新型アウディ Q2の価格・値段がいくらなのか公開されています。
こちらでは新型アウディ Q2の価格・値段がいくらなのかをグレード別にまとめました。
新型アウディQ2のグレードと価格
引用:https://gqjapan.jp/car/review/20170512/audi-q2-ogawa
それではまず最初に新型アウディQ2の全グレードと価格をご紹介しましょう。
日本仕様の新型アウディQ2に用意されるエンジンは1.0L直列3気筒ターボ、1.4L直列4気筒ターボの2本立てとなっています。どちらもガソリン仕様のエンジンでディーゼル仕様ではありません。
なお駆動方式はFFのみとなっており、AWD(クワトロ)は日本仕様には用意されません。
■1.0 TFSI
2,990,000円
引用:http://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q2/q2.html#page=/jp/web/ja/models/q2/q2/exterior.html&jslayer=renderingLayer
1.0 TFSIは300万円を切る大変意欲的な価格となっています。
1.0TFSIは最廉価グレードということになりますが、上の2つのグレードとは外観が決定的に異なります。
1つ下に掲載した1.0 TFSI sportの画像と比較するとわかりますが、1.0 TFSIはグリルのシルバー塗装がされておらず無塗装となっていたり、前後タイヤ上部のフェンダーアーチモールも1.0 TFSI sport以上のようにボディ同色とはなっておらず無塗装となっていたり、といった違いがあります。
また、フェンダーアーチモールからフロントドア、リヤドア下部、リヤバンパー下部にかけても1.0 TFSIは無塗装ですし、マフラーのフィニッシャーもつきません。
引用:http://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q2/q2.html#page=/jp/web/ja/models/q2/q2/exterior.html&jslayer=renderingLayer
引用:http://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q2/q2.html#page=/jp/web/ja/models/q2/q2/exterior.html&jslayer=renderingLayer
さらに1.0 TFSI sport以上はCピラー(「ブレード」)がボディカラーを問わずアイスシルバーメタリックに塗装されたものが装備されますが、1.0 TFSIはボディ同色のものとなります。
他には1.0 TFSIのみが16インチのタイヤ&アルミホイール(1.0 TFSI sport以上は17インチ)となり、アルミホイールのデザインも微妙に異なります。
もちろん装備面もある程度簡略化されたものとなりますが、この点については後述します。
■1.0 TFSI sport
3,640,000円
引用:http://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q2/q2.html#page=/jp/web/ja/models/q2/q2/exterior.html
1.0 TFSI sportは1.0 TFSIと比べると65万円高となります。
この差は完全に「装備による差」となっており、エンジンや燃費、足回りなどの差はありません。
ただし前述のように1.0 TFSIは16インチタイヤを履くのに対し、1.0 TFSI sportは17インチタイヤを履いています。そのため、両グレードを実際に走らせてみると足回りから受ける感覚は微妙に異なることになります。
なお装備差については後述します。
■1.4 TFSI cylinder on demand sport
4,050,000円
引用:http://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q2/q2.html#page=/jp/web/ja/models/q2/q2/exterior.html
1.4 TFSI cylinder on demand sportは唯一1.4Lエンジンを搭載する、最上位グレードになります。
「cylinder on demand」というのはあまり聞き慣れないかもしれませんが、これは「シリンダーオンデマンド」と読み、「COD」と略されることもあります。
これは「気筒休止機構」の意味で、エンジンへの負担の小さい時はエンジン内のいくつかの気筒の動きを休止することによってガソリン消費量を少なくし、燃費を向上させるという目的があります。
1.4 TFSI cylinder on demand sportは直列4気筒エンジンですが、エンジン負荷の小さい時は2番目と3番目の気筒を休止させて1番目と4番目の2気筒のみで車を動かします。
なお1.0 TFSI sportとの外観上の違いはほぼありません。
新型アウディQ2のおすすめグレードはどれか
引用:https://clicccar.com/2017/06/07/479651/
それでは新型アウディQ2の3つのグレードの中からおすすめのグレードはどれか、を考えてみたいと思います。
まず排気量が同じ1.0Lの1.0 TFSIと1.0L TFSI sportの2つの比較からです。両者は65万円の価格差がありますが、前述のようにこの差は完全に装備による差となりますが、大きな違いを中心に見てみましょう。
既にご紹介したタイヤ&アルミホイールやCピラーの違い、外観上の違いを除くと、例えば1.0 TFSIはヘッドライトやテールライトにハロゲンが標準装備となっており、1.0 TFSI sport以上で標準装備となるLEDはオプション扱いです。
内装関連ではまず1.0TFSIではエアコンがマニュアルとなりますが、1.0TFSI sport以上ではオートになります。
そして1.0 TFSI sport以上ではインデックスクロスを素材としたスポーツシートが標準装備になります。このシートはシートヒーター機能も搭載されています。
引用:http://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q2/q2.html#page=/jp/web/ja/models/q2/q2/interior.html&jslayer=renderingLayer
それに対して1.0 TFSIではスクリプトクロスを素材としたスタンダートシートが標準装備で、スポーツシートはオプションでも装備することができません。そしてスタンダードシートにはシートヒーター機能は搭載されません。
引用:http://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q2/q2.html#page=/jp/web/ja/models/q2/q2/interior.html&jslayer=renderingLayer
他にも細かい様々なところで1.0TFSI sport以上ではメッキパーツ使われたりして仕上げに高級感があります。
走行性能に関わるところでは、1.0 TFSI sport以上では「アウディドライブセレクト」が標準装備となっており、1.0 TFSIではオプションでも装備することが出来ません。
アウディドライブセレクトとはエンジンやパワステ、Sトロニックやアダプティブクルーズコントロールといった機能を統合的に制御するもので、「comfort」「auto」「dynamic」「efficiency」「individual」の5つのモードからセレクトすることが可能です。
セーフティ/セキュリティ関連の装備では1.0 TFSIでは「リヤビューカメラ」「アウディパーキングシステム」「レイン/ライトセンサー」「アドバンストキーシステム」がオプション扱いとなる他、「アダプティブクルーズコントロール」「アウディプレセンスフロント」「アウディホールドアシスト」「タイヤフィニッシャーワーニング」といった装備は1.0 TFSI sport以上では全て標準装備となりますが、1.0 TFSIではオプションでも装備することが出来ません。
以上のことを考えると、65万円の価格差というのは妥当なところだと思います。逆にいえば1.0 TFSIが特別お買い得というわけでも、1.0TFSI sportが特別割高というわけでもないということになります。
新型アウディQ2のスタイルや機能性が好きで買うのであれば割安な1.0 TFSIでも十分満足出来ると思います。ただし多少でも「外車独特のステイタス」を味わいたいのであれば1.0 TFSI sport以上のグレードにした方が良いでしょう。
なぜなら1.0 TFSIのみ外観上の差別化が図られているため、ちょっと車に詳しい人が見れば最廉価グレードに乗っていることがすぐに明らかになるからです。
ここを気にしないのであれば300万円を切る価格で買える1.0 TFSIはお勧めといえますが、恐らくほとんどの人は「せっかくアウディに乗るのなら少しは見栄を張りたい」というのが本音だと思います。この二択においてはどちらかといえば1.0 TFSI sportがお勧め、ということにしておきましょう。
1.0 TFSI sportと1.4 TFSI cylinder on demand sportの価格差は41万円ですが、この差はほぼエンジンの差です。装備差はほとんどないからです。
ちなみに1.0Lモデルは116psなのに対して1.4Lモデルは150ps、燃費はそれぞれ19.8km/l(1.0 TFSI sportのパノラマサンルーフ装着車のみ18.8km/l)、17.9km/lとなっています。
41万円高いお金を出してでもプラス34psを取るかどうか、という判断になりますが、正直なところこの差は「150psを選ぶに越したことはないが、116psでも実用上困ることはほとんどない」という程度の差になります。
というわけで、新型アウディQ2のおすすめグレードは1.0 TFSI sport、ということにしたいと思います。
新型アウディQ2の価格・値段、グレードのまとめ
引用:https://carview.yahoo.co.jp/article/testdrive/20170515-20103202-carview/photo/11/#contents
以上、新型アウディQ2のグレードと価格についてご紹介しました。
新型アウディQ2は最廉価グレードが299万円、最上位グレードでも405万円と外車にしてはどちらかというとお求めやすい価格帯になっているといえます。
グレードは3つのみとなりますが、グレードごとの特徴がはっきりしているので購入にあたってそれほど迷うことはないと思います。
1.0 TFSIは価格面以外でのメリットはあまりありません。価格最優先という人以外は見送った方が良いでしょう。となると1.0 TFSI sportか1.4 TFSI cylinder on demand sportか、ということになりますが、これはどれだけの走行性能を求めるか次第です。
個人的には1.0Lで十分、という判断ですが、この辺りは人によって感じ方は異なりますし、車の利用状況によっても変わってきます。そのためどちらが良いかの判断をするにあたっては必ず両者を試乗してみるようにして下さい。
新型アウディQ2の値引きの方法については、
ぜひ参考に、お得にアウディQ2を購入して下さい。