたまれるだけですが、意外な使い道として、ドアの鍵を閉め忘れていないかと振り返ったとき、わざわざ車のところまで戻らなくてもミラーを見れば分るわけです。これは意外と便利であると評判です。
ドライブレコーダーはお忘れなく。必ずつけておいたほうが良いです。
事故の原因が明確になり、面倒なやり取りをしなくて済みます。万が一の装備です。
まとめ
引用:http://www.honda.co.jp/ACCORD/webcatalog/styling/
新型アコードハイブリッドのオプションは、十分な装備が揃っているようです。
このほかにも旧型用に市中で販売されているものを加えれば不便を感じることはないでしょう。タイヤの大型化が最近の流行りでしょうが、限界でコーナリングする人はいないのが原則ですからオーバースペックではないかと感じます。
滑り出しがおとなしいほうが、素人には扱いやすく、安全性が高まるのではないかと思います。
実用的には燃費のことを考えると細いものを基本に考えるべきでしょう。
あれやこれやとオプションを付けてしまうと高くなってしまうものですが、付けたいものを付けて予算がオーバーすると大変です。
その時は、しっかりと値引き交渉でカバーしていきたいものです。
新型アコードハイブリッドの値引きの方法については、
「新型アコードハイブリッド 値引き術!」で詳しく解説しています。
ぜひ参考に、お得に購入してください。