この記事では、新型グランエースの口コミ、燃費、納車情報、試乗レビュー、値引き方法などの情報をまとめています。
目次
新型グランエースの口コミ評価 評判まとめ
引用:https://gazoo.com/article/granace_191129.html
こちらでは新型グランエースの口コミ評価・評判に関する情報をまとめさせていただきました。
まずは1つめの口コミです。
【エクステリア】角ばったデザインを探していたところ、メルセデスベンツVシリーズと迷いこちらにしました。
【インテリア】本革シートは良くできていますが、4列8人乗りにすると、トランクにクーラーボックスも置けません。室内幅が広いので、3列8人乗りの方がいいと思います。
【エンジン性能】15年前迄のディーゼルと比べたら、静かでクリーンです。
【走行性能】街乗りでは十分です。着座位置が他のミニバンより高く見切りがいいので、運転が楽しくなります。
【乗り心地】40年くらい前から、4駆一筋だったので、言うこと有ません
【燃費】街乗り8~9Km/lで満足です。
【価格】総額500万円台なら良かったです。
【総評】大きさの割に回転半径が小さいので、取り回しが楽です。車体番号が20番という事で、アフターパーツや取り付け説明がまだ何も出ていないのが、困っています。(G)
エクステリアに関して「角ばったデザイン」とありますが、確かに新型グランエースは今どきの車にしては珍しい、直線的なデザインだと思います。
引用:https://gazoo.com/article/granace_191129.html
車体の大きさが気にならず、なおかつ角張った車が好み、という人には嬉しいポイントといえるでしょう。
インテリアに関して「室内幅が広いので、3列8人乗りの方がいい」とありますが、これは勘違いで、3列6人乗りのPremiumと4列8人乗りのGで室内サイズが変わるのは室内長です。
3列シートは3,290mm、4列シートは3,365mmなので、4列シートの方が75mm室内長が大きくなります。
75mmしか大きくなっていないにも関わらず、シートが1列増えているわけですから、4列シートの室内は相対的に狭くなります。
居住性重視のためにスペースが削られるのは荷室で、4列シートの荷室は4列目シートを倒さないとほぼ機能しません。
3列シートか4列シートかで迷った場合、「乗車定員を優先するか、積載性を優先するか」で判断することになると思います。
そして総評に「大きさの割に回転半径が小さいので、取り回しが楽」とありますが、新型グランエースの最小回転半径は5.6mとなっています。アルファード/ヴェルファイアが5.6m(グレードによって5.8m)なので、アルヴェルに比べて取り回しが著しく悪くなる、という心配はあまりなさそうです。
もう1つの口コミを見てみましょう。
●エクステリア
もう少し高級感を出してほしい。●インテリア
商用車ベースだが豪華なインパネですね。
2×4の8人乗りもラインナップされてますが、なんかバスみたいです。●エンジン性能
2.8Lのディーゼルターボです。
この重量ではガソリンは厳しいですね。●走行性能●乗り心地
ハイエース系ではありません。アルファード系の乗り心地です。
ふわふわする感じはあるが、おさまりもいいし、FRなのでステアリングが軽いです。●燃費
未評価●価格
620万円・・・598万円にして欲しかった。●総評
最小半径が5.6mですが、めちゃくちゃ曲がります。
ほんとに全長5.2mなのと疑います。
ライバルはメルセデスベンツVクラスかと思いますが、
全然、グランエースのほうが良いと思います。
近所の試乗のみでした。
次回ロング試乗します。(G)
こちらはエクステリアに関して「もう少し高級感を出してほしい」という意見です。
引用:https://bestcarweb.jp/feature/test-drive/123742
アルファード/ヴェルファイアはそれぞれゴージャス、スポーティという特徴があり、主張の強いデザインです。
これらに比べると新型グランエースは少々地味、と言えるかもしれません。とは言えヘッドライト周りからグリルにかけては大きなメッキパーツが多用されているので、それなりの高級感は感じられると思います。
逆にアルヴェルの厳つさが苦手、という人にはむしろ好ましい、とも考えられます。
インテリア、走行性能、乗り心地に関して、アルファードとの比較がありますが、新型グランエースのベースは2019年2月から海外で販売されているH300系ハイエースをベースにしています。
引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/40395#image-4
H300系ハイエースは、フィリピンを皮切りに主に新興国で導入される予定になっていますが、多人数乗車のマイクロバス的な用途が想定されています。つまりあくまでもベースは商用車、ということです。
ただし日本国内でグランエースとして発売するにあたっては大幅な変更が加えられており、内装はアルヴェル並みに豪華な内容となっています。
乗り心地については、ハイエースのサスペンションが商用車向けのいわゆる板バネのリーフスプリング式なのに対して、新型グランエースはフロントにマクファーソンストラット式、リヤにトレーリングリンクアーム車軸式を採用しています。
その上でショックアブソーバーが電子制御されますので、ハイエースに比べると乗り心地はかなり上質なものになっています。
そういう意味で「アルファード系の乗り心地」という指摘は、的を射ていると思います。
そしてこちらの口コミでも、総評に「最小半径が5.6mですが、めちゃくちゃ曲がります」とあり、取り回しのしやすさに言及されています。
最小回転半径の数値以上に、実際の感覚は「よく曲がる」という印象のようですが、これは新型グランエースのタイヤの切れ角が45度とトラック並みであることも理由でしょう。
一般的に乗用車のタイヤの切れ角は30度、大きくて35度程度なので、新型グランエースは10度以上大きくハンドルが切れるということになります。
そのためハンドルを目いっぱい擦り切ると、そのボディの大きさからは想像できないほどクルリと回ってくれます。
新型グランエースの燃費紹介!
引用:https://bestcarweb.jp/feature/test-drive/123742
こちらでは新型グランエースの燃費に関するデータをご紹介します。
メーカーが公表している新型グランエースの燃費は、以下のとおりです。
車種 | トヨタグランエース |
WLTCモード | 10.0km/L |
市街地モード(WLTC-L) | 8.1km/L |
郊外モード(WLTC-M) | 9.9km/L |
高速道路モード(WLTC-H) | 11.2km/L |
新型グランエースの燃費は、新燃費基準のWLTCモードで公表されています。
WLTCモードは、JC08モードに比べるとより実際の使用状況を反映した燃費となっています。そのためJC08モードと比べるとやや悪い燃費になります。
JC08モードの燃費しか発表されていない車と比較する際は、その点に注意して下さい。
新型グランエースは2.8Lのクリーンディーゼルエンジンを搭載していますが、約2.8kgという車両重量の重さも相俟って燃費はお世辞にも良いとは言えません。
街乗りでの実燃費は恐らく確実に10.0km/Lを切ってくると思われ、場合によっては7km/L台も十分考えられるでしょう。
そのため燃費重視派の人にはあまりおすすめすることは出来ません。
ただ、クリーンディーゼルエンジンの燃料の軽油は、ガソリンに比べて燃料単価がやや安いのは好材料です。
資源エネルギー庁が2020年2月27日に公表した「石油製品価格調査」によると、2020年2月25日時点のレギュラーガソリンの平均価格は147.8円、軽油は128.2円となっており、軽油の方が19.6円安いです。
ちなみに新型グランエースの燃料タンク容量は70Lなので、満タンにすると8,974円かかります。
もしレギュラーガソリン仕様なら1万346円です。
新型グランエース 納車ブログまとめ!
引用:https://kakakumag.com/car/?id=14587
こちらでは新型グランエースの納車に関するブログのデータをまとめています。
複数のトヨタディーラーに取材をしたところ、2020年2月末の時点での新型グランエースの納期は約3カ月半程度となっています。
一般的に新車の納期は3カ月程度と言われていますので、新型グランエースはやや長い納期を要する、ということになります。
発売されたのが2019年12月なので、現在は発売直後の特需が続いているものと考えられます。もう少し時間が経てば平均的な納期に落ち着いてくると思われます。
なお、ブラックとホワイトパールクリスタルシャインはやや納期が短くなる、とのことでした。この2つは人気のボディカラーなので、生産台数も多めに取っているようです。
もしも新型グランエースをどうしても短納期で手に入れたい、という場合、中古車市場で「登録済未使用車」を探してみてください。
登録済未使用車とは、ディーラーが何等かの理由で(多くは販売成績を稼ぐため)自社名義で買い上げてナンバーをつけたものを中古車市場へ放出したものです。
1度はナンバーがついてしまっているので新車とは呼べませんが、走行距離はせいぜい回送時の数十キロ程度の「ほぼ新車」なので、ボディカラーやオプション、アクセサリーの装備状況が受け入れられるのであれば良い選択肢です。
何と言っても在庫車が目の前にあるので、名義変更やナンバーの取得さえ済めばすぐに納車されるのが最大のメリットです。
登録済未使用車は、カーセンサーnetなどで「グランエース 登録済」「グランエース 未使用車」などと検索すれば探すことができます。
引用:https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU3130968189/index.html?TRCD=200002
こちらは概要欄に登録済未使用車と明記されていますが、「車検有無」を見ると次回車検が2023年2月となっているので、2020年2月に登録されてナンバーが取得されていることがわかります。
走行距離が10kmとなっていますが、これはディーラーから販売店の間の回送や、敷地内の移動等で走った距離でしょう。
Premiumの寒冷地仕様で、純正のT-Connectナビが搭載されているようですが、ブラックのボディカラーも含めて自分の希望と合えば狙い目、ということになります。
なおメーカーの新車保証自体は、製造から5年もしくは10万kmのいずれか早い方まではどこで買っても有効ですので、保証の問題は大丈夫です。
新型グランエースの試乗レポートまとめ!
こちらでは新型グランエースの試乗に関するデータをまとめましたのでご紹介します。
今回筆者は、新型グランエース(G)に短時間ですが試乗することができました。
ディーラーで実車を目の当たりにして真っ先に受けた印象は「とにかくデカい!」ということです。
新型グランエースのボディサイズは、全長5,300mm、全高1,970mm、全幅1,990mmと国産車としては最大クラスになります。
ボディラインは全体的に直線的に構成されており、ボディ表面も曲面があまりないので、余計にボディの大きさが引き立てられているように思いました。
引用:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1234802.html
運転席に乗り込むと目に入るインパネは、良くも悪くも何の変哲もない作りです。別段の真新しさは感じません。
ただ、実際に操作するために各所に手を触れると、手触りや操作感にはしっかりとした高級感がありました。乗用車としての見た目のゴージャス感、プレミアム感よりも、実用車としての使い勝手の高さを優先した「プロの仕事場」というイメージを感じさせます。
引用:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1234802.html
そしてふと後ろを振り返って後席を見てみると・・・
引用:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1234802.html
リヤゲートがはるか彼方にありました。
さすがに運転席・助手席の列も含めての4列シートは長いです。運転席・助手席と最後列の4列目が会話を交わすのはやや困難だろうなあ、と思いました。
そういう意味でも新型グランエース、特に4列シート8人乗りのGは個人が自家用車として所有するというよりも、法人が顧客の送迎などの用途のために所有するものだ、と痛感させられます。
内装の質感はもちろん高いですが、個人的にはアルファードやヴェルファイア、ランドクルーザーなどの上位グレードの方が直接的な高級感はあったように思います。
実際に走らせてみたところ、ボディの大きさを感じさせないほどスルっと軽い出足を見せてくれました。
ストップ&ゴーの多い市街地での市場でしたが、中間加速も含めてダルな感じを受ける場面はありませんでした。これは低回転域から力強い、2.8Lクリーンディーゼルターボエンジンの恩恵でしょう。
ディーゼルエンジン特有の騒音や振動は、乗っている限りは感じることはありませんでした。
乗り心地についても「良好」のひと言です。ボディが重いので、加減速時や旋回時にボディが揺れて乗り心地が悪くなるのでは・・・と想像していましたが、これらは電子制御されるショックアブソーバーが上手に打ち消してくれるのか、特に感じませんでした。
引用:https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1234802.html
特筆すべきは取り回しのしやすさです。
口コミにもあったように、新型グランエースはそのボディの大きさの割に取り回しが非常にしやすく、物理的に通過可能なサイズの道路であればスイスイと走ることができます。
試乗時にはディーラーの裏口から、細い路地を何度か曲がりながら大きな通りに出たのですが、「ここ曲がれるのかな?」と思っても、ディーラーの営業マンの「大丈夫、いけます」という言葉を信じてハンドルを大きく切ってアクセルを踏むと、意外なほどクルリと車が向きを変えてくれます。
これは前述のようにハンドルの切れ角が普通の車より大きいからだと思われますが、ゆっくり走っている限り、路上駐車の多い路地などでも普通に走ることができます。
このように、意外なほど扱いやすかった新型グランエースですが、自己所有の乗用車として欲しいか、と言われると、欲しくはありません。
理由は単純で、8人も人を乗せる機会はまずないからです。Premiumなら6人乗りですが、6人乗せることもほぼないでしょう。
個人で新型グランエースを買っても良いのは、5人以上乗る機会が多い人だと思います。「普段は3人か4人だけど年に数回は6人乗ることもまあある」という程度であれば、アルファード・ヴェルファイアの6人乗りか7人乗りにしておくのが無難です。
アルヴェルもたいがい大きいですが、新型グランエースの大きさは更にその上を行きます。走りや取り回しで大きさを感じさせないのは事実ですが、燃費は悪いですし、立体駐車場はほとんど入れません。平面駐車場でも狭いところは無理です。
ちょっと路上駐車するのも、道路の幅によっては躊躇する大きさです。
荷物の積載性もあまり良くないですし、多くの人にとってはアルヴェルの方が幸せになれると思います。
新型グランエースの車中泊アイテム!
引用:https://gazoo.com/article/granace_191129.html
こちらでは新型グランエースの車中泊の様子と主な特徴をまとめましたのでご覧ください。
最近は車を宿代わりにして寝泊まりしながら移動する、車中泊の旅がちょっとしたブームになっています。
新型グランエースで車中泊をすることは出来るのでしょうか。
結論を先に述べると「車中泊は出来るが、思ったほど快適ではない」ということになります。
新型グランエースは室内空間が非常に広大なので、一見車中泊には便利そうに思えます。
しかしGの4列目シート以外はかなりガッチリとしたキャプテンシートになっており、どんなに工夫をしてもフルフラットにすることが難しいです。
快適な車中泊をするには「広げた荷室にマットを敷いて寝る」か「シートをなるべくフラットな状態にアレンジした上で、タオル等の詰め物で凹凸を無くしてマットを敷いて寝る」のどちらかがおすすめですが、新型グランエースはこのどちらも出来ません。
新型グランエースでの車中泊は、シートの背もたれを後ろに倒して(場合によってはオットマンも出して)寝る、という形になります。
そのため車中泊自体は出来ますが、自宅の布団やベッドに寝るように体を横たえることは出来ないので、ぐっすりと眠ることはやや厳しいと思われます。
ただ、室内空間自体はとても広いですし、シートの作りも素晴らしいので、「室内で過ごす」という広い意味で考えると、それなりに快適な時間を過ごせるでしょう。
新型グランエースの値引き術!
引用:https://kanagawatoyota.com/shop/chigasaki
新型グランエースはどのように交渉すれば大きい値引き額で購入することができるのか。その方法についてご紹介します。
複数のトヨタディーラーに取材したところ、2020年2月現在の新型グランエースの値引き額の相場は、車両本体価格からの値引きが約20万円前後、オプション価格からの値引きが約2割前後、合計約30万円~40万円前後、となっています。
登場から間もない車種の割に、比較的大きな値引きが行われているという印象です。
新型グランエースは他メーカーで競合するライバル車種がありません。ただし、トヨタの全てのディーラー(トヨタ店、ネッツ店、カローラ店、トヨペット店)で取り扱いがあるので、トヨタディーラー間で競合させる戦略が効果的となります。
この場合、同じ〇〇トヨタやネッツトヨタ△△の営業所同士では競合させないようにして下さい。〇〇や△△が同じディーラーは「同じ会社の別の営業所」というだけなので、原則として最初に取った見積もり書の条件を下回ることはありません。顧客情報も共有しているので、競合させるだけ無駄です。
そのため「〇〇トヨタと✕✕トヨペット」「トヨタカローラ△△とネッツトヨタ■■」のように、経営している法人が別なディーラー同士を競合させるようにしてください。
最近の値引きは、車両本体よりもオプション、それもディーラーオプションの方からが出やすい傾向にあります。
そのため、車両本体からの値引き交渉に行き詰まったと感じたら、ディーラーオプションからの値引きに切り替えてください。目安としてはディーラーオプションの総額の約2割です。
ただし、車両本体からの値引きと合わせた値引きは、頑張っても40万円程度が上限となります。両者の数字を見ながら効率の良い交渉を行うようにしましょう。