2016年の新型レジェンドのスペックが公開されています。
こちらでは新型レジェンドのスペックと主な特徴をまとめましたのでご覧ください。
2016年に発売されている高級セダンの中で、最も優れた一台をセレクトせよ!
もしそんなアバウトな指令を受けたとしたら…まず迷いなくレジェンドを勧めよう。
なぜか?それはスペックを推し量れば一目瞭然だ。
リオオリンピックの閉会式で感動した世界の人々に、これこそがクールジャパン、そしてホットジャパンと解説することができるはずだ…
目次
192㎝のノルウェー人も、ゆとりを持って運転できるボディサイズ
引用:http://www.autocar.jp/wp-content/themes/base/timthumb.php?src=http://www.autocar.jp/wp-content/uploads/2015/03/legend_150316_001.jpg&h=440&w=660&zc=1
●全長 (mm) 4,995
●全幅 (mm) 1,890
●全高 (mm) 1,480
●ホイールベース (mm) 2,850
●トレッド (mm) 前・後 1,630
●最小回転半径 (m) 6
●車両重量 (kg) 1,980
ボディーサイズは完全に北米方向に向けられている。理由はアキュラRLXとして販売されているからに他ならない。
だが、前席・後席の広さは北欧の基準値「192㎝以上は背が高い」にしっかりと対応している。
日本では㎝、gを使うが北米や英国はそうではないので、このラージサイズが必要
海外市場をターゲットにしているだけあって、サイズ感は半端ありません。
ホンダのフラッグシップセダン新型レジェンドの値引きの方法については、
NSXと同じ技術を搭載したレジェンドを、お得に購入しましょう!
室内空間は標準的アメリカ人もくつろげる広さ
引用:http://response.jp/imgs/thumb_h2/846188.jpg
●客室内長さ (mm) 2,080
●客室内 幅 (mm) 1,540
●客室内高さ (mm) 1,155
●最低地上高 (mm) 145
パワートレーンが出来上がって、そのあとに室内空間が出来上がったのか、それとも同時にモジュールが完成したのか?
全く分からないほど両者の協調性は高い。これを専門家は「親和性」という
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/1947583/029_o.jpg
エンジン諸元
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/1961778/034_o.jpg
●エンジン型式……JNB
●エンジン種類・シリンダー数 及び 配置……水冷V型6気筒横置
●弁機構……SOHC ベルト駆動 吸気2 排気2
●総排気量 (cc)……3,471
●内径 × 行程 (mm)……89.0×93.0
●圧縮比……11.5
●燃料供給装置形式……電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
●使用燃料種類 / 燃料タンク容量 (ℓ)……無鉛プレミアムガソリン / 57
なんと3つもある、モーター諸元
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2104575/050_o.jpg
●電動機型式……H2-H3-H3(前輪に1、後輪に2のレイアウト)
●取付位置及び個数 / 定格電圧 (V) ……前1(H2) 後2(H3) / 260
解説が難しい!エンジン・モーター性能
引用:http://www.corism.com/files/node_2014/1413524691-resize-655-438.jpg
●エンジン
・最高出力(kW[PS]/rpm)……231 [314] / 6,500
・最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)……371 [37.8] / 4,700
●電動機
・最高出力(kW[PS]/rpm)前側(H2)……35 [48] / 3,000
・最高出力(kW[PS]/rpm)後側(H3)……27 [37] / 4,000 × 2
・最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)前側(H2)
……148 [15.1] / 500 – 2,000
・最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)後側(H3)
……73 [7.4] / 0-2,000 × 2
●燃料消費率(km/L)……16.8
主要燃費向上対策・そして自前開発の電池
引用:https://p.ke-s.cc/images/response/img.response.jp/imgs/zoom/785800.jpg
●燃費向上システム一覧
……ハイブリッドシステム、直噴エンジン、可変バルブタイミング、可変シリンダーシステム、アイドリングストップ装置、電動パワーステアリング
●電池……リチウムイオン電池 / 72
ホンダはGSユアサと組み、リチウムイオン電池開発企業「ブルーエナジー社」を設立。
2009年からホンダ車のハイブリッドに搭載。
リチウムイオン電池の開発はハイブリッド車とEV車に欠かせないアイテムであり、メーカーによるバッテリー企業の囲い込みが欠かせない。
ホンダはハイブリッドシステムを3種持っているため、ジャーナリズムが正確な報道をすることができず「ホンダは混乱している」と決めつけてしまった。
事実、2014年から2015年にかけてはその収束に時間がかかり、N-BOXとヴェゼルの販売台数で収益を凌いだ、のが実態だったが、その間も国内向けレジェンドは販売継続を貫き通していた
諸元から見えるもの
引用:http://response.jp/imgs/thumb_h2/860547.jpg
あなたは、レジェンドについてどう思われるだろうか?680万円というプライスは、もしかすると500万円程度のミニバンにナビを付けたりエアロキットを付けることで、容易に到達する価格レンジではないだろうか?
高級車、と呼ばれる車の多くはブランド料が発生する。
例えば、Sクラス、やEクラスは常に最新モデルに買い替えることで、下取り価格もかなり融通が利く。
だが、スペック上の細かいところまで気にして契約する人たちは、そう多くない。
レジェンドの場合、レクサスLSやSクラス同様か、それ以上の安全性能を有しているにも関わらず、価格は安い。
4輪が独立して車輪を回す。これはどういうことか
引用:http://clicccar.com/wp-content/uploads/2015/02/honda_legend_kc2_0014-618×511.jpg
レジェンドは世界のどのセダンとも違うのが「カーブでの走行性能」だ。車は左右に曲がる際、内輪は小回りに、外輪は大回りになる。
だが、回転速度が同じ場合、どうしても一方にしわ寄せが来る。
特に後輪左右では、右折の場合は右後輪の回転数は落とし、逆に左後輪の回転数は上げていくことで非常にスムーズな走りが見込める。
むろん、車中は2トン近くまで増えているが、車体の走行安定性は特にカーブで顕著になった。
自然という言葉は乗用車の走りには本来ふさわしくない。
だが、4輪を独立させ、しっかりと計算したうえで加速度を諸々に掛けていくことは、大変な意味がある。
もしかすると、素人ドライバーがサーキット場で美しいトレースを描くことが可能になるかもしれない。
レジェンドはハイブリッドシステムが訴求条件ではなく、この走行性能こそが最も世間に認識されるべきものだ、と感じる。
引用:https://p.ke-s.cc/images/response/img.response.jp/imgs/zoom/785810.jpg