2016年のプジョー 新型208の燃費情報が公開されています。
こちらでは2016年のプジョー 新型208の燃費に関するデータをご紹介します。
新型208は「燃費がいいらしい!」そうした評価が高まっています。
実際にスペックを覗いてみると、超軽量の車重が目を引きます。
そしてエンジンは1.2Lと1.6Lで3気筒と4気筒。
特に3気筒エンジンの吹き上げの良さは、今や失われた「ホットハッチ」そのものの走りだ!というモータージャーナリストもいるほど。
国内では、ハイブリッドモデルを選ぶ方が圧倒的になっている今日、スタイリングで悩殺!走りでまた悩殺!というフランス車にメロメロの方も絶対に少なくないでしょう。
まずは、208What?から始めるにも、燃費はいいキーワードではないでしょうか?
目次
5ドアモデルは、セレクトするだけで楽しい車種ばかり
引用:http://www.drivenews.co.za/wp-content/uploads/2013/07/peugeot-208-gti-04.jpg
208はセンス良し、走り良しのダブルエッセンスのフランス車だ。
誰がなんと言おうと「かっこいい」。
ボディースタイルはありふれた2ボックスハッチだし、インテリアは特にあか抜けたものとも言い難い。
スピードメーターは実に見づらい位置にあるし、おまけに小さいと来ている。
引用:http://img.2dehands.be/f/normal/241961233_3-peugeot-208-limited-edition-intuitive-1-2-benz-full-option.jpg
だが、MTとATの選択ができ、3ドアと5ドアの選択もでき、そしてレギュラーガソリンとハイオクを選択でき、1.2Lと1.6Lをも選べる。
特に、1.2Lは軽く、燃費も良い。
それでいて、スピードメーターは220km/hまである。楽しいではないか!!
208 Style 5MT ……19.0km/L
引用:http://bestsellingcarsblog.com/wp-content/uploads/2012/09/Peugeot-208-France-September-2012.jpg
MT車はAT車よりも燃費がよい。なぜだろうか?その一つは、車重が軽いということが挙げられる。
例えば、208 Style 5MTの車重は1,040kg。
208 Style 6AT は1,140kgとなんと100kgもの差があるのだ。
燃費の差は19.0km/Lと18.2km/L。
1Lで800mも余計に走るのだから、10Lで8kmもさらに走る寸法だ。
乗用車は1台1万点にも及ぶ部品から成り立つ。アルミ、プラスティック、ガラス、ファブリック、ゴム…様々な素材は相性もあるし、熱に強いか弱いか、あるいは振動に耐えられるかなど、全て完璧なテストを行って組み立てられる。
今の時代だからこそ、素のMT車は貴重
引用:http://www.peugeot.co.jp/showroom/208/5-doors/p=exterior-p/
ところが、エンジンは1,500℃にもなろうかという高温でも耐えられなければならない。
アルミニウムエンジンは世の中にあるが、アルミは1,600℃で溶解してしまうので、かなり複雑な構造にしなければならない。
鉄よりアルミの方が軽いのだが、結局はエンジンの耐性を考慮して重量全体が重くなるような仕組みになる。
また、208は6速ATだが、当然3速より4速、5速より6速と、細かくギヤチェンジが可能になるオートセレクタの方が、駆動系は重くなってしまう。
ターボチャージャーを付けた、ツインターボにした…というのは排気される温かい空気をもう一度取り込んで、風車を回すような仕組みで、エンジンの加速の援護射撃を行うわけだが、複雑な構造体になればなるほど、車重は重くなるから、燃費だけが良くなるのは難しい。
208MT車なら、シンクロの楽しさが味わえる
引用:http://www.peugeot.co.jp/showroom/208/5-doors/p=technology/
208はホットハッチというジャンルに最もふさわしいグローバルカーだ。
日本でもこうした車はいくつかあるが、例えばスズキスイフトももちろんマニュアルミッションのスポーツバージョンを持っている。
マニュアルトランスミッションを作動させる場合、2速発進からスタートさせ、エンジンを3速、4速と徐々にシフトチェンジする楽しさがあるだろう。
エンジンの回転数はその音でギヤチェンジのタイミングが分かる。
そのため、セカンド発進で坂道を下り、いきなり5速へとシフトすることも可能だ。
こうなれば、いち早く小さなギヤで加速させることができるから、同乗者はエンジンの甲高い回転音が全く聞こえないというテクニックを味わうことができる。
俗にいう「シンクロ」は、こうしたエンジンの回転数にギヤを当ててやることを言い、現行のMT車では推奨されないものではあるが、208ならば問題なく行うことが可能だ。
Style 6ATと Allure、GT は18.2km/L
引用:http://www.peugeot.co.jp/showroom/208/5-doors/
圧倒的に人気の高いモデルが、208 Style 6ATと 208 Allure。テクノロジーを垣間見てみると、
●可変バルブタイミングコントロール
●筒内直接噴射
●アイドリングストップ
● 電動パワーステアリング
駆動系ではきっちりとプジョーも仕事をしている。
バルブタイミングコントロールとは、シリンダーの上、いわゆる「爆発室」での爆発をより大きな規模で行えるようにバルブの動きに手心を加える常套手段だ。
ダイレクトインジェクションは、燃費は良いがメンテナンスコストも心配しておこう
引用:http://i0.wp.com/sport-car.akakagemaru.info/wp-content/uploads/2015/05/208s001.jpg
ダイレクトインジェクション(筒内直接噴射)は、シリンダー内のピストン上部により近い距離でガソリンを直接噴射させる、という荒業だ。
ピストンの動きで無理やり圧縮された空気が我慢できずに高温になり、限界点に差し掛かったタイミングを見計らってプシュ!とガソリンを噴射する。
このタイミングで点火プラグから火花が飛び散ることで、ドカンドカンという爆発が3気筒それぞれのタイミングで起こる。
これはエンジンの出力を上げるには最高のパフォーマンスなのだが、燃えたあとのススがどうしても多くなってしまう。
208がエコカー減税の対象から外れたのは、この排ガスの量と、車重の軽さのバランスで問題があったからだ。
引用:http://s3-eu-west-1.amazonaws.com/carmag-wp/carmag/wp-content/uploads/2013/07/28041332/Alloy-finish-is-the-only-possible-extra-cost-option.jpg
○ターボチャージャー付直列3気筒DOHC
ただ、ガソリンの消費量は少なくて済むし、ターボチャージャーがあるということは、お役御免になった汚れた排気を再度加速増強にリサイクルするわけで、最終的な完全排気のためにはきちんと白金製の触媒を通るから、安心ではある。
ただ、ダイレクトインジェクションにはススという問題が避けて通れず、エンジン関係の痛みはどうしても残る。
208を買う方は、エンジントラブルについてディーラーによく効いておいた方が後々良いだろう。
引用:http://www.208ownersclub.co.uk/forum/uploads/914/20140621_175335.jpg
208 GTi は15.6km/L
引用:http://4.bp.blogspot.com/-ZALmxifO7fA/VRkVomlyRFI/AAAAAAAAEsk/MJWUgxzFBdw/s1600/PEUGEOT_208_3.jpg
最後に、GTIだが、様々なエディション全て、15.6km/Lかつハイオクガソリン仕様、となっている。
無論この車はレース仕様と同等のサスペンションやエンジンチューニングが施されている。
○208 GTi by PEUGEOT SPORT 3,686,600円
○208 GTi 3,220,000円
21世紀のホットハッチと言うなら、やはりピンはこれだ、というのも分かる。
GTIをメイン車種に持っていくということは、インプレッサWRXを普段使いにするのと同様だ。
派手なカラーリングでぜひ小粋な走りを楽しんで頂きたい。
新型プジョー208の値引きの方法については、
ぜひ参考に、お得に購入して下さい。