ステーションワゴンの利点の1つに「たくさんの荷物を積める」という点が挙げられます。
ミニバンは3列目シートを畳まないと荷室が小さく、そのままではあまり荷物が積めませんし、SUVは荷室容量が大きくても荷室開口部が高く、荷物をかなり高い位置まで持ち上げないと積めなかったりします。
どちらもステーションワゴンの利便性にはかないません。
そこで今回は、ステーションワゴンの荷室容量をランキング化して紹介したいと思います。
たくさん荷物が積めるステーションワゴンを探している人はぜひ参考にしてください。
目次
【荷物をたくさん積めるステーションワゴン・第5位】ホンダジェイド
引用:https://kakakumag.com/car/?id=12328
2019年荷物をたくさん積めるステーションワゴン、第5位はホンダジェイドです。
ジェイドはホンダが元々中国市場向けに開発したモデルで、現地法人と合弁の企業で製造・販売をしていましたが、2015年から日本でも製造・販売が行われています。
しかし同時期にステップワゴンが発売されたこと、当初は3列シート6人乗りモデルのみだったこと(2018年のマイナーチェンジで2列シート5人乗りモデルが追加)などから、販売不振にあえいできました。
今でも5ナンバーステーションワゴンのシャトルとの統合が噂されるほど影の薄い存在ですが、意外に走りがよかったり室内空間が広かったりと、よく見るとそれほど悪い作りの車ではありません。
不人気故に大幅値引きが出やすいため、場合によってはおすすめの1台ですらあります。
そんなジェイドの荷室容量は440Lとなっており、ステーションワゴンの中ではまずまずの積載量です。
引用:https://www.honda.co.jp/JADE/webcatalog/interior/utility/
なお、カローラツーリングは392L、カローラフィールダーは407Lですので、ジェイドは意外にもこれらのステーションワゴンよりは荷室容量が大きい、ということになります。
【荷物をたくさん積めるステーションワゴン・第4位】スバルレヴォーグ
引用:https://www.goodspress.jp/reports/110872/3/
2019年スバルには元々レガシィツーリングワゴンがありましたが、レガシィは海外市場を重視するあまり年々ボディサイズが肥大化、6代目からはセダンのレガシィB4と、ワゴンのレガシィアウトバックの2ボディ構成となりました。
そしてスバルはレガシィツーリングワゴンの代わりに、日本市場向けのステーションワゴンとしてレヴォーグを開発し、2014年に発売しました。
レヴォーグは1.6Lガソリンターボ仕様と、2.0Lガソリンターボ仕様の2つが用意されますが、2.0Lガソリンターボ仕様は最高出力300PSを誇るハイパワースポーツワゴンとなっています。
これはかつてのレガシィツーリングワゴンを彷彿とさせるもので、走りを忘れたくない大人のドライバーにはうってつけのモデルといえます。
さて、レヴォーグの荷室容量は522Lで、5位のジェイドを82Lも上回ります。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/utility/package.html
さらに、床下には大型サブトランクが用意されており、前側は浅底で7L、後側は深底で33L、合計40Lの容量があります。
引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/utility/package.html
【荷物をたくさん積めるステーションワゴン・第3位】トヨタプリウスα
引用:https://www.webcg.net/articles/-/3881
2019年荷物をたくさん積めるステーションワゴン、第3位はトヨタプリウスαです。
プリウスαは、先代の3代目プリウスをベースに後ろを長くしてステーションワゴンにしたもので、2列シート5人乗りモデルと、3列シート7人乗りモデルがあります。
ここでステーションワゴンとして扱うのは2列シート5人乗りモデルの方です。
2列シート5人乗りモデルのプリウスαの荷室容量は、535Lとなります。
引用:https://toyota.jp/priusalpha/interior/indoor_space/
なお、3列シート7人乗りモデルの3列目を畳めば当然大きな荷室が出現しますが、この時の荷室容量は505Lにとどまり、2列シート5人乗りモデルの荷室容量には及びません。
典型的なステーションワゴンの作りであるレヴォーグですら522Lでしたから、プリウスαの荷室容量がいかに大きいかがよくわかると思います。
プリウスαは「プリウス」なので、低燃費ばかりに目がいきがちです。しかしプリウスαの本当の魅力は、この広大な荷室にあるといえます。
【荷物をたくさん積めるステーションワゴン・第2位】スバルレガシィアウトバック
引用:https://kakakumag.com/car/?id=11887
2019年荷物をたくさん積めるステーションワゴン、第2位はスバルレガシィアウトバックです。
レガシィアウトバックは基本的に海外市場を重視した作りになっています。
そのためボディサイズ自体が大柄で、荷室容量が大きいのもある意味では当然です。
レガシィアウトバックの荷室容量は559Lとなっており、プリウスαに比べると24L大きくなっています。
引用:https://www.subaru.jp/legacy/outback/utility/cargoroom.html
そして荷室の床下には、47Lの大型サブトランクが隠されています。両方を合計すると実質的には606Lもの大容量となります。
引用:https://www.subaru.jp/legacy/outback/utility/cargoroom.html
床下にサブトランクを持つ車種は少なくありませんが、47Lというのはかなり大きいです。
しかも中は2部屋に区切られているので、片方には貴重品、もう片方には汚れ物、というように分けてしまうこともできます。
【荷物をたくさん積めるステーションワゴン・第1位】ホンダシャトル
引用:https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/81061edf2a46caf3eb1a5375925c50b514189672/photo/?page=2
2019年荷物をたくさん積めるステーションワゴン、第1位はホンダシャトルです。
シャトルは前述のように5ナンバーサイズにも関わらず、荷室容量はなんと570Lにもなります。
引用:https://www.honda.co.jp/SHUTTLE/webcatalog/interior/utility/
これはリヤシートを畳まなくてもゴルフバッグが4つも積載できる大きさです。
シャトルの荷室は開口部が大きい上、地上から荷室開口部までの高さが54cmと低い点もポイントです。
レガシィアウトバックは最低地上高を稼ぐために車体が高くなっているので、荷室開口部までやや高さがあり、荷物の積みやすさという点ではシャトルの方が有利です。
なお、シャトルにも床下のサブトランクはありますが、容量は公表されていません。
引用:https://www.honda.co.jp/SHUTTLE/webcatalog/interior/utility/
見た感じではレガシィアウトバックほどの大きさはありません。