新型ウェイク 試乗レポートまとめ!

ウェイク

新型ウェイクは試乗レポートが数多く寄せられています。

こちらでは新型ウェイクの試乗に関するデータをまとめましたのでご紹介します。

トールボディといえばダイハツの「ハイゼット」「アトレー」、スズキの「エブリイワゴン」、ホンダの「バモスホビオ」などが有名。

ですが、この手の車はどうしても「営業車っぽい!」というのが本音でしょう。

ホンダのN-BOXが爆発的に売れたのは、商用バンには見えないおしゃれ感。

これならミニバンからの乗り換えでも恥ずかしくない…というユーザーが買い求めたのは言うまでもありません。

では、ウェイクの場合はどうでしょうか?試乗データを洗いざらい報告致します。







とにかく、存在感はハンパないエクステリア

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引用:http://stat.ameba.jp/user_images/20150627/22/momopeche123/dd/62/j/o0730050013349643643.jpg

○ミニバン(日産セレナ)からの乗り換え。

とにかく目立ちますね。

ボディーの塗装色もソリッドタイプなんで、発色がよく、とにかくテンションが上がります。

ミニバンとさほど変わらない着座位置、サイドミラーの位置もよく設計されている。

カスタム系のタントより、かっこいいです。

○ステップワゴンに乗っていましたが、セカンドカーとして購入。荷物を積むことが多いので、Lに。

これを買った途端に、引っ越しの手伝いをさせられました。

○久々に、いいデザイン。飽きが来ないし、女性も多く乗っているので好き嫌いで選んでも大丈夫でしょう。

ただ、これで通勤するには、色を選ばないといけませんね、

○四角で骨っぽいのがいい。男性が乗るのに軽だとなんとなく恥ずかしいのだが、これは大丈夫。

ただ、フロントグリルがどうも安っぽい。

見た目重視だから、もっとすっきりさせたメッキの方を標準仕様にしてほしい。

○スライドドアは、両方ともパワー式だと意外に不便。

今はとにかく電動にしたほうが売れるんだろうが。

Dグレードでも全く問題なし。



インテリアはタントの流用、に見えないのがさすが

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引用:http://ウェイク.kaitoli.biz/img/wake_05.jpg

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引用:http://blog-imgs-90.fc2.com/s/a/k/sakurabunama/20160222220937411.jpg

○収納がありすぎるほどでこれは使いやすい。自分の移動部屋の感覚で、運転中よりも止まっているほうが使い勝手がいい感じ。

○リヤシートがスライドすると、広大な空間が誕生。

ただ、これだけ天井が高いのは、果たしてどんなもんか…スズキエブリイワゴンの方が、車内長は広いのだが…仕切り版が上下に移動できるのは秀逸。

○移動空間としてみれば、これはマニアックな車。

オプション設定で釣り竿を天井に吊り下げることができるんだが、もし、事故に遭った場合、頭に当たらないのか心配も。

車なのか部屋なのかが時たまわからなくなりそうな感じだ。

パイクカーってこういうもんだろう。

○前席は運転しやすい。2人で使うならいいんじゃない?でもリヤシートはお勧めできないね。

とにかく寄り心地はよくない。

4人で乗るより1人か2人で乗って遊び倒すのが基本。



ハンドリングは個性的。走りはどう?

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引用:http://amd.c.yimg.jp/amd/20141126-20102288-carview-000-5-view.jpg

○660ccで1,000kgを超える車両重量。ここにさらにいろいろ積み込んでしまうと、ターボ付きでなければ加速はモッタリ。

Gグレードの4WDでないと峠や雪道では不安です。

車高が高い割には運転性能は安定しています。

ただ、クロスカントリー用の車ではないことを理解しなきゃだめ。

○気を付けたいのはブレーキですね。車高があって重いせいか、加減が難しいです。

ブレーキを強く踏むと急ブレーキになってガクんと前のめりになってしまいます。

構造的に無理をしているのは仕方ないですね。

○走りに興味がある人はタントの方がいい。あまり走りには期待しないほうがいいです。

高速での車高変更では、横揺れが怖い。スピードを出さないのが賢明。

逆に言えば、遊びに使う移動室内空間であって、移動時に楽しいかどうかは別。センスで買う車。

割り切って気に入ったら買うのがいいと思う。

○運転して、気にならなかった。というよりも、走り屋じゃないんで。

意外に小回りは利かないかな。ブレーキパッドがすぐ減ってしまいそうだ。



乗り心地はどう?シートは使える??

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引用:http://amd.c.yimg.jp/amd/20141208-02000025-autocone-004-1-view.jpg

○14インチタイヤは、とにかくゴツゴツ路面を拾いまくります。

まあ、軽だからと思えばこんなもんでしょう。

これだけの室内空間を作ったんで、どこかにしわ寄せはくるんだろうなあ。

○乗り心地は人それぞれ。ただ、長距離乗ってもちょっとPAでシートを倒して休んだ時、この天井の高さで圧迫感がないんで、とにかく気持ちいいんですよ。これならカラダは楽だと思いますよ。

○カーブでロールするのがちょっと怖い。いまの車にしては横揺れが大きい感じ。

○後席はあくまでも非常席。とにかくどんどこ突き上げられる。前席専用の車。前は問題ないのだが。

○着座姿勢の寝そべり感がないので、腰に負担がかからずよい。ただ、振動が気になるなら専用のマットを使うといい。

価格設定は正直どう思う??

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引用:http://e-ohmori.sakura.ne.jp/sblo_files/campingcar-taka/image/image-91918.jpg

○ちょっと高い。20万円は高いと思う。

あれこれオプションを付けると200万円は軽く超えてしまう。

○タントより5万円ほど高いだけだから、こんなもんでしょう。

180万円?価値観じゃないのかなあ??

○完全に趣味の車。ベース車両のDにすればよかった(買ってから気が付いた)。自分でカーテンを付けたり、ルーフネットを付けたりと楽しいけど、ディーラーオプションがまた高い。

楽天で半額で買えるものばかり。

この車って、結局オプションで儲けてるんじゃないかな、ダイハツって。

○ライバル車がいないから、結構強気な値段だと思う。Dグレード以外はすべてスマアシになったし。

早くライバル車が出てくれば、値引きも大きくなると思うんだけど…

○室内空間は広いけど、残念なのがプラスチックバリバリの内装。180万円の割には…と思う。イグニスより高いんだよ、これどう思う?

燃費はどう?意外にいい数字のウェイク

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引用:http://toyota.jp/pages/contents/pixismega/001_p_002/image/style/carlineup_pixismega_style_2_05_pc.png

 ○Gターボで19km/L。夏場は13km/Lに激減。

荷物も増えるし当然といえば当然。意外にいい数字だと思う。

まあ、190万円もしたんだから、これだけ走ってくれると思うけど。

○G-SAⅡで12km/L。坂の多い場所で走るせいか、燃費は良くない。

1トンの車重に対して、660ccエンジンが結構きつい感じ。

低重心で、剛性がもう少し良ければ、燃費は目をつぶるけど。

○Lで15km/L。

燃費が…と言われていますが、はまる人にははまるウェイク。

価格がネックになる人は、しっかり値引きをしてもらったうえで購入しましょう。

その方法は、「新型ウェイク 値引き術!」で詳しく解説しています。

ぜひ参考に!

もっとこうなればいい。ウェイクへの要望

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引用:http://www.cyclesports.jp/sites/default/files/23811_WAKE_01.JPG

ダイハツ・ウェイクは、マイナーチェンジと価格設定を見直し、2016年現在はトヨタ・ピクシスメガとしても販売中。

当然のことながら、トヨタの営業力は相当大きなものがあり、ウェイクにとって大きなライバルとなりました。

逆に言えば、見積もりを取るライバル車が現れた、というところ。

トヨタから買う場合は「安いトヨタ車」の部類に入り、ダイハツで買うと「高いダイハツ車」というジャンルの車になります。

ですが、トヨタではパッソやポルトといった価格面でもう少し安めか、同程度の乗用車があり、トヨタで商談した方が結局試乗したところ、普通乗用車に変更することもよくあります。

試乗で最も多かったのは「費用対効果」。そして「非力なエンジン」「後席の快適性のなさ」です。従来の軽よりも相当大きく、頑丈に見える分、走りは660ccの軽そのものなので、車そのものに対する不安感がどうしても拭えません。

ただ、それを無視できるほどの大空間で、サーフィンやスノーボード、キャンプなどの「道具」にしたい方にはもってこい、といえます。

もう少し車両本体価格が安ければ…

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引用:https://i.ytimg.com/vi/gTUaSHMX0Vc/maxresdefault.jpg

135万円スタートのウェイク。実質上Dグレードでも、Gグレードでもインパネの樹脂品質は変わらず、タントカスタムに比べて「インテリアの質感」がどうも低いのは残念。

ただ、移動手段で、道具としてみれば最高のスポーツギアであることは間違いないでしょう。

ただ、人はどうしても「飽き」る動物です。プラスチック素材と黒、グレー系でまとめたインテリアが使い倒されて来るに従って、だんだん古く感じられる予感もなきにあらず。

試乗した多くの方は、パッケージに大絶賛なのですが、車として見ている方は「ちょっと残念」「価格の割には運転の充実感に乏しい」といった感想が上がっています。

やはり、ベースグレードを購入し、オプションパーツを自分なりにネットで探したり、量販店でゲットして自分なりのウェイクに仕上げるのが良いでしょう。

→ 新型ウェイク を安く買う! 値引きから更に50万円安くなる!?