2017年の新型WRX S4の色・カラー情報が公開されています。
こちらでは2017年の新型WRX S4の色・カラーに何色があるか、そして人気のカラーはどれかについて紹介しています。
目次
2017年新型WRX S4のボディカラー全色紹介
2017年新型WRX S4には、全部で6色のボディカラーが用意されています。
グレードは2.0GT EyeSightと2.0GT-S EyeSightの2つがありますが、グレードによるボディカラーの制限はなく、どちらのグレードでも全てのボディカラーでオーダーをすることが出来ます。
それでは全6色を一挙にご紹介します。
■クリスタルホワイト・パール
引用:http://www.subaru.jp/wrx/s4/design/exterior.html
クリスタルホワイト・パールは「ホワイト」となってはいますが、純白というよりは明るめの灰色と考えておいた方がよさそうです。
いずれにしてもパールが入っているため、見る角度によって色味は大きく異なります。
ちなみにWRX S4で最も人気が高いボディカラーはこのクリスタルホワイト・パールです。
2017年7月に発表された年次改良後の受注状況をみると、実に約4割の方がクリスタルホワイト・パールを選んでいます。レヴォーグでもクリスタルホワイト・パールが1番人気、とのことです。
なお、クリスタルホワイト・パールのみ32,400円の上乗せが必要となります。
■アイスシルバー・メタリック
引用:http://www.subaru.jp/wrx/s4/design/exterior.html
アイスシルバー・メタリックは薄めの水色といった趣ですが、一般的な銀色、あるいは灰色が欲しい場合はどちらかというとクリスタルホワイト・パールを選んだ方がよいような気がします。
この辺りの色味の違いは本当に微妙なので、実車確認が必須といえます。
■ダークグレー・メタリック
引用:http://www.subaru.jp/wrx/s4/design/exterior.html
ダークグレー・メタリックは比較的実際の色味とボディカラーの名称が一致していると思います。文字通り「濃い灰色」と思っておいて大丈夫です。
この次にご紹介するクリスタルブラック・シリカは「真っ黒」なので、黒系の色にしたいがあまり黒すぎるのは威圧感を与えるし傷も目立ちそうだし・・・とお考えの方にはこのダークグレー・メタリックがおすすめです。
■クリスタルブラック・シリカ
引用:http://www.subaru.jp/wrx/s4/design/exterior.html
クリスタルブラック・シリカは前述のように真っ黒ですが、クリスタルが入っているためそれなりに透明感があります。
ただしこの手のボディカラーはどうしても細かい傷が目立ってしまいがちです。雑な洗車をすると洗車キズがボディ全体に広がってしまったりするので、頑丈なボディコーティングは必須といえます。
そういう意味では日々のメンテナンスに手間のかかるボディカラーです。
■ピュアレッド
引用:http://www.subaru.jp/wrx/s4/design/exterior.html
WRX S4に用意されている全6色のボディカラーのうち、1番目立つのはこのピュアレッドだと思います。
ディーラーの営業マンに聞くいたところ、予想通りあまり選ばれないボディカラーだそうです。逆にいえば人と同じボディカラーが嫌だ、という方はピュアレッド一択、でしょう。
モニターや印刷物で見るとやや暗めの赤にも見えますが実際に目の当たりにすると意外と鮮やかなので、WRX S4への乗り換えを機に「ちょっと冒険してみたい」という方は思い切って乗ってみるのも悪くないでしょう。
■WRブルー・パール
引用:http://www.subaru.jp/wrx/s4/design/exterior.html
スバルのスポーツ系モデルには伝統的にこの手のブルーのボディカラーが用意されています。
ただしWRX S4のWRブルー・パールはそれほどの派手さはなく、濃いめの青にパールが混ざっているので意外にも上品さも感じられます。
いかにもスバル、というボディカラーですし他社に似たようなボディカラーはあまりないので、個人的にはおすすめしたいと思います。
なお、2017年の年次改良後のWRX S4の人気カラー順を複数のディーラーに尋ねたところ、1位はやはりクリスタルホワイト・パールで、2位がアイスシルバー・メタリックとのことでした。この2つで全体の半数以上を占めるようです。
以下、WRブルー・パール、クリスタルブラック・シリカ、ダークグレー・グレーメタリックと続きますが、この3色は団子状態で場合によっては入れ替わることもあるものの、1番不人気なのがピュアレッド、というのはどのディーラーでも共通していました。
2017年新型WRX S4の内装色
WRX S4の内装色はブラック1色のみで、他の内装色を選択することはできません。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/design/interior.html
グレードによってかろうじて差が出るのはシート材質です。
下位グレードである2.0GT EyeSightのシート材質は「ファブリック/トリコット(レッドステッチ)」です。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/grade/grade.html#grade1
背面と座面はファブリックが、側面にはトリコットが使われています。
トリコットはあまり聞き馴染みがないかもしれませんが非常に伸縮性と弾力性に富んだ素材で、乗り降りの際やカーブを走る際に激しく荷重がかかりがちなシート側面に使うには適しています。
上位グレードの2.0GT-S EyeSightのシート材質は「ウルトラスエード/本革(レッドステッチ)」となっています。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/grade/grade.html#grade2
2.0GT-S EyeSightのシート材質はC型ではアルカンターラと本革のコンビでしたが、D型からはアルカンターラがウルトラスエードに変わりました。
といってもこの2つはほとんど同じと考えて大丈夫です。
アルカンターラもウルトラスエードも、どちらも東レの人工皮革のブランド名です。
東レによるとアルカンターラはイタリア製、ウルトラスエードは日本製という違いがあり、販売するにあたってブランドコンセプトも多少違うとのことですが、実際の質感や手触りに違いはほとんどありません。
つまりシート材質がアルカンターラからウルトラスエードに変わったことで、質感が上がったわけでも下がったわけでもない、ということです。
アルカンターラやウルトラスエードは見た目が美しい上に紫外線や湿気に強く、色落ちや破れも起きにくいとても丈夫な材質ですが、スレることによって毛羽立ちや毛玉ができてしまうことがあるのが難点です。
ただ2.0GT-S EyeSightのシートはスレやすい箇所には本革を使っているので、見た目の美しさと丈夫さを両立しています。
なお、C型ではシートにレッドステッチを入れるには別途オプション扱いとなっていましたが、D型からは両グレードとも標準でレッドステッチが入るようになりました。
メーカーオプションとは別にディーラーオプションで「インテリアパッケージ」というものが用意されており、こちらを装備するとインパネ(助手席前方のダッシュボード上部)、コンソールリッド(運転席と助手席の間の肘置き兼収納スペース)、コンソールオーナメント(シフトゲート周り)の三カ所にもレッドステッチ入りのウルトラスエードが使われます。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/s4/design/interior.html
より一層内装に高級感を持たせたい方はこちらも併せて装備するとよいと思います。
スバルディーラーによるボディコートサービスとは
引用:https://clicccar.com/2017/07/17/492413/20170712subaru-levorg-wrx_096/
最後にスバルのディーラーで実施しているボディケアサービスについてご紹介しましょう。
ボディの塗装面を保護してキズが入りにくくするようなケアとしては「簡易コーティング」「ウルトラグラスコートNEO」「ガラス撥水コーティング」の3つがあります。
このうち簡易コーティングはごくごく簡単で毎月1回の施工が推奨されているようなものです。ガラス撥水コーティングはアイサイト搭載車には施工することができません。
となると残されたのはウルトラグラスコートNEO、ということになりますが、これは新車用に行われているサービスなので購入時に施工してもらうのもよいでしょう。
引用:http://www.e-saa.co.jp/wp-content/themes/twentyfourteen/images/season/pdf/osusume14.pdf
これは1度施工してしまえば5年間は水洗いのみでOK、という優れものです。
主材料のポリシラザンというのは大気中の水分と反応してボディ表面にガラス系硬質被膜を形成します。この被膜は滑水性被膜のため汚れが固着しにくいので簡単な水洗いのみで汚れが簡単に落ちる、というわけです。
5年間保証となっていますが、この保証が適用されるには1年ごとの有料点検を受ける必要があり、その有料点検も車両本体の定期点検とセットでないと受けられない・・・といった縛りもあるようです(ディーラーによって細かい差があります)。
そのためどうしてもディーラーでこのボディコートサービスを受けることを推奨するものではありません。同様のサービスはカー用品店や街中の板金屋さんなどでも行われていますので、そちらで施工してもらってもよいでしょう。
ただ、ディーラーのボディコートサービスは値引き交渉時にサービスしてもらえることがあります。「車両本体価格からの値引きはできないが、その代わりにボディコートサービスを無料にさせていただきます」という具合です。
スバルのウルトラグラスコートNEOの施工料金は70,000~80,000円前後なので、検討してみる余地はあると思います。
いずれにせよ、せっかく購入した新車を長くきれいに乗りたいのであればボディコートはしておくに越したことはありません。
2017年新型WRX S4のカラー、人気カラーのまとめ
引用:https://clicccar.com/2017/07/17/492413/20170712subaru-levorg-wrx_192/
以上、WRX S4のボディカラーを全色ご紹介しました。
WRX S4に限らず、車のボディカラーを選ぶ際には必ず実車確認が必要です。パソコンやスマホのモニター、カタログや雑誌等の印刷物では正確な色味は再現しきれないからです。
特にWRX S4のような比較的マッチョで起伏のあるボディラインを持つ車は太陽や光のあたり方や反射具合によって受ける印象が変わりますので注意して下さい。
出来れば快晴の昼間にディーラーへ見に行くことをおすすめします。
新型WRX S4の値引きの方法については、
ぜひ参考に、お得にWRX S4を購入して下さい。