2016年の新型レガシィB4のオプションの情報が公開されています。
こちらでは2016年の新型レガシィB4にはどのようなオプションがあるかなどをご紹介しています。
ここではスバルレガシィB4の公式サイトより、2016-2017年モデルのオプションでわかっている部分だけをかいつまんでお知らせしていきます。
B4はすでに北米先行で様々な情報が公開されていますが、国内モデルに関してはメーカーがじっくりと表に出していくことが常です。
ただ、今回はマイナーの2回目、ということでオプションには変わりはほとんどなく、足回りや製造過程での変化が中心です。
できれば試乗してからその進化をよく把握されたいところですね。
インテリアオプション…革シート
引用:https://i.ytimg.com/vi/FEY5g5XRz1w/maxresdefault.jpg
引用:http://www.subaru.jp/legacy/b4/grade/grade.html#grade1
国内他社よりもシート面積を広くし、ドアトリムを上手に生かすことでドアの厚みを削るなど、剛性はそのままにして室内空間、とりわけ幅を広げる工夫が凝らされている。
シートは各メーカーの命綱でもあり、万人にフィットするシートなどあり得ない。
ホールド感を良くすると、足元がどうしても「2本の脚」で操作したくなるもの。
つまり、上半身と腰がしっかりと硬いクッション地に囲まれるだけに、クラッチが欲しくなるのだ。
引用:http://motorcars.jp/wp-content/uploads/2015/09/subaru-and-advanced-safety-package-standard-on-the-legacy-outback-b4-20150911-1-672×372.jpg
そこで、適度な緊張感を持ち、腰の部分だけはしっかりとホールドするようなシートがありがたくなるわけだ。
これは脱線話ではあるが、ボーイング社、エアバス社ともに採用しているイタリアの「レカロ」シート。
非常に薄い生地にも拘わらず、気圧の高い機内での疲労感を最小限にしたものとして、高度1万メートル上空での最高の信頼感を得ている。
だが、レカロシートのホールド感は、腰から下を完全にブロックさせることでも知られている。
その結果「エコノミー症候群」という言葉が定着している事実は理解できるだろう。
引用:https://media.ed.edmunds-media.com/subaru/legacy/2016/oem/2016_subaru_legacy_sedan_25i-limited-pzev_d_oem_1_2048.jpg
レカロのシートは両足を使うドライバーでこそ有益で、オートマティックが基本のドライバーならば、多少腰をホールドされていれば、あとは汗をかきにくい長距離でも嫌にならない硬さと角度が一番大事になる。
……オプションの本革シートパッケージ、108,000円
インテリアオプション…ハーマンカードンサウンドシステム&SDナビゲーション
引用:https://i.ytimg.com/vi/Qw9I4bK0lhA/maxresdefault.jpg
ハーマンカードンといえばメルセデス・ベンツで採用されていることでも知られる民生用のオーディオシステム。
この世界ではJBL、BOSEは有名ですが、ハーマンカードンはもう少々手ごろな価格のブルートゥーススピーカーで有名になったが、1万円以内で買えるものでも音が良いことで結構穴的商品といえる。
↓はメルセデスのドアトリム。おや、このハーマンカードンの書体、ビックカメラで見たことがある!という方は少なくないのでは?
そう、この手のサウンドシステムは、廉価品であっても乗用車用になると「高価なもの」に見えてくるから恐ろしい。
実際は一つ7,000円ほどのスピーカーなのだが…
引用:http://image.motortrend.com/f/roadtests/convertibles/1112_2013_mercedes_benz_slk55_amg_first_drive/34760348/2013-mercedes-benz-slk55-amg-harman-kardon-speakers.jpg
……ハーマンカードンサウンドシステム + SDナビゲーションシステム = 302,400円
インテリアオプション…サンルーフ
引用:http://s.eximg.jp/exnews/feed/Autoblog/Autoblog_new-subaru-legacy-getting-smaller-six-cylinder-sport-models_1.jpg
開口部の大きなサンルーフ。必要性があるかどうかは客観的にはわからないが、全高1,500mm、室内高1,220mmにオープンエアを持ってくることは、ほかのセダンよりも楽しいかもしれない。
……108,000円
リミテッドには本革シートが標準
引用:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/e2/LEGACY_RS.jpg
面白いことに、スバルの場合はリミテッドを選ぶ人がかなりの割合に及ぶ。
本革シートの場合、当然本革のステアリングに本革のシフトノブ、あるいはシフトレバーのセッティング付近をレザーにするのが標準セットと言えるからだ。
最初からこれらが全て網羅されているリミテッド。
だが、マニュアルトランスミッションが設定されていないため、シフトノブを握ることは非常に少なくなっている。
アルミの削り出し、触るとヒヤッとするあの感触がスバル車にはマッチしていると思われるのだが、B4の場合は「シフトレバー(高触感革+ピアノブラック調加飾)」だ。↓
ピアノ調ブラックがスバルでの流行装飾。
レクサス、ホンダが相次いでレザートリム、レザーインパネを多用に用いているが、さすがスバルはレザーを限定的に扱うことで、過飾で車の価値を下げるようなことは否定している。
レザーとは非常に危険性の高い材質で、ドイツ車は必ず「バイエルン州(南ドイツ)の世界最高のナッパレザー云々」などと説明に工夫を凝らし、イタリアは独特に風合いをうまく染色している最高峰のレザーを使用…などと価値を高めることが上手だ。
引用:http://st.motortrend.com/uploads/sites/5/2014/05/2015-Subaru-Legacy-25i-Limited-rear-side-view-in-motion.jpg
日本には革製品の歴史は浅く、その代わりに東レがアルカンターラを開発したことで、化学繊維の高級感を十分に備えている。
機能的な素材を使い、ベースモデルはファブリックシートをうまく生かしているのだから、革にこだわりがなければよいファブリックでも十分かもしれない。
B4のオーナーが幸せなのは、これらの多くの「本来はオプションであろう設定」が標準仕様になっている点だオプションを全くセレクトしなくても、十分楽しいドライビングが可能だし、ストレスレスなオートモービルライフが楽しめる。
それがうれしい。
豊富なオプションがあり、オプション無くても楽しめる新型レガシィB4の値引きの方法については、
ぜひ参考に、お得にレガシィB4を購入して下さい。
引用:https://sixspeedblog.files.wordpress.com/2014/07/dsc_00021.jpg
引用:http://pictures.dealer.com/p/premiersubarusoa/1035/68131c99e1d236746349c6a86a6f7ebex.jpg