2016年の新型ノートのエコカー減税情報が公開されています。
こちらでは2016年の新型ノートのエコカー減税や、その他自動車税に関する情報をまとめました。
引用:http://www.nissan.co.jp/IMAGES/NOTE/ARCHIVE/LAYOUT/82_dl0000577375.jpg
目次
日産ノートはメーカーの基幹車種とも言える車
引用:http://s4.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&d=20160516&t=2&i=1137363937&w=644&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=LYNXNPEC4F02W
エコカー減税で購入時の税額が「免税」となり、翌年の自動車税と初回車検の重量税が50%へと軽減される車種の売れ行きは好調です。
そんな中、ノート・アクア・フィットハイブリッドの3車種は、今やメーカーの国内販売を支える基幹車種となっています。
特にノートは2012年8月に発売され、一気に売れ行きを伸ばしました。
日産は数年間コンパクトカーの新型車がなく、ティーダが廃止されたこともあってノートに代替え需要が集まりました。
また、ノートは空間効率の優れた実用的なクルマで車両価格も安いです。
また、ノートのメーターは大径で見やすく、インパネの中央は少し手前に張り出して操作性が良いのが特徴。
フロントシートはサイズが十分にあり、座面が少し沈んだところで体を支えてくれます。
座面のボリューム感は平均的だが、バックレストは腰を包む形状でサポート性は良いです。
リアシートは、ライバル車のアクアやフィットハイブリッドよりも圧倒的に快適。
空間効率に優れたプラットフォームが採用されており、ホイールベースも2600mmと長いために足元空間が広いです。
身長170cmの大人4名が乗車して、リアシートに座る同乗者の膝先には握りコブシ3つ弱もの余裕があります。
シートのサイズも十分に確保され、大人4名が快適に乗車することができる、また荷室には目立った特徴はありませんが、深さに余裕があって容量も十分です。
ディーラーオプションのマルチラゲッジボード(2万6300円)を装着すると、床の高さを調節できますし、上段に装着してリアシートのバックレストを倒せばフラットな荷室が広がり、ボードの下側は収納ボックスとして機能します。
引用:http://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/560/671/NOTE_083.jpg
日産ノートはエコカー減税対象車
引用:http://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/560/671/NOTE_083.jpg
ノートはエコカー減税対象車です。
このエコカー減税とは、排出ガスと燃費の基準値をクリアしたクルマへの税金優遇制度のことです。
ノートはエコカー減税対象車なので、購入の翌年の自動車税が安くなります。
ちなみに、減税の対象税は、
(1) 自動車取得税
(2) 自動車重量税
(3) 自動車税 及び 軽自動車税
※ (1) (2) はエコカー減税(軽自動車も対象となります)
※ (3) は自動車グリーン税制
となります。
日産ノートにかかる税金
引用:http://221616.com/car-topics/wp-content/uploads/2015/08/1436700146.jpg
では、日産 ノートの維持費のうちの税金部分、自動車税&自動車重量税の金額を平成28年度の税制で計算してみましょう。
ノートの場合、1200ccのエコカー標準モデルで1年あたりの自動車税が34,500円、自動車重量税が7,500円で合計42,000円です。
年間の自賠責保険料13,920円まで足した維持費としては55,920円になります。
この税金は適用期間・回数、税金種類により異なるのでよく確認しましょう。
引用:http://img.goo-net.com/magazine/editors/7416/596a0b0872cc7114e31a55cf20a4cca5.jpg
(1) 自動車取得税
平成29年3月31日の新車登録まで
購入時の1回のみ適用されます。
(2) 自動車重量税
平成29年4月30日の新車登録まで
購入時の1回適用されます。
但し、重量税が「100%減税(全額免除)」対象車は、最初の継続車検時(通常、購入から3年後の車検時)も
全額免除適用となります 。
(3) 自動車税 及び 軽自動車税
平成29年3月31日の新車登録まで
購入した翌年度分の1回のみ適用されます。
引用:http://www2.nissan.co.jp/EVENT/TAX/ABOUT/IMAGES/index_img_01.gif
エコカー減税の例
引用:http://fsv-static.autoc-one.jp/common2/images/ecocar/eco_main.jpg
では、減税額をシミュレーションしてみましょう。
日産ノート X DIG-S
○ 1.2L エコ スーパーチャージャーでオプションなし
○車両本体価格 1,711,800円 (消費税込み)を、平成28年4月に新車購入の場合
平成17年基準排出ガス75%低減認定、平成32年度燃費基準+20%達成
自動車取得税 100%減税
自動車重量税 100%減税
自動車税 75%減税
日産ノート X DIG-Sの場合、3年間で105,700円の減税 となりますね。
新型ノート / ノート e-powerの値引きの方法については、
「新型ノート / ノート e-power 値引き術!」で詳しく解説しています。
ぜひ参考に、お得にノート / ノート e-powerを購入して下さい。
ノートの自動車税額
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/1257777/027_o.jpg
自動車税の金額は排気量ごとに決まっています。
ノートの排気量は1200ccなので、その場合の自動車税の金額は34,500円になります。
自動車の税金は自動車税以外に自動車重量税もあります。
自動車重量税は車両重量ごとに決まっていて、0.5トンごとに4,100円ずつ増えていきます。
ただし、エコカーの場合は0.5トンごとの税額が2,500円になります。
さらにノートの場合はエコカー減税で購入時に支払う3年分の自動車重量税が安くなります。
また、自動車重量税が免税となるグレードの場合は初回車検時の2年分の自動車重量税も免税となります。
ノートの自動車重量税
引用:https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/carislife/20161102/20161102111619.jpg
ノートの車両重量は1110kgでエコカー減税対象なので、自動車重量税は1年あたり7,500円になります。
また、購入時に支払う3年分の自動車重量税が減税となります。
ノートの場合は75%減税か免税なので、1年あたりの自動車重量税の金額は75%減税なら1,800円に、免税なら0円になります。
免税の場合は初回車検時に支払う2年分の自動車重量税も免税となります。
ノートの自動車税と重量税の合計
引用:http://history.nissan.co.jp/NOTE/E11/0801/IMAGES/top.jpg
最後に、ノートの自動車税と重量税をグレード毎にまとめてみました。
ノートで自動車税75%減税、重量税免税のエコカーの場合
自動車税 、重量税、合計の順にまとめています。
初年度 34500円、 0円、34500円
2年目 9000円、0円、9000円
3〜5年目 34500円、0円、34500円
6年目〜 34500円、7500円、42000円
ノートで自動車税75%減税、重量税75%減税のエコカーの場合
自動車税 、重量税、 合計の順に並べています。
初年度 34500円、1800円、36300円
2年目 9000円 、1800円、10800円
3年目 34500円 、1800円、36300円
4年目〜 34500円、7500円、42000円
ノートで自動車税減税なし、重量税50%減税のエコカーの場合
自動車税、重量税、合計の順にまとめています。
初年度〜3年目 34500円 、3700円、38200円
4年目以降 34500円 、7500円、 42000円
ノート e-power は免税
ノート e-power は全てのモデルで、免税(100%減税)が受けられます。
所得税、重量税、登録翌年度の自動車税、これらがすべて免税となります。
所得税は車両本体価格によって変わりますが、免税対象となっているe-power搭載車なら、そのあたりの細かな金額を一切気にする必要がありません。
e-power搭載車として最も人気のあるノート e-power Xは車両価格が1,959,120円です。
所得税が48,900円、重量税が22,500円と、登録翌年度の自動車税25,500円が免税となり、合計109,400円が優遇されます。
まとめ
ノートのe-power X とガソリン車のXの優遇総額が33,700円なので、75,700円もの差があります。
e-power X と X の車両価格の差は463,320円ですが、優遇額の差を考慮すると、400,000円以内の価格差になるので、これに燃費の差を加えると、e-powerもそれほど高いものではないのかもしれませんね。
エコカー減税の知識をしっかりと入れ、賢くお得に日産ノートのある生活を楽しんでくださいね!