新型クラウンアスリート ハイブリッドの価格・値段がいくらなのか公開されています。
こちらでは新型クラウンアスリート ハイブリッドの価格・値段いくらなのかをグレード別にまとめました。
国産セダンの中で、20代から70代までの広い世代の支持を集める「唯一」のプレステージカー、クラウン。マジェスタ、ロイヤル、アスリートと3シリーズに分類されていますが、どれも魅力ある個性の「かたまり」と言えます。
アスリートの中で、圧倒的に売れているのが「ハイブリッド」シリーズです。それも、女性や20代、30代のユーザーに好評な理由の一つは「走り」。
アグレッシブな エクステリア、しっかりした作りの インテリアはもちろんですが、クラウンユーザーの多くは様々な車を乗り継ぎ、クラウンに辿り着きます。
アスリートハイブリッドの価格設定の巧みさは、まさにこうした広い世代を呼び込む作戦そのもの。
ここに注目してみましょう。(なお、表記内の価格ですが、「北海道地方」はあてはまりません。)
目次
プリウス効果が定着、ハイブリッドの「価格」が落ち着いてきた
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プリウスとクラウンアスリートハイブリッドの違い。
その一番は「駆動方式」にあります。プリウスも含め、今や多くの乗用車が FF と 4WD であるのに対し、アスリートは FR と 4WD です。
FFとFRの違いは、実際にドライビングした人でもわからない、あるいは気が付かないくらい「微妙」なものになりつつあります。
ですが、ドイツのメルセデス・ベンツ、BMW、イタリアのマセラッティ、イギリスのジャガー、ローイス・ロイス、そしてアメリカのGMではキャデラックがFRに「戻って」います。
プリウスは、2009年にデビューした「3代目」が200万台以上販売されましたが、その人気の秘密は「ハイブリッド普及価格設定」。200万円程度で購入できたエコカーは、2015年12月に発売開始された「4代目」で40万円ものプライスアップとなりました。
つまり、ハイブリッド車のラインナップが揃ってきた現在、クラウンアスリートは「FR+モーターのハイブリッド」という価値を、市場に訴求し、受け入れられる時期に入った、ということなのです。
アスリートのグレードは、外観からはわかりにくい
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クラウンアスリートの価格レンジは、最近のセダン事情そのものです。
世界の名だたる高級車ブランド、それもセダンに関しては、搭載エンジンやスポーツチューニングで価格差が非常に大きく、クラウンアスリートだけでも14グレード、300万円代から600万円代と、2倍近くものレンジがあります。
アスリートの場合、2ℓエンジン・2.5ℓエンジン・3.5ℓエンジンと、2.5ℓエンジン+モーターのハイブリッドに分かれています。
3.5ℓのアスリートGは610万円(価格はいずれも消費税込)乗り出しとなっており、2ℓのアスリートTは388万円。その違いは、外観ではわかりません。
アスリートハイブリッドの価格設定は3つ
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ハイブリッドアスリートは、グレード別に3種類。これに2WDと4WDが加わることから、合計6つのバリエーションから選択することができます。
エンジン形式や燃費は変わりませんが、ボトムグレードはボディーカラーが「基本の6色」に限定され、 安全装備である「アドバンストパッケージ」と、ドライビングをより楽しむための「レザーシートパッケージ」をオプション設定できません。
これに対し、最上グレードの ハイブリッドG と 中間グレードの ハイブリッドS は、ボディーカラーとインテリアカラーもオプション選択が可能です。
この3グレードの中で、最も売れ筋なのは「ハイブリッドS」であり、2WDか4WDの選択ということになります。
最もハイグレードの「ハイブリッド・アスリート G」
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引用:http://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/580/217/03.jpg
ハイブリッドアスリート G、がトヨタでの正式名称。あくまでも「ハイブリッド」のアスリートブランド、ということであり、「スポーツマインド」を前面に出したモデルに位置付けられています。
●価格
Hybrid アスリートG
5,770,000円
Hybrid アスリートG Four
5,986,000円
●特徴
電動式リアサンシェード
手動式リアドアサンシェード
パワーイージーアクセスシステム(運転席シート)
マイコンプリセットドライビングポジションシステム
カードキー
T-Connect 専用 DCM
特にこのT-Connect については、ユーザーへの訴求が不足しているのですが、単なるモニターでの最新道路状況や、オーディオなどのシステムだけではありません。
地震災害などで、公共通信網が迅速な交通情報を発信できないときに、このシステムを利用している車同士が、より安全で正確な道路情報を交換しあうことが可能、という機能に期待されています。
最も人気の高い「ハイブリッド・アスリート S」
引用:http://autoc-one.jp/news/2374686/photo/0002.html
アスリートGとSとでは選択できるボディーカラー「ジャパンカラーセレクションパッケージ」や、ドアトリム塗装、タイヤホイールなど、外観については見分けがつかない部分が多く、内装のシートパッケージなどで、「素」のアスリートに近いことが判別できます。
●価格
Hybrid アスリートS
4,950,000円
Hybrid アスリートS Four
5,166,000円
●特徴
電動式リアサンシェード(オプション扱い)
ファブリックシート
前席(2席)シートヒーター
カードキー
T-Connect 専用 DCM(オプション扱い)
Sシリーズを選ぶ方が多い理由として「シート」に十分な機能が付いており、それ以上のものを選択しなくてもいいというポイントがあります。
もう一つは、オーディオです。Gの場合、ナビゲーションシステムやオーディオ、あるいはT-Connectなどを一括してパネル操作できる便利さがありますが、そのかわり自由に選びたいオーディオなどが購入できなくなってしまいます。
そのため、オーディオレスオプション(383,400円)を設定し、ご自分専用のオーディオオプションを設定するために、Sシリーズに人気が集中しています。
クラウンアスリートのベース仕様「ハイブリッド・アスリート」
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クラウンアスリートの中で、ハイブリッドは隠れた「レース仕様車」と言われているのをご存知でしょうか?
2.5ℓ直噴エンジンとモーターのハイブリッドで最大出力220ps。滑らかに加速していくさまは、あのインプレッサやランエボ、日産GT-Rをも凌駕すると噂されています。
実際にはトランスミッションが「ない」トヨタのハイブリッドですが、その恩恵は、トルクを高めてなおかつ高速の伸びも追及した走りにあります。
素のアスリート、まさに走りに徹したいオーナーならば、GでもSでもなく、この「アスリート」でタイヤを選択するだけで、別次元の走りが堪能できるでしょう。
●価格
Hybrid アスリート
4,310,000円
Hybrid アスリート Four
4,526,000円
●特徴
カラードアウトサイドドアハンドル
運転席6ウェイ&助手席4ウェイマニュアルシート
ステアリングヒーター
車格は欧州の上級車と肩を並べるクラウンアスリートハイブリッド。
国産だけあって、欧州車と比べるとお買い得なのは明らかです。
だからと言って値引きなしで購入ではなく、購入時にはしっかりと値引き交渉を行って、お得に購入しましょう。
新型クラウンアスリートハイブリッドの値引きの方法については、
「新型クラウンアスリートハイブリッド 値引き術!」で詳しく解説しています。
ぜひ参考に、お得にクラウンアスリートハイブリッドを購入しましょう。
「重役仕様」ならG、「スポーツ仕様」ならアスリート
引用:http://www.mycar-life.com/imgs/zoom/25911.jpg
引用:http://autoprove.net/wp-content/uploads/2013/02/58ba2f336b70ab1671eeb5a208e2989a.jpg
クラウンは「おじさんの車」。こういったイメージのある人たちは、世代でいえば40代以上の人たち。
実は、アスリートシリーズの登場、それもハイブリッドエンジンの本当の凄さを耳にしている人たちが、こぞってこの車の虜になっています。
もうそろそろミニバンにも飽きた。見た目の高級だけでなく、走りも凄い。
そんなセダンはもはやクラウンしかないかもしれないのです。
クラウンを手にするなら、ハイブリッドは選択肢の一つにしたいですね。