新型エブリイワゴンは試乗レポートが数多く寄せられています。
こちらでは新型エブリイワゴンの試乗に関するデータをまとめましたのでご紹介します。
新型エブリィワゴンの評価って?
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/everywagon/styling/img/img01.jpg
軽キャブオーバーの覇者スズキ『エブリイワゴン』が、2015年、ほぼ10年ぶりとなるモデルチェンジを果たしましたね。
試乗した方の口コミを見てみると、やはり高評価なのが車内の広さ。
一方では、横風が少し気になるという声も見られました。
実際に乗った方の口コミはどういったものなのでしょう。
では、実際に試乗レポートを見ていきたいと思います。
引用:https://i.ytimg.com/vi/YOl9z2HScSM/maxresdefault.jpg
Aさん 口コミ 2015年モデル試乗
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/everywagon/styling/img/img02.jpg
“車内に乗り込んで驚くのが軽規格とは思えない広大なスペースだ。
その広さは『スペーシア』や『タント』などよりもはるかに広い。
何せ、リアシートを後端までスライドさせた状態でもカーゴスペースにはスーツケース4個を楽に収納できるのだ。
逆にリアシートを最前位置までスライドさせても、フロントシートに膝が触れることもない。
この余裕の広さにはただ驚くばかりだ。
ここまでスペースを拡大できたのは、前輪とインパネの位置を従来よりも前方へ移動させたから。
エブリイワゴンはエンジンをフロントシート下に置き、後輪を駆動する基本スタイルは従来と同じスタイルを踏襲する。
つまり、エンジンがこの位置にあったからこそ、この手法が可能になったというわけだ。
シートアレンジも実に多彩だ。
リアシートは左右分割してスライドさせられ、リクライニングすることも可能。
折りたためばフォールダウン機構のおかげでフラットなカーゴスペースが実現する。
乗車人数に応じて積載スペースを自在にアレンジすることができるのだ。
また、カーゴスペースの使い勝手を高めるオプションが取り付けられるユーティリティーナットやラゲッジボードステーを標準装備。
これを活かすことでカーゴスペースの使い勝手はさらに高まる。まさに人が乗っても、荷物を積んでも、その広さは中途半端なミニバンを超えると言っていいだろう。
そして、まさに”オモテナシ感覚”の装備と思えたのが、試乗車の「PZターボスペシャル」にのみ標準装備される「電動オートステップ」だ。
引用:http://fsv-image.autoc-one.jp/images/2119628/049_o.jpg
助手席側スライドドアを開くと自動的に迫り出してくる仕組みで、年配者や小さな子供がある時に重宝するのは間違いない。
また、フロントシートはウォークスルーが可能なベンチシートを採用。
ドライバーチェンジも簡単に行える。
意外だったのは、オプションで取り付けてあったパナソニック製ナビ『CN-R301Z』を通して聴いたサウンドがとても心地良かったことだ。
ボーカルがきちんと前方に定位し、低域もしっかりと聴かせる。高速域に入ると騒音で聴きにくくなるものの、一般道でドライブミュージックとして楽しむには十分なクオリティだ。
また、バックアイカメラを組み合わせることも可能で、その場合は左右後方から近づく人やクルマなどを検知。
さらに上から見下ろす映像で駐車をサポートする自動俯瞰機能も備える。
では走りはどうか。
エンジンは先代のK06A型から最新のR06Aインタークーラーターボに変更。
引用:http://car-news.jp/wp-content/uploads/2015/02/everiwagon_98776550.jpg
これに4速ATを組み合わせる。
注目なのは乗用車系モデルがほぼCVTを採用する中での4速ATということで、リニアな変速はCVTに慣れさせられた今はとても新鮮。
必要以上にエンジンの回転が上がらないのにも好感が持てた。
アクセルを踏み込むと想像以上の軽快な動きにビックリ。
1速をローギアードに設定したこともあり、4人フル乗車でも”トロさ”は微塵も感じなかった。
ただ、高速域に入ると速度が軽快に上がっていくのは80〜90km/h程度まで。それ以上は少々重さを感じるようになってくる。
とはいえ、速度域まで達してしまえば100km/hクルーズが負担に思うことはない。
試乗で慌てたのは横風の影響だった。
試乗した日が風が強めに吹いていたこともあるが、風に襲われるとステアリングは頻繁な修正が必要になってくる。
これは横の投影面積が大きいスペーシアなどに比べても明らかに影響を受けやすい。
とくに高速道路ではヒヤッとしたことが何度もあった。この辺の安定性がもう少し高まると申し分ないのだが。
何より、この手のクルマは走りよりもユーティリティを極めることが重要。
その点、エブリイワゴンなら4人乗車でも十分なパワーを発揮しつつ、4人分の荷物もしっかり積んで出掛けられる実力の持ち主。
しかも、それを維持費が安い軽自動車で実現しているのだ。
少人数家族で4人乗車で十分というなら、小型ミニバンを選ぶ前にぜひ一度エブリイワゴンをチェックしてみることをオススメする。”
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/everywagon/styling/img/img02.jpg
やはり、荷物が載る、この一点は譲れないエブリイワゴンの最大の魅力です。
価格がネックになりやすいエブリイワゴンですが、その分は熟成モデルならではの値引きに挑戦しましょう。
新型エブリイワゴンの値引きの方法については、
ぜひ参考に、お得にエブリイワゴンを購入して下さい。
Bさん試乗レポート 2015年モデル
引用:http://www.carsensor.net/contents/article_images/_29268/wagon10032.JPG
” 新型の『エブリイワゴン』は、その乗り味が妙に印象に残るクルマである。
このワゴンと商用車の『エブリイ』は、クルマとしてハッキリ作り分けられていて、たとえば、その足は乗ってみてすぐわかるくらいに異なっている。
カタログによれば、エブリイはその最大積載量が350kg。
そして、4人が乗車して、かつ250kgのカーゴが積載可能で、この場合は4人の体重と併せると500kg超という負荷になるはず。
したがって、それに対応する堅牢な足になっており、そういうクルマに乗員一人状態で試乗すると、サスはまったく“動かない”というのに近いことになる。
クッションがほとんどない硬いバネの上に載せられて運ばれる、そんな感覚のクルージングだ。
しかし、エブリイワゴンでの走りはそうではない。
確かにがっしりと硬いが、しかし、硬いなりに乗員を“もてなす”という足になっていて、これは「乗用車」として十分なものだと思う。
車重自体も、ワゴン仕様はエブリイより重いが、その事実も含めて、このワゴンはいい意味で重量感がある、納得できる乗り味になっている。
ヒップポイント(前席座面の地上からの高さ)は809mmと、数字としては高いが、そのシートに乗り込むためのステップが地上から355mmのところに設けられている。Aピラーにはグリップがあり、それを掴んで、そしてそのステップからは約450mmの高さに座面があるという設定の前席に乗り込むのは、ストレスもなくスムーズだ。
そしてエブリイワゴンでは、前席の座面はベンチシート・タイプになっていて、助手席と一体化して分離がない(背もたれは独立しているが)。また、バケット風に左右の縁が盛り上がっているということもない平らな形状で、このことも、前席へのアクセスがしやすい原因になっていると思う。
シフトレバーもインパネに付いているので、足元はフリーであり、いわゆるウォークスルーは容易だ。
助手席側から乗り込んだ場合でも、これなら何の問題はないだろう。
エンジンは、商用エブリイよりも車重があること、そして「乗用車」であることを考えてか、エブリイワゴンではターボ仕様だけが用意される。このパワーユニットは、太いトルクをフラットに吐き出すというセッティングで扱いやすく、ターボの装着を意識することなく気楽にアクセルを踏める。
インテリアで驚くのは、スペースの徹底活用というか、物入れの類が至るところに設定されていること。
運転席周りでは、ホルダー、トレイ、そして何かを掛けられるフックなど、さまざまな物入れやエクィップメントがあり、さらに頭上にも蓋付きの“棚”が準備されている。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/everywagon/home/img/capacity1.jpg
たとえば、携帯電話はここに、カード類はあそこに…とか、そうやってそれぞれ専用のスペースを決められそうな豊富さだ。
このクルマは、前述のようにヒップポイントが高く、いわゆるハイト系の軽ワゴンよりもさらに高いポジションに収まってのドライビングになるが、郊外の空いたワインディング路を走っても不安はない。
むしろ、路面へのしっかりした足の“食いつき”を愉しみつつのコーナリングができる足で、硬めのサスペンションによるロールの少なさは、逆に安心感を呼ぶという感じだ。
この乗り味と、そしてこの走りなら、昨今車種が増えている「ハイト系乗用ワゴン」の全高をさらに高くした「超トール系ワゴン」と較べても、このエブリイワゴンは商品性として十分に競争力があると思う。
多くの「超トール系乗用ワゴン」が乗り心地重視で、ひたすら柔らかなフィールにまとめようとしているのに対し、いわば「トラックの足」から「乗用車」方向に向けて、そのネガな部分だけを取り去って行こう、こうした流れでセットアップされたと思われるエブリイワゴンの足は、「硬いけどイイ!」というこのクルマだけの乗り心地を生み、他車にはない独自性を主張している。
また、このクルマは、乗員が前輪の上に乗るセミ・キャブオーバー・タイプ、そしてエンジンが前席の下あたりにあって、そこから後輪を駆動するというレイアウトである。そのため、前後バランスとしてフロントヘビーではないという特性がある。
ゆえに、ワインディング路を走るような場合でも、前が重いという感じが少ない。このエブリイ、実はフロント・ミッドシップ+後輪駆動なので、ハンドリングにおける、ある種の軽快さと気持ちよさは、この点にも起因していると思う。”
まとめ
いかがでしたか?
どちらの方も一貫して言っているのが、スペースの徹底活用というか、物入れの類が至るところに設定されているという”収納”の部分。
さすが新型エブリィワゴンといったところでしょうか。
実際に試乗してみることで、本当の魅力がわかるのかもしれませんね。
引用:https://i.ytimg.com/vi/WrwJyrDUrEk/maxresdefault.jpg
→ 新型エブリイワゴンを値引きからさらに50万円安く買う方法とは?