ルーミー/タンク/ジャスティ/トールの値引き方法について情報をまとめました。
ルーミー/タンク/ジャスティ/トールはどのように交渉すれば大きい値引き額で購入することができるのか。その方法についてご紹介します。
目次
ルーミー/タンク/ジャスティ/トールの最新値引き状況
引用:http://toyota.jp/tank/
ルーミーとタンクはトヨタから、タンクはダイハツからそれぞれ2016年11月9日に、ジャスティはスバルから2016年11月21日にそれぞれ発売されましたが、本稿執筆時点(2016年12月下旬)で値引きの平均値を算出出来るほど十分な情報が収集出来ていません。
そのため以下にお伝えする情報はあくまでも断片的なものになります。
まず、ルーミーとタンクの値引き状況ですが、現時点ではまだまだ渋いと言わざるを得ません。
車両本体価格からの値引き額が5万円、オプション総額からの値引きが5万円、合計10万円の値引きが当面の目標ラインとなってくるでしょう。
ジャスティの値引き状況もルーミー、タンクと大きく変わるものではありません。
しかしトールはルーミー、タンク、ジャスティに比べると多少値引き額が大きくなっているようで、車両本体からの値引き額が10万円、オプション総額からの値引きが15万円で合計25万円という情報もあります。
また、ダイハツには購入サポートの一環で「ワンダフルクレジット」という、車両本体価格の一部をあらかじめ残価(下取り価格)として据え置き、残りの金額を分割で支払ういわゆる残価設定型クレジットがありますが、通常この金利は約3.9%前後にも関わらずトール購入の際は1.9%という超低金利で利用出来るキャンペーンが一部ディーラーで実施されているようです。
引用:http://www.daihatsu.co.jp/support/wonderful.htm
トヨタやスバルのディーラーでも同様のクレジットの金利は5%前後となっていますので、1.9%はかなり有利な条件でクレジットを組めるということになります。
引用:http://toyama-daihatsu.co.jp/blog/index_p2.html
仮にローンを組む金額が100万円、支払回数を36回とすると、金利3.9%の場合は返済総額が1,061,246円、利息分が61,246円となりますが、金利が1.9%だと返済総額が1,029,541円、利息分は29,541円になります。
つまり3年間で支払う利息に31,705円の差が生まれる、ということです。
ただし実施の有無はディーラーによって異なり、金利優遇期間も限定されているようなので、詳細はお近くのディーラーにご確認下さい。
正攻法で攻めてもあまり値引きが得られない場合は、更に踏み込んだ値引きに挑戦しましょう。
その方法については、こちらをどうぞ。
→ 新型ルーミー/タンク/ジャスティ/トールを値引きからさらに50万円安く買う方法とは?
ルーミー/タンク/ジャスティ/トールをそれぞれ競合させるのがベスト
引用:http://toyota.jp/tank/exterior/?padid=ag341_from_tank_navi_exterior
新車購入時に出来るだけ大きな値引き額を引き出すには、ライバル車と競合させるのが最も効果的であることは良く知られていると思います。
そういう意味においてはルーミー/タンク/ジャスティ/トールはそれぞれがライバル関係にあるといえ、逆にいえばこれ以上のライバル関係にある車は他にありません。
特に競合が効果的なのは「ルーミーとタンク」「ルーミー、タンクとトール」だと思います。
まずルーミーとタンクは同じトヨタ車ですが、ルーミーはトヨタ店とカローラ店、タンクはトヨペット店とネッツ店とそれぞれ取り扱いのディーラーが異なります。
引用:http://autoc-one.jp/dealer/detail/552/
ディーラーが異なれば販売面では当然ライバル関係にありますので、競合させることが可能になるわけです。
引用:http://autoc-one.jp/dealer/detail/3803/
また、「ルーミーとルーミー」「タンクとタンク」という競合も可能で、この場合ルーミーは「トヨタ店とカローラ店」、タンクは「トヨペット店とネッツ店」を競合させることになります。
「トヨタ店とトヨタ店」や「カローラ店とカローラ店」は、同じディーラーに属する営業所同士を競合させるのはNGです。
例えば「トヨタカローラ横浜 伊勢佐木店」と「トヨタカローラ横浜 湘南店」は同じ「トヨタカローラ横浜」というディーラーの営業所なので競合させてはいけません。
「トヨタカローラ横浜 伊勢佐木店」と「トヨタカローラ神奈川 東戸塚店」であれば「ディーラーが違う=全く別の会社」ということになるので競合させるのは問題ありません。
「ルーミー、タンクとトール」の競合は、ダイハツのトヨタに対する強烈なライバル心を考えると大変有効な作戦といえます。
引用:http://autoc-one.jp/dealer/search/pr14-ci*-maDAIHATSU-mo*-et*/
そもそもルーミー/タンク/ジャスティ/トールはダイハツの主導で開発され、製造も全てダイハツ池田工場で行われています。
つまりダイハツには「ルーミーもタンクもジャスティも(もちろんトールも)自分たちが作っている」という自負があり、これは多少の温度差こそあれディーラーでも同じように考えているフシがあります。
そのせいか、複数のダイハツのディーラーでトールを見ていると「トヨタのディーラーさんより頑張らせていただきますよ!」と声を掛けられることがよくありました。
これはまさに「トールの販売ではルーミーやタンクに負けたくない」という姿勢の表れといえます。
前述のように、実際にトールはルーミーやタンクよりも大きな値引きが出ているという情報がありますし、クレジット金利などの側面からの援護射撃も出ているので、購入を考えている側としてはこれを積極的に利用しない手はありません。
ルーミー、タンクとトールは積極的に競合させるようにしましょう。
もちろんルーミー、タンクとジャスティ、トールとジャスティの競合も有効ですが、スバルがジャスティの販売にどのくらい力を入れるのかが未知数なので、こちらの効果はやや限定的な気がします。
→ ルーミー/タンク/ジャスティ/トールを値引きから更に50万円安く買う方法!
スズキソリオ/ソリオバンディッドとの競合も効果的
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/solio/styling/
ルーミー/タンク/ジャスティ/トール同士以外の競合で有効なのは、スズキソリオ/ソリオバンディッドと競合させることです。
ルーミー/タンク/ジャスティ/トールは1.0L、ソリオ/ソリオバンディッドは1.2Lと0.2Lの排気量の違いや、ルーミー/タンク/ジャスティ/トールにはハイブリッド仕様がないといった違いはありますが、Aセグメントに属するスーパーハイトワゴン型のコンパクトカーという点では共通しています。
ソリオ/ソリオバンディッドは2016年11月に(ストロング)ハイブリッド仕様が追加されていますが、ソリオのハイブリッド仕様は約191万円~約212万円となっており、ルーミー/タンク/ジャスティ/トールの上位グレードと価格帯は重複するか、ややソリオのハイブリッド仕様の方が高くなっています。
ルーミー/タンク/ジャスティ/トールの登場を意識してか登場間もないにも関わらず既存のマイルドハイブリッド仕様と同等の車両本体価格+オプション総額から20万円前後の値引きを行っているため、競合対象としては十分過ぎるといえるでしょう。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/bandit/styling/
とくにトールを販売しているダイハツは軽自動車の販売においてもスズキとデットヒートを繰り広げていますので、相手がトヨタの時と同じく「絶対に負けられない」という思いは強いはずです。
つまりソリオ/ソリオバンディッドとの競合が最も有効なのは、ずばりトールということになります。
ルーミー/タンク/ジャスティ/トールの値引き術のまとめ
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/thor/
以上、ルーミー/タンク/ジャスティ/トールの値引き状況についてまとめてみました。
メーカーにこだわりがないのであれば、おすすめはダイハツトールです。
トヨタのディーラー、スズキのディーラーを激しく意識して好条件を出してくれやすいからです。
逆にトヨタのディーラーはトヨタがスバルやダイハツに比べてブランド力に優れていることを十分意識しているので、値引きにおいては強気に出ることがあります。
つまり値引き交渉の相手として汲みしやすいのはダイハツのディーラー、ということになります。
ルーミー/タンク/ジャスティ/トールどれを買うにしても競合相手に事欠かないのは間違いないので、ソリオ/ソリオバンディッドも含めて積極的に競合させて好条件を勝ち取るようにして下さい。
しっかり競合車を決めて進めていけば、値引きが期待できます。
そして、さらに上の値引きはこちらから!
→ 新型ルーミー/タンク/ジャスティ/トールを値引きからさらに50万円安く買う方法とは?