新型ミラトコット 色・価格・スペック・オプション・エコカー減税の情報!

ダイハツ

この記事では、新型ミラトコットの色、価格、スペック、オプション、エコカー減税などの情報をまとめています。







新型ミラトコットの色・カラー紹介!

こちらでは新型ミラトコットの色・カラーに何色があるか、そして人気のカラーはどれかについて紹介しています。

新型ミラトコットは2WD仕様と4WD仕様とに分かれますが、それぞれに上から「G“SA Ⅲ”」「X“SA Ⅲ”」「L“SA Ⅲ”」「L」と4つのグレードが存在します。

このうちG“SA Ⅲ”とX“SA Ⅲ”の2つのグレードにはモノトーンのボディカラーが8つ、フロントバンパーとルーフ、バックドアアッパーの3カ所に布のような素材感、触感を持つフィルムを貼った「デザインフィルムトップ」と呼ばれるボディカラーが4つ、合計12のボディカラーが用意されます。

L“SA Ⅲ”とLはモノトーンのボディカラー8つのみです。

この豊富なボディカラーは新型ミラトコットの売りの1つであると言えます。最廉価グレードでも8種類の中から選べるのはうれしいところです。

まずモノトーンですが「セラミックグリーンメタリック」「ジューシーピンクメタリック」「サニーデイブルーメタリック」「パールホワイトⅢ」「ブラックマイカメタリック」「プラムブラウンクリスタルマイカ」「レモンスカッシュクリスタルメタリック」「ファイアークォーツレッドメタリック」となります。

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/03_exterior.htm

デザインフィルムトップは「セラミックグリーンメタリック+デザインフィルムトップ」「ジューシーピンクメタリック+デザインフィルムトップ」「サニーデイブルーメタリック+デザインフィルムトップ」「パールホワイトⅢ+デザインフィルムトップ」の4つです。すべてのボディカラーでアイボリーのキャンバス地調のデザインフィルムが貼られています。

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/03_exterior.htm

新型ミラトコットはどちらかというと男性よりも女性をターゲットにしている感がありますが、女性が好みそうなパステル調のボディカラーのみならずパールホワイトⅢやブラックマイカメタリック、プラムブラウンクリスタルマイカといったシンプルなボディカラーも用意されていますので、男性がメインで乗る場合も安心だといえます。

ちなみに新型ミラトコットの発売から1カ月後にダイハツが発表したプレスリリースによると、1番人気のボディカラーはセラミックグリーンメタリックのようです。

なおデザインフィルムトップはメーカーオプション扱いで、43,200円高となります。



新型ミラトコットの価格・値段はいくら?

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/03_exterior.htm

こちらでは新型ミラトコットの価格・値段がいくらなのかをグレード別にまとめました(トランスミッションは全てCVT)。

G“SA Ⅲ”

2WD:1,296,000円

4WD:1,425,600円



X“SA Ⅲ”

2WD:1,220,400円

4WD:1,350,000円



L“SA Ⅲ”

2WD:1,139,400円

4WD:1,269,000円



L

2WD:1,074,600円

4WD:1,204,200円

全てのグレードの2WDで北海道地区での価格は16,200円高となります(4WDは全国共通)。

2WDと4WDの価格差は129,600円です。

なお新型ミラトコットは最廉価グレードのL以外の全てのグレードで衝突回避支援システム「スマートアシストⅢ」(スマアシⅢ)が標準装備されます。

グレード間の価格差は言うまでもなく標準装備品の差で、大きく「G“SA Ⅲ”」「X“SA Ⅲ”」「L“SA Ⅲ”/L」という3つで標準装備品が微妙に分かれます。以下にグレード別の主な標準装備の差を少し細かく見てみましょう。

エクステリアのグレード間格差

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/pdf/guidance.pdf

エクステリアでグレード間格差が生じるのは「14インチフルホイールキャップ」「カラードドアミラー」「スモークドガラス」の3つです。

まずホイールキャップですが、G“SA Ⅲ”はエンブレム付の2トーンカラード、X“SA Ⅲ”はエンブレムが付かない2トーンカラード、L“SA Ⅲ”/Lは普通のホイールキャップです。

カラードドアミラーはG“SA Ⅲ”とX“SA Ⅲ”が2WDではオート格納式(キーフリー連動)となりますが、4WDはこれにヒ―テッド機能がつきます。L“SA Ⅲ”/Lは2WD、4WD共に鏡面可動式です。

スモークドガラスはG“SA Ⅲ”とX“SA Ⅲ”がリヤドアとバックドアウインドゥに装備されますが、L“SA Ⅲ”/Lは装備されません。

インテリアのグレード間格差

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/pdf/guidance.pdf

次にインテリアですが、インテリアは最もグレード間格差が大きく出るところです。「単眼メーター」「マルチインフォメーションディスプレイ」「インパネガーニッシュ」「ウレタンステアリングホイール」「インパネ・ドアまわり」「フロントセパレートシート」「シートまわり」と幅広く差異が生じます。

単眼メーターはG“SA Ⅲ”とX“SA Ⅲ”が共に盤面発光型ですが、G“SA Ⅲ”はメッキメーターリング付、X“SA Ⅲ”はホワイトメーターリング付という違いがあります。L“SA Ⅲ”とLはごくごく標準的なメーターパネルです。

マルチインフォメーションディスプレイはG“SA Ⅲ”とX“SA Ⅲ”がTFT液晶でホワイト表示、L“SA Ⅲ”とLは普通のオレンジ表示となります。

インパネガーニッシュはG“SA Ⅲ”とX“SA Ⅲ”がセラミックホワイト、L“SA Ⅲ”とLは布目調ベージュ、ウレタンステアリングホイールはG“SA Ⅲ”とX“SA Ⅲ”がメッキオーナメントとシルバー加飾付、L“SA Ⅲ”とLはメッキオーナメントのみです。

インパネ・ドアまわりはG“SA Ⅲ”のみがフロントドアトリム表皮がファブリックとなる上、シフトレバーボタンとシフトベゼル、インナードアハンドルとエアコンレジスターノブがメッキ加飾されます。X“SA Ⅲ”とL“SA Ⅲ”、Lはファブリックやメッキなどの加飾がつきません。

フロントセパレートシートはG“SA Ⅲ”とX“SA Ⅲ”はどちらもヘッドレスト別体型シートとなりますが、L“SA Ⅲ”とLはヘッドレスト一体型シートです。シート表皮は全てのグレードでフルファブリックとなりますが、仕上げがG“SA Ⅲ”のみパインピング付きのコンビネーションカラー、X“SA Ⅲ”とL“SA Ⅲ”、Lはパイピングが付きません。

シートまわりはG“SA Ⅲ”とX“SA Ⅲ”が運転席シートリフターとチルトステアリングが装備され、L“SA Ⅲ”とLはチルトステアリングのみとなります。またG“SA Ⅲ”のみ運転席と助手席両方にシートヒーターがつきます。

快適装備のグレード間格差

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/pdf/guidance.pdf

快適装備のグレード間格差ですが、これは「キー」「エアコン」「オートライト」で生じます。

キーはG“SA Ⅲ”とX“SA Ⅲ”がイモビライザー機能とリクエストスッチ付のキーフリーシステム、L“SA Ⅲ”とLはキーレスエントリーです。

エアコンはG“SA Ⅲ”のみがプッシュ式オートエアコン(スーパークリーンエアフィルター付)、X“SA Ⅲ”とL“SA Ⅲ”とLはダイヤル式マニュアルエアコン(クリーンエアフィルター付)となります。

オートライトはG“SA Ⅲ”のみ装備されますが、これ以外のグレードには装備されません。

おすすめのグレードはX“SA Ⅲ”

最後に筆者の個人的なおすすめグレードについて触れておきますが、これはX“SA Ⅲ”です。

スマアシⅢは欠かせない装備なので、標準装備されない上にオプションでも装備することの出来ないLは真っ先に候補から落ちます。

スマアシⅢ以外で最優先したい装備は運転席シートリフターとなります。なぜならシートリフターがあった方がより自分に合ったドライビングポジションをとることが出来るためです。

運転席シートリフターが装備出来るのはG“SA Ⅲ”とX“SA Ⅲ”ですので、必然的にL“SA Ⅲ”も候補から落ちます。

G“SA Ⅲ”にあってX“SA Ⅲ”で大きく異なるのはインパネ・ドアまわりの加飾とシート表皮のパイピング処理、オートライトの有無、そしてエアコンがオートかマニュアルか、という点です(ホイールキャップやメーターも多少異なります)。

オートライトは多少うらやましいところですが、その他は正直あってもなくてもいいものばかりです(あくまでも「個人的には」)。エアコンはオートよりもむしろマニュアルの方が使い勝手が良かったりもします。

これで価格差は75,600円です。新型ミラトコットの価格帯でこの差は決して小さくないので、もしも筆者が買うのであればX“SA Ⅲ”になるでしょう。逆にエアコンがオートの方が便利、という人はG“SA Ⅲ”を選ぶという選択もアリだと思います。



新型ミラトコットのスペック紹介!

こちらでは新型ミラトコットのスペックと主な特徴をまとめましたのでご覧ください。

新型ミラトコットのスペックは以下のとおりです。

車種ミラトコット
総排気量658cc
トランスミッションCVT
使用燃料レギュラー
エンジン形式KF型 直列3気筒
エンジン最高出力(ネット)38kW(52PS)/6,800rpm
エンジン最大トルク(ネット)60N.m(6.1kgf.m)/5,200rpm
ボディサイズ(全長×全幅×全高)3,395mm×1,475mm×1,530-1,540mm
室内サイズ(室内長×室内幅×室内高)2,000mm×1,305mm×1,270mm
車両重量720-790kg
乗車定員4
燃料消費率(JC08モード)27.0-29.8km/L

新型ミラトコットに用意されているパワーユニットはノンターボエンジン1つのみとなりますが、全てのグレードで2WD仕様に加えて4WD仕様を選ぶことができます。

4WD仕様は車重が70kg重くなる他、最低地上高が10mm高くなる関係で全高も10mm高くなり、トレッドも若干狭くなります。

新型ミラトコットの特徴

引用:https://www.webcartop.jp/2018/07/251754

新型ミラトコットはダイハツの主力車種であるミライースの派生車種として2018年6月25日に発売されました。

ミライースはダイハツが1980年に発売したミラのうち、乗用モデルのAT仕様を発展させた車種です(乗用モデルのMTおよび商用モデルは2018年3月に販売終了)。現行型ミライースは2017年に発売された2代目ですが、新型ミラトコットはこの2代目ミライースをベースにして作られています。

新型ミラトコットの前身と言われているのが2009年に7代目(最終型)ミラの派生車種として発売されたミラココアです。

引用:http://www.webcg.net/articles/gallery/6739

新型ミラトコットが「2代目ミラココア」を名乗らなかったのは、べース車両がミラからミライースに変わったからかもしれません。

ダイハツによると新型ミラトコットのターゲットは「若年女性エントリーユーザーをはじめ幅広い方々」とのことで、ターゲットに近い女性社員で構成されたプロジェクトチームを企画に参画させるなど、特に若い女性を強く意識した作りになっています。

これはかわいらしいエクステリア、インテリアのデザインやボディカラーはもちろんのこと、車両感覚がつかみやすく死角の少ないパッケージングにもその意図を見て取ることが出来ます。

また前述のように最廉価グレードのL以外のグレードには衝突回避支援システム「スマートアシストⅢ」(スマアシⅢ)を標準装備する上、サイドエアバッグとカーテンシールドエアバッグを軽自動車としては初めて全車標準装備とするなど、安心・安全装備を充実させているのが大きな特徴です。

発売から1カ月後にダイハツが発表したプレスリリースによると、新型ミラトコットは月販目標3,000台のところを1カ月で約9,000台、つまり目標の約3倍の受注をしたとのことで、販売は好調なようです。

主な購買層はダイハツがメインターゲットとした若い女性以外にも、子育てが終わった層やシニア層などにも広がっている、とのことでした。



新型ミラトコット オプションまとめ!

こちらでは新型ミラトコットにはどのようなオプションがあるかなどをご紹介しています。

一般的に「オプション」といえば「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」とに分かれます。前者は工場出荷時に既に取り付けられるもの、後者は工場出荷後に入庫するメーカーの納車整備センターや各ディーラーで取り付けられるものです。

最近ではディーラーオプションを「アクセサリー」と呼ぶこともありますが、ダイハツにはメーカーオプション、ディーラーオプション、アクセサリーの3つが存在します。

新型ミラトコットはメーカーオプションもディーラーオプションもその数は非常に少ないですが、これは近年の新車の傾向です。

まずメーカーオプションですが、最も大きなものは前出の「デザインフィルムトップ」(43,200円)です。これはG“SA Ⅲ”とX“SA Ⅲ”に用意されています。

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/03_exterior.htm

ナビ関係では最上位グレードのG“SA Ⅲ”は「パノラマモニター対応純正ナビ装着用アップグレードパック」が標準装備されます。

パノラマモニターとは4つのカメラで車の前後左右を捉え、6通りのビューをナビ画面に表示する、というものです。死角をきっちりと確認することが出来るため、右左折時はもちろん幅寄せ時や駐車時、バック時などに歩行者等を巻き込むリスクを低減出来ます。

引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_tocot/07_equipment.htm

1つ下のグレードであるX“SA Ⅲ”はパノラマモニターに対応していない「純正ナビ装着用アップグレードパック」が標準装備されますが、これとは別にオプションで「パノラマモニター対応カメラ」(32,400円)が用意されます。

その更に1つ下のグレードであるL“SA Ⅲ”は純正ナビ装着用アップグレードパックがメーカーオプション扱いとなります(24,800円)。

この他全グレードの4WD仕様では標準装備の「リバース連動ワイパー」「寒冷地仕様」の2つが2WD仕様ではメーカーオプションで用意されます。

次にディーラーオプションですが、これは「助手席シートアンダートレイ」のみです(全グレード)。

アクセサリーは大きなものから小さなものまでさまざま用意されていますが、代表的なものとしては3つのアナザースタイルパッケージが挙げられます。

アナザースタイルパッケージは「スイートスタイル」「エレガントスタイル」「クールスタイル」の3つのスタイルがあり、それぞれテーマに沿った内外装の加飾パーツが装備されます。

例えばスイートスタイルであれば「ロアスカートパック」「フルホイールキャップ」「ドアアウターハンドル」「ドアミラー」(以上全てパールホワイト塗装)と「革巻シフト(シルバー加飾付)」という5つの専用パーツがセットになっています。価格は98,820円です。

引用:https://www.daihatsu.co.jp/accessory/mira_tocot/anotherstyle.htm

なおエレガントスタイルは99,187円、クールスタイルは89,726円となっており、いずれも10万円程度の予算で手軽にトータルコーディネートが出来るようになっています。

新型ミラトコットのエコカー減税他自動車税まとめ!

こちらでは新型ミラトコットのエコカー減税や、その他自動車税に関する情報をまとめました。

新型ミラトコットは全てのグレードがエコカー減税制度の対象となります。ただし2WD仕様と4WD仕様とでは減税割合が異なり、燃費性能に優れている2WD仕様の方が減税額が大きいです。

新型ミラトコットにかかる税金

「エコカー減税とは何か」「エコカー減税でどのくらい税金が安くなるのか」を説明する前に、まずは新型ミラトコットにかかる税金を紹介しましょう。

ミラトコット(G“SA Ⅲ” 2WD)
自動車取得税約21,600円
自動車重量税7,500円
軽自動車税10,800円

一般的に新車購入時にかかる税金は「自動車取得税」「自動車重量税」「自動車税」の3つです(その他に「消費税」も発生)。自動車税は登録した時期によって月割り税額が課税されますが、軽自動車に課税される「軽自動車税」にはこの月割り課税の制度がありません。

つまり軽自動車の購入時にかかる税金は自動車取得税と自動車重量税の2つです。

自動車取得税は購入時にのみかかる税金で、財団法人地方財務協会が発行する「自動車取得税の課税標準基準額及び税額一覧表」に車種ごと、グレードごとに記載された「課税標準基準額」にオプション装備(車に固定されるもののみ)の金額を加えた「取得価額」の3%となります。

ちょっとややこしいですが、「課税標準基準額はメーカー希望小売価格のおおむね90%」と考えておくといいです。つまり「自動車取得税はメーカー希望小売価格の90%の3%」前後になります。

ダイハツのサイトによると新型ミラトコット(G“SA Ⅲ” 2WD)の自動車取得税は21,600円となっています(あくまでも目安です)。

自動車重量税は購入時と車検時にかかる税金です。原則として車両重量によって税額が決まりますが、軽自動車の場合は一律となります。新型ミラトコットのような「検査対象軽自動車」の「3年自家用」の新車新規登録等時の税額は7,500円です。

軽自動車税は毎年4月時点での車の所有者に課税される税金で、乗用の自家用は10,800円となります。

そしてエコカー減税制度とは、国が定める排気ガス基準と燃費基準の達成度合いに応じて自動車取得税、自動車重量税、(軽)自動車税の減免をする制度となっています。平たく言えば排気ガスがきれいで燃費が良い車は税金を優遇してあげよう、というわけです(減免されるのは原則として購入時に課税される自動車取得税と自動車重量税、購入翌年度の(軽)自動車税)。

新型ミラトコットは2WD仕様が「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」「平成32年度燃費基準+20%達成車」となっており、自動車取得税が60%軽減、自動車重量税が75%軽減、軽自動車税が25%軽減されます。

同じく4WD仕様が「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」「平成32年度燃費基準+10%達成車」で、自動車取得税が40%軽減、自動車重量税が50%軽減、軽自動車税が25%軽減されます。

その結果、新型ミラトコット購入時の実質的な税額は以下のようになります。

ミラトコット(G“SA Ⅲ” 2WD)
自動車取得税約21,600円→約8,600円
自動車重量税7,500円→1,800円
自動車税10,800円→8,100円