軽自動車の定番っていうと何を思い浮かべますか?今日は、軽自動車の中でも歴史を築いてきたような代表格ミラVSアルトという形で比較をしていきます。
購入するとしたら、どっちを選ぶか燃費や大きさなどからも検証していきたいと思います。ダイハツVSスズキの歴史を思い浮かべながら、勝つのは、さてどっちでしょう。
目次
価格・値段を比較してみよう!購入しやすいのはどっち?
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/alto/
購入しようと思うと、目の前に立ちはだかるのは「価格・値段」ですよね。こればっかりは、どうすることも出来ないけど「どうせ払うんなら少しでも安い方を選びたい」と考える人もいるし、お金を払っても「納得いく車を買いたい」という人もいるはずです。
ここでは、価格を見ていきながら、実際のところどうするか考えていきますね。
アルトの場合
X
- 2WD・CVT ➡ 1,134,000円
- 4WD・CVT ➡ 1,229,040円
Xミディアムグレー2トーンバックドア仕様
- 2WD・CVT ➡ 1,150,200円
- 4WD・CVT ➡ 1,245,240円
S
- 2WD・CVT ➡ 1,002,240円
- 4WD・CVT ➡ 1,102,680円
S レーダーブレーキサポート装着車
- 2WD・CVT ➡ 1,023,840円
- 4WD・CVT ➡ 1,124,280円
L
- 2WD・CVT ➡ 894,240円
- 4WD・CVT ➡ 1,000,080円
L レーダーブレーキサポート装着車
- 2WD・CVT ➡ 915,840円
- 4WD・CVT ➡ 1,021,680円
F
- 2WD・5MT ➡ 847,800円
- 4WD・5MT ➡ 953,640円
- 2WD・5AGS ➡ 847,800円
- 4WD・5AGS ➡ 953,640円
F レーダーブレーキサポート装着車
- 2WD・5AGS ➡ 869,400円
- 4WD・5AGS ➡ 975,240円
アルトには、レーダーブレーキサポート装着車とそうでないものに分かれているのですね。確かに安全面が第一だと思うと、値段より安全性能を選ぶ方が良いのでしょうか。
ミラは軽自動車の中でも王道って感じがしたのは、かなり昔なんですね。では次に、ミラを見ていきましょう。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira
ミラの場合
ミラXスペシャル
- 2WD・5MT ➡ 884,572円
- 4WD・5MT ➡ 1,025,486円
種類が少ないので価格で見ると、少ないミラノ方が勝っているのでしょうか?やはり、自分に必要なグレードごとに価格を設定していると、検討もしやすいですよね。
そこで、この価格・値段の部門では、アルトの勝ちみたいです。ミラの価格は、最低価格としても、最高価格としても、さほど変化がなかったことと、選択肢が狭いため、今回はアルトを選んでみました。
性能・スペック・大きさを比較して快適さを考える
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/alto/
女性が利用者としては多いのが軽自動車の特徴でもあります。また、快適さといえば、室内空間をどう過ごすかも大切ですね。ここでは、大きさも内側から外側までを全部見ていきましょう。
アルト 2WDの場合
- 全長(mm) ➡ 3,395mm
- 全幅(mm) ➡ 1,475mm
- 全高(mm) ➡ 1,500mm
- 室内寸法(mm)長さ ➡ 2,040mm
- 幅 ➡ 1255
- 高さ ➡ 1215
- ホイールベース(mm)➡ 2,460
- トレッド(mm)前 ➡ 1295
- 後 ➡ 1300
- 最低地上高(mm) ➡ 155mm
- 車両重量 ➡ 650㎏
- 燃費消費率 ➡ 37.0 km/L
- エンジン型式 ➡ R06A型
- 種類 ➡ 水冷4サイクル直列3気筒
- トランスミッション ➡ CVT
アルトは、ロングホイールベースでありながら軽セダントップという小回りの利く大きさです。狭い路地や駐車場でも取り回しがしやすくスムーズな運転が可能となっているアルトです。
2014年度 には予防安全性能評価で 先進安全車「ASV」を獲得しているのですね。安全性が確かだと大切な人を乗せることも出来ます。
また、全体的な大きさは一般的な軽自動車と変わりがないような気がしますが、ミラの場合にはどうなっているでしょう?さっそく見ていきますね。
ミラノ 2WDの場合
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira
- 全長 ➡ 3395mm
- 全幅 ➡ 1475mm
- 全高 ➡ 1530mm
- 室内寸法 長さ ➡ 2000mm
- 幅 ➡ 1350mm
- 高さ ➡ 1265mm
- ホイールベース ➡ 2490
- トレッド 前 ➡ 1310
- 後 ➡ 1305
- 最低地上高 ➡ 160
- 燃費消費率 ➡ 24.2km/L
- 車両重量 ➡ 750㎏
- エンジン型式 ➡ KF型
- 種類 ➡ 水冷直列3気筒12バルブDOHC横置
- 総排気量 ➡ 658cc
- トランスミッション ➡ 駆動方式 FF
全体的な大きさがこれで両方とも出ましたね。長さとしては、アルトの価値ですがその他に関しては、ミラの方が大きくて広いということが分かります。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira
使用用途にもよるのでしょうけど、小さい子どもさんを連れている人は「ミラ」を選択して、お仕事に使うんだという人はアルトが良いかもしれないですね。
アルトは長いものを積むことも可能で、ミラより車体重量が100㎏も軽いことから経済的であることも想像できます。これは、引き分けといったところでしょうか。
- 荷物を運びたい人 ➡ ロングなものも詰めるアルト
- 街中で小さな子どもを乗せたい人 ➡ 間口が広いミラ
少し、情報が少ないために、このような形になりましたが、もちろん安全性が高いことからアルトを保育園の送り迎えに使うといった方法もアリかと思います。
ミラVSアルト!燃費を比較してみたら違いが見えてくる
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/alto/
燃費といった数字は、直接お金に結びついてくる問題ですよね。車体の購入費や税金だけでなく、毎月掛かる走るためのガソリン等はどうしても考えないわけにはいかないですね。
では、アルトとミラの燃費を見ていきながら環境についても考えていきましょう。
アルトの場合
- 2WD・CVT ➡ 37.0km/L
燃費性能
軽量でコンパクトですが、力強いパワーや静粛性を両立しているR06A型エンジンを大幅改良することで、圧縮比をアップしています。また、CVT車とFグレードの5AGS車に対してはEGRシステムを採用しているので熱効率を高めることが出来ました。
アルトは、フロントからリヤまで流れるようなルーフラインを実現することでデザイン性はもちろん、低燃費を実現することに成功しているんです。流れるようなラインで、受ける風の抵抗を抑えることも、負担を掛けないという意味で余分なエネルギーの消費を助けてくれます。
また、AT車とMT車の利点を両立させたトランスミッションを搭載しているのでクラッチやシフト操作をコンピューターが最適制御してくれます。それらが低燃費に繋がっているのですね。
では、アルトのライバル車であるミラを続いて見ていきましょう。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira
ミラの場合
- 2WD・CVT車 ➡ 24.2km/L
ミラには、TOPAZという言葉を使っています。TOPAZというのは、パワー、エコロジー、信頼性など、すべての面においてトップレベルを目指しているパワーユニットという意味の造語なんです。
ツインカムDVVT3気筒12バルブエンジンを搭載しているミラは、パワフルでクリーンな先進のエンジンタイヤを配置しているので、ホイールベースがロングになっています。
そのことにより、低燃費だけでなくゆとりある広さも実現してくれているんですね。
ここでは、エンジンもガソリンの使用量も注ぐエネルギーも総合で、スズキのアルトが好印象ですので、アルトを購入の対象として選びたいと思います。
では、次は色・カラーを見ていくことにしましょう。性能が良くても好きな色がないと気分が乗らない時がありますからね。
みなさんの好きな色は見つかるでしょうか?
色・カラーの比較!違った印象が見えてくる?
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/alto/
色・カラーは、家具や靴、洋服など色々なところで重要な選択のポイントとなってきますね。車も同じように、色で可愛くも、カッコよくも、決まり方が変化してきます。
では、アルトからみていきましょうね。
アルトXの場合
- ピュアレッド
- シフォンアイボリーメタリック
- フィズブルーパールメタリック
- アーバンブラウンパールメタリック
- ブルーイッシュブラックパール3
- シルキーシルバーメタリック
- パールホワイト
そしてアルトに登場したのは、シックな印象を与えるとともに、ホイールの色までおしゃれになってしまうミディアムグレーの2トーンバッグ(※メーカ―オプション)ですので、ご紹介します。
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/alto/
- ピュアレッド ミディアムグレー2トーンバックドア
- ブルーイッシュブラックパール3 ミディアムグレー2トーンバックドア
- パールホワイト ミディアムグレー2トーンバックドア
- シルキーシルバーメタリック ミディアムグレー2トーンバックドア
いろんな色がありましたね。続いてはミラですが、ミラと言えば人気が高かったのがモノトーンな色でした。現在はどうなっているのでしょうか?
ミラの場合
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira
- プラムブラウンクリスタルマイカ
- ライトローズマイカメタリック
- ホワイト
- ブライトシルバーメタリック
- ブラックマイカメタリック
モノトーンだけではありませんでしたが、シックな色合いが印象的ですね。可愛い雰囲気のまるいフォルムにシックな色合いでバランスが良い感じです。
ただ、比較すると色の選択肢が少ないのかなと思ってしまいます。きれいな色、またはパステル調を選びたい人はアルト、シックでおしゃれに決めたい人はミラというのが想像できます。
いろんな意味で考えましたが、編集部の選んだ車種は、下記の通りです。
- スズキ アルト!
編集部としては、ここは色の選択肢が多いという意味でアルトを選びます。艶やかな色合いのミラも捨てがたいのですが、いろんな色を見たいと考えてしまうので、今回はアルトを選択しました。
オプションを比較する!アルトVSミラどちらが自分流?
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/alto/
続いては、オプションです。購入の直前ともなると、オプションで変わってくる今後のカーライフを左右しそうなものをじっくりと考えたいですよね。
では、アルトから見ていきましょう。
アルト
メーカ―オプション
- エマージェンシーストップシグナル ➡ 光の合図で後続車に急ブレーキを知らせる
- レーダーブレーキサポート[衝突被害軽減ブレーキ] ➡ 追突事故の危険を察知して、衝突を回避、または被害を軽減する
- オーディオレス仕様
- ミディアムグレー2トーンバックドア
- 誤発進抑制機能 ➡ Xには標準装備
衝突被害軽減ブレーキは、危険を察知してくれるので衝突を回避したり軽減してくれるサポート機能です。また、誤発進抑制機能も現在では、アクセルの踏み間違いで大きな被害をもたらしているニュースをみますのであると安心です。
頼りにしすぎるのは危険ですが、このような安全機能を搭載している車が多くなりました。車社会の今は、必要かもしれませんね。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira
続いては、ミラの登場です。どんなオプションがあるでしょうか。
- リアワイパー
- リアヒーターダクト
- オーディオレス
このようなアクセサリー的なものしかないようです。ダイハツの主力商品ではないことが影響しているのかもしれませんね。
しかし、あとから自分流にアレンジすることは民間のお店等を使うとできるので、大きなマイナス点ではないので良かったです。
総合的に、オプションでは少ないと思ってしまいがちですが、ミラのように会社での主力商品へ力を入れることを考えると、ある程度仕方がないのでしょうね。
- オプション部門での勝者 ➡ アルト!
安全機能が充実しているので、年齢に関わらず安心を購入できるという面が決め手となりました。あくまでも編集部での独断と偏見ですが、お金で買えるものとお金では買えないものを比べるという意味です。
まとめ
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/alto/
今日は、どちらかというと水面下で活躍している印象の軽自動車を比較してみました。本当に軽自動車の歴史を飾ってきた車種だけに、存在してくれていることは嬉しい限りです。
オプションを含めて、車がひとり1台になった社会では、より安全を求めていくような考え方にシフトしていっていますね。
そういう意味を大きく受け止めるということで、今回は「アルトが買いだ!」という答えにたどり着きました。みなさんは、どう受け止めたでしょうか。
また、ダイハツのミラがそれでも、いろんな部門のほとんどで種類が少ないことに意外と驚きを隠せませんでした。それと逆に、アルトにはこんなに種類が豊富なんだということが分かって楽しかったですね。
なんでもイメージだけで判断するといけないなと反省しながらも、これから軽自動車がどういう存在に進化してくのか本当に楽しみになってきました。