新型シエンタのスペックが公開されています。
こちらでは新型シエンタのスペックと主な特徴をまとめましたのでご覧ください。
目次
ボディスペック
引用:https://toyota.jp/sienta/design/?padid=ag341_from_sienta_navi_design
3列シート&2列シート
全長×全幅×全高(mm):4,260×1,695×1,675(4WDは1,695)
ホイールベース(mm):2,750
トレッド前(mm):1,480(4WDは1,485)
トレッド後(mm):1,480(4WDは1,470)
最低地上高(mm):145(4WDは130)
↓クルマ床面の地上高は、2WDが33cm・4WDが35cm。
引用:https://toyota.jp/sienta/utility/?padid=ag341_from_sienta_navi_utility
↓なお、乗り降りするときにつかむ『手すり』が用意されています。実車でチェックしておきましょう。
引用:https://toyota.jp/sienta/utility/comfort/?padid=ag341_from_sienta_utility_comfort_top
室内幅×室内高(mm):1,470×1,280
※室内長は実車測定をお勧めします。
車両重量(kg):1,320〜1,380
最小回転半径(m):5.2
引用:https://toyota.jp/sienta/performance/?padid=ag341_from_sienta_navi_performance#anchor_point_02
エンジン関係
シエンタにはグレード別に3種類のエンジン(全て1.5L)が用意されています。
ハイブリッド車(3列シート&2列シート)
型式:1NZ-FXE
総排気量(cc):1,496
種類:直列4気筒 DOHC
内径×行程(mm):75.0×84.7
最高出力(kW[PS]/rpm):54[74]/4,800
最大トルク(Nm[kgf]/rpm):111[11.3]/3,600〜4,400
使用燃料:無鉛レギュラー
燃料タンク容量(L):42
モーター最高出力(kW[PS]):45[61]
モーター最大トルク(Nm[kgf]):169[17.2]
主要電池:ニッケル水素電池
容量(Ah):6.5
●圧縮比は13.4、ミラーサイクルエンジン(トヨタではアトキンソンサイクルエンジンと呼称)。カローラアクシオや初代・2代プリウスに使用されたエンジン。
ガソリン車(2WD、3列シート&2列シート)
型式:2NR-FKE
総排気量(cc):1,496
種類:直列4気筒 DOHC
内径×行程(mm):72.5×90.6
最高出力(kW[PS]/rpm):80[109]/6,000
最大トルク(Nm[kgf]/rpm):136[13.9]/4,400
使用燃料:無鉛レギュラー
燃料タンク容量(L):42
●圧縮比は13.5、2WDに搭載されるエンジン。
ガソリン車(4WD、3列シート)
型式:1NZ-FE
総排気量(cc):1,496
種類:直列4気筒 DOHC
内径×行程(mm):75.0×84.7
最高出力(kW[PS]/rpm):76[103]/6,000
最大トルク(Nm[kgf]/rpm):132[13.5]/4,400
使用燃料:無鉛レギュラー
燃料タンク容量(L):45
●圧縮比は10.5、1999年から製造されるエンジン。採用車種が多く、信頼性が高い。
走行性能・その他
燃費
引用:http://blog-imgs-121.fc2.com/t/a/i/taipeiroc/20170217004934c48.jpg
JO08モード燃費(km/L):
ハイブリッド → 28.8
ガソリン2WD → 20.2
ガソリン4WD → 15.4
WLTCモード燃費(km/L):
ハイブリッド → 22.8
●シエンタユーザーの多くが”家族で使う派”。高速で飛ばす…という使い方よりも、毎日市街地を走る人が圧倒的です。
燃費はコンパクトミニバントップクラス。エンジンがロングストローク型なので、馬力は低い分アクセルひとふみ分の力が強い。そのため、急な上り坂でも問題なく走ることができます。
ミニバンでは”力があるなあ”と感じる部類に入るでしょう!
サスペンション
フロント:全グレード → マクファーソンストラット式コイル
リヤ:
ハイブリッド → トーションビーム式コイル
ガソリン2WD → トーションビーム式コイル
ガソリン4WD → ダブルウィッシュボーン式コイル
●ガソリン4WDは”ダブルウィッシュボーン”を採用。サスペンションではエアサスに次いでコストが高く、複雑な仕組みのためスペースを取ることで有名です。
ただ、乗り心地はGood。雪道やガタガタの道路などでも、とくに後席の人は気持ちよくドライブが楽しめます。
1.4トン近い車両重量に、乗員の体重+荷物……乗り心地はどうなの?
引用:https://toyota.jp/catalog/sienta_main/book/#target/page_no=30
エクステリアが独特なシエンタ。ミニバンらしからぬソフトなデザインのため「走るとふにゃふにゃにならない?」と想像するかもしれません。
ところが、実際には足回りがしっかり!『Response』2016年の記事から引用してみましょう。
旧態化が進んでいるトヨタのBセグメント用プラットフォームを使って1.4トン近いモデルを作らざるを得ないという制約から、乗り味はあまり良くないのではないかと事前に予想していた。
♥♥♥
が、実車のフィールはその予想を裏切る良さ。出色なのはサスペンションチューニングで、ハンドリングと乗り心地のバランスが取れたきわめて丁寧なものだった。
燃費もミニバンとしては良好。また、素材の質感は大衆車レベルながら、細部までみっちりとデザインされた造形でユーザーの満足度を上げるインテリアなど、商品性向上への並々ならぬ気合が随所にうかがえた。
●モータージャーナリストにも好評のシエンタ。売れている理由がわかりますね!
車いす仕様もある、シエンタ
車いすに乗ったまま、乗員をバックドアから運ぶ”シエンタ車いす仕様”。
車いすとは言っても、そのサイズや重さはまちまちです。シエンタの場合は、リヤのスロープ開口部に合わせて、車いすの幅が670mm以下、前後1,130mm以下の条件で乗降可能となっています。
電動車いすの場合は、重さがありますので、販売店に確認するのがいいでしょう。なお、車いす仕様シエンタは”エアサスペンション”。道路の凹凸でも揺れずに気持ちよく乗ることができます。
引用:https://toyota.jp/catalog/sienta_main/book/#target/page_no=52
車いすの人は、隣に介護者が乗っていると安心。前方に向かって右に健常者用のシートが用意されており、全部で4人でドライブが可能です。↓
引用:https://toyota.jp/catalog/sienta_main/book/#target/page_no=52
車いす仕様は、実際に使っている事業所(介護施設、障害者施設など)で見せてもらうと参考になります。スロープの長さは意外に長いので、自宅の土地に十分乗り降りのスペースがあるかどうかも確認しましょう。
引用:https://toyota.jp/catalog/sienta_welcab/book/#target/page_no=5