新型エスカレードのスペックが公開されています。
こちらでは新型エスカレードのスペックと主な特徴をまとめましたのでご覧ください。
4世代目になる新型エスカレードですが、徐々に人気が定着しているのをご存知でしょうか?
日本でも正規ディーラーと並行輸入をしている専門ディーラーがしっかりとファン層を囲い込んでいるようです。
迫力あるボディに目を奪われがちですが、ここでスペックのおさらいをしておきましょう。
引用:https://a.gaw.to/photos/7/5/75680_2016_cadillac_Escalade.jpg
ボディスペック
・全長×全幅×全高(mm):5,195×2,065×1,910
・ホイールベース(mm):2,950
・トレッド前(mm):1,745
・トレッド後(mm):1,745
・室内長×室内幅×室内高(mm):2,630×1,525×1,170
・最低地上高(mm):215
・車両重量(㎏):2,650
・乗員定員(名):7
●ボディスペック比較
全長×全幅×全高(mm)
・エスカレード :5,195×2,065×1,910
・レクサスLX :5,065×1,980×1,910
・ランドクルーザー200 :4,950×1,980×1,910
・メルセデス・ベンツGLS:5,160×1,980×1,850
・BMW X5 :4,910×1,940×1,760
・レンジローバー :5,005×1,985×1,865
……ボディスペックで言えば、世界一のビッグサイズは確定的。
これ以上の車両となると、軍用車両しかありません。
それだけでなく、エスカレードにはESVというロングボディモデルもあり、完全な乗用モデルでは最大サイズのSUVと言えます。
全長では、エスカレードに続き、GLS、LX、レンジローバーの順番。
GLSはSUVというよりもビッグワゴンの印象が強いのは、AピラーがエスカレードやLXよりも”寝ている”ためでしょうか。
↑左:メルセデス・ベンツGLC、右:レクサスLX。最低地上高の高さから見ても、GLCがワゴンスタイルなのはよくわかる。
引用:https://caxury.com/wp-content/uploads/2016/06/D224273.jpg
引用:https://i2.wp.com/carvel.xyz/wp-content/uploads/2017/02/SnapCrab_NoName_2017-2-6_20-11-12_No-00.jpg?fit=951%2C425
引用:https://icdn-5.motor1.com/images/mgl/GrMjA/s3/2017-cadillac-escalade-review.jpg
駆動関係スペック
・エンジン形式:V型8気筒OHV
・総排気量(㏄):6,153
・内径×行程(mm):103.2×92.0
・最高出力[kW(PS)/rpm]:313(426)/5,600
・最大トルク[Nm(Kg・m)/rpm]:623(63.5)/4,100
・燃料供給装置:筒内直接噴射
・使用燃料:ハイオク推奨、レギュラー可能
・燃料タンク容量(L):98
引用:https://static.auto-online.ch/car_pictures/94/2879894/CADILLAC-Escalade-6-2-ESV-Platinum-2879894-3-1.jpg
●エンジンスペック比較
・総排気量・エスカレード:6,153㏄・426PS
・レクサスLX :5,662㏄・377PS
・ランドクルーザー200 :4,608㏄・318PS
・メルセデス・ベンツGLS:5,461㏄・585PS(他に3Lディーゼル車あり)
・BMW X5 :4,394㏄・450PS(他にハイブリッド車あり)
・レンジローバー :4,999㏄・550PS(他に3Lモデルあり)
エンジン比較では、エスカレードが6L超え。
馬力比較ではGLSとレンジローバーが500馬力を超えるスペック。
ただ、オフロード走行を考える場合はランドクルーザー200が圧倒的に強い。
他はオンロードでの走りを楽しみたくなるでしょう。
引用:https://www.cheatsheet.com/wp-content/uploads/2016/05/2015-Cadillac-Escalade-90-2.jpg
動力性能スペック
・駆動方式:セレクタブル4WD
・トランスミッション:6速オートマチック
・ステアリング形式:ラック&ピニオン
・サスペンション前:ダブルウィッシュボーン式
・サスペンション後・5リンクリジッド式
・ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
・ブレーキ後:ベンチレーテッドディスク
・タイヤサイズ:P285/45R22
注目したいのは、サスペンション。
リジッドをかたくなに守るのはレクサスLX・ランドクルーザー200とエスカレード。
この3台はLXはランクル200のベースを使っていること。
エスカレードはピックアップトラックからのシャーシ流用であることが理由です。
↑エスカレードの”兄貴分”GMシボレー・ユーコン
引用:https://ttps://static.cargurus.com/images/site/2017/02/13/15/17/2017_gmc_yukon_xl_denali_4wd-pic-7594124573174736052-1600×1200.jpeg
↑第3のエスカレード、EXT。ESVがロングホイールならば、EXTはキャデラックブランドのピックアップトラック。
引用:https://carsintrend.com/wp-content/uploads/2016/02/2017-Cadillac-EXT-price-1.jpg
GLSは電子制御のエアサスであることから、オフロードでのサスペンションではないことが分かります。
エアサスはある日突然”抜け”が起こります。
その場合、場合によってはウインドウが落ちることも多々あり、サスペンションは常に交換することが必要です。
引用:https://wallpapersqq.net/wp-content/uploads/2016/04/2016-cadillac-escalade-interior-hd-wallpaper-for-pc.jpg
リジッドであることから「オフロード御用達」のイメージも持つエスカレードですが、残念ながら牽引する時に有効なLレンジドライブ(Lドライブ)が廃止。
特に、Lレンジが有効なのは急斜面を降りていくとき。
ゆっくりと降りながらも力が入った走行をするのが、急斜面での安定走行です。
新型エスカレードで泥だらけの急斜面、山岳を走ることは想定されていない…ということになるのかも知れません。
その際は、ランドクルーザー200を使った走りをするのが順当。
エスカレードはあくまでアーバンドライブに徹する方がかっこいいということなのでしょう。
引用:https://hennesseyperformance.com/wp-content/uploads/2014/05/HPE800-Escalade-2016-Supercharged-8-crop-1.jpg
引用:https://www.cadillac.com/content/dam/Cadillac/Global/master/nscwebsite/en/home/Vehicles/2017_Vehicles/2017_Escalade/Photo_Gallery/Interior/01_images/2017-escalade-gallery-interior-gauge-cluster-1280×400.jpg