2017年の新型WRX STIの色・カラー情報が公開されています。
こちらでは2017年の新型WRX STIの色・カラーに何色があるか、そして人気のカラーはどれかについて紹介しています。
熱狂的なスバルファンを”スバリスト”と呼びますが、ネットでの情報で一番濃いやり取りも当然スバリストが中心。
また、ワークスチームが非常に頑張っていることや、全国の優れたディーラーメカニックがニュルブルクリンクの耐久レースを支えているのも有名です。
実は、スバルと売り上げ、営業利益で似たような同じ会社があります。それはポルシェ。スバルは2016年度、売り上げ3兆3千億円で営業利益は4,100億円。為替差損で27%ものマイナスになったものの、106万台の販売で12%もの利益率となっています。
引用:https://i.ytimg.com/vi/wz-yJpGzkh8/maxresdefault.jpg
一方のポルシェは売り上げが2兆7,200億円、営業利益は4,720億円。23万台という過去最高の台数で、17%の利益率。こちらは為替差益が大きく、高級車ブランドの強みを生かしています。
400万円台で買えるスバルWRX STI。ダイハツ製の軽自動車を販売する宿命はありますが、どんどんと高級スポーツカーを作るメーカーへと脱却している数少ない成功例。今後が楽しみな会社だといえます。
引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/
目次
カラーリングは6色
さて、新型WRX STIのカラーリングをご紹介。メーカーサイトより掲載しますが、すべてType Sのリヤスポイラー付きです。
アイスシルバー・メタリック
引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/design/exterior.html
クリスタルホワイト・パール(32,400円)
引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/design/exterior.html
ダークグレー・メタリック
引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/design/exterior.html
クリスタルブラック・シリカ
引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/design/exterior.html
ピュアレッド
引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/design/exterior.html
WRブルー・パール
引用:https://www.subaru.jp/wrx/sti/design/exterior.html
サイドから見ると、エアダクトがそれほど飛び出していないのが印象的ですね。Cピラーの処理も非常に自然で、すっきりしています。
カラーリングではやはりブルーが人気。所有感も高まるのは伝説のWRC系譜だから?それとも19年間に及ぶラリーで鍛えた”EJ20”エンジンのせい?ともかく、内外装エンジンに至るまで今回のモデルがひと区切り、となるのは間違いないでしょう。
WRC参戦のレガシィから、現在のWRX STIまで脈々と続くスバルストーリー。これは一度は手にしたい一台となりそうですね!!
新型WRXSTIの値引きの方法については、
ぜひ参考に、お得にWRXSTIを購入して下さい。
WRCがスバルを変えた
↑2007年WRCノルウェイ選手権でのペター・ソルベルグ。苦境にあったチームでもその荒々しい走りは、成績以上の印象をオーディエンスに与え、スバルが世界にファンを作るきっかけになった。この年を最後に、スバルはWRCから撤退した。
引用:http://images5.fanpop.com/image/photos/30900000/Petter-Solberg-petter-solberg-30910823-1024-683.jpg
スバルがグローバルブランドになったきっかけは、レガシィの発売(1989年)。新聞の一面広告(見開きだったか?)にいきなり”10万km連続走行、世界最速””223.345km/h平均”の文字で、デビューしたレガシィはそのままWRCへ参戦。
引用:http://cdn3.volusion.com/jddxe.ynvlb/v/vspfiles/photos/Sub-Leg-001-3.jpg?1465137399
コリン・マクレーとスバルの結びつき
1993年にニュージーランドで初制覇を果たしたのは、レガシィではなく、後継のインプレッサ。コリン・マクレー、カルロス・サインツの天才ドライバーが相次いでステアリングを握り、1995年にはとうとう年間チャンピオンに到達しています(3連覇を遂げている)。
↑コリン・マクレーが1997年に走った、インプレッサWRC。世界にスバルの名を轟かせたマクレーが走ったクルマは、2007年モデルよりも人気があった。
引用:https://4.bp.blogspot.com/-k87T3a0uKD0/VwfWR4AflSI/AAAAAAAAfdM/vaWFhbdhTUI-HBh9TEeFPy_aHiv_aDo_A/s1600/Colin-McRae-Subaru-Impreza-005.jpg
2007年9月、ヘリコプター墜落事故で5歳の息子とその友人たちとともに亡くなったマクレー。彼の死亡現場に次々と花を持って訪れる”スコットランドスバルインプレッサオーナーズクラブ”の人々。
イギリスや北欧といったラリー人口の多い国で特に人気のスバル、マクレーの活躍は非常に大。WRXがイギリスや北欧で盛んにネットコミュニケートされる理由は、マクレーの活躍にあったのです。
引用:https://www.autoblog.com/2007/09/17/the-days-after-mourning-colin-mccrae-1968-2007/#slide-431690
555の秘密
レガシィやインプレッサがWRCで活躍している頃のボディには”555”のデカールがあります。ゼッケン?と勘違いされる方もありますが、実は広告だった、ということをご存知でしょうか?
引用:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/94/Iconic_Subaru_Imprezza_WRC_-_Flickr_-_Supermac1961.jpg
上の画像をご覧ください。ブルーカラーに”555”の数字。5の形がそっくり!これはイギリスのタバコ会社の商品から来たものでした。
今では世界中で厄介者扱いのタバコですが、F1でも”マルボロ”、”JPS”、日本の”マイルドセブン”などが広告塔となっていた時代があります。
現在も黄色い文字で555之でカールを付けて走るラリー仕様車がありますが、誰もタバコの銘柄とは思わないでしょう。ちなみ、555を販売するBritish American Tobaccoは”ラッキーストライク”も販売しています。
引用:http://www.dutyfreemagazine.ca/images/asia/555%20range.JPG
旧車も人気が高い
WRX STIは旧車でも非常に人気が高いのはイギリスでも共通。やはりMT車のポルシェカレラの場合は、10年落ちでは価値がガクンと落ちるのに対し、4ドアセダンのWRXは普段使いの良さからも人気が高いのです。
また、台数があることで部品供給も安定していることが人気の秘密。メンテナンスもそう高くないことがうれしいですね。
↑2013年モデル、走行距離は29,533 マイル(47,618km)でプライスは£17,995(約257万円=1ポンド143円換算)。
引用:https://www.usedcars4less.co.uk/Portals/0/CVStoreImages/1d358e48-4a32-4606-86c4-764f89483dce_700.png
オレンジ色が非常にダイナミックな、WRX STI tS TYPE RA(2013年)。いつものように300台しか生産されていないのは、STIコンプリートならでは。
引用:https://www.sti.jp/completecar/heritage/carlist