2016年の新型レジェンドの色・カラー情報が公開されています。
こちらでは2016年の新型レジェンドの色・カラーに何色があるか、そして人気のカラーはどれかについて紹介しています。
レジェンドはアメリカではACURAブランドのフルサイズセダン、として1990年代のベストセラーカー、フォード・トーラスなどと販売競争を繰り広げています。
2016年現在は、このビッグサイズそのものよりも若干小型、アコードやカムリがベストセラーになっており、ハイブリッドシステムを搭載したレジェンドが今後どう売れていくのかは興味の尽きないところでしょう。
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ボディーカラーは6色
引用:http://www.egmcartech.com/wp-content/uploads/2013/11/2014-Acura-RLX-Sport-Hybrid-SH-AWD-15.jpg
ホンダ・レジェンド、あるいはアキュラ・RLXは日米ともカラーリングは全く同じ6色を揃えている。
では、人気色は?となるとなかなか難しい。実は、レジェンドは何もセダンだけではないからだ。
おそらくレジェンドの過去をご存知の方なら、美しいフォルムのクーペを思い出すだろう。
ホンダは1987年に初めてレジェンドのクーペを発売し、よく売れた。
不思議なことに、レジェンドはサイズこそ新型が大きくなったが、基本フォルムはまず変わっていない。
これはホンダという会社では異例のことだ。
そもそも同じブランドカーが30年も存在し続けること(一度途切れて復活したが)はあり得ないのだ。では、なぜレジェンドは生き残っているのか?
新しい車を作り続けるために、常に売れ続ける車が必要だった
引用:http://lh6.ggpht.com/-UcLr_yH2W4w/T3yWcwl62RI/AAAAAAAHPuU/Nvhojzgwy1g/s1200/2013-Acura-RLX-Concept-Sedan-1%25255B2%25255D.jpg
ホンダはオートバイメーカーとして起業し、4輪車を作り、ロボットやビジネスジェットを作る傍ら、モータースポーツに参戦し続けている。
ところが、この会社には「何年も売れ続ける」というブランドがない。
例えば、トヨタの「クラウン」「センチュリー」といった高級セダン。スバルの「レガシィ」といったスポーツワゴン。
SUVでは、スズキの「ジムニー」。日産「フェアレディーZ」もそうかもしれない。
引用:http://image.automotive.com/f/acura-rlx-sport-hybrid-2014-first-drive/62768386/2014-acura-rlx-sport-hybrid-front-end-turn-02jpg.jpg
こうした車はメーカーが顧客への対話を欠かさず、常に売り続けようと特別の計らいをする。
では、ホンダの「売れ続ける車」は何か?それは「カブ」という2輪車だった。4輪ではなかったのだ。
常に新しいものを作る、そういった社風ではどうしても「安定収益」を嫌う。
それがホンダだ、というファンもいるが企業としては不安材料がおおいことになる。
レジェンドはそういう意味で初めての「ブランド」としてホンダに生まれたのだ。
レジェンドは「ハイヤー」に採用されて高級車として認められた
引用:http://i.amz.mshcdn.com/XsEMZduYdr72PzkIZBHKJN1mgRQ=/950×534/https%3A%2F%2Fblueprint-api-production.s3.amazonaws.com%2Fuploads%2Fcard%2Fimage%2F92187%2Facura.png
東京に4社あるハイヤー・タクシー企業。大和自動車交通、日本交通、帝都自動車、国際自動車は保有車両1,000台から3,000台という業界大手だが、ハイヤーともなればその所有車用は別格。
帝都自動車では2016年現在、黒塗りハイヤーとして「レクサスLS600h」「クラウンマジェスタ」「クラウンロイヤル」「アルファード」「センチュリー」「日産フーガ」「日産シーマ」そして、「ホンダレジェンド」を所有。
なぜレジェンドなのか?これには非常に深い訳があることを知っておかねばならない。
日本の企業は、実質的に大手銀行を中心に4から5のグループに入っている、と言われてきた。
三井グループはトヨタ、旧富士銀行の芙蓉グループに日産というのは知られているところだ。
引用:http://1.bp.blogspot.com/-pPX5NBm8gVw/VeWrsDiRycI/AAAAAAAA7ig/qztIw96vZoE/s1600/2016-Acura-RLX-Sport-Hybrid-4.jpg
では、ホンダはどうなのか?ホンダは戦後のベンチャー企業であり、無派閥でのし上がっている。
無論、表の経営者は本田宗一郎だが、経営は藤沢武夫が握っていた。
藤沢がいかにして本田に運転資金を渡したのか?それは、今でいうところも「インサイダー取引」であった。
当時は株式分割も新株発行も、事前情報での釣り上げなど処罰対象ではなかったから、本田は知らぬところで資金を貰い、会社を大きくしていたのだ。
名参謀と呼ばれた藤沢武夫副社長は、瞬く間にホンダを様々な企業へ連携させる。
その結果、トヨタ系でもなく日産系でもなく、三菱系でもない企業にホンダレジェンドを社用車として採用させることに成功させたのだ。
これが、今日の帝都自動車の黒塗りのレジェンドだったのだ。
知る人ぞ知る別格の高級車。ブラウンが人気なのがアメリカだ
引用:https://integrityexports.com/wp-content/blogs.dir/7/files/2015/03/2016-Acura-RLX-Advance-Package-Slate-Silver-1024×512.jpg?b12274
●ギルデッドピューター・メタリック(+54,000円、特別塗装色)
●クリスタルブラック・パール(漆黒にオパールが煌めく、ニュアンス豊かなブラック HONDA公式サイトより)
●グラファイトラスター・メタリック(スタイルを引き締め、風格と気品を醸し出すグレーメタリック HONDA公式サイトより)
●ポメグラネイト・パール(ザクロの芳醇な赤みを表現した艶やかなレッドパール HONDA公式サイトより)
この色が人気というのは、ACURAらしいと言える。オデッセイはベージュ系が人気で、NSXはレッド。無難な色はホンダには似合わないわけだ。
引用:http://www.performance-car-guide.co.uk/wp-content/uploads/Next-Generation-Acura-NSX-5.jpg
その他には、
●スーパープラチナ・メタリック
●ホワイトオーキッド・パール
の定番色がある。
引用:https://i.ytimg.com/vi/QnZ42LJc7mk/maxresdefault.jpg
地球上でもっともお得な高級車
引用:https://2.bp.blogspot.com/-_cwe4OQl1dE/V7rWBjL8UyI/AAAAAAAAT0A/teJAWyXhbIkPGRTIoVaL5bULRUhZZjEagCLcB/s1600/2017-Acura-RLX-exterior-grille.jpg
筆者はホンダ関係者でもなければ、今ホンダ車を所有しているのでもない。
ただ、乗用車を見る際に一歩離れて観察することを好む。
なぜSクラスは白、黒、灰なのか。
レクサスはなぜメタリックなのか。
ジャガーやメントレーは鮮やかなブルーを売るのはなぜか?
レクサスを買う理由は、故障しらずの高級車を手に入れたいからかもしれない。
Eクラスを買う理由はCでもSでもなく、E…という擦り込みによって選んでいるのかもしれない。
選択肢はそれだけなのか?上質のセダン、広い室内空間、そして味わいのあるザクロ色まで用意されている。
しかも、3モーターという本物の4輪駆動。ぜひお勧めしたい。
ホンダのフラッグシップセダン新型レジェンドの値引きの方法については、
NSXと同じ技術を搭載したレジェンドを、お得に購入しましょう!
引用:http://www.thesupercars.org/wp-content/uploads/2013/12/2014-Acura-RLX-Sport-Hybrid-downhill.jpg