この記事では、新型インサイトの口コミ、燃費、納車情報、試乗レビュー、値引き方法などの情報をまとめています。
目次
新型インサイトの口コミ評価 評判まとめ
引用:https://www.carsensor.net/contents/testdrive/category_70/_63811.html
こちらでは新型インサイトの口コミ評価・評判に関する情報をまとめさせていただきました。
最新のホンダフェイス、サイドのラインも流麗でスタイリッシュ。
美しいですね。シビックが格好いいに振ってるなら、こちらはジェントルとか優雅と評すべきでしょうか。
スカイライン/フーガ、アテンザだけだと感じていた国産セダンに、カムリWS、インサイトと続けて美しいと思えるセダンが出てきたことを嬉しく思います。
新型インサイトは先代の5ドアハッチバックから4ドアセダンに変更されました。
セダンとはいえ、ルーフからリヤウィンドウ、トランクリッドにかけては流麗で流れるようなラインで構成されており、クーペに近いスタイリッシュなデザインとなっています。
引用:https://autoc-one.jp/honda/insight/special-5003413/photo/0007.html
また横から見ると後席のウインドウの横に小さなウィンドウのある6ライトスタイルになっており、実用上でも採光や見通しという点で貢献しているだけでなく、旧来のセダンのような古臭さを感じさせない工夫がなされています。
フロントフェイスは最近のホンダ車のセダン、ハッチバックに共通するテイストになっており、アコードやシビックセダン、グレイスと似たものとなっています。この点は意見が分かれるかもしれませんが、ホンダのアイデンティティを表現している、とも言えます。
引用:https://autoc-one.jp/honda/insight/special-5003413/photo/0010.html
各スイッチ類のレイアウトも良く、手触り、操作した感じも安っぽさは感じられませんでした。
メーターも見やすくドライバーファーストな感じですね。
シフト操作がボタンと言うのも画期的ではないでしょうか?
プリウスPHVより内装の質感が高いです。
それでも高級感も価格なりですが、シフトレバーの様なものが無いのは気になります。
引用:https://www.honda.co.jp/INSIGHT/webcatalog/interior/design/
新型インサイトのインテリアデザインは、奇をてらったものではなく現在の水準からするとどちらかといえば保守的な印象を受けます。
質感や細部の作り込みに関しては、クラスを越えた上質さを感じることができます。特に強く感じさせられるのは助手席前部のソフトパッドです。
引用:https://autoc-one.jp/honda/insight/special-5003413/photo/0106.html
上の画像はEX・BLACK STYLEのものなので素材がウルトラスエードになっていますが、注目すべきはステッチです。
ソフトパッドの曲線に沿うようにきれいに縫い込まれており、非常に美しい仕上がりとなっています。
なお口コミにあったシフト操作についてですが、新型インサイトのシフトはエレクトリックギアセレクターというものが採用されています。
引用:https://www.honda.co.jp/INSIGHT/webcatalog/interior/cabin/
これは従来のようなシフトレバーを操作するタイプではなく、ボタンを押したり引いたりという操作でシフト操作をするものとなります。
P、N、Dは押して操作をし、Rのみ引く操作を行います。
発進する時はDを押してアクセルを踏み込み、駐車場に車を止める時はRを引いてバックをした後にPを押してエンジンを切る、という流れになりますが、指先のみで操作ができるため非常にラクです。
最先端の実用型ハイブリッドエンジンで街中での乗り味は最高ですが、時速60Kmを超えた辺りからエンジンに切り替わり、急に騒がしくなります。
エンジンを回した時に高揚感の無い面白味の無いエンジンなので飽きそうですが、スポーツセダンではないので仕方ないのかな。
思った以上のパワーは感じませんでした。
普通に走行する分には、全然問題ありませんでしたが、加速の際は少し重く感じました。
新型インサイトの走行性能についての口コミですが、総じて「街乗りでは問題ないがそれ以上を求めると不満がある」という声が多いようです。
後述するように、新型インサイトは街乗りでは原則としてモーターのみで走る場面が多く、高速走行時にモーターからエンジンに切り替わる形になります(加速時や登坂時はモーターとエンジンが併用される)。
口コミにあるのは、恐らくモーターとエンジンが併用されている時の加速感が、モーターのみで走行している時の加速感ほどパンチのあるものではない、ということだと思います。
モーターはその特性上、出力感をダイレクトに体感しやすいですし、新型インサイトに搭載されるモーターは最高出力96kW(131PS)なのに対してエンジンは最高出力80kW(109PS)とやや劣る、という点も影響しているのかもしれません。
いずれにせよ新型インサイトはスポーツセダンという位置づけではないので、高速道路を飛ばしたりワインディングで振り回したり、という使い方をしたい人にはあまり向いていないと言えないと思います。あくまでもジェントルな走りを楽しむ低燃費ミドルクラスセダン、ということになります。
新型インサイトの燃費紹介!
引用:https://autoc-one.jp/honda/insight/special-5003413/photo/0022.html
こちらでは新型インサイトの燃費に関するデータをご紹介します。
メーカーが公表している新型インサイトの燃費は以下のとおりです。
インサイト | |
WLTCモード | 25.6-28.4km/L |
市街地モード(WLTC-L) | 22.8-25.8km/L |
郊外モード(WLTC-M) | 27.1-29.7km/L |
高速道路モード(WLTC-H) | 26.2-28.8km/L |
JC08モード | 31.4-34.2km/L |
新型インサイトの燃費は新燃費基準となるWLTCモードに加えて、従来使われていたJC08モードも併せて公表されているため、こちらでも併記しました。
燃費に幅がありますが、低い方の数値(左側)はEX・BLACK STYLE、EXの燃費で、高い方の数値(右側)はLXの燃費となります。これはLXの車重がEX・BLACK STYLE、EXに比べると20kg軽いことが影響していると思われます。
新型インサイトは発売からまだ間もないこともあって、燃費に関するオーナーからの口コミがあまり出ていません。燃費が気になる人は今後の口コミ情報に要注目です。
新型インサイトのハイブリッドシステムの仕組み
新型インサイトのパワートレインは直列4気筒1.5LのLEB型エンジンに、2モーターハイブリッドシステムの「SPORT HYBRID i-MMD」を組み合わせて搭載しています。
引用:https://www.honda.co.jp/tech/auto/powertrains/immd.html
SPORT HYBRID i-MMDは環境性能と走行性能を両立させるべく発電用モーターと走行用モーターの2つを搭載しているのが大きな特徴です。
発進時や街中での走行時はバッテリーの電力を元に走行用モーターのみで走行し(EVドライブモード)、加速時や登坂時など瞬間的なパワーが必要な時は走行用モーターに加えてエンジンの力で発電用モーターを回してリニアな走行を実現(ハイブリッドドライブモード)、高速クルーズ時はエンジンと車輪を直結してエンジンの力のみで走行(エンジンドライブモード)します。
ホンダのハイブリッドシステムにはIMA、SPORTS HYBRID i-DCD、SPORTS HYBRID SH-AWDといったものもありますが、これらはすべて「モーターがエンジンのサポートをする」という方式ですが、SPORT HYBRID i-MMDのみ「エンジンがモーターのサポートをする」という方式となっています。
つまりより一層燃費性能を追求したハイブリッドシステムということが言えます。
SPORT HYBRID i-MMDは新型インサイトの他、アコード、ステップワゴン、オデッセイ、CR-Vといったミドルクラス以上の車種に搭載されていますが、今後はフィット等にも搭載することが検討されているようです。
新型インサイト 納車ブログまとめ!
引用:https://www.webcg.net/articles/-/40278
こちらでは新型インサイトの納車に関するブログのデータをまとめています。
新型インサイトの納車までにかかる期間(納期)ですが、筆者が複数のディーラーに確認をしたところ2019年3月時点で約2カ月となっています。
一般的に新車の納期は長くても約3カ月とされていますので、2カ月程度の納期であれば標準と言えるでしょう。
新車は発売前の発表の段階で既に注文が入るタイプの車と、発売後にじわじわと注文が入るタイプの車に分かれますが、新型インサイトは明らかに後者のタイプの車です。
以前ホンダに存在したインサイトという車名は継承したものの先代の販売終了から4年9カ月が経過していること、先代は5ドアハッチバックだったのに対して新型は4ドアセダンに変わったことがその理由だと思います。つまり「実際に見てから買いたい」という人が多かった、ということです。
そのため新型インサイトは発売前や発売直後に注文が殺到して大量のバックオーダーを抱える、という状態にはなっていないため、標準的な納期での納車が実現していると思われます。
300万円超の価格帯ということと、比較的人気のないセダンというジャンルの車ということで、今後も納期が極端に長くなる、ということはないでしょう。
もし新型インサイトを1日でも早く入手したい、という人は「登録済未使用車」や「試乗車上がり」を探してみることをおすすめします。
登録済未使用車とは、何らかの理由でディーラーが販売してナンバーが取得されたものの使用されずに中古車販売店等に流れたもののことをいいます。
納車前に急きょキャンセルされたものや、ディーラーが販売実績を稼ぐために自社買いをした後に中古車市場に放出したものなどが多いようです。
試乗車上がりとはディーラーで試乗車として使われていたもので、似たようなものに「展示車上がり」というものもあります。
これらの車は中古車販売店等の店頭に並んでいるため、契約をすれば1週間から2週間程度で入手することができます。
探し方ですが、カーセンサーnet等の中古車情報サイトでインサイトを検索し、走行距離が少ない順、もしくは年式が新しい順で並び替えると出てきます。
またはフリーワード検索で「インサイト 登録済」「インサイト 試乗車」などで検索してもOKです。
引用:https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU0346216194/index.html?TRCD=200002
これは登録済未使用車とは明記されていませんが、車検残が2021年12月までとなっていることから2018年12月に登録がかけられてナンバーが取得されていることがわかります。
しかし走行距離が0.1万km、つまり1,000km以下なので未使用車、もしくは試乗車である可能性が高いです。
欲しいグレードやボディカラーと一致したものがあるのであれば、こういった車を買うのも1つの手です。
ただし欲しいグレード、ボディカラーのものが出るとは限りません。妥協して買ってしまうと後々後悔することにもなりかねませんので注意が必要です。
また販売店があまり自宅から離れていると、アフターケアに問題が生じることがあります。
これらのリスクはきちんと頭に入れておくようにしましょう。
新型インサイトの試乗レポートまとめ!
引用:https://www.webcg.net/articles/-/40278
こちらでは新型インサイトの試乗に関するデータをまとめましたのでご紹介します。
今回筆者はディーラーで新型インサイトのEXに試乗することができました。
実車を目の当たりにした時、最初に「シビックセダンに似ている」と感じました。
これはシビックセダンと新型インサイトはプラットフォームを共有しているためだと思います。
横から見た時のボディラインはほぼ同じで、車にあまり詳しくない人は恐らく見分けがつきません。
ただしよく見るとプレスラインの処理が異なっているのでパッと見での印象は違います。
シビックセダンも新型インサイトも、そしてグレイスもフロントフェイスのデザインは似ており、横から見ると後席ウィンドウの後ろに小さな窓がある6ライトウィンドウというスタイルも同じです。
これらは最近のホンダのセダンに共通するデザイン上の特徴ですが、個人的には好みです。
引用:https://autoc-one.jp/honda/insight/report-5003714/photo/0017.html
ボディサイズ(全長×全幅×全高)はシビックセダンが4,650mm×1,800mm×1,415mm、新型インサイトは4,675mm×1,820mm×1,410mmとなっており、全高以外は新型インサイトの方が若干大きくなっています。ホイールベースは2,700mmと共通です。
運転席に乗り込むとシフトレバーがないことに多少違和感がありますが、インパネ周りを含めた全体的な印象はいかにもホンダらしくドライバーを中心に作られていることを感じました。
引用:https://autoc-one.jp/honda/insight/newmodel-5001889/photo/0024.html
このセンターコンソールの向って左側で仕切られた形状は今までのホンダ車でもよく見られたデザインです。
試乗車はEXだったのでシートはプライムスムースとファブリックのコンビで、助手席のインストパネルやフロントドア、リヤドアのソフトパッドやアームレストなどにもプライムスムースが使われていました。
引用:https://www.honda.co.jp/INSIGHT/webcatalog/interior/design/
プライムスムースは滑らかな手触りで高級感を感じさせるものでしたが、特筆すべきはソフトパッド等の各所に入れられているステッチの丁寧さです。
これはぜひ実車で手触りを確認して欲しいと思います。
残念だったのは後席の作りです。座ってみたのですが、後席の座面がやや低いようで腿が上がり気味になってしまいます。
極端に言えばミニバンやSUVの3列目シートのような着座姿勢を強いられます。
引用:https://autoc-one.jp/honda/insight/newmodel-5001889/photo/0026.html
これは恐らくリチウムイオンバッテリーの位置が影響しています。
引用:https://www.honda.co.jp/INSIGHT/webcatalog/performance/driving/
後席に人を乗せる機会があるからこそ4ドアセダンを買うわけですが、これは人を長時間乗せるのをためらってしまう出来です。
たまに使う程度なら問題ないと思いますが、身長の高い人(特に脚の長い人)を頻繁に乗せる機会がある人は購入前に十分チェックしておいた方がよいです。
走らせてみた感想ですが、ハイブリッド車らしい常用域での加速の良さと室内の静粛性の高さが印象的です。
アクセルを踏んだ瞬間から軽やかに車が前に進み、重さを感じさせる場面は一切ありません。
新型インサイトのトランスミッションは電気式のCVTですが、アクセル開度に対するエンジン回転数の伸びは比較的リニアで、CVT特有のエンジンの回転数だけ先に上がっていって加速感が中々ついてこないという嫌な感じがありません。
試乗コースの中に距離は短いながらも比較的速い速度で流れているバイパスがあったため、ややアクセルを大きく踏み込んで急加速をしてみたところ、モーターに加えてエンジンのアシストが入りました。しかし実際に走っていてこれを意識することはほぼないでしょう。
非常に自然で、体に感じるショックのようなものもありませんでした。ちなみにエンジンのアシストがあったのはこの時だけで、他はすべてモーターのみでの走行でした。
また新型インサイトにはシビック同様にアジャイルハンドリングアシストという機能がついているため、カーブを曲がるのが実にスムーズで楽しいです。
これは車の速度やステアリングの操舵量から動きを予測してブレーキを自動制御してくれるというもので、具体的には曲がる際にコーナーの内側のタイヤにわずかにブレーキをかけることで曲がり始めの応答性を向上させ、コーナーを抜ける際には逆側のタイヤにわずかにブレーキをかけることで姿勢を安定させます。
つまり素早くスッと曲がり、戻る際はピタリと安定するわけです。
カーブを曲がる度にこの機能が働いているのかどうかは正直よくわかりませんでしたが、曲がる度にクイクイと気持ちよく曲がっていく感じや、スムーズな脱出は体感できました。
新型インサイトはスポーツセダンではないのでハイペースで走らせるような車ではないと思いますが、街乗りレベルで走りの愉しさは十分に味わえる車だと思います。
新型インサイトの車中泊アイテム!
引用:https://autoc-one.jp/honda/insight/special-5003413/photo/0066.html
こちらでは新型インサイトの車中泊の様子と主な特徴をまとめましたのでご覧ください。
最近は車内で寝泊まりをする「車中泊」がブームとなっており、車中泊をしながら旅をする人も多いようです。
新型インサイトはFFのミドルクラスセダンということもあって、セダンにしては室内空間に余裕があります。
しかしミニバンやSUVのようにリラックスできる体制で体を横にして寝ることができるかというと、さすがに厳しいと言わざるを得ません。
前席をフルにリクライニングさせた状態で数時間仮眠をとる程度であれば問題ないと思いますが、車を宿代わりに使うという意味で車中泊は無理でしょう。
そのような車中泊がしたい人はステップワゴンやオデッセイ、CR-Vを買うことを強くおすすめします。
新型インサイトの値引き術!
引用:http://dealer.honda.co.jp/hondacars-sakurai/ja/topics/_24642.html
新型インサイトはどのように交渉すれば大きい値引き額で購入することができるのか。その方法についてご紹介します。
2019年3月現在、新型インサイトの値引き額の相場は車両本体価格から10万円、オプション総額から5万円、合計15万円前後が相場となっています。
「ホンダの値引きは渋い」「新型車は値引きされない」というのはよく言われますが、新型インサイトは登場から約3カ月しか経過していないものの比較的値引き額が大きいと思います。
新型インサイトを購入するにあたってより大きな値引き額を獲得したい場合、ライバル車であるトヨタカムリと競合させるのが最も近道です。
カムリはインサイトと同じミドルクラスセダンな上、全車ハイブリッド仕様である点も同じです。
しかもカムリはセダンが中々売れない今の時代にあって、(セダンにしては)好調なセールスを記録しています。ホンダとしてはこれを指をくわえて見ているわけにはいかないようで、筆者が取材をしたディーラーでもやたらと「カムリと比べてください」と鼻息が荒かったです。
他にはある意味ではインサイトの永遠のライバル、トヨタプリウスと競合させるのも有効でしょう。
高等テクニックとしては、資本の異なるディーラー同士(ホンダカーズ〇〇とホンダカーズ△△)で条件を競わせる、という手もあります。
なお、新型インサイトに限らず最近の新車販売の現場では車両本体価格よりもオプション、それもディーラーオプション(アクセサリー)の方が値引き交渉はしやすいです。車両本体価格からの値引きが頭打ちになったと感じたら、ディーラーオプションからの値引きに交渉を切り替えるようにしてください。