2017年の新型アクアのオプションの情報が公開されています。
こちらでは2017年の新型アクアにはどのようなオプションがあるかなどをご紹介しています。
モデル最終期となっている新型アクア。メーカーによるパッケージオプションは4つに絞られ、ディーラーによるカスタマイズが主力になっています。
メーカーとしては、FMCの前で”気合いが入っていない”クルマを売る訳には行きません。また、トヨタ直系の4販社(トヨタ・トヨペット・カローラ・ネッツ各販売会社)全てで取り扱いますので、ディーラーそれぞれの販売力を見る上でも”オプション”は重要です。
じっくりと見ていきましょう。
目次
グレードの違いはオプションではなく、安全装備
引用:http://toyota.jp/aqua/interior/?padid=ag341_from_aqua_navi_interior
アクアを購入する際、どうしても避けられないのが”オプション費用。メーカー仕様のパッケージオプションは4パターンあり、Lグレード以外は付帯できます。
そのうち”スマートエントリーパッケージ”は標準装備もあります。
スマートエントリーパッケージは、”Gソフトレザーセレクション”&”G”だけが標準
2017年モデルのアクアは、”Crossover”、”G・ソフトレザーセレクション”、”G”、”S”、”L”の5グレード構成。
●2,089,800円の”G・ソフトレザーセレクション”
●2,062,800円の”G”と”Crossover”
●1,886,760円の”S”
●1,785,240円の”L”
上の様に、価格では4階級に分かれていますが、”スマートエントリーパッケージ:43,200円”は”Gソフトレザーセレクション”&”G”で標準。と、いうことは……43,200円分を単純に引いた状態では、
●Crossover:2,062,800円
●G・ソフトレザーセレクション:2,046,600円
●G:2,019,600円
と価格差は逆転します。ですから、このパッケージオプションだけを考えると”G・ソフトレザーセレクション”と”G”は得ということになります。
スマートエントリーパッケージは?
スマートエントリー(運転席・助手席・バックドア/ハザードアンサー バック機能付/スマートキー2本)&スタートシステム…この2つですが、多くのクルマで標準。ぜひ欲しいオプションです。
↑スタートシステムと言えば、このパワーボタン。これに慣れてしまうと、キーを差し込んでひねる…という動作が面倒になってしまう!
引用:http://toyota.jp/aqua/interior/comfort/?padid=ag341_from_aqua_in_comfort02#
↑これもオプションの…というわけではなく、ディーラーに行ってもらえた”アクアハイチュウ”。もちろん森永製菓の製品。
引用:https://pbs.twimg.com/media/DDvf3j0UIAA_P3y.jpg
LEDヘッドランプ パッケージ
LEDランプ(正式にはランプ表示ではない)とハロゲンランプの差異はどうなのでしょうか?実は、最近はLEDのほかにHIDと呼ばれるランプも出回っています。
HIDはキセノンヘッドライト、ディスチャージヘッドライトなどと呼ばれており、LEDよりもさらに明るい照射が特徴です。ただ、高額なことと、瞬時の照射ではない(徐々に明るくなる)特性があり、ハロゲンとの併用が多いのも実情。
↑左から、ハロゲン・LED・HID。照射の色と同時に対向車や対人からの見え方も大きく違う。
引用:http://www.fcl-hid.com/html/page161.html
LEDとハロゲンで大きく違うのは、照射された色合い。やや黄色みがかったハロゲンランプに比べて、LEDは白く光る特徴があります。また、高熱を発するハロゲンの場合は”冬場に強い”といった面もあります。
ランプの上に雪が積もった場合や、凍結した場合に雪が溶け易いのがハロゲンランプですが、LEDの場合はこまめに雪払いが必要なケースもあるのです。
LEDヘッドランプパッケージの中身は
Bi-Beam LED ヘッドランプ(オートレベリング機能付/スモークエクステンション 加飾/ランプオートカットシステム)+LEDクリアランスランプ+フロントターンランプ、LEDフロントフォグランプ……108,000円
引用:http://toyota.jp/aqua/safety/?padid=ag341_from_aqua_navi_safety
ビューティーパッケージは”目に見えない”オプション
名称からみて”女性向け?”と思われそうですが、そうではありません。中身は「ナノイー」「シートヒーター(前席のみ)」「IR<赤外線>カット機能付フロントドアグリーンガラス」。
ナノイーは「アレル物質」(花粉、ダニのフン・死がい)、「ウイルス」「菌」「不快なニオイの脱臭」「美肌・美髪効果」に効果がある…というものです。
夏場に”滝”を見に出かける方は多いですが、水しぶきにはマイナスイオンがある…とよく言われます。滝周辺で気持ちが良くなるのは、マイナスイオン効果のおかげですが、ナノイーは人工的に作り出すイオン。
空気中の水分を集めて、集中的に放電してイオンを作り出すため、運転中にストレスを和らげることにつながります。
↑ハウスダストや花粉を強力に吸い込むエアコン。ナノイーはもはや生活家電には欠かせない(パナソニック)。クルマも生活家電化している、と言える。
引用:http://panasonic.jp/airrich/product/shape/index.html#anc–inhole
冬場運転するなら、シートヒーターは重宝
引用:http://toyota.jp/aqua/interior/comfort/?padid=ag341_from_aqua_in_comfort02#
もう一つは、シートヒーター。軽自動車にも多く採用されているシートヒーターですが、冬場にエアコンを付けることなく体を温めるなど効果は高まります。パッケージ料金は29,160円。
エアコンがあるからいらない…と言う方、エアコンは空気を”乾燥”させるのは常識!運転で風邪をひくことは結構多いのです。シートヒーターがあって、ナノイーだとなかなか優れもの。お勧めと言えます。
ナビレディパッケージは使い方が違う2つが一緒になっている
バックカメラと6スピーカーのセットが、ナビレディパッケージ、28,080円。バックカメラと言えば↓の通り。
引用:http://toyota.jp/aqua/performance/operation/?padid=ag341_from_aqua_perf_performance_operation
当然のことですが、バックカメラだけがあっても肝心の画像を見る”モニター”がなければ意味がありません。そこで、ディーラーオプションのナビゲーションシステムが必要!となります。
↑対自動車の衝突安全パッケージ、Toyota Safety Sence cは。SとLの両グレードは54,000円のメーカーオプション。G以上は標準装備。
引用:http://toyota.jp/aqua/safety/?padid=ag341_from_aqua_navi_safety
ディーラー推薦のナビは?
ナビレディパッケージはお得?ここで注意したいのは、9インチ〜7インチのモニターが必要、という事実。
ナビはナビで買って、バックカメラ対応のモニターとしても使えるようにしたい!という場合はディーラー以外で依頼した方が安い…これはご存知でしょう。
ちなみに、トヨタ純正の場合は
●T-Connectナビ 9インチモデル:265,680円(ステアリングスイッチ)
●T-Connectナビ 7インチモデル:156,600円(ステアリングスイッチ)
このほかに、もしドライブレコーダーを付けたり、ETCユニットをセットにするとなると、ディーラーなら5万円ほどの追い銭がかかることになります。
↑アルパインの8型LED/WXGA タッチパネルモニター。もちろんアルパイン製のバックカメラも販売されている。
引用:https://www.naviokun.com/image/car_big_x.image/t_ex008_aq.jpg
オプションパッケージはパックだから安い…となりますが、ぜひ注意したいのが”クルマ契約時にしか付けられないオプション”なのか”後付け可能なオプション”なのかを確認すること。
アクアは日本で一番走っている台数が多い…ということは、カー用品販売店での取り扱いも一番、ということになります。もし好みのオプションが予算を超える!という場合は、カー用品専門店で揃えましょう。
引用:http://toyota.jp/aqua/safety/?padid=ag341_from_aqua_navi_safety
新型アクアの値引きの方法については、
「新型アクア 値引き術!」で詳しく解説しています。
ぜひ参考に、お得にアクアを購入して下さい。