新型カムリ 納車ブログまとめ!

カムリ

新型カムリの納車情報が各ブログで公開されています。

こちらでは新型カムリの納車に関するブログのデータをまとめています。







新型カムリの納車にかかる期間

引用:https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1073/362/html/44.jpg.html

まず最初に、2018年に発売された新型カムリの納車にかかる期間(納期)を確認しておきましょう。

2018年10月現在、新型カムリの納車にかかる期間は約2カ月となっています。これはトヨタの公式サイトでも案内されています。

引用:https://toyota.jp/camry/?padid=ag341_from_camry_navi_top

一般的に新車の納期は3カ月以内と言われていますので、新型カムリの納期は標準的な新車の納期だと考えておけばよいでしょう。今後も爆発的な人気が出るとも考えにくいので、このくらいの納期で推移していくものと思われます。



新車が納車されるまでの流れ

引用:http://www.kobetoyopet.com/shop/seishinchuo/blog/2017/07/post-215.html

それでは次に新車が注文されてから納車されるまでの流れを追って紹介しましょう。

ディーラーはお客さんとの商談がまとまり注文書に印鑑をもらうと、専用のシステムを通じてメーカーに注文を出します。ディーラーはあくまでも販売会社であってメーカーとは別会社です。新型カムリで言えば販売を行う全国のカローラ店、トヨペット店、ネッツ店、トヨタ店(東京地区のみ)はトヨタ自動車とは別会社である、ということです。

メーカーはディーラーからの注文を受けると工場へ指示を出して車の製造にかかりますが、自分が注文した車がメーカーの工場ですぐに製造されるわけではありません。

人気車種の場合は常に工場のラインが稼働していますが、人気故に自分の車の番が回ってくるまでにはしばらくかかります。

逆に人気のない車種の場合は全国のディーラーからの注文がある程度まとまったところで工場のラインを動かすことになるので、これまた別の意味で時間がかかります。

引用:https://autoc-one.jp/news/3271259/

ちなみに1台の車が完成するまでには大きく分けてプレス、溶接、塗装、組み立て、検査という5つの工程を通りますが、このすべてにかかる時間はおおむね17~18時間程度とされています。製造自体は2日から3日程度で終わるということですね。

完成した車は完成車ヤードに運ばれ、その日のうちにカーキャリアに載せられて工場から出荷されます。

向うのは全国各地のディーラーや納車整備センターです。

納車整備センターというのはあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、ここはディーラーの委託を受けて新車の点検整備や純正品や市販用品の取り付け、納車整備などが行われます。

引用:https://www.e-aidem.com/aps/01_A80226630833_detail.htm

新車の点検整備とは工場から出荷された新車に傷が入っていないかどうかなど、点検項目に沿って細かくチェックするものです。その上で販売店装着オプションやアクセサリー、社外用品などの取り付けを行った上で最終的な納車準備を整え、最後に販売店のステッカーを貼り付けて車は再びカーキャリアに載せられてディーラーへ運ばれます。

ディーラーではまだ取り付けが終わっていない販売店装着オプション、アクセサリーがあればすべて取り付け、納車前の最終点検を行います。並行して陸運事務所へ行き車検証とナンバープレートの発行を受けます。

引用:https://www.netz-yokohama.co.jp/styles/normal/%E3%80%8C%E8%AA%B0%E3%81%AB%E3%82%82%E8%81%9E%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8D%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%80%81%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E3%82%AF-4

最後の最後でナンバープレートを取り付けていよいよ納車、ということになります。

以上の流れをみると、注文から納車までの間に最も時間がかかる箇所は「工場で製造に入るまでの期間」ということになりますが、これは致し方ありません。注文が入った順番に製造されるからです。

お客さんの側の努力で納車を早くすることはできませんが、「納車を遅らせないようにする」ということはできます。

それは「ナンバープレートの取得に必要な書類をきちんと用意しておくこと」です。具体的には車庫証明書と印鑑証明書や委任状になります。

車庫証明書はディーラーが取得を代行してくれるケースが多いですが、車庫の地図を書いたり月極駐車場の場合は地主の承諾書をもらったりはお客さんの方でやる必要があります。これらの準備が遅れると車庫証明書の申請ができません。車庫証明書がなければナンバープレートの申請はできませんし、ナンバープレートがついてないと公道は走れないので結果的に納車が遅れる、ということになります。

また印鑑証明書は書類自体に有効期限はないものの、陸運事務所の窓口で受け付ける印鑑証明書は「3カ月以内に発行されたもの」と期限が決まっています。つまりあまりにも前に発行された印鑑証明書だと、再度役所に発行してもらう必要があるので注意が必要です。

いずれにしても必要な書類についてはディーラーの営業マンから指示があるはずなので、指示されたものを遅れずに提出するようにしましょう。



新型カムリを1日も早く手にする方法

引用:https://www.carsensor.net/contents/testdrive/category_123/_62615.html

新型カムリが納車されるまでの期間はおおむね2カ月程度ですが、この2カ月が待てないという人のために、「ほぼ新車」の新型カムリをすぐにゲットできる方法をお教えしましょう。

それは「展示車両落ち」「試乗車両落ち」「登録済未使用車」のいずれかを買う、という方法です。

展示車両落ちというのはディーラーのショールームで展示車として使われていたもの、試乗車両落ちというのは同じくディーラーで試乗車として使われていたものです。これらは新車状態に極めて近いものの、色々な人の手垢がついているという意味では新車ではないので、新車として販売することはできません。

そのためディーラー系の中古車店など、中古車市場に流れることが多いです。

登録済未使用車というのは文字通り「登録済=ナンバープレート取得済」ではあるものの未使用、つまり使用されていない車のことです。

年に何度か、ディーラーはメーカーから重点車種の販売目標を課せられることがあります。そして販売目標を達成すると販売奨励金のような「賞金」が支給されますが、「あと〇台で目標達成」となった時、ディーラーは販売奨励金目当てに時として自腹を切って「自社買い」をすることがあるのです。

自社買いをした車は登録をかけた後(=ナンバーをつけた後)すぐに中古車市場へ流します。もちろん切った自腹よりは安い価格でしか売れませんが、そのマイナス分を考慮しても販売目標を達成して販売奨励金をもらった方がディーラーとしては得なわけです。

このようにして中古車市場に流れた車を登録済未使用車と呼びます。

引用:http://www.osaka-toyopet.jp/p-plus/contents/events/odona-1.html

これらの車は不定期に出ますが、ディーラーの営業マンにあらかじめ根回しをしておけば情報を教えてもらえることがあります。自分の望むグレードやボディカラーのものがあれば買ってしまうのもいいでしょう。

完全なる新車というわけではありませんが、2週間から3週間程度で納車されるのは大きなメリットです。

なお、この手の車は「カーセンサー」や「グーネット」といった中古車情報サイトで探すと見つかることもあります。

引用:https://www.carsensor.net/usedcar/bTO/s221/index.html?SORT=6

これはとある日のカーセンサーで見つけた新型カムリの未登録車です。走行距離が55kmとなっていますので恐らく試乗車ではありません。試乗車ならもう少し走っているはずだからです。展示車だったか、注文を受けたもののキャンセルをされて浮いてしまった車かと思われます。

販売店のトヨタユーゼックはトヨタ系の会社で中古車販売やオートオークションを手掛けていますので、何らかの形でディーラーから入庫したものでしょう。探している人にとっては検討の余地があると言えます。



新型カムリの納車についてのまとめ

引用:https://serai.jp/hobby/282706

以上、新型カムリの納車に関する情報を紹介しました。

新車を買おうと決心すると1日も早く手に入れたくなるものですが、だからと言って無理や無茶をしてまで手にしようとするのはあまりおすすめできません。

先ほどカーセンサーに掲載されている未登録車を紹介しましたが、色やグレードが自分の望むものと違うのに買うと後々後悔することになるでしょう。アフターケアのことを考えると販売店からあまり遠くに住んでいる人が買うのも考えものです。

2カ月という納期は新車の納期にしてはどちらかと言えば短い方なので、ここは納期をドライブやドレスアップの計画を練るための時間とプラスに捉え、楽しみに待つようにするのが得策かと思います。