2016年の新型レジェンドの価格・値段がいくらなのか公開されています。
こちらでは2016年の新型レジェンドの価格・値段がいくらなのかをグレード別にまとめました。
ホンダ、といえばNEW NSXの話題で持ち切りですね。納車まで2年待ち…日本での初期ロット販売台数は100台のみ…そして、スポーツハイブリッドAWDと、美しいリヤビュー(むろん、スパイダーマンのようなフロントマスクも素晴らしいのですが…)。
2,370万円のプライスタグはさておき、注目していただきたいのはNSXが生産工場、アメリカでは「アキュラ」のオーナメントを身に着けていることです。
2016年8月のNEW NSXデビュー以前、アキュラブランド筆頭といえば、レジェンドだったことをご存知でしょうか?
サイズはビッグアメリカン
引用:http://auto-database.com/image/acura-rlx-2016-models-315078.jpg
●4,995mm × 1,890mm
○5,090mm × 1,875mm
ホンダ・レジェンドは日本ではそうそう売れている車ではない。
おそらく見たこともない、という方もいらっしゃるのではないだろうか。
そもそも2016年の日本の風景では、全長5mを超える車は「Sクラス」「LS」がほとんどであり、別枠として「センチュリー」が加わる。
日産の巨躯、シーマもフーガも5mを超えるボディーを持っていない。そこで、ホンダレジェンドである。
上の数字で●がレジェンドのボディーサイズ。わずかに5mを切る。○はレクサス・LSなのは言うまでもない。
ただ、ただである。全幅は限りなく1.9mに近い。たたみ一辺が1,800mmであることを思い出せば、驚くに値する。
幅が大きなレジェンドですが、そのハイブリッドシステムはNSXと同じSH-AWDを搭載しています。
ホンダのフラッグシップセダン新型レジェンドの値引きの方法については、
NSXと同じ技術を搭載したレジェンドを、お得に購入しましょう!
だが、知られていないレジェンド
引用:http://www.pohankaacura.com/resrc/media/image/268361/2016-rlx-interior-with-technology-package-with-seacoast-interior.jpg
レジェンドは、ホンダのフラッグシップカーである。
ビッグセダンの条件は、ワールドワイドで通用するボディサイズ、最新の安全性、駆動形式はFRか4WD、そしてドライビングカーとショーファードリブンの両方を備える華やかさだ。
ホンダは長らくレジェンドを作り続けているが、その存在は次第に希薄になってきた。
セダン市場がどんどんドイツ車に奪われてきたこと、「いつかはクラウンに」という世代が「いつかはアルファードに」と変化してきたこと。
そして、最後は「社用車」としての格がレジェンドには見当たらなくなってきたことが挙げられる。
社用車とは、企業の役員車だけではなく、中小企業のオーナーが乗る「節税高級車」だ。
NSX並みの生産台数
引用:http://left-lane.com/wp-content/uploads/2015/10/Acura_RLX-US-car-sales-statistics.png
ホンダマニアの多くは、スポーツマシンを作り続けるスピリットに意気投合して S2000 や CR-Z 、S660を乗り回してきたし、少しでもスピード感のあるミニバンの オデッセイ やライトウェイトSUVの ヴェゼル を応援してきた。
だが、利益の上がる車というものはスポーツカーではない。2016年のNSX初期ロットは日本が100台、北米が800台。
むろん欧州や他地域での販売数は含まれないが、仮に初年度1,000台の生産数を達成するには、オハイオ工場で一日100人のプロ従業員が必要になる。
引用:http://www.honda.co.jp/LEGEND/webcatalog/interior/
ちなみに2015年暦年の生産販売台数140,361台…これは軽のN-BOXである。
仮に、一年365日工場をフル生産するならば、一日あたり384台ものN-BOXを作り続けなければならない。
一日10台しか作れないオハイオに100人の従業員がいる、というのは常識ではないコスト感覚なのだ。
世界最新の安全性能にエンジン+3モーター
引用:http://1.bp.blogspot.com/-BrNFm3uc0sA/VMqLZ26IqHI/AAAAAAAAp4Y/IvJ91X6r04g/s1600/2015%2BAcura%2BRLX%2BSport%2BHybrid%2Brear.JPG
さて、つぶやきはこの程度にして、レジェンドの内容をかいつまんで見てみよう。
V6 3.5L のエンジンフィールは非常に軽く、面白いことこの上ない。驚く点はFFなのか、FRなのか4WDなのかが全く分からない駆動形式だ。
モータージャーナリストは、この車を「FF」と位置付けているが、それは当たっていない。
なぜなら、ボンネットしたにはアルミ製のエンジンが横置きにレイアウトされているが、後輪横には2つのモーターが別々に車輪を動かしている。
それだけではない。エンジン横にも出力を高めるモーターが鎮座する。
引用:http://www.honda.co.jp/LEGEND/webcatalog/interior/
何を意味するのか?例えば加速。チーター、リャマ、ダチョウといった動物たちは人間の感覚では時速100km以上は軽く走り続けるだけでなく、草むらや岩場、崖などを同じ速度で走っていく。
彼らの獲物を追跡するときの加速力、敵から逃げるときの瞬発力は獣の命綱とも言えるもの。
一瞬の方向転換でも転ぶことなく駆け巡るのはなぜか?それがレジェンドの駆動形式の自由転換につながったのだ。
戦略的プライス、680万円
引用:http://www.honda.co.jp/LEGEND/webcatalog/interior/
ワンプライス、ワングレード。
最新安全性は、ほとんどオートパイロットか、と思えるものだ。
車両の360°四方付近を完全に補足、それも歩行者の動きまで把握できる程度のものは、世界広しと言えども、原子力潜水艦かレジェンドくらいのものだろう。
だが、原潜内は静かだとはいっても、レジェンドほどの美しい本革張りのシートはないし、視界は全くといってソナー頼りだ。
事実、メルセデスもBMWも似たようなところがある。視界も明るいし、シートも素晴らしいのだが、エンジンルームはブラックボックス化している。
プロによるソナーでようやくメンテナンスが図られるといった部分が、ホンダとは違うのだ。
引用:http://blog-imgs-67.fc2.com/c/a/r/carinfoj/Acura_016.jpg
レジェンドの先進性は、モーターの配置が非常にわかりやすく、メンテナンスがしやすい。
これはアメリカではじめてシビックを販売したホンダらしさが出ている。
高級車でも、わかりやすい整備と部品の高級化。全てに日本の開発陣が努力したユニットが積まれている。
NSXが実際に街中で一目を引く際、ぜひ一緒に並べてほしいホンダのフラッグシップ、レジェンド。
ホンダイズム満載の高級車をぜひ味わっていただきたいものだ。
引用:http://www.c-magazine.com/wp-content/uploads/dp-files/images/side/post_3_0.jpg
引用:https://www.budgetrentacar.co.jp/blog/wp-content/uploads/2016/05/legend.jpg