新型ノアハイブリッドの車中泊の様子が注目されています。
こちらでは新型ノアハイブリッドの車中泊の様子と主な特徴をまとめましたのでご覧ください。
新型ノアハイブリッドのシートアレンジ、おすすめマット、その他車中泊便利グッズのご紹介をしています。また、車中泊での心得についても、お伝えします。
新型ノアハイブリッド・シートアレンジの違い
フロントフラットソファモード
引用:http://toyota.jp/noah/interior/indoor_space/
リアフラットソファモード(7人乗り)
引用:http://toyota.jp/noah/interior/indoor_space/
リアフラットソファモード(8人乗り)
引用:http://toyota.jp/noah/interior/indoor_space/
まず、新型ノアハイブリッドのシートアレンジには「フロントフラットソファモード」があります。これだと2人乗りの仮眠くらいだったら、十分そうです。
次の「リアフラットソファモード」の2つの画像を見比べると、車中泊をするのであれば、8人乗りがフラットに近くなり適しているようです。
7人乗りではカップル2人と幼児でやっとではないでしょうか。
2列目シートのセパレート部分が平たんになっておらず、穴があいているので注意が必要になってしまいます。
小さな子供がハマってしまうのも怖いですね。
万が一ケガをしたりしたら、せっかくの楽しい車中泊も台無しになってしまうので、車中泊をよくする人は8人乗りを購入するのがよいでしょう。
快適に寝るには
新型ノアハイブリッドの8人乗りであっても、シートを倒してみると、デコボコがあります。
そのままで寝た場合、起きた時に体が痛くなってしまったりするので、車中泊をするユーザーたちはシートの上にマットを敷くのが常識です。
引用:http://toyota.jp/noah/interior/indoor_space/
シートをフルフラットにする方法と、新型ノアハイブリッドのシートアレンジでは、もうひとつ3列目をサイドに跳ね上げて、2列目シートをチップアップすることで、ラゲージスペースに寝る方法もあります。
床面が、完全フラットですが、スライドシートのレールが床にあるので、マットを敷くことになります。それでも車中泊の常連さんは、やはりこの方が快適だと言っています。
床面が平らだということと、窓の外からの視線が、低いために気にならないからだそうです。
おすすめのマットは、こちらです。
【ONLYSTYLE 車中泊線用マット】
マットの厚さが10センチあり、高密度のウレタンフォーム使用で、シートのデコボコも解消。
2枚並べて使う時は、マジックテープで一体になり、ずれる心配もありません。
折り畳み式ですが、使用する時は空気バルブを開くだけで、5分で適度な硬さに膨らみます。
16,000円(1枚、レビューを書込みの場合)です。
口コミには、「ほとんど違和感もなくフラットな感じで気持ち良く眠る事が出来た。」「セットアップと片付けに時間はかかりますが、今までと違い背中が痛くなりませんでした。」とあります。
また、「ノアはシートの段が大きいので隙間に少しタオルなど敷き詰めました。」とあって、段差を解消するために、ところどころマット下に多少の詰め物をしすれば快適に眠れそうです。
ノアに装着時
引用:http://www.shachu-haku.com/toyota_noa.html
その他の車中泊便利グッズ
■シェード
後席用サンシェード
引用:http://toyota.jp/noah/interior/equip/
新型ノアハイブリッドには、全グレード標準で後席用サンシェードがついています。夜間のカーテン代わりにもなりますし、車中泊にはうれしい機能です。
隙間なく遮光してくれるので、昼間の直射日光よけにも活躍します。
■カーテン
引用:http://toyota.jp/noah/accessories/interior/
新型ノアハイブリッドには、シェードが標準装備ですが、さらなる遮光性と断熱効果のために、カーテンを付けることは有効でしょう。
トヨタ純正ノア専用室内カーテンは、プリーツタイプ(37,800円消費税込み)があります。運転席と後席の間のセパレータまでついているので、寝ている間はフロントから覗きこまれる心配もなく、完全にプライベートな空間を保てます。
取り付けも、純正ですのでまったく違和感なく、インテリアとしてもすっきりとした印象になって、ユーザーも昼間でも快適に眠ることができたと言っています。
購入時にオプション値引きでがんばりましょう。
安くすることを考えて、汎用品を買うことも楽しみの一つですが、例えば、吸盤式のシェードなども「寝る前にいちいち取りつけるのが大変」「途中でとれて落ちてきた」などで、結局使わなくなって「銭失いになった」という口コミもありました。
たしかに、マットを敷いたり、目隠しをしたりと、疲れているのに寝る前の作業は、おっくうになることもありますね。
たまのことだったり、若い時はまだ楽しいと思えるかもしれませんが…。また、吸盤式は、夏の間に熱による劣化が激しいので、買い替える必要も出てきてしまいます。
そんなこんなを考えると、はじめから思い切って純正カーテンをつけてしまうのも一考です。
寝る時はマットの用意だけ。
あとは、シェードとカーテンをサッとひくだけでOKとなるのです。
■扇風機
夏は暑いからと言って、エンジンをかけっぱなしはマナー違反ですし、環境にも良くありません。
冬には、寝ている間に雪がつも立ったりすると、一酸化中毒で死亡してしまう場合もあります。
エンジンは切って寝るのが常識です。
かといって、やはり夏は暑い! なので、扇風機が必要です。
電池式の扇風機という手もありますが、音がうるさいと言う口コミがあります。
ポータブル電源とペアで、クリップ式ミニ扇風機を使うのが良さそうです。
引用:http://item.rakuten.co.jp/stylemarket/4906918202856/
■ポータブル電源
引用:http://item.rakuten.co.jp/ciz-shopping/sg-3500led/
扇風機の電源はもちろん、PCやスマホ、オーディオ機器の充電、照明も付いていますし、いざという時はブースターとしても使うことが出来ます。
出かける時は、このポータブル電源を満充電にしていくことを忘れないでください。
■車用網戸
引用:http://item.rakuten.co.jp/aizu-rv/3045/
扇風機だけでは息苦しいというときもあります。
夏は、網戸も必要かもしれません。
ただし、これをつけていても、防犯上、窓を全開は避けましょう。
それでも、外気が入ってきて風が通るのはいいですね。
■温冷庫
引用:http://item.rakuten.co.jp/stylemarket/rgv/
夏には熱中症にかかることにも、注意が必要です。
そのためにはこまめに水分をとりましょう。
温冷庫があるといいでしょう。夜だけでなく、渋滞中も冷たい飲み物を飲むことができます。
また、保冷剤も冷やしておけば、万全です。
冬にも使えるので、車中泊が多い人には必需品ではないでしょうか。
これにもポータブル電源が必要になってきますので、簡単な車中泊であれば、凍らせた保冷剤をたっぷり入れて、普通のクーラーボックスでもよいでしょう。
■ポータブルDVD
引用:http://item.rakuten.co.jp/your-shop/10019600-01/
さて、寝る用意ができたところですぐ寝られるわけでもありません。
車内で寝るまでの間、時間をつぶしてくれるのが映像です。
やはり、これがあった方が便利と言うユーザーもいます。
子どもが眠るまでぐずった時にも活躍してくれるそうです。
車載用ヘッドレスト取付キット付なので、車中泊にももってこいです。
その他、本格的になっていくと、ポータブル電源を充電するために、ポータブルソーラーパネルなども携帯して行く人もいます。
また、車中泊をたくさん経験していくうちに、効率的になって必要なものが絞られていくようです。
道の駅やサービスエリアで車中泊する時の心得
■まずは安全配慮
駐車場を見渡して、どこに駐車すべきかの判断をしましょう。
全く孤立することを避けねばなりません。
それは強盗に会うかもしれないからです。
出来る限り車中泊を予定している車のわきに少しだけ離れて止める工夫が必要です。
車中泊の車は、カーテンなどで目隠しをしているので分かるはずです。
互いに干渉しすぎないように1台分ぐらいのスペースをあけて止めましょう。
出来れば声を掛け合っておく方が無難です。
また、奥さんや子供の夜のお手洗いは気をつけましょう。
犯罪に巻き込まれないように、男性がついていくのが安心でしょう。
防犯ブザーを身につけておくのも良いでしょう。
暴走族のたまり場になっていないかも、事前に調べておきましょう。
引用:http://toyota.jp/noah/interior/indoor_space/
■騒音の少ない場所を選ぼう
道路側など夜間でも交通量の多い場所は、意外に気になる音が聞こえるものです。
トイレやレストラン、自動販売機のある場所の近くは、同じように避けた方がよいでしょう。
でも安全を考えて暗い場所や、離れた場所は避けるべきです。
怖い思いをした人もいます。ご注意ください。
■傾斜には注意!
駐車場では、いくらか傾斜があるところが意外に多くあります。
短時間の駐車では気にしていないのでしょうが、サイドブレーキが長い時間の駐車では、緩んでくることがあります。
現在ではATが大多数ですので、ミッションを【P】パーキングに入れていない車はほとんどありませんが、緩んで滑るように車が動いてしまったのを幾度か見ています。
長いこと車内にいますので、邪魔になってシフトレバーをうっかり動かしてしまったり、大丈夫だと持ってサイドブレーキを外してしまって動き出すこともあります。
タイヤ止め
引用:http://item.rakuten.co.jp/amcom/bal-2245/
その場合ゆっくりと動くので、他の車に衝突しても対した事故にはなりませんが、それだけに情けない思いをします。
最悪なケースでは崖から墜落して死亡してしまった知人がいました。
タイヤ止めをしておけば、万全でしょう。
もう一つ、傾斜がわずかにある駐車場では、傾斜の高い方を頭にして寝ないと寝にくいことがあります。
何より、皆さんの邪魔にならないように気を付けてください。
まとめ
引用:http://toyota.jp/noah/style/
新型ノアハイブリッドでは、工夫次第で、ミニバンならではの快適な車中泊を過ごせるのではないでしょうか。
事前にいろいろと考えて、必要なグッズを揃えていきましょう。
また、いいことばかりではないので、車中泊経験者のブログなどを見て、注意点など参考にしていきましょう。
車中泊にも向き、燃費も良いノアハイブリッドですが、購入時の価格が少し高めなのがネックですね。
新型ノア ハイブリッドの値引きの方法については、
「新型ノア ハイブリッド 値引き術!」で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしていただき、お得に賢くノアハイブリッドを購入し、車中泊を楽しみましょう。