新型308の値引き方法について情報をまとめました。
新型308はどのように交渉すれば大きい値引き額で購入することができるのか。その方法についてご紹介します。
新型プジョー308の値引きの相場
引用:http://tokorozawa.peugeot-dealer.jp/cgi-bin/WebObjects/114aa430af0.woa/wa/read/pj_14a4bf35cd1/
まず最初に新型プジョー308の最新の値引き情報を確認しておきましょう。
引用:http://kakaku.com/kuruma/nebiki/70101710660/
引用:http://kakaku.com/kuruma/nebiki/70101710674/
上が5ドアハッチバック、下が5ドアステーションワゴンの値引き情報で、どちらも「価格.com」から引用させていただきました。
車両本体価格からの値引きの最高額が45万円、最低額が0円、オプション価格からの値引きの最高額が10万円、最低額が0円となっています。
また、19件中9件が車両本体価格、オプション価格ともに値引きが0円となっています。
編集部の独自の調査による新型プジョー308の値引き状況ですが、車両本体価格からの値引きが約15万円前後、オプション価格からの値引きが約5万円前後、合計約20万円前後が目標額となります。
「外車ディーラーは値引きをしない」は本当か?
引用:http://shonanfujisawa.peugeot-dealer.jp/cgi-bin/WebObjects/11333bb18ac.woa/wa/read/pj_14d3ba95605/
外車の新車購入に際して巷間よく言われるのが「外車ディーラーは値引きをしない」というものです。
果たしてこれは真実なのでしょうか。
結論から申し上げると、これは全くのデマです。
確かにディーラーや車種によっては一切の値引きをしない、というケースもあります。
メルセデス・ベンツやBMWといったいわゆる欧州プレミアムブランドのプレミアムカー、例えばメルセデス・ベンツSクラス等やBMW7シリーズなどにその傾向が伺えます。
また地域間格差も割と大きく、「そのメーカーのディーラーが県内に1軒しかない」というような場合は値引きがあまりされないこともあるようです。
しかし大都市圏では国産車も含めたディーラー間の競争が非常に激しいため、多くの輸入車ディーラーが多少なりとも値引きをしています。
特にプジョーやフォルクスワーゲンなどはベンツやBMWほどのプレミアムブランドではありませんし、多くが国産メーカーのラインナップと競合しますので、こちらが何も言わずともディーラー側から値引きを含めた見積もり書を提示してくれるのが普通です。
冒頭の価格.comの口コミで値引き額に極端な差が見られたのは、このような理由も背景にあるかと思われます。
新型プジョー308を安く買うにはどうしたらよいか
引用:http://jp.autoblog.com/2015/01/27/308-308sw/
新型プジョー308を1円でも多く値引きしてもらい、少しでも安く買うためには、値引きが出やすいディーラーで買う、というのが鉄則です。
好条件を引き出すためには「他のディーラーと競合させる」というのが常套手段であることは国産車を購入する際と変わりなく、「308の競合車種を扱っているディーラーと競合させる」「308を扱っているディーラー同士を競合させる」という2つの手段が考えられます。
まずは前者ですが、プジョー308のライバルといえば真っ先に挙がるのがフォルクスワーゲンゴルフです。
引用:http://autoc-one.jp/hikaku/1636841/photo/0026.html
ゴルフは輸入車である点はもちろんのこと、ボディサイズや価格帯などあらゆる点で308と重複しますので、競合対象としては最適です。
ゴルフと308を比較した場合に商品力自体はそれほど差があるとも思えませんが、ディーラーのネットワークやアフターケアなどを総合的に見た場合、日本市場における歴史が長い分ゴルフの方が有利です。
お客さんもその辺はよく心得ているため、ゴルフを始めとするフォルクスワーゲンの車は輸入車でありながらも国産車を買うのとあまり買わない感覚で買っていくところがあります。
そのため「308とゴルフの両方を検討している」と言われれば、プジョーディーラーはある程度頑張らざるを得ないわけです。
この2台の条件を競わせる、というのが最初に採るべき作戦といえるでしょう。
国産車であればマツダアクセラスポーツやスバルインプレッサスポーツなどが考えられます。
引用:http://autoc-one.jp/hikaku/1636841/photo/0024.html
引用:http://www.subaru.jp/impreza/impreza/special/photo.html
特にアクセラは欧州を主戦場と考えて開発されている車種なので、308やゴルフと真剣に比較をする国産車としては適しています。
ただ、国産メーカーのディーラーに「輸入車も購入を検討している」という話しをすると「どうせ輸入車の方が本命でウチは当て馬でしょ」と思われて本気の条件を出して来ないことがあります。
フォルクスワーゲンはともかく、プジョーやシトロエン、フィアットのような欧州メーカーの車になると、国産車と条件の比較をした上で買う車というよりは、指名買いをすることの方が一般的だからです。
そのため「あくまでも予算優先であること」を強調するなど、ことさら輸入車の方に思い入れが強いわけではない、ということを言外に匂わせるすることが大事だと言えます。
次に「308を扱っているディーラー同士を競合させる」という手段です。
日本におけるプジョーのインポーターはプジョーシトロエンジャポンですが、販売をするディーラーは日本全国に様々な法人が展開しています(プジョーディーラーが存在しない都道府県もあります)。
神奈川県を例にとると、「プジョー新横浜」「プジョー横浜青葉」「プジョー厚木」「プジョー湘南藤沢」「プジョー小田原」「プジョー相模原」と6つのディーラーが存在しますが、これらを運営しているディーラーはそれぞれ異なります。
プジョー新横浜は株式会社ジー・エス・ティー、プジョー横浜青葉とプジョー相模原は株式会社サンオータス、プジョー厚木とプジョー小田原は株式会社ALC、プジョー湘南藤沢はウエインズインポートカーズ株式会社、といった具合です。
運営している法人が異なればそのディーラー同士はライバル、ということになりますので、競合をさせることが可能です。
ただし同一法人が運営しているディーラー同士の競合はNGです。
上記の神奈川県の例で言えば、プジョー横浜青葉とプジョー相模原を競合させることや、プジョー厚木とプジョー小田原を競合させることはNG、プジョー新横浜とプジョー横浜青葉を競合させることはOK、ということになります。
引用:http://www.jaia-jp.org/attractive/peugeot0912/
茨城県や山形県のように県内に1ヶ所しかプジョーディーラーがないような場合もありますが、その場合に他の都道府県のプジョーディーラーまで越境するということはあまりおすすめしません。
後々のアフターサービスのことを考えると、ディーラーはご自宅になるべく近い場所にあるに越したことはないからです。
プジョーのような輸入車の場合、仮にちょっとしたトラブルであってもガソリンスタンドやカー用品店では「輸入車だから」というだけの理由で作業を断られるケースがあるのでなおさら、ということになります。
新型プジョー308の値引き術のまとめ
引用:http://openers.jp/gallery/1304873/2
以上、新型プジョー308の値引き術についてまとめてみました。
外車を新車で購入する、となると、初めての方は身構えてしまう方も多いかもしれませんが、少なくともプジョー、中でも308であれば国産車を買う時と同じような感覚でディーラーで値引き交渉をしても何ら問題はありません。
中には外車ディーラーで値引き交渉をするとバカにされるのでは、見下されるのでは、と思う方もいらっしゃるようですが、性質の悪い外車ディーラーはそこを逆手にとって、値引きを切り出してこないお客さんには一切値引きをしないようなところもあるので注意が必要です。
更に一歩踏み込んだ価格でプジョー308を購入したい方は、ぜひこちらを参考にしてください!
→ 新型プジョー308を値引きからさらに50万円安く買う方法とは?