新型N-ONE 試乗レポートまとめ!

N-ONE

新型N-ONEは試乗レポートが数多く寄せられています。

こちらでは新型N-ONEの試乗に関するデータをまとめましたのでご紹介します。







新型N-ONEの内装をチェック

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引用:http://www.honda.co.jp/N-ONE/webcatalog/interior/?from=N-ONE-header

新型N-ONEに乗り込んで真っ先に感じたのは「空間が広く感じるな」ということです。

車体サイズの小さな軽自動車なので室内の広さももちろんそれなりのはずですし、ましてやN-BOXのようなトールワゴン型ではありませんが、軽自動車に乗った際にたまに感じる圧迫感のようなものがありませんでした。

その理由は恐らくインパネの形状にあります。

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引用:http://www.honda.co.jp/N-ONE/webcatalog/interior/?from=N-ONE-header

上の画像を見てもらうとわかりますが。N-ONEのインパネは中央部分がへこんでいて、くり抜かれたような感じになっています。

中央より下の部分は前に向かって多少せり出してはいますが、へこみきった部分からのせり出しなので圧迫されるような印象はありません。

試乗したN-ONEの内装色がモカグレーだったことも空間を広く感じさせるのに一役買ったのかもしれません。

全体的に直線的なラインで構成されていながらも適度なアールが取り込まれているので、おしゃれな感じと使い勝手がいい感じで両立されていると思いました。

軽自動車はあまりコストが掛けられないため、商用車のような直線的なインパネになることも多い中にあってこれは評価したいポイントです。

スイッチ類は運転席から全て手の届く範囲にありますので実用上困ることはありません。

エアコンとオーディオの操作パネルが運転席から見るとシフトゲートの向こう側になるため、シート位置によってはシフトノブが邪魔をしてエアコンやオーディオの操作がしにくい、ということはあるかもしれません。

シートを前に出して運転するような小柄な女性は試乗の際に確認した方が良いでしょう。

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引用:http://kuruma-ex.jp/usedcar/detail/gn917016030200902731001

フロントシートはベンチシートとなっており、二分割出来るようになっています。

床面もフラットになっているので、運転席と助手席の間の移動が容易です。

筆者は比較的体格の大柄な方ですが、上半身も下半身も締め付けがないのでゆったりとした体勢で過ごすことが出来ます。

ただ、もう少し足元のスペースが広く取られていると膝から下がラクになると思いました。

上の画像をご覧になっていただけるとわかるように、N-ONEはシート下部が盛り上がって傾斜がついている分、足元が多少窮屈になっています。

これはホンダお得意の「センタータンクレイアウト」のためです。

センタータンクレイアウトとは、燃料タンクを従来の後席下部や後席後方ではなく、前席下部から車両中央部に配置することによって室内空間の拡大や後席の低床化、フラット化、ひいては多彩なシートアレンジを実現させる、という考え方です。

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引用:http://www.honda.co.jp/N-ONE/webcatalog/interior/detail/#section_02

これはN-ONEの燃料タンク位置を表した図ですが、ご覧のように前席の下部に潜り込むような形で設置されています。

これ自体はフィットなど別のホンダ車と同じですが、N-ONEはスペースの小さな軽自動車なせいか、他の車と比べるとセンタータンクレイアウトの影響と思われる前席足元空間の狭さを感じます。

加えて、前席のシートスライドの幅が他の軽自動車に比べて若干小さく感じます。

筆者の体格ですとベストなドライビングポジションをとることが大変難しかったです。

上半身と下半身の膝より上は圧迫感なく自由に動かせるだけに、この点はもう少し改善して欲しいと思いました。

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引用:http://gazoo.com/my/sites/0000467814/byuta/Lists/Posts/Post.aspx?ID=5822

前席とは裏腹に、後席はセンタータンクレイアウトの恩恵を存分に感じることが出来る広さです。

前席同様に床面はフラットですし、前席をかなり後ろにずらしても足元空間は十分な広さがあります。

シート座面は多少薄さを感じるものの、長時間の乗車でも太腿の裏が痺れたり、お尻が痛くなったりということはありませんでした。

ただ、冒頭にも触れたようにN-ONEはトールワゴンではないので、前席も後席も頭上空間にそれほどの余裕はありません。

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引用:http://dealer.honda.co.jp/hondacars-mizunami/ja/shop_blog/2458023101_21.html

N-BOXは全高が1780mm、N-ONEは1610mm(LOWDOWNは1545mm)となっており、170mm(235mm)の差があります。

室内高はN-BOXが1400mm、N-ONEは1240mm(LOWDOWNは1200mm)なので160mm(200mm)の差です。

160mmといえば16cmですが、これは文庫本の縦の長さとほぼ同じです。小さいようで意外と大きい差といえます。

よほど身長や座高の高い方でなければ頭が天井につくことはないと思いますが、後席から前方を見た際の視界は「やはり軽自動車は狭いな」という現実に気付かされます。

天井が低い分圧迫感を感じるわけです。

そういう意味において後席での長時間乗車は疲労感を覚える方もいるかもしれません。

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引用:http://www.honda.co.jp/N-ONE/webcatalog/interior/detail/#section_02

なお、後席はこのように倒すとほぼフルフラットに近い状態にすることが出来ますし、そこそこ広大なスペースが出現します。

ゴルフバックであれば倒して2セットほど入れることが可能です。

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引用:http://minkara.carview.co.jp/en/userid/2135885/blog/33439780/

後席の座面はこのようにチップアップ&ダイブダウンが出来ますので、折り畳み自転車や子供用の自転車であればそのまま載せることが出来ますし、ペットの入ったゲージなどうを置くのもいいと思います。

新型N-ONEを実際に運転してみた感想

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引用:http://carview.yahoo.co.jp/article/testdrive/20121119-20200399-carview/photo/18/#contents

編集部では今回N-ONE Premium Tourerを1日借り受け、大人1名で試乗を行いました。

今回の試乗ルートは東京の南青山から箱根まで、国道246号線→首都高3号渋谷線→東名高速道路→小田原厚木道路→西湘バイパス→国道1号線というものです。

まず一般道を走った感想ですが、これは正直なところ非のうちどころが全くありませんでした。

試乗日は平日だったせいか都内は非常に混雑しており、何か所か抜け道を使いましたが、コンパクトな軽自動車なだけあって狭い都内の裏道でも全く気を遣うことなくスイスイと軽快に走ることが出来ました。

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引用:http://blog.goo.ne.jp/buscenter05/e/a36639902131bc91aadcc6f79b776f4e

中央線が引かれていないような細い道でのすれ違いも苦になりませんでした。

しかも今回試乗したのはターボ車だったので、加速にもかなりのパンチ力がありました。

ストップ&ゴーの多い都内一般道では、軽い車体も相まって常に車の流れをリードした走りをすることが出来、軽自動車特有のパワー不足を感じる場面は一切ありませんでした。

特筆したいのはブレーキ性能です。

ターボ車はフロントブレーキがベンチレーテッドディスクになっているおかげかもしれませんが、かなり飛ばし気味に走っている状態でも、前方の信号が急に赤に変わったような場合にきっちりと止まることが出来ます。

ブレーキを掛けながら「止まれるかな?止まれないかな?」という不安感を感じることがありません。

この「しっかり加速する」「しっかり止まれる」という2つを高いレベルで実現させている点は非常に評価出来ます。

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引用:http://shirokanelife.blogspot.jp/2014/11/shinagawa-from-shirokanedai.html

都内近郊で近距離から中距離程度を頻繁に移動するような使い方であれば、N-ONEはベストな1台になるのではないかと思いました。

高速道路やバイパスの走行時も、少なくとも法定速度の範囲内であれば合流時や登坂時、追い越し時の加速も含めて大きな不満はありません。

ただ、エンジン回転数は4000回転から5000回転付近をキープした走りになるので、エンジンからの音や振動はそれなりに車内に入ってきます。

今回高速とバイパスを走ったのは1時間弱程度でしたので特に疲労は感じませんでしたが、もう少し長い時間、長い距離を走ると疲労感は出てくると思います。

乗り心地に関しては特に悪いと感じることはありませんでしたが、箱根方面の一般道で一部路面状態の悪い場所を走った際にやや不快な突き上げ感を感じることがありました。

峠道を走った感想ですが、全高が低いせいもあってふらつきを感じることはなく、ヒラヒラと右へ左へ軽快に気持ち良く走ることが出来ました。

限られたエンジンパワーを目一杯使って走る楽しさを久々に思い出した次第です。

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引用:http://minkara.carview.co.jp/en/userid/302185/car/1434367/4492503/1/photo.aspx

今回の試乗での燃費は約18km/lでした。

カタログ記載のJC08モードでの燃費は23.8km/lですので、カタログ値比で約7割程度の燃費を記録しました。これは中々優秀な数字だと思います。

走行性能といい燃費といいかなり満足度が高かった今回の試乗ですが、唯一残念だったのは内装チェックでも言及した足元の狭さとそれに伴うドライビングポジションの取りにくさです。

このせいで体のいたるところに軽い痛みを覚えました。

長く乗っていれば自分なりにベストな位置を見つけることが出来るのかもしれません。

また、走行性能についてはあくまでも1人乗車であったという点を考慮する必要があると思います。

軽自動車の場合「1人だとよく走るのに2人乗ると急に遅く感じる」ということはよくある話しです。

新型N-ONE 試乗レポート のまとめ

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引用:http://www.carsensor.net/contents/testdrive/category_70/_21107.html

以上、新型N-ONEの試乗レポートをお届けしました。

筆者は毎日のように仕事や買い物で車を運転しますが、今回の試乗で「ひょっとしたら自分にとって最適な1台ではないか」と思いました。

取り回しがラクで燃費が良く、キビキビとした走りも楽しめてしまうからです。

試乗した感じでは、2人乗車で都内から関東近郊への一泊二日の旅行程度までであれば十分対応可能でしょう。

現実的にはやはり軽自動車なので、大人4人の乗車や1日数百キロの走行はちょっと厳しいかもしれません。

いずれにしても感じ方は人それぞれなので、N-ONEに興味のある方は必ずディーラーの試乗車やレンタカーを借りての試乗を強くお勧めします。

どんなに試乗でN-ONEが気に入っても、購入前には、値引き交渉です。車は不思議なもので、値引き交渉前提で販売しているからです。

新型N-ONEの値引きの方法については、

「新型N-ONE 値引き術!」で詳しく解説しています。

ぜひ参考にしてください。