新型クラウンアスリート ハイブリッド オプションまとめ

クラウンアスリートハイブリット

新型クラウンアスリート ハイブリッドのオプションの情報が公開されています。

こちらでは新型クラウンアスリート ハイブリッドにはどのようなオプションがあるかなどをご紹介しています。

1955年から生産販売されている、トヨタクラウン。

「いつかはクラウン」の名コピーで、お父さん世代の憧れのセダンだったトヨタの最高級車も、レクサスブランドの出現や、ワンボックスカー全盛にあって、存在感がかすんできた時代がありました。

2015年の1月から12月までの、販売台数は「44,316台」、月別では3,700台程度で、その大部分がハイブリッドクラウンで占められています。

デビューから14代目にあたる、クラウンアスリートハイブリッドについて、そのオプション(安全面とシート)を探っていきましょう。







注目のオプションは「安全性能」が4つ

引用:http://minkara.carview.co.jp/image.aspx?src

クラウンシリーズのオーナーの多くは「男性、50代以上」であり、自営業者や企業経営者などが多いのが特徴。

メルセデス・ベンツやBMW、キャデラック、レクサスといった高級セダンに乗るのは「気が引ける」といった方や、「クラウンの伝統に安心感を持つ」方から、圧倒的な支持を受けているのが、ロイヤルシリーズでした。

ですが、一般社会では クラウン=ハイヤー、といったイメージが定着し、パーソナルカーとしての立ち位置がなくなるのでは、と危機感を持ったトヨタが、「アスリート」をデビューさせます。

14代目となるクラウンアスリートは、フロントマスクにクラウン独自のデザインを施し、オーナメントも大きく表示。

ボディーカラーには限定のピンクが話題となりましたが、オプション装備も思い切った設定になっています。

安全性能では、

プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)

クリアランスソナー&バックソナー

インテリジェントクリアランスソナー

レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)

の4点がパッケージとなっています。



プリクラッシュセーフティシステムは「どんな悪天候でも」作動!

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プリクラッシュセーフティシステム、とは車の前方に「何か」があった場合に、確実に安全を確保する仕組み。

例えば、走行中に急に渋滞で停止している前方車両、あるいは人、建物、障害物などを「ミリ波レーダー」で感知します。

レーダーはフロントマスクの「クラウンのオーナメント」にあり、時速60kmの走行でも危険を感知し、ドライバーへのブザーやパネルアナウンスなどでブレーキを促します。

時速15kmや30km程度の場合で危険を予知し、自動ブレーキを行う車種もありますが、クラウンは時速60km/h「差」という部分に着目し、4つのオプション費用合計でも「10万円」と破格、ともいえる価格設定が可能になっています。

トヨタでは、77GHz帯 /24GHz帯のミリ波レーダーを発するセンサーを取り付けていますが、霧、激しい雨、雪などの天候でも障害物を察知する、非常に高度なものなのです。



クリアランス・バックソナーは、全方位で安全性確保!

引用: http://www.car-review.net/crownathlete_0003_03.html
  低速での事故を回避する「ソナー」   「クリアランスソナー&バックソナー」「インテリジェントクリアランスソナー」は、走行中の危険よりも、身近な危機回避を目指したシステム。

ソナーといえば、潜水艦が海底でも岩礁を避け、狭い海峡奥深く静かに航行できるための装置、として知られています。

これは超音波を車体のバンパーから発信し、跳ね返ってくる速度で障害物を検知する方法。

これに、インテリジェントクリアランスソナー、つまりより狭い空間などにソナーを当て、ドライバーがアクセルとブレーキを踏み間違えた場合などに、警告音を発する仕組みに使われます。

コンビニの駐車場に入れようとして、ブレーキとアクセルを踏み間違えて建物に突っ込むような事故を、予防するための道具、といえばわかりやすいでしょう。



レーダークルーズコントロールは、レクサス譲り!

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レーダークルーズコントロールは、時速30kmから作動する安全機能。

ステアリング右のバーを作動させることで、高速道などでの時速を設定し、車間距離も設定できます。

自分の車が通常走行レーン(左側レーン)から、追い越しレーンに入った場合、設定速度いっぱいまで加速することができます。

その逆に通常走行レーンで走行中、追い越しレーンから左前方から追い越してきた車が自車の前に入ってきたときなど、その効き目は実感できるでしょう。

100km/hで走行中、目の前に80km/hの車が現れた場合は、即座にブレーキングが作動。

適切な車間距離も保て、安全走行が可能です。

ドライビングを楽しむシートは、アスリート仕様!3種のオプション

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クラウンアスリートは、クラウンの中で「ドライビング」にベクトルを合わせた車種。

そのため、クラウンの臨戦装備ともいえる「本革シート表皮」「前席シートベンチレーション」「前席シートヒーター」を3つをパッケージオプションと設定しています。

まず、本革シート表皮、についてですが「シートすべてが本革仕様」というわけではありません。

シートサイドとヘッドレストには、人工皮革を用いていますが、特にシートサイドは日本人の体形に合わせ「包み込む」形状を重視しています。

本革ではたわむことがよくあり、カジュアルな服装でもドライビングを楽しむオーナーには、気の利いたシートになっています。

シートベンチレーションは熱いドライビングを、気持ちよく!

引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/469924/012_o.jpg

前席シートベンチレーションは、本革・人工皮革の車ではありがちな「シートの蒸れ」を開放させる機能。

ベンチレーション…つまりシートの背もたれサイドとおしり部分から、風を出すことで、爽やかさを保ち、緊張状態を維持できるドライビングが楽しめます。

操作は、モニター画面でタッチパネルによって簡単に作動させることができ、運転席と助手席は別々に行えますので、とても便利です。

とりわけ、渋滞中などでストレスになりがちな場合、こうした機能は安全運転にも役立ちます。

安全装備や快適装備、元が良い車だけに、いろいろ付けたくなるクラウンアスリートハイブリッドですが、予算が…となるのであれば、その分は値引きをしっかりしてもらって、お得感を出しましょう。

新型クラウンアスリートハイブリッドの値引きの方法については、

「新型クラウンアスリートハイブリッド 値引き術!」で詳しく解説しています。

値引きを多く引き出せれば、オプションをたくさんつけても元と値段が変わらないことだってありますので、じっくり確実にしっかりと交渉に臨みましょう。

標準装備がうれしい、シートヒーター

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シートヒーターの普及は、今や軽自動車にも設定されるほど。

ですが、ヒーター面積に関しては、座面部分だけが圧倒的なのが通常です。

クラウンアスリートでは、座面から背面に至るまで、温かく設定できることと、3段階の温度調節機能があることで、冬場の寒気にも問題なくドライビングが可能です。

特に、冬期間エアコンで室内を温めることは、結果的に乾燥状態になりやすく、ドライビングの集中力を欠いてしまうことも。

シートヒーターは「アスリートG」「アスリートS」「アスリート」のハイブリッド3種に標準装備。

オプションパッケージの中で、クラウンドライバー必須アイテムであることから、うれしい装備と言えます。

オプション価格は、トヨタの本気モード。バーゲンプライスだ!

引用:http://bayroad.ocnk.net/data/bayroad/product/8cf1156d33.jpg

クラウンアスリートハイブリッドは、全6種。

「アスリートG」「アスリートG Four」(Fourは4WD)

「アスリートS」「アスリートS Four」

「アスリート」「アスリート Four」

ですが、オプションの充実度が高いのは「G」「G Four」です。

アドバンストパッケージと呼ばれる、安全性能「ミリ波レーダー」「フロントソナー、バックソナー」「インテリジェントソナー」「クルーズコントロール」の4つはパッケージオプションで10万円(税別、メーカーオプション)。

快適性能の「本革シート表皮」「前席シートベンチレーション」「前席シートヒーター」は標準装備ですから、車両価格に10万円プラスするだけで、快適なドライビングの楽しみが倍増されるのです。

また、基本性能でいえば、いままでV6エンジンだったところを、L4エンジンにダウンサイジングしています。

通常、ブランド力のある車の場合は、こうした動力性能のカタログ値をオプション装置で「補おう」と飾り立てる傾向があります。

ですが、トヨタではアスリートハイブリッドを「環境性能車」と表現して、限定的なオプションにとどめ、それを付加価値としているのです。

「アスリートS」シリーズは、オプションパッケージがすべて選べる

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クラウンアスリートハイブリッドは、メーカーのフルオプションである「G」にするか、オプションを選択できる「S」、あるいはオプションなしの「アスリート」の選択となります。

「S」の場合、アドバンストパッケージとシートパッケージを合わせて「32万円(税別)」が必要ですが、シートヒーターだけは標準装備です。

安全面での装備を不要と考え、外見をスポーティにドレスアップする方、クラウンのドライビング性能を高めようとされる方…こうした方々には、おすすめのシリーズが「S」。

メーカーではほかのオプションとして「オーディオ」「ドライブレコーダー」などを持っています。

基本的には、オーディオレス。ナビ重視か、サウンド重視かで選択を

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トヨタプレミアムサウンドシステム(15チャンネルアンプ)には3種類のサウンドスピーカーが用意されます。

天井とインパネサイドのスピーカーを含めた16個のスピーカーシステム、10スピーカー、6スピーカーとメーカーオプション設定は多彩です。

注意したいのは、ナビシステムが標準装備であって、オーディオレスが(6スピーカー)が基本、ということ。

もし、後席に誰かを乗せて走るケースでは、サウンドスピーカーよりもナビを、オーナーカーとして長距離ドライビングを楽しむならば、サウンドシステムを購入するのがよいでしょう。