2016年の新型レジェンドは試乗レポートが数多く寄せられています。
こちらでは2016年の新型レジェンドの試乗に関するデータをまとめましたのでご紹介します。
定期的に行われる、東京港区青山一丁目のホンダ本社ビルでの新車試乗会。
青山一丁目交差点の角地ということもあり、決して広いスペースではありませんが、ビル前のフロアでは常に数台の車が展示され、試乗会が行われます。
東京での試乗会をメインに、レポートをまとめました。
目次
普段見かけない高級車。人気は非常に高い
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試乗会の目的は「車を知ってもらう」ことにあります。
それは近年3つの目的に膨らんでおり、試乗するドライバーは非常に大きな経験を積むことになります。
まずは「試乗会参加者の関心と購入意識の掘り起こし」。
メーカーは車を売ることはしません。
販売権は全てディーラーに渡しており、取次販売会社も含め、世界での販売網をしっかりと束ねています。
引用:http://pictures.dealer.com/p/parkacuraadw/0955/3a200481cd4371e4b1b93c42a399d788x.jpg
次が「ドライバーからの直接の感想をキャッチする」こと。
特に仮想ライバル車を所有しているドライバーの声は非常に重要で、乗り味から加速性能、ブレーキの効き具合や安全性能、あるいはエンジンの振動などの性能面はもちろん、インテリアやトランクの閉まる感触なども丁寧にデータ収集されます。
そして最後は「試乗車を公開するメリットを最大限に利用」すること。
SNSで公開された生の口コミは瞬時に全国に届けられ、また試乗車の映像や画像がアップされることで、レジェンドの名前と姿が全世界に知られることも夢ではありません。
普段CMを一切行わないレジェンド。だからこそ、この試乗会は遭遇すると反響も大きいのです。
その性能と希少性は非常に高く、試乗した方全てが魅了されます。
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ステアリングを振る。その不思議さと素直さに感動する
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試乗会での感想の多くは「アクセル」と「ステアリング」にまず集中していきます。
なぜこんなにも美しく曲がるのか?道路はかならずくぼみや轍が存在するし、時として20mmから30mmもの段差があることも少なくない。
それをいなす、のはサスペンションの仕事と思っていたが、それだけでは無いようです…例えば、カーブでのしなり…
こうした感想は非常に多く、なぜ安定した走りを続けられるのかが不思議であり、本当に雲の上を走るのはこういうことか、と感じたドライバーが非常に多かったようです。
クラウンマジェスタから乗り換えるきっかけを作った試乗会
引用:http://image.motortrend.com/f/roadtests/sedans/1304_2014_acura_rlx_first_drive/43422026/2014-Acura-RLX-rear-end.jpg
マジェスタはトヨタの実質上最高級セダンです。ショーファードリブンのセンチュリーは別格ですが、クラウンはそれぞれが乗り手を選ぶ素晴らしい伝統の逸品。
中でもマジェスタは国内と中国でしか販売しない大変な高級車で、乗り手に疲労感を与えない細やかなセッティングのサスペンション、少々硬めのシート。
伝統的なアトキンソンサイクルによる「みみっちいほどの」燃費向上の積み重ね。
引用:http://auto-database.com/image/pictures-of-acura-rlx-2015-315067.jpg
驚くことは、クラウンが日本国内での使い方に熟知していることから、ボディーサイズやエンジンの回転数のどのあたりを多用されるかで、しっかりとオーナーの走り方を研究し尽くしていることです。
60代以上の方が所望する車だけあって、力は十分にあり、ステアリングは軽くても手ごたえを感じるようになっている…その動きは多少ゆったりとしたものにすることで、運転の粗さを抑えます。
そんなマジェスタオーナーに「おおっ」と言わせたハンドリングと走り…まさに異次元ともいうべきそれは、ホンダがスポーツカーをセダンにも実践したもの、と感じた方が少なくなかったのです。
箱根で体験。ホンダの安全性能の高さ
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運のよいドライバーの中には、試乗車で半日ばかり箱根や三浦海岸を楽しんでいるケースがあります。
正直言って道幅は広くなく、箱根は峠が厳しいところであり、常に新車のインプレッションで使われる名物コース。
こうした場所はいかにうまくシュプールを描くことができるのか、それがドライバーの腕の見せ所となります。
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2114248/028_o.jpg
特にパワーのある車はライン取りを間違えると、ドライバーが安全装置の御世話になること必須。
ステアリングを切りすぎたことを警告するだけでなく、握る手がブルブル震えるほどの圧力で、コース取りを自動的に戻してくれます。
まさに、この機能はホンダの得意とするところで、レジェンドは時速115kmまで様々な安全装置が作動。
いかにもアメリカの高速道路を意識したものとなっていて、これを体験したドライバーはもはやレジェンドの虜になっているようです。
試乗ではわからない、この車の真価
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試乗で一番驚くのは「慣らしには10,000kmは必要」という事実。
試乗車が10,000km程度なので、それが解明できた、という事実。
エンジンにモーター3つ。それがどういった路面でどういったポテンシャルを発揮するのか?それは試乗ではわかりません。
つまり、ドライブした自分が「わからない」「もっといろいろな場面で乗ってみたい」と感想を持ったことが驚きだった、という事実。
こんな車は今まではなかった。レジェンドはワングレードなのに、4グレードが混在しているようだ。
それをいかにして使い込むか、飼いならすか…レジェンドに触る、という機会さえあれば、誰でもこの車の虜になるのでは、と思った試乗会。
ぜひ全国でも展開していただきたいものです!
引用:http://st.motortrend.com/uploads/sites/5/2013/12/2014-Acura-RLX-P-AWS-interior-seats.jpg
引用:http://o.aolcdn.com/dims-shared/dims3/GLOB/legacy_thumbnail/800×450/format/jpg/quality/85/http://o.aolcdn.com/hss/storage/adam/12eda462ee1cf38001e3863e287067ec/2014-acura-rlx-review.jpg