新型SX4 S-CROSS(Sクロス)の燃費情報が公開されています。
こちらでは新型SX4 S-CROSS(Sクロス)の燃費に関するデータをご紹介します。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/sx4_s-cross/styling/index.html
SX4 S-CROSS(Sクロス)のカタログ燃費比較
SX4 S-CROSS(Sクロス)のライバルとしてあげられているのは、ホンダヴェゼル、ニッサンジューク、マツダCX-3。
SX4 S-CROSS(Sクロス)の強みはまずは価格といえるでしょう。
そして「ALLGRIP」(オールグリップ)を搭載した4WDの走破性の良さ。
あまり見かけない、というのも長所のひとつになります。
オプションについても追加費用があまりかからないシンプルな設定となっています。
他車にくらべて標準装備が多く盛り込まれているということです。
<標準装備であるもの>
■LEDヘッドランプ[ハイ/ロービーム、オートレベリング機構・LEDポジションランプ付]
■フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ
■自動防眩式ルームミラー
■自動防眩式ルームミラー
■左右独立温度調節機能付フルオートエアコン
■電磁式バックドアオープナー
■本革巻ステアリングホイール[オーディオスイッチ付]
■全面UVカット機能付ガラス
■スモークガラス(リヤドア、リヤクォーター、バックドア)
などなど、充実しています。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/sx4_s-cross/styling/index.html
反対に弱みは、インテリアなどの高級感がないことがよくコメントされていますが、何よりも自動ブレーキが採用されていないことが大きいのではないかと思います。
もう、すでに軽自動車でも当たり前となってきた予防安全性能が搭載されていないのは、かなりユーザーを狭めてしまうことになります。
それからマイナーチェンジで非採用となったカーテンエアバッグシステム。
これも「せめてオプションでつけられるなら購入を検討する。」という声があります。
では燃費はどうでしょうか。
ライバル車と比較してみましょう。
■SX4 S-CROSS(Sクロス)
2WD……16.2km/L
4WD……15.2km/L
引用:http://car-moby.jp/69411
■ヴェゼル
<ハイブリッド>
2WD……23.4~27.0km/L
4WD……21.6~23.2km/L
<ガソリン>
2WD……19.8~20.6km/L
4WD……19.0km/L
引用:http://www.honda.co.jp/VEZEL/webcatalog/styling/design/
■ジューク
2WD……13.0~18.0km/L
4WD……12.6km/L
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/juke/exterior_interior.html
■CX-3
2WD……23.0~25.0km/L
4WD……21.0~23.4km/L
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/grade/#cx-3
燃費でいえばヴェゼルハイブリッドの27.0km/Lというのが一番いいですが、経済的にはディーゼルであるCX-3の方がガソリン(軽油)代が安く済むといえるでしょう。
4WDだとしてもCX-3の23.4km/Lが抜群にいいです。
こうなるとCX-3の良さが際立ってきますね。
それぞれの価格帯は下の様になっています。
■SX4 S-CROSS(Sクロス):206万円~228万円
■ヴェゼル
・ハイブリッド:227万円~289万円
・ガソリン:192万円~239万円
■ジューク:198万円~297万円
■CX-3:211万円~280万円
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/sx4_s-cross/interior/index.html
SX4 S-CROSS(Sクロス)の燃費 口コミ
マイナーチェンジではCVTから6速ATへとトランスミッションを見直したSX4 S-CROSS(Sクロス)ですが、その理由はヨーロッパ市場で受け入れられるためです。
ヨーロッパではCVTが好まれませんので、前期型に対しては、その点で評判が良くなかったのです。
6ATになったことで低速域の変速ショックが懸念されるものの、立ち上がりが力強く、そして高速域でもスムーズなフィーリングを得ることができました。
その反面、2WD、4WDとも2.0km/Lほど燃費が落ちる結果となったのです。
モデルチェンジで燃費を悪くするなど、このクルマの持つヒストリーは本当にスズキらしくなくて、ますます興味がわいてしまいます。
ではオーナーの口コミから実燃費を見てみたいと思います。
燃費に関しては、夏場は通常運転で満タン法による15.5kmを軽く越えて来ますが、冬場の雪道を走ると13km程度にとどまります。
軽量化ボディーのお陰で個人的には十分合格点です。
また、スズキ車なのであまり丈夫そうなイメージではなかった(過去の勝手な先入観です)のですが、今まで9ヶ月間の内、4ヶ月間は大型トラックのタイヤチェーンに踏み固められた雪のガタガタ道や凍結した段差のある凸凹道も実際走ってみて、なかなかしっかりとした造り込みで、意外に丈夫そうに感じました。
引用:iStockphoto.com/CasarsaGuru
ボディの軽さが貢献してか、アクセルペダルを軽く踏み込むだけで、スムーズに走り出していく感じが好ましい。
走り出すとすぐに必要な低速トルクが確保されているのが分かる。
その後の吹き上がりはさほどではなく、スイスポのような軽快さはないのだが、動力性能は必要十分なレベルにある。
(燃費は)けっこう良い数値である。
しかもアイドリングストップ機構なしでこの数値だから、エネチャージなどを採用すれば軽く20km/L台に乗るのにと思う。
ネットではネガティヴ情報が多いですが、普段通勤用、時々山登りに荒れた道も行く北国の自分にはピッタリ、最高の相棒になりそうです。
4WDなのに前sx4の2wdより、1割以上良いです。毎日の通勤と週一の遠乗りでリッター14キロ台になりそうです。
引用:http://car-moby.jp/media?id=193079&post=69411&num=6
出展:http://review.kakaku.com/review/K0000746309/
「スズキ車なのであまり丈夫そうなイメージではなかった。」とありましたが、軽自動車のイメージですね。
スズキの軽量ボディ技術「TECT」は衝突した時の衝撃を分散、吸収するため、高張力鋼板を多用していて乗員の安全性と軽量化を両立しています。
この先、超軽量ラダーフレームなどが開発されSX4 S-CROSS(Sクロス)に採用されたらおもしろいですね。
それからアイドリングストップは近々取り入れられるのではないでしょうか。
車両価格との兼ね合いもあるのでしょうが、さらなる低燃費の実現には外せない技術です。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/sx4_s-cross/safety/index.html
新型SX4 S-CROSS(Sクロス) 燃費まとめ
SX4 S-CROSS(Sクロス)はヨーロッパがメインの市場というだけあって、燃費についてはカタログ燃費の達成率が高いように感じました。
カタログ燃費16.2km/Lのところ、15.5km/Lという口コミがあるくらいですので、オーナーの燃費に対する満足度も高いようですね。
日本では道路の整備率が高く、北海道を除いて1年の半分を雪に覆われるということがありませんが、ヨーロッパなどではまだまだ道路事情の悪いところが少なくありませんので、クロスオーバーで燃費がいいSX4 S-CROSS(Sクロス)の利用価値は非常に高いです。
自然条件の厳しい土地柄では形だけのファッショナブルなSUVは何の役にも立ちませんから・・・。
ただ残念なのが日本にはディーゼル仕様が輸入されていないということです。
海外で人気のあるモデルだけに是非、日本でも販売してほしいですね。
北海道などでは給油所がそこかしこにあるわけではないので、ずいぶんと重宝することと思います。
新型SX-4 S-CROSSの値引きの方法については、
「新型SX-4 S-CROSS 値引き術!」で詳しく解説しています。
ぜひ参考に、お得にSX-4 S-CROSSを購入して下さい。