新型ロードスターRF 値引き術!

マツダ

新型ロードスターRFの値引き方法について情報をまとめました。

新型ロードスターRFはどのように交渉すれば大きい値引き額で購入することができるのか。その方法についてご紹介します。







新型ロードスターRFの値引きの相場

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引用:http://autoc-one.jp/mazda/roadster_rf/newmodel-3016769/

まず始めに新型ロードスターRFの値引き額の相場を確認しておきましょう。

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引用:http://kakaku.com/kuruma/nebiki/K0000922632/

これは「価格.com」に掲載されている新型ロードスターRFの値引きに関する口コミ情報です。

発売開始が2016年12月22日で、本稿執筆時点(2017年2月上旬)でまだ2ヶ月弱しか経過していないということもあって口コミ情報は非常に少ない状態です。

参考までにソフトトップ仕様のロードスターの値引きに関する口コミ情報は以下の通りです。

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引用:http://kakaku.com/kuruma/nebiki/70100510157/

これを見てもわかるように、ロードスターの値引きは非常に厳しい状態と言わざるを得ません。

車両本体価格からの値引きはあっても5万円~10万円程度、ゼロのことも珍しくありません。

オプション総額からの値引きは車両本体価格からの値引きに比べると比較的可能性はあるものの、それでも10万円程度が精いっぱい、という状態です。

編集部独自の調査でも、ロードスターの値引きは車両本体価格から5万円前後、オプション総額からの値引きが10万円前後、合計15万円前後というのが目標ラインとなりそうです。

新型ロードスターRFについては登場直後ということもあってロードスターと比べても条件は厳しめとなっており、車両本体価格からの値引きはなし、オプション総額からの値引きが5万円前後、合計5万円前後が限界です。



マツダは値引きをしないのか?

引用:http://autoc-one.jp/dealer/detail/10011/

1990年代から2000年代あたりまでのマツダといえば、1回目の商談で40万円、50万円という大型値引きが当たり前のように出るほど投げ売りをしていました。

これはとにかく他のメーカー系のディーラーよりも値引きを大きくすることによって販売不振を解消しようとしていたからです。

無茶な値引きをしなければ売れなかったほど当時のマツダ車には商品力が無かった、ということになるわけですが、2002年に新ブランドメッセージとなる「Zoom-Zoom」の展開を始め、初代アテンザがデビュー、その翌年2003年に初代アクセラがデビューした辺りから少しずつ息を吹き返し始め、2010年の「SKYACTIVE TECHNOLOGY」の発表で完全復活を遂げることになります。

少なくとも今のマツダ車は「大幅値引きをされてようやく買う気になる車」ではなく、むしろデミオやアクセラのように指名買いされるような車も少なくありません。

これはディーラーの側からすれば「別に値引きをしなくてもユーザーが買っていってくれる」という状態のため、近年のマツダディーラーは全体的に値引きをしなくなっています。

つまり「マツダは値引きしない」という説はほぼ当たっています。

多少の値引きがあればラッキー、程度に考えておくのが良いでしょう。

「複数の車種を競合させて1番安い車を買おう」と考える方にとっては、マツダディーラーは行くだけ無駄になる可能性が高いです。

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引用:http://autoc-one.jp/mazda/roadster_rf/newmodel-3016769/photo/0003.html

ロードスターや新型ロードスターRFに関して言うと、これらは他メーカーに直接的なライバル関係になる車種が見当たらないため、欲しがるお客さん完全なる指名買いとなるはずです。

まさに「値引きをしなくても売れる車」の典型なので、ディーラーが積極的に値引きをしてくれる可能性は極めて低いと言わざるを得ません。



それでもあえて値引きを狙うためには

引用:http://newcar-design.com/mazda-roadster-rf-2017-actual/

例えメーカー希望小売価格であっても買いたい新型ロードスターRFであったとしても、どうせ買うなら1円でも安く買いたいと思うのが人情というものでしょう。

そこで少しでも大きな値引き額を引き出せる可能性を探ってみたいと思います。

■車両本体価格からではなく、オプション総額からの値引きを狙う

「販売にあたって値引きをしない」という方針は、ディーラーのみの判断で行っているわけではなく、メーカーの意向も多少なりとも働いているものと思われます。

こうなると、例えディーラーが「もう少し値引きして売ってもいいかな」と思っても、メーカーの手前大っぴらに値引きをするわけにはいかない、ということにもなってくるわけです。

この場合に値引きの「抜け穴」となるのがディーラーオプションです。

ディーラーオプションは車両本体に比べるとディーラー独自の裁量で決められる部分が大きいので、ディーラーさえその気になればある程度の値引きをすることも可能です。

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引用:http://www.mazda.co.jp/cars/roadster-rf/accessories/

例えばディーラーオプションの定番といえばフロアマットですが、約3万円前後になります。

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引用:http://www.mazda.co.jp/cars/roadster-rf/accessories/

他にも2万円台、3万円台のディーラーオプションは結構ありますが、仮にこれらの総額の3割、4割が値引きされるとなると金額的には決して小さくありません。

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引用:http://www.mazda.co.jp/cars/roadster-rf/accessories/

ディーラーオプションの中でも比較的値引きがされやすいのはボディーコートなどの「施工モノ」です。

これらの料金のほとんどは技術料だからです。

交渉に行き詰まったら施工モノを値引いてもらえないか交渉してみる、という作戦は有効なことが多いと思います。

■決算期を狙う

一般的にディーラーの決算は毎年9月の中間決算と3月の年度末決算の2回になります。

ディーラーは決算に向けて少しでも良い業績を作る必要があるため、本社から営業所に対して販売支援金的な予算が配分されることがあります。

これは値引きやサービスの原資となるため、購入を考えている方としては決算期を狙わない手はないわけです。

9月、3月の第3週あたりの土日がピークとなりますので、この時に最高の条件で契約出来るように商談に入ることをおすすめします。

■夏冬のボーナス商戦期を狙う

サラリーマンが6月、7月に支給される夏のボーナスや11月、12月に支給される冬のボーナスを当て込んで新車の購入を考える、ということはよくあります。

夏休みや年末年始休みといった大型連休が後に控えていることもあって、旅行や帰省に新車を使おうと考える方も多いからです。

需要が高まる時期に合せてディーラーも様々な営業施策を打ってくるので、普段よりは値引きも出やすく、買いやすい状況になります。



新型ロードスターRFの値引き術のまとめ

引用:http://gqjapan.jp/car/review/20161207/mazda-roadster-rf-ogawa

以上、新型ロードスターRFの値引きについてご紹介しました。

新型ロードスターRFの値引き額は今後多少大きくなっていくとは思いますが、20万、30万という金額になることは考えにくいです。

購入を考えている方は、基本的に値引きはない覚悟で購入計画を立てられた方が良いでしょう。

無理に値引きを迫ればかなりの確率で「他所で買って下さい」と言われる羽目になると思いますが、そうなってから「その値段で良いので売って下さい」と態度を変えてもお互い気まずくなるだけですし、購入後にそのディーラーと良い付き合いが出来るとも思えません。

購入後のカーライフのことまできちんと考えた上でディーラーとの交渉に臨むようにしましょう。

値引きが渋い新型ロードスターRFですが、思いがけない値引きを引き出す方法があります。

→ 新型ロードスターRFを値引きからさらに50万円安く買う方法とは?

こちらを参考に、指名買いでもお得にロードスターRFを購入しましょう。