新型アウディ Q2のオプションの情報が公開されています。
こちらでは新型アウディ Q2にはどのようなオプションがあるかなどをご紹介しています。
新型アウディQ2のオプション
引用:http://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q2/q2/layer/multimedia-gallery.mediagallery_images_slides.contentleft.6.html
新型アウディQ2のオプション装備は基本的にほぼ「パッケージオプション」、つまり「同じ系統の複数のオプション装備が1つにまとめられたもの」を選んでつけることになります。
新型アウディQ2のグレードは「1.0 TFSI」「1.0 TFSI sport」「1.0 TFSI cylinder on demand sport」の3つがありますが、それぞれのグレードでつけることが出来るパッケージオプションが異なります。
まず1.0 TFSIですが、「ベーシックパッケージ」「コンビニエンスパッケージ」「ナビゲーションパッケージ」「LEDライトパッケージ」の4つをつけることが出来ます。各パッケージに含まれるオプションは以下の通りです。
■ベーシックパッケージ
デラックスオートマチックエアコンディショナー
ルームミラー 自動防眩
レイン/ライトセンサー
アウディプレセンスフロント
DIS(ドライバーインフォメーションシステム)
ステアリングホイール 3スポークレザー マルチファンクション
センターアームレスト(フロント)
■コンビニエンスパッケージ
アドバンストキーシステム
リヤビューカメラ
アウディパーキングシステム
■ナビゲーションパッケージ
MMI ナビゲーションシステム
8スピーカー
スマートフォンインターフェイス
■LEDライトパッケージ
LEDヘッドライト
LEDリヤダイナミックターンインディケーター
ヘッドライトウォッシャー
ライティングパッケージ
これらはパッケージオプションの内容は、ナビゲーションパッケージを除くと1.0 TFSI sportと1.0 TFSI cylinder on demand sportでは標準装備になっているものばかりです。
次に1.0 TFSI sportと1.0 TFSI cylinder on demand sportにつけられるパッケージオプションですが、これは「セーフティーパッケージ」と「ナビゲーションパッケージ」の2つになります。
■セーフティ―パッケージ
サイドアシスト
アクティブレーンアシスト
トラフィックジャムアシスト
リヤクロストラフィックアシスト
プレセンスベーシック
ハイビームアシスト
■ナビゲーションパッケージ
MMIナビゲーションシステム
8スピーカー
スマートフォンインターフェイス
また1.0 TFSI sportと1.0 TFSI cylinder on demand sportは後席ウィンドウ左のCピラー(ブレード)がどのボディカラーを選んでもアイスシルバーメタリックに塗装されたものが標準装備となっていますが、オプション装備としてボディ同色タイプのものが用意されています。
引用:http://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q2/q2/layer/multimedia-gallery.mediagallery_images_slides.contentleft.4.html
この部分の色が違うのは違和感がある、という声は少なくないようですが、そのような場合はボディ同色のものを選ぶとよいでしょう(料金はかかりません)。
引用:http://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q2/q2.html#page=/jp/web/ja/models/q2/q2/equipment.html&layer=/jp/web/ja/models/q2/q2/equipment.mediathek_infolayer.MABO6H0.html
また、ボディカラーにグレイシアホワイトメタリック、フロレットシルバーメタリックを選んだ場合のみ、マットチタングレーに塗装されたブレードをオプションでつけることが出来ます。
これらの他にも1.0 TFSI sportと1.0 TFSI cylinder on demand sportでは「パノラマサンルーフ」「Bang & Olufsenサウンドシステム」「バーチャルレザーシート」「プライバシーガラス」「バーチャルコックピット」「オートマチックテールゲート」がそれぞれ単品でオプション装備可能となっています。
新型アウディQ2でつけるべきオプションは何か
引用:https://gqjapan.jp/car/review/20170512/audi-q2-ogawa#pages/27
それでは新型アウディQ2を購入する際にぜひつけたいオプションは何かをグレード別に考えてみましょう。
まず1.0 TFSIですが、このグレードはある意味最廉価であることが最大のウリです。従って予算重視の人は「オプションは一切つけない」という買い方も良いと思います。
パッケージオプションをどれか1つ選ぶとしたら「ベーシックパッケージ」がおすすめです。
ベーシックパッケージの内訳は「デラックスオートマチックエアコンディショナー」「ルームミラー 自動防眩 」「レイン/ライトセンサー」「アウディプレセンスフロント」「DIS(ドライバーインフォメーションシステム)」「ステアリングホイール 3スポークレザー マルチファンクション」「センターアームレスト(フロント)」となっていますが、中でも欠かせないのがオートエアコンです。
引用:http://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q2/q2.html#page=/jp/web/ja/models/q2/q2/equipment.html&layer=/jp/web/ja/models/q2/q2/equipment.mediathek_infolayer.MHKA9AK.html
新型アウディQ2のオートエアコンは太陽光を感知して室温や風量、風量を自動調節してくれる上、運転席と助手席で温度を個別に設定出来ます。
標準装備のマニュアルエアコンに比べると機能性が高く、車内をより快適な状態に保つことが出来るためぜひつけたいオプションです。
ちなみにベーシックパッケージの価格は250,000円です。
贅沢を言えばベーシックパッケージに加えてLEDライトパッケージもつけておきたいところです。1.0 TFSIのライトは標準装備だとハロゲンになってしまいますが、安全性を考えるとLEDにしておくに越したことはないからです。
LEDライトパッケージの内訳は「LEDヘッドライト」「LEDリヤダイナミックターンインディケーター」「ヘッドライトウォッシャー」「ライティングパッケージ」となっており、価格は190,000円です。
なおLEDライトパッケージは必ずベーシックパッケージと組み合わせた選択が必要で、LEDライトパッケージのみの選択は出来ません。
1.0 TFSIと1.0 TFSI sportの価格差は650,000円ですが、ベーシックパッケージとLEDライトパッケージの合計で既に440,000円となっており、価格差が210,000円に縮まってしまっています。
1.0 TFSI sportはベーシックパッケージとLEDライトパッケージの内容は標準装備となっていますので、1.0 TFSIであれやこれやとオプションをつけるのであれば1.0 TFSI sportを買ってしまった方がお得だ、ということになってしまいます。
そのため個人的には1.0 TFSIを買うならオプションを全くつけない状態で買うべきだと思いますし、それ以前の問題として新型アウディQ2を買う上で1.0 TFSIは装備が貧弱なためあまりおすすめ出来ません。
次に1.0 TFSI sportと1.0 TFSI cylinder on demand sportですが、絶対につけておきたいのが「セーフティーパッケージ」です。
セーフティパッケージの内訳は「サイドアシスト」「アクティブレーンアシスト」「トラフィックジャムアシスト」「リヤクロストラフィックアシスト」「プレセンスベーシック」「ハイビームアシスト」となっており、価格は130,000円です。
少し詳しくご説明をすると、これらの装備は事故を未然に防ぐいわゆる「予防安全装備」です。
まずサイドアシストですが、これは15km/h~250km/hで走行中に70m以内の後方をセンサーで検知し、接近する車や死角を走行する車があるとドアミラーに内蔵されたLEDライトが点滅します。
引用:http://www.audi.jp/technology/audi_side_assist/
アクティブレーンアシストは60km/h~250km/hで走行中に路上の白線を車載カメラで検知し、ウインカーをつけずに白線をはみ出そうとすると警告を発しながらステアリングを自動修正してくれます。
引用:http://www.audi.jp/technology/audi_active_lane_assist/
トラフィックジャムアシストは標準装備となっているアダプティブクルーズコントロール(0km/h~200km/hで走行中にレーダーで前方車両を検知し、アクセルやブレーキを自動制御して設定した速度で走りながら前方車両との車間距離を一定に保つ機能)に追加される機能で、渋滞の中を0km/h~65km/hで走行する状況で停車や再スタートも含めて前方車両との車間距離を適度に保ちながら追従走行します。
車線や周囲の走行車両や建物などをシステムが判断しながら車線を逸脱しないようにステアリング操作をアシストする機能もついています。
引用:http://www.audi.jp/technology/traffic_jam_assistant/
リヤクロストラフィックアシストは車庫などをバックで出る際に左右から接近する車を感知してMMIディスプレイに表示したり、警告音やブレーキペダルの振動でドライバーに知らせてくれます。
引用:http://www.audi.jp/technology/cross_traffic_assist_rear/
プレセンスベーシックは10km/h~85km/hの範囲で周囲の車や歩行者の存在を感知し、衝突の危険を予測するとドライバーに警告を置こうなうと共に必要に応じてブレーキを自動的に作動させます。
引用:http://www.audi.jp/technology/audi_pre_sense_city/
ハイビームアシストは他の車のヘッドライトやリヤライト、市街地走行時は街中の光源などをシステムが検知して自車のヘッドライトのハイビームとロービームを自動的にコントロールします。
これらの装備が全てパッケージになって130,000円というのは格安だと思います。安全のためにも必ず装備することをおすすめします。
なお1.0 TFSIではこのセーフティーパッケージをオプションで装備することが出来ません。この点でも1.0 TFSIは「どうしても格安で新型アウディQ2を買いたい」という特段の理由がない限りおすすめ出来ない、ということになります。
また、出来ればナビゲーションパッケージもぜひつけるようにして下さい。ナビゲーションパッケージは「MMIナビゲーションシステム」「8スピーカー」「スマートフォンインターフェイス」で構成されますが、MMIナビゲーションシステムはダイヤルやタッチパネルの操作で簡単にナビを操作出来る上、「Audi connect」という通信サービスを使うことが出来ます。
Audi connectはネット経由で最新のニュースや天気予報といった様々な情報をナビ画面上に表示出来たり、専任オペレーターと通話をしながらナビの位置情報検索やレストラン、ホテルなどの予約手配が出来たりする、といった大変便利なものです。
車自体がWi-Fiスポットになるので、車内でノートパソコンやタブレット端末、スマートフォンをネットに接続することも出来るようになります。
ナビゲーションパッケージでMMIナビをつけたらついでにつけておきたいのがバーチャルコックピットです。
引用:http://autoc-one.jp/audi/q2/launch-3304701/photo/0038.html
バーチャルコックピットはメーターパネル内に12.3インチの高解像度液晶画面が埋め込まれ、速度計や回転計はもちろんのこと、ナビゲーションマップやAudi connectからの各種情報などが表示される、というものです。ナビ画面を見るのに比べると視認性が非常に良いので安全性の向上にもつながると思います。
なおナビゲーションパッケージは350,000円、バーチャルコックピットは50,000円となります。
新型アウディQ2のオプションのまとめ
引用:http://autoc-one.jp/audi/q2/report-3336021/photo/0033.html
以上、新型アウディQ2のオプションについてまとめてみました。
1.0 TFSI sport(3,640,000円)におすすめのセーフティーパッケージ(130,000円)とナビゲーションパッケージ(350,000円)、バーチャルコックピット(50,000円)をつけると合計金額が4,170,000円になります。
新型アウディQ2は車両本体価格が2,990,000円から、という点が強調されがちですが、前述したようにベースグレードの1.0 TFSIは装備が貧弱なため、相当の割り切りをしない限り標準装備のみの2,990,000円で買っても満足することは出来ないと思います。
2,990,000円に比べると4,170,000円は「ずいぶん高くなるなあ」と思うかもしれませんが、欧州プレミアムブランドの一角たるアウディの車に乗る上で必要最小限の装備をつけた、と考えると極めて妥当な価格だと言えます。
なお、1.4 TFSI cylinder on demand sportは車両本体価格が4,050,000円、つまり1.0 TFSI sportに比べると410,000円高となります。
セーフティーパッケージとナビゲーションパッケージ、バーチャルコックピットをつけると4,580,000円です。
両者の差はエンジンが直列3気筒1.0Lか直列4気筒1.4Lかの差のみ、となります。
お金に余裕のある人であれば1.4Lを買えば良いと思いますが、1.0Lでも実用上の問題はほぼありません。
ということで、新型アウディQ2を買うのであれば「1.0 TFSIにセーフティパッケージ、ナビゲーションパッケージ、バーチャルコックピットをつける」という買い方をおすすめしたいと思います。
新型アウディQ2の値引きの方法については、
ぜひ参考に、お得にアウディQ2を購入して下さい。