新型ヴェゼルの車中泊の快適さが注目されています。
こちらでは新型ヴェゼルの車中泊の様子と主な特徴をまとめましたのでご覧ください。
引用:http://www.honda.co.jp/VEZEL/
目次
ヴェゼルで車中泊。の、前に!
空前の車中泊ブーム。とくにヴェゼルは釣りや山歩き、ロングドライブなどでも格好のコンパクトSUVです。どんな風景でも絵になるクルマで、サイズの割に荷物も運べて後席も広々。
それなら、とりあえず毛布を積んで車中泊……というあなた!ちょっと待って下さい!ヴェゼルの場合、クルマのどこで寝るのかが大事です。
↓セカンドシートを思いっきり倒すと、リクライニングできるが、長時間寝るのはきつい。カラダがしっかりホールドされていると、血流が悪くなって返って疲れてしまう。
くれぐれも、この体勢での車中泊はやめよう!!
引用:http://www.honda.co.jp/ACCESS/vezel/pdf/vezel_accessories_catalog_1802.pdf
寝るなら、荷物室と後席を倒したフラット部分。車中泊するならこれが鉄則です!!
ヴェゼルの室内寸法
引用:http://www.honda.co.jp/ACCESS/vezel/pdf/vezel_accessories_catalog_1802.pdf
ヴェゼルの室内寸法は次の通りです。
室内長(mm):1,930
室内幅(mm):1,485
室内高(mm):1,265
↓下の画像で分かりますが、室内長は運転席側と助手席側で長さが変わってきます。室内幅も出っ張りのない部分で図っていますので、最大幅が1,485mm。
この数字だけみて”俺は185cmだけど、余裕で寝られそう”と思わないこと。実際の車中泊内寸は別です!
↑荷物スペースと後席はフルフラットに。問題の前席は、シートを一番前にスライドさせて、背もたれ部分を仰向けに倒すと、後席との段差はなくなり、ぴったり水平になるそうです。
ただ、前席のホールドシート形状はそのまま。形状の凹凸にクッションを積めるなどうまくしないと、寝心地は良くないでしょう!
引用:http://minizaras.com/2016/07/31/vezel-shachuuhaku/
ヴェゼルの”実際の車中泊スペース”とは
実際の車中泊スペースは……
寝室内長(mm):1,730 (センターコンソール後ろまで)
寝室内幅(mm):1,000
寝室内高(mm):1,265
もし、前席部分を倒して段差をクッションなどで埋めて使う場合は、185cm程度の人も助手席(左側)なら就寝可能。ただ、エアマットの他、クッションなどで段差をなくす事が必要です。
サーフボードはどの長さまで載せられる?
↓助手席を倒すとサーフボードが載る……という図。理論上では”6フィート4”(193cm)のボードが搭載可能だが、メーカーの公式サイトでは”5フィート5”(165.1cm)ほどのボードまでを想定しているようだ。
引用:http://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/interior/utility/
身長173cmまでは、マット敷きでOK!
ヴェゼルなら、車中泊専用マットが一押し
↓下の画像は、車中泊専用エアマットで有名な”ONLY STYLE”の公式サイトのもの。
バックドアを跳ね上げ、セカンドシートを倒すと完全にフラットになるため、マット1枚の厚さで水平を保ってくれます。
引用:https://www.rakuten.ne.jp/gold/onlystyle/carmatrev/honda/vezeru/1245.jpg
車中泊には、車中泊専用のマットが最適。理由は”厚さ”と”収納力”にあります。おすすめのオンリースタイル車中泊専用エアマットは、ウレタン使用の厚さ100mm。ちょっとした段差もクリアしてくれます。
サイズは長さが198cmですが、入れる空気の量を減らせば折り畳んで使うことも可能。たためばスポーツバックほどの大きさになります。
価格は16,000円(税別)。2枚セットなら30,000円(税別)。ただし、サイトでのレビューが条件です!
引用:http://www.shachu-haku.com/bedding/onlystyle_mat.html
車中泊マットに、ニトリ製品は使えるか??
引用:http://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/styling/design/
せっかくホテル宿泊代を浮かせて、車中泊をしよう!と思っていたのに、2人で3万のマット……それ、高くない??
そんな思いの人もいるでしょう。
なら、庶民の見方”ニトリ”のマットもありです。例えば、
通気のよい固綿 3つ折りマットレス シングル(2 S)……税込2,990円
幅970×奥行1,980×厚さ40mm
が、ニトリからネット販売されています。価格も安く固めなところが良し。通気性はウレタンよりもよく、清潔です。ただ、厚さが4cmであることと、収納は三つ折りにしかならないのが欠点です。
引用:https://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/7542463s?rc=set&ptr=item
置き型マットはエアマットと違い、エアの導入が不要ですが、折り畳んでもかさばってしまいます。また、ジュースなどの液体をこぼした場合、手洗いができないのも難点。
車中泊で最も大事なのは、マット。いいものを買えば、翌日のドライブでも疲れは残らないのです。
サンシェードは、付けられない?いいえ、そんなことはありません!!
車中泊で大事なのが、プライバシー空間の確保。窓を全て覆うプライバシーサンシェードやカーテンがないと、外部から車内を覗かれてしまいます。
ただ、カーテンエアバッグがあるヴェゼルは、ディーラーからはサンシェードの取り付けが不可!というケースもあるようです。
ただ、夜間駐車中の場合は、簡易的なカーテンを付けることもOK。↓の商品はStyle Market楽天市場店で発売されている、室内カーテン。一台分6,980円+送料。
引用:https://item.rakuten.co.jp/stylemarket/2300000037029/
ループひもとフックでカーテンを取り付けます。フックの差し込みがあることで、カーテンが取り付け可能。ヴェゼルの場合もピラー部分に差し込み部分があるので、利用可能です。
引用:https://item.rakuten.co.jp/stylemarket/2300000037029/
↓画像の上部分をよく見てみよう!Aピラー、Bピラー、Cピラーとも差し込み口がはっきりと確認できる。Aピラーは斜めだが、これがあればひもの取り付けが可能。車中泊空間は確保できるのだ!!
引用:http://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/interior/cabin/
新型ヴェゼルは、大人気の初期型をそのまま流用したMC。走りや燃費が向上していますが、車中泊にも利用できるスタイルはそのまま確保されています。
ただ、釣りやマウンテンバイク、キャンプ、サーフィンや登山など、さまざまなレジャーを楽しむための室内空間という設定はありません。
あくまでもスタイリッシュなシティコミューターのヴェゼル、車中泊の場合も自分なりに工夫してアイテムを集めるのがいいでしょう!