2016年の新型フーガの価格・値段がいくらなのか公開されています。
こちらでは2016年の新型フーガの価格・値段がいくらなのかをグレード別にまとめました。
日産自動車の往年の名車セドリック/グロリアの後継車種としてデビューした日産・フーガは、日産自動車のフラッグシップモデルとして、ガソリンモデルにハイブリッドモデルを加えて、万全の態勢が整いました。
スカイラインとともに、フーガも日々進化を遂げています。
そのような日産・フーガの価格体系を含めた魅力をお伝えしたいと思います。
日産フーガとは
引用:http://www2.nissan.co.jp/FUGA/
車名は音楽用語の「フーガ」と日本語の「風雅」から取られました。
車名には「フーガのような調和」と「上品な優美さをあらわす風雅」という意味が込められています。
「セドリック/グロリア」の後継車種としてデビューした日産の高級セダン「フーガ」は、日産のフラッグシップモデルとして、「走・美・快」をコンセプトに「スカイライン」で定評のあるV6エンジンや新開発の足回りで走りの良さを追求し、内外装のデザインにも磨きをかけ、最新の安全装置や快適装備を充実させてきました。
新型フーガでは、スカイラインのプラットフォームに手を加え、「勢い」と「艶」をキーワードにデザインされた流麗なエクステリアが目をひきつけています。
ボディサイズは
全長
4945mm
全幅
1845mm
全高
1500mm
ホイールベース
2900mm
先代と比べると、全高が10mm下げられ、全幅を40mm拡大されました。
さらに、Aピラーを50mm後退したことでロングノーズとなり、フロント周りやフェンダーラインを中心に面の凸凹を強調し、「後輪にしっかり重心のある、FR車らしい踏ん張り感のあるプロポーション」を表現しています。
引用:http://www2.nissan.co.jp/FUGA/
質感を追求したという室内空間は、パーツ類の表面処理などを反映させた「触り心地のいい」インテリアとなり、アナログウォッチや各スイッチ類を新設計として、高級車としての差別化が図られています。
中でも、上級グレードでは、蒔絵の伝統技法が生かされた、本木目パネルやプレミアムセミアニリン本革などを採用し、テーラーメイドのような質感を演出しています。
新型フーガには2種類のV6エンジンが用意されています。
■「VQ37VHR」3.7リッターエンジン、
最高出力
333ps/7000rpm
最大トルク
37.0kgm/5200rpm
「スカイラインシリーズ」にも搭載され、先代の3.5リッターユニットに20ps上乗せされたパワーを誇ります。
■「VQ25HR」2.5リッターエンジンは、
最高出力
225ps/6400rpm
最大トルク
26.3kgm/4800rpm
11.2km/Lから12.2km/Lへと向上した燃費をアピールしています。
トランスミッションは7段ATが組み合わされ、駆動方式はFRを基本に、4WDモデル(3.7リッターモデルのみ)も用意されています。
引用:http://www2.nissan.co.jp/FUGA/
そして、ガソリンモデルのほかにハイブリッドモデルも用意されています。
パワートレインは、3.5リッターV6エンジン(最高出力306ps、最大トルク35.7kgm)とモーター(68ps、29.6kgm)の組み合わせで、モーターと駆動輪の間にそれぞれクラッチを持つのが特徴で、エンジンとモーターを併用してのフル加速や低燃費クルージング、モーターのみによるEV走行など、効率の良い走り分けを可能としています。
その燃費は、JC08モードで18.0km/Lを実現し、ライバルとなる「トヨタ・クラウンハイブリッド」や「レクサスGS450h」を大幅に上回るものとなっています。
安全面では、インテリジェントクルーズコントロールや車線逸脱防止支援システム(LDP)をはじめ、カーナビからのカーブ情報により、必要に応じてアクセルペダルを押し戻すことで、ドライバーの減速操作をサポートする「インテリジェントペダル」
車両の挙動を暗てさせるVDCシステムを利用して安定感のあるコーナリングを実現する「コーナリングスタビリティアシスト」などの注目の新機能が充実しています。
さらに、プラズマクラスターイオンや、揺らぎの風で「森の空気」に満たされる「フォレストエアコン」により、「乗り込むとリフレッシュすることができて、元気になるクルマ」を目指したと言われています。
グレード体系と車両価格は
引用:http://history.nissan.co.jp/
ラインナップは、エンジンの排気量別に、2.5リッターモデルと3.7リッターモデルの2種類で、スポーティグレードの「タイプS」や高級志向を強調した「VIP」などが用意されています。
ハイブリッドモデルでは、ベースモデルのほかに、快適装備を充実させた「VIP」が用意されました。
引用:http://history.nissan.co.jp/
■ハイブリッド車
◆HYBRID VIP
6,939,669円
主な装備
・本革巻ステアリング&シフトノブ
・パーソナルドライビングポジションメモリーシステム
(ステアリング、運転席ドアミラーナビゲーションシステム、エアコン)
・助手席パワーオットマン機構
・セミアニリン本革シート
・銀粉本木目フィッシャー
・カーウイングナビゲーションシステム
・VIPエンブレム
◆HYBRID
6,270,480円
■V6エンジン車
http://history.nissan.co.jp/
◆370GT Type S
5,687,280円
主な装備
・20インチアルミホイール
・Type S専用バンパー
・マグネシウム製パドルシフト
・本革巻ステアリング&シフトノブ
・パーソナルドライビングポジションシステム
(ステアリング、運転席ドアミラー、ナビゲーションシステム、エアコン)
・助手席パワーオットマン機構
など
◆370VIP
6,118,869円
◆370GT
5,089,960円
◆250VIP
5,196,549円
◆250GT
4,775,760円
◆370GT FOUR(4WD)
5,304,960円
■Cool Exclusive
引用:http://history.nissan.co.jp/
専用デザインの内外装を特徴とする特別仕様車で、インテリアにはストーンホワイトの本革シートとブラックのトリム、エクステリアにはピアノブラック塗装の「ミッドナイトブラックグリル」が採用されています。
主な特別装備
・専用ストーンホワイト ハイコントラストインテリア
(ストーンホワイト本革シート、専用ドアトリム、専用コンソールリッド、前席エアコンディショニングシート、前席シートバックグリップベルト)
・ミッドナイトブラックグリル
・BOSEサラウンドサウンドシステム
◆HYBRID Cool Exclusive
6,794,280円
◆370GT Type S Cool Exclusive
6,211,080円
◆370GT Cool Exclusive
5,612,760円
◆250GT Cool Exclusive
5,299,560円
なお、同時に仕様変更も行われ、日産の高級車ブランド「インフィニティ」のエンブレムを、フロント及びリアにも装着されたほか、「エマージェンシーブレーキ(自動緊急ブレーキ)」が全車標準装備となりました。
まとめ
引用:http://www2.nissan.co.jp/FUGA/
日産・フーガは、2代目となったのち6年を経てモデルチェンジを行いました。
今回はフルモデルチェンジではなくビッグなマイナーチェンジとなりました。
とくに、精悍になったフロントマスクが印象的です。
きりっとしたデザインのLEDヘッドランプやメッシュタイプのラジエターグリル、帯状に太く光るデザインのリアコンビなーションランプなど、大きくエクステリアが進化しました。
そして、日産が各車に力を入れて取り入れている「エマージェンシーブレーキ」が標準装備されて、より安全装備も充実しました。
そんな日産・フーガは、パワフルなガソリンモデルとハイブリッドモデルをラインナップして、グレードも充実しています。
日本を代表する高級車として、ライバルにも負けないラインナップは、さまざまなシーンで活躍していくことでしょう。
おすすめの一台です。