新型シエンタ エコカー減税他自動車税まとめ!

シエンタ

新型シエンタのエコカー減税情報が公開されています。

こちらでは新型シエンタのエコカー減税や、その他自動車税に関する情報をまとめました。







クルマの税金って、どのくらい掛かる?

引用:http://www.grassrootinstitute.org/2017/02/the-need-for-tax-vigilance-in-2017/

マイカーを持つなら、税負担は避けられません。車両本体が200万円で、オプション総額が35万円で、総額235万円…このほかに”諸費用”として掛かるのが税金です。

見積もりを受け取ったら、総支払額が250万円!そのほかに、冬になれば冬タイヤも必要だし…という地域もあるでしょう。ああ、税金って高いですね!

では、まず自動車取得税から。

①自動車取得税

引用:https://toyota.jp/catalog/sienta_main/book/#target/page_no=21

自動車を購入した場合に掛かる税金。車両本体価格の90%程度を”取得価格”として、この3%が自動車取得税となります。軽自動車は2%です。

例:シエンタ G ハイブリッド → 2,380,320円(車両本体価格)

実際の自動車取得税 → 59,400円

車両本体価格をそのまま9掛けすると、計算上は約64,000円。実際の自動車取得税は59,400円、少し低くなります。

オプション分が増えると車両本体価格に上乗せされますので、自動車取得税も大きくなります。ただ、ナビやオーディオ、アルミ、エアロパーツなどクルマと一体化しているものに限ります。フロアマットなどは関係ありません。

なお、自動車取得税は『一般財源』。付け加えると、消費税も『一般財源』なので、税金の”二重取り”となっています!

引用:https://toyota.jp/sienta/



②自動車重量税

自動車重量税は新車購入時に支払うだけ?ではありません。

引用:https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde092.html

重量税は車検を受けるたびに支払うもの。シエンタハイブリッドはエコカー減税だから、購入時は100%減税。1回目の車検も減税措置があります。

税額は、車両重量500kgごとに増えていきます。

シエンタは1,400kg未満なので、1.5t以下。下の『エコカー』欄では15,000円です。

ただ、自動車購入時は”3年分”支払うので、22,500円となり、初回車検時からは15,000円です。

エコカー減税適用となると、免税や減税があります。

引用:http://www.jama.or.jp/tax/

自動車重量税の目的は『道路』や『橋』の建設費用のため、でしたが、現在は一般財源となっています



③自動車税

引用:https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde093.html

自動車税の支払先(納付先)は、都道府県。軽自動車は市町村となっています。シエンタは1.5Lの総排気量なので、年間34,500円。

※自動車税は年度もの。4月は1年分、10月は半年分になります(実際には3月にクルマを買うと自動車税はかかりません)。

引用:https://toyota.jp/catalog/sienta_main/book/#target/page_no=25

シエンタハイブリッドの場合は、25%減税。ガソリン車の減税はありません。毎年5月くらいに納付請求書が届きますが、これを支払わないと車検が受けられないので、ご注意!

なお、日産リーフのようなエンジンのないクルマ(排気量0)は、”排気量が1,000cc以下扱い”となり、年間29,500円です。



④自賠責

引用:http://www.spin.ne.jp/~sibuya-auto/jibaiseki/jibaiseki.html

自賠責は税金じゃない!その通りですが、強制保険です。払わないといけないものは、税金同様。

上記の通り、37ヶ月で36,780円。3年とひとつきですが、これは”車検切れ”での走行を避けるための制度です。

※その他には、消費税・ガソリンに掛かる税金などがあります。なお、消費税が8→10%になった場合、自動車取得税がなくなる予定です。が、環境性能割税率というものが導入予定です……!!!!

引用:https://www.cesarsway.com/dog-behavior/biting/dog-biting-prevention



シエンタは全グレード、エコカー減税!

燃費が良く、環境にも優しい…それなら、EVやハイブリッドじゃないと、と思っていませんか?

ハイブリッドとガソリンエンジンの2車種がある、シエンタ。なんとガソリンモデルもエコカー減税対象です。

クルマに掛かる税金は何種類もあって、毎年払うものも…ならば、できるだけ税負担の少ないシエンタにしよう!というのもアリですね。



ハイブリッドのエコカー減税

引用:https://toyota.jp/sienta/ecocar/

ハイブリッド車では、自動車取得税が0円、自動車重量税が0円。この他、自動車税が25,500円になります。

G Cueroでは、取得税+重量税の85,800円分がお得に!どのグレードも8万円前後のタックスコストが不要になります。



ガソリン車のエコカー減税

引用:https://toyota.jp/sienta/ecocar/

ガソリン車の場合は以上の通り。自動車税の優遇はありません。

ハイブリッドを選ぶべきか、ガソリンを選ぶべきか

税額は安い、音が静か…やはりハイブリッドのシエンタが欲しい!という人は多いでしょう。税額もありますが、エンジンの振動が少なく音が静かのに慣れてしまうと、ガソリン車に戻れない人(とくに女性)が多いようです。

ここでは、自動車評論家のコメントを参考にしておきましょう。引用は《オートックワン》です。

ハイブリッドの価格は、ノーマルエンジンに比べて装備差を補正すると約36万円高い。

実用燃費がJC08モードの85%、ガソリン価格が1リッター当たり145円で計算すると(今は150円を超えるが高すぎる)、1km当たりの燃料代はハイブリッドが5.9円、ノーマルエンジンは8.4円だ。

引用:https://toyota.jp/sienta/

そうなると36万円の価格差を約14万kmで取り戻せる。ハイブリッドのエコカー減税を含めて12万kmくらいだ。

コンパクトな車種はノーマルエンジンも燃費が優れるから、ハイブリッドの価格上昇分を燃料代の差額で取り戻しにくい。

それでも1年間に1.5万km以上を走るユーザーならば、検討する価値があるだろう。ハイブリッドには、加速感が滑らかになったり、走行音が静かになるメリットもあるからだ。

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新型シエンタを買うなら、ハイブリッド?それともガソリン?
36万円の価格差→約14万km走れば、ハイブリッドの方がガソリンより得…計算上はそうなりますが、ここはやはり《静粛性でハイブリッドを選ぶ》、《毎月のガソリン代が安いからハイブリッドにする》という人もいるでしょう。

クルマを買ったときの価格は、意外に忘れてしまうもの。でも、毎月のガソリン代や年間の自動車保険料や税金は、その都度払わないといけません。

また、ガソリンエンジンには《走りの快適さ》や《走りの力強さ》で選ぶ人も少なくないはず。自分のドライブスタイルで選ぶのがいいでしょう!