新型ジムニー 納車ブログまとめ!

ジムニー

新型ジムニーの納車情報が各ブログで公開されています。

こちらでは新型ジムニーの納車に関するブログのデータをまとめています。







新型ジムニーの納車にかかる期間

引用:https://www.goo-net.com/magazine/105493.html

新型ジムニーは2018年6月に発表、翌7月に販売が開始されました。旧型ジムニーが登場したのが1998年のことですから、実に20年の時を経て待望のフルモデルチェンジが行われたということです。

ジムニーは熱狂的な愛好家が多いことで知られていますが、某スズキディーラーによると発表から販売開始までの間の事前予約の段階で既に10,000台を超える受注があった、との話でした。

スズキが新型ジムニーの発売時に公表した国内年間販売目標台数は15,000台とのことでしたので、既にその3分の2を事前予約で埋めてしまったことになります。

引用:http://www.webcg.net/articles/gallery/39073

前出の某スズキディーラーによると、新型ジムニーの工場での生産能力は月2,000台くらい、とのことでしたので、仮にこれが正しいとすると事前予約をした人でも納車までに最長5カ月かかることになります。

2018年7月末にこれから新型ジムニーを購入した場合の納車までにかかる期間について複数のスズキディーラーに確認をしたところ、やはりメーカーやディーラーの予想を超える人気となっているようで、最短の回答で6カ月、最長の回答で10カ月、という結果でした。

本稿執筆時点で新型ジムニーの発売からまだ1カ月も経っていませんが、これから自動車雑誌やwebなどで新型ジムニーの試乗記やインプレッションが出回るとますます人気に拍車がかかることが予想されます。

そうなるとこの納期はさらに拡大する可能性があると思います。

短納期で新型ジムニーを入手したいという人は一刻も早く注文をすることを強くおすすめします。注文が遅くなれば遅くなるほど、納期も遅くなるからです。



新型ジムニーの生産は増産されるのか?

引用:https://motor-fan.jp/article/10005004

スズキは静岡県内に5つ、愛知県に1つの合計5つの生産工場を国内に有しています。

旧型ジムニーはこのうち静岡県の磐田工場で生産されていましたが、新型ジムニーの生産は軽自動車生産の主力工場である静岡県の湖西工場に移管されました。新型ジムニーの投入に合わせてジムニー専用ラインを新設したというわけです。

引用:http://www.suzuki.co.jp/corporate/producingbase/

湖西工場には車両組み立てラインが3本ありますが、このうち最も古い1本を2016年に休止して更新作業を進めてきました。結果的にこのラインが新型ジムニー専用ラインとなりましたが、工場のラインを作り変えるのに約2年の月日を要しています。

しかもこの湖西工場の車両組み立てラインの更新は2008年以来の大型更新となっており、自動車メーカーにとって工場の車両組み立てラインの更新がいかに時間とお金を投資するものなのかがよくわかります。

新車の納期が長くなると、外野は安易に「工場のラインを増設すればいいのに」と言いがちですが、そうそう簡単にはいかないということです。

しかも1度作ったラインは投資を回収するためにもその後何年にも渡って稼働し続けなくてはなりません。仮に今出した新車が大人気だったとしても、その人気が継続するとは限りませんし、人気が落ちてきた時にとって代わる新たな新車が出てくるとは限りません。

じゃあ人気車種はどのように増産するのか、というと、他車種を作っているラインを一時的に人気車種の生産に使う、という方法があります。しかしこれは言うまでもなく他車種の生産台数が少なくなるので、こちらも簡単には踏み切れません。

最後に残された増産の手段はラインの稼働率を上げることです。簡単に言えば工場の従業員に休日出勤をお願いして生産台数を増やすわけです。これはコストさえ我慢すれば1番手軽な増産手段ですが、生産現場が疲弊するというデメリットがありますし、拡大できる生産能力はそれほど大きくありません。

引用:http://www.suzuki-careers.com/temporary/

一般的に新車を購入してから納車までにかかる期間は3カ月以内と言われていますが、これに対して新型ジムニー納期は明らかに長すぎです。スズキには何らかの対策をしてもらいたいものですが、以上のように工場の生産能力はそうそう簡単に上げることはできません。

いずれ増産はされるでしょうが、しばらくは新型ジムニーが納車されるまでには半年程度の納期がかかることは覚悟した方が良さそうです。



新型ジムニーをいち早く納車してもらう方法はあるか

引用:https://clicccar.com/2018/07/10/607561/

それでは最後に、新型ジムニーを何とかいち早く納車してもらう方法はないかを考えてみたいと思います。

とにかく今すぐに注文する

引用:https://twitter.com/suzukicojp/status/1015505719129329665

最も簡単なのが「とにかく今すぐに注文する」ということです。

新車の生産というのは基本的に注文された順番に行われます。工場から出荷された新車は納車整備センターというところでアクセサリー類の取り付けが行われその影響で納車の順番が前後することがありますが、新型ジムニーの生産拠点である湖西工場は湖西納整センターが隣接していますので、その可能性も低いです。

「早く納車して欲しければ早く注文する」、これは鉄則です。

幸いなことに新型ジムニーはメーカーオプションがほとんどありません。アクセサリー類は車体に取り付けが必要なものであっても後から購入してディーラーで取り付けることもできますので、購入の際に迷うのはグレード、トランスミッション、ボディカラーくらいです。新型ジムニーを買うことさえ心に決めてしまえば、注文するまでにさほど時間はかからないはずです。



試乗車落ち、展示車落ちを売ってもらう

引用:http://suzuki-edogawa.com/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B8%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%83%BC%E8%A9%A6%E4%B9%97%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81/

新車が発売されるとディーラーは必ず試乗車や展示車を用意します。

これらはいずれ新しいものと入れ替えられたりしますが、それまで使っていたものはディーラー系列の中古車販売店などで販売されることがあります。

特に狙い目なのが試乗車です。発売直後は試乗ニーズに応えるべくたくさんの試乗車が用意されますが、いずれ数台を残してその他の試乗車は処分されます。イメージとしては各ディーラーに2台くらいあった試乗車が1台に減らされるような感じです。

早ければ3、4カ月程度、通常であれば6カ月以内には試乗車落ちが出回るはずですので、あらかじめディーラーの営業マンに「試乗車や展示車で処分するものがあればすぐに連絡して欲しい」と頼んでおくと良いでしょう。



ディーラー以外の新車販売店で購入する

引用:https://www.carsensor.net/usedcar/detail/CU8332344258/index.html?TRCD=200002

実は新車はメーカーの看板を掲げているディーラー以外でも購入することができます。

このような新車販売店の多くは懇意にしているディーラーから複数台を業販価格で仕入れて販売していることが多いようですが、買う側にすればディーラーで買うよりも短い期間で納車されるのが最大のデメリットです。

上記で紹介した新型ジムニーは登録すらされたことのない完全なる新車で、このお店では2台確保しているとのことでした。条件さえ合えばこのような車を購入するのもアリだと思います。

デメリットとしては必ずしも自宅のそばのお店で見つかるわけではないということ、グレードやボディカラー、トランスミッションなどが自分の欲しい条件に合わない可能性があること、などがありますので注意してください。



新型ジムニーの納車はじっくりと待つのが吉

引用:https://gqjapan.jp/car/news/20180705/the-all-new-suzuki-jimny-launches/page/2/gallery/4

ここまで新型ジムニーの納車に関する情報をまとめました。

国産の新車でここまで長い納期予想となった例は過去に記憶がありませんが、スズキには一刻も早い対策を望みたいところです。このままでは納車まで我慢出来ずにキャンセルしてしまう人も出かねないと思います。

新型ジムニーを短い納期で購入する方法もいくつか紹介しましたが、基本的にはなるべく早く注文してとにかく納車をじっと待つ、というのが地味ですが1番だと思います。

これから新型ジムニーを購入しようと考えている人は、ディーラーで最新の納車状況をしっかりと確認するようにしてください。