1枚のスクープ写真で、話題騒然となったのが新型ジムニー。誰もが知る軽4駆ですが、これだけ偽装していてもはっきり解る画像は滅多にありません。
ドイツ・ヘッセン州で撮られたと思われる、新型ジムニーの画像。2018年にフルモデルチェンジがアナウンスされましたが、1998年のJB23(3代目)からざっと20年ぶり!
1970年にデビューして以来、48年目の継続ブランドで今回が4回目の世代交代は非常に珍しいこと。それも、2シーター+軽4駆を頑に死守、ラダーフレームとリジッドサスは不変です。2018年の新型ももちろん継承しています。
まずは、この有名なスクープ画像から見て行きましょう。
究極のスクエアジムニー。これは解りやすい!
ジムニーシエラとジムニーの違い…それは、1.3Lエンジンと0.66Lエンジンの違いであり、乗員4人と室内空間やインパネに大きな違いはありません。
下の画像を見ると、タイヤを覆うフェンダーのふくらみが解ります。5ナンバー”シエラ”は《205/70R15 95S》のタイヤですが、これはそのまま踏襲されそうです。
丸目2灯とそのサイド上に”小さな方向指示灯”らしきものが見えます。これはJA22(2代目4期、1995-98)に非常に類似しています。
引用:https://response.jp/imgs/thumb_h2/1216967.jpg
↓JA22のフロントグリル。歴代ジムニーで最も人気のある顔つき。丸目2灯+4灯(+2灯?)は今回の新型で復活しそう。
引用:http://cdn.mkimg.carview.co.jp/minkara/parts/000/003/922/420/3922420/p1.jpg?ct=e30d462c72b0
エアインテークはどこへ?
660ccのエンジンは過給器付き。ですが、シエラはNAエンジンですが、現在のJB43もしっかりとエアインテークがあります。ターボもないのになぜ?
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/jimny_sierra/styling/
シエラの場合、ボンネット上のエアインテークは”ダミー”。660ccジムニーのボディを流用しているのが理由です。↓新型のボンネットは完全に真っ平らになっていますが、これはないと思われます。
引用:https://icdn-2.motor1.com/images/mgl/Wz1Pj/s3/2018-suzuki-jimny-spy-photo.jpg
S-エネチャージの搭載車両の可能性も!
シエラの予想では、新型のブースタージェットターボエンジンを搭載するでしょう。ハイブリッドの可能性はかなり大きい。
ハイブリッドシステムですが……ハスラー同様の”モーターでエンジンをアシストして、低燃費を実現する「S-エネチャージ」”のグレードが誕生するでしょう。。
安全性能ではフロントウィンドウに着目。イグニス同様のデュアルカメラブレーキサポートが付くことになるかもしれません。↑の画像では、バックミラー上の部分にカメラアイが付いている事も注目です。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/performance_eco/
引用:http://ww.motorauthority.com/news/1027885_2018-suzuki-jimny-spy-shots
↑現行車両のJB23。現在世界中で走るジムニーそのほとんどがこの型。今回のボクシーフォルムは、SUV市場ではメルセデス・ベンツのGクラスとジープ・ラングラー以外にはない。
引用:http://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/360/182/01.jpg
引用:https://response.jp/article/img/2017/10/09/300823/1230596.fullscreen.html
インテリアを見てみよう
まず、この画像を見て下さい。↓これはアルトラパンのコックピット。20-30代の女性をターゲットとしたインテリアです。
引用:https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/c/carislife/20150603/20150603195931.jpg
次はスクープ画像でのコックピット。モニター画面がセンターコンソール上についていますが、これはスズキの共通ポイント。モニターの位置がメーター横にあるのが特徴です。
引用:https://www.rushlane.com/wp-content/uploads/2017/08/new-suzuki-jimny-7.jpg
次は、JA11 (=2代目、3rd MC、1990-95年)のコックピット。完全にこのモデルを踏襲しているのが、上のスクープ画像。モダンでもなく無骨で扱い易さだけを追求するスクエアのメーター類、センターコンソール。
助手席側のダッシュボードもプラスチッキーなのは変わらないようです。逆に言えば、泥はねや砂地での走行、ブリザードと遭遇して乗り込んでくる乗員がそのまま触れる場が、この室内。
美しいシボのドアトリムやこだわりのある通気口などは不要。完全に世界的なデザイン競争とは一線を画すジムニーワールドで、逆に賞賛されるのは間違いないでしょう!
引用:https://1.bp.blogspot.com/-212WH2v4BoA/VfKqWcc8l0I/AAAAAAAAGew/6OtFGasBq1g/s1600/D30_6419.JPG
スパイショットから想定される完成図はこうなる
ここからは現在出回っている画像を並べて行きます。これはあくまでも予想図ですが、スパイショットからみると大きく外れてはいないようです。
下の画像は右ハンドルモデル。ワイパーの位置が一番先の画像とは逆になっていますが、インドのファンサイトによるものでしょう。サイドミラーの大きさが若干小さいのが解るでしょう。
↓ボンネット上の出っ張りに特徴があるのが面白い。
引用:https://3.bp.blogspot.com/-okQrw1cKx14/WZ37lyBupXI/AAAAAAAAwMw/T2bTxlkRAtoNOx25HmlXT4VXYRshhopfQCLcBGAs/s1600/5-burlappcar-suzuki-jimny-2018.jpg
↑オーバーフェンダーは樹脂製。660ccの場合も若干取り付けられるはず。フロントバンパーがヘビーSUVであることを物語る。
引用:https://s1.cdn.autoevolution.com/images/news-pictures-600x/2018-suzuki-jimny-masterfully-rendered-looks-eager-to-debut-120781-7.jpg
引用:https://pbs.twimg.com/media/DLL4Q4QV4AADN3V.jpg
引用:https://indianautosblog.com/2017/08/2018-suzuki-jimny-leaked-279362/2018-suzuki-jimny-leaked-side-view
引用:https://indianautosblog.com/2017/08/2018-suzuki-jimny-leaked-279362/2018-suzuki-jimny-leaked-dual-tone
いかがでしょうか?新型ジムニーの登場は、世界では大変な話題。20トントレーラーを引っぱり、どんな狭い峡谷でも走り抜ける性能は世界唯一。
今回のモデルは新型エンジンも興味あるところ。一番手が届く価格のSUV、ジムニーに注目です!!