2017年新型エクストレイルでの車中泊が注目を集めています。
こちらでは2017年新型エクストレイルでの車中泊の様子と主な特徴をまとめましたのでご覧下さい。
ワンボックスカーと軽ばかりが売れている…と思われている自動車市場。
ところが、もっと売れている車種があった!それが”キャンピングカー”です。
日本列島各地で開催される”キャンピングカーショー”。
2017年7月1日、2日と2日間に東京ビッグサイトで開催された東京キャンピングカーショー2017、来場者数は22,580人!
拡大しているキャンピングカー市場ですが、RV車を”ちょい”キャンピングカーとしてマイカスタムするのがブーム。
新型エクストレイルの場合はどうなるか、レポートしていきます。
目次
実は車中泊が大ブームに!
引用:http://jrva-event.com/osaka/
一度は欲しいクルマ、乗ってみたいクルマ…といえば、フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ…といったスーパーカー!と思ったら、大間違い。
今一番の人気はキャンピングカー!と言われるほど盛り上がっている車中泊ブームです。
実は、ランボルギーニが2018年にRV車”ウルス”を発売するのはご存知でしょう。
ポルシェはカイエンとマカンが既にデビュー済み。
車中泊できるかどうかはわかりませんが、キャンピングトレーラーを牽引しながら走っているケースはあるかもしれません。
引用:http://www.roulottesprolite.com/images/vr2016/roulotte-vr-profil.jpg
↑もしかすると、新型エクストレイルもこんなキャンピングトレーラーを引っ張るなら、なかなか絵になるかも!
エクストレイル1台だけで車中泊!果たして可能か?
引用:http//i1.wp.com/carbikenews.xyz/wp-content/uploads/2016/06/Nissan_Rogue_SL_2017_4.jpg?resize=680%2C453&ssl=1
車中泊の第一条件は、フルフラットシートになるかどうか。まずは下の図を見てみましょう。
引用:http://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/function.html
ラゲッジルーム長は?
最大1,745mmとは、前席をそのままの状態(運転できる状態)で、バックドアを閉めたエンドまでの長さ。
つまり、理論的には身長174.5cmまでなら足を伸ばして寝ることが可能…ということです。
では、運転席と助手席を思いっきり前へ詰めた場合は…というと、なんとか1,800mmのラゲッジルームは確保可能。
ただ、横から見るとこうなります。
引用:http://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/function.html
若干前部分(2列目シートを前倒しした部分)が高くなっており、後ろに行くに従って緩やかな傾斜となります。
一応フルフラットですので、寝具を敷くと寝ることは可能。
ただ、水平ではないことを前提に専用マットを敷くのが良いでしょう。
ラゲージルーム幅はどうか?
なんとか1,800mmの室内長(ラゲージルーム長)を確保したものの、幅がどうなのか、気になりますね。
最大1,305mm…こればかりは当てになりません!タイヤ部分の出っ張りがどうしてもありますから、1,250mm程度の幅と考えるのが妥当。
600mm+程度の幅で一人が寝られる計算で、最大2人。
つまり、エクストレイルはシートを倒して2人までが室内で車中泊可能と考えるべきでしょう。
基本的には、エクストレイルは”車中泊できる”ようには設計されていません!!
ですから、かなりの工夫で乗り越えていく必要があります。
ルーフテントがあれば、3人、4人の車中泊も可能に
引用:http://www.carshop-precious.com/rooftent/index.html
↑ルーフテント「Easy Camper REVOLUTION」(カーショップ•プレシャス、電話:047-480-7800=千葉市)
ルーフテントといえば、ルーフ部分にアタッチメントを”かませて”その上に設置するのが普通。
↑の商品は電動で開閉するタイプで、大人2人+子供1人が就寝できる広さです。
●製品の大きさ:全長2,250mm x 幅1,300mm(ベースフレーム部分のサイズ)、高さ330mm、重量63kg。
室内サイズ:幅1,200mmx長さ2,000mm。
展開時の内部高さ:約850mm~最高部1,100mm。
オプションでぜひ付けたい
ラッゲージスポットランプ
バックドアがオープン時に明るく照らすランプ。
本来はドアオープナーだけの設定ですが、こうした照明は一つでも多い方がよいでしょう。(16,524円税込み)
引用:http://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/option.html
ナビレコツインモニターパック+ETC2.0:日産オリジナルナビ MM517D-L+ドライブレコーダー+後席モニター+ETC2.0車載器
車中泊に限って必要かも…というのが”後席モニター”。
上の画像でわかる通り、ルーフ取り付けですが、ディーラーオプションの場合はセットになています。
ただ、車中泊で気になるのは夜間の防犯。
道の駅などで停車宿泊していたときにぶつけられた、といった場合にしっかりドライブレコーダーが反応して記録してくれれば安心。
こうした投資はぜひセットメニューを生かすのが良いでしょう。
大事なのは、クルマへの衝撃に反応するドラレコかどうか、です。
室内照明のオプションなし、コンセントなし…に対応させよう
車中泊で忘れてはならないのが「電気」関係。シガーソケットはちゃんとありますから、ここからいかに充電させるかがキモです。
スマートフォン、デジカメ、タブレットから様々な電気器具の通電は、インバーターがあると便利。
インバーターとは、クルマの電圧(12V)を一般家庭の100Vに変換してくれる機器です。
インバーターを購入する際に気をつけたいのは、複数の機器が一度に充電できるようになっているかどうか、です。
↓こんな形のもの。ネットで販売されている車中泊専門店”オンリースタイル”のパワーインバーター400W。
引用:http://www.shachu-haku.com/inverter/power_inverter400.html
サンシェード、カーテンといったものは通販でもお手軽に買える
↓はアマゾンで購入できるサンシェードのひとつ。クルマごとにウインドウの数、形が異なるため車両型式を確認して購入しましょう。
ちなみに、リヤ用だけ…というものもあります。
サイドはカーテンにする手も。取り付けが楽なことも重要ですね。
引用:https://www.amazon.co.jp/01s-b010-re-日本製-車中泊-エクストレイルT31系-カーテン-サンシェード-カスタム/dp/B00FXR1Z7M/ref=sr_1_73?ie=UTF8&qid=1499760466&sr=8-73&keywords=エクストレイル 車中泊
車中泊を考えるなら、ハイブリッド車にしておこう!
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/exterior_interior.html
最後にぜひ考えておきたいのが、ガソリンエンジン車とハイブリッド車の違い。
両方とも走っている間はエンジンを使いますが、停止中はやはりハイブリッド車のほうが静か。
もちろん、アイドリングストップはあるのですが、就寝ぎりぎりまでエアコン(暖房、冷房)を付けるとなると、充電されているバッテリーを積んだハイブリッド車の方が安心。
エンジン音と振動は走っている分は良くても、止まっている間は気になります。
また、車中泊の場合は隣にほかの人がやはり車中泊している可能性も高し!
シートアレンジをもう一度確認して、ハイブリッド車でも寝られるような”フルフラット斜度”かどうかディーラーで試乗しましょう!
あと、災害でどうしても車中泊を余儀なくされることもあります。
ぜひエクストレイルで自分を守る、家族を、友人知人を守る技を備えておくことも必要です!
新型エクストレイルの値引きの方法については、
「新型エクストレイル 値引き術!」で詳しく解説しています。
ぜひ参考に、お得にエクストレイルを購入して下さい。
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/exterior_interior.html