新型S660 燃費まとめ!

S660

新型S660の燃費情報が公開されています。

こちらでは新型S660の燃費に関するデータをご紹介します。

引用:http://www.honda.co.jp/S660/







S660の燃費は?

S660の燃費は
□MTが《21.2km/L 》□CVTが《24.2km/L 》

軽だから、燃費はいい!軽量車のはずだから、もっと燃費が稼げるのでは?まあ、燃費はあまり気にしていないけど……と口コミでは燃費についていろいろな声があります。

ですが、おもしろいのは次の数字。

”e燃費”によると、実燃費
□MTが《18.49km/L》
□CVTが《17.36km/L》

と、MT車の方がCVT車よりも低燃費(燃費がいい)!というデータが公表されているのです。

引用:http://www.honda.co.jp/enjoyhonda/suzuka/2016/program/s660op/image/img_main.jpg



MTとCVT、実車走行値ではなぜ燃費値が逆転?

カタログ値では、CVTの方がMTよりも低燃費値ですが、実測では逆にMT車の方が低燃費。

これはどういうことでしょうか?

S660の場合、1速から6速まで6段階の変速ギヤがあります。発進時は1速、その後数秒して2速、3速……と徐々に変速していき、高速道ではトップギヤで流す……というのが定石でしょう。

このファースト、セカンド、サード……というシフトチェンジには、ドライバーによって時間的な決まりがあるわけもなく、坂道や道路の込み具合、道路の狭さやカーブなどでチェンジのタイミングはその都度変わるものです。

引用:https://hachiri.com/photo/2017/06/04/IMG_0552.JPG

ところが、燃費計測”JC08”では、次の決まりがあります。

1速 → 2速 の際は《20.1km/h》
2速 → 3速 の際は《37.1km/h》
3速 → 4速 の際は《51.2km/h》
4速 → 5速 の際は《61.8km/h》
5速 → 6速 の際は《78.3km/h》

この数値は、現実の走行パターンとかなりずれている、と思いませんか?高速走行が得意なS660の場合、時速20キロに達してから1速から2速にチェンジするでしょうか?

引用:http://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/interior/cabin/

住宅地が立ち並ぶ地域では、時速30km制限の道路が少なくありません。そこをセカンドギヤでノロノロ走り続ける人は、まずいないはずです。すでに3速以上の軽いギヤで進んでいるでしょう。

回転数が少なく、かつ最大トルクが大のエンジンが多く生まれてきたからこそ、現在の低燃費車が増産されてきた現実があります。

このJC08モードが現実の燃費とはかけ離れているため、燃費比 MT<CVT という数字がカタログ値に表れてしまうのです。



アイドリングストップは必要か?

引用:http://topgear.tokyo/wp/wp-content/uploads/2018/01/U6A3177JW_tn-640×509.jpg

CVT車を購入!でも、街なかを走っていて頻繁に働くのが”アイドリングストップ”でしょう。

スポーツモードをセレクトすれば、OFFになるアイドリングストップ。燃費対策とはいっても、渋滞時や右折左折どきにすぐにエンジンストップ……これが煩わしいという人もいるようです。

実際に、こんな口コミがあります↓↓↓

CVTを購入しましたが、アイドリングストップは要らないと思いました。アイドリングキャンセラーを付ければ良い話なのですが、坂道や渋滞ではスポーツモードのボタンを押してます。

始動の繰り返しでエンジンの負担が大丈夫なのかと思ってます。(価格com.より)

引用:http://webcg.ismcdn.jp/mwimgs/d/5/730wm/img_d50c802e8da9f4ca40eaaa0b4b218676101940.jpg

□□■□

アイドリングストップの車に始めて乗ったのですが、とにかく使いづらいです。特に交差点で止まったり、すぐ発進する時などは恐怖さえ感じます。

またアイドリングストップ機能が働いても毎回10秒ほどでエンジンが勝手に始動し、エコになっているのかさえ疑わしいです。(価格com.より)

引用:https://a248.e.akamai.net/autoc-one.jp/image/images/2339135/015_o.jpg

□□□

アイドリングストップはそんなに煩わしく感じないのですが、交差点の右折信号待ちでのアイスト復帰からのワンテンポ遅れての発進が嫌で、発進する少し前にハンドルをちょっとこじると(遊びの範囲内?)エンジンかかるので、そうしています。(価格com.より)

引用:http://www.honda.co.jp/S660/modulox/

□□

信号機手前でゆるく減速するとすぐにアイドリングストップに切り替わる。

タイミングが悪いと自分の車が停車する前に前方の車が動き出すので動いたままエンジンが始動する為、セルがガリガリと不安な音をたてるんです。(みんカラ より)

結構こうした声が多い、アイドリングストップ。心地よく走らせたい、出足の不安をなくしたい、そんな人は少なくありません。

引用:http://www.honda.co.jp/S660/webcatalog/styling/design/



対策方法、”アイドリングストップキャンセラー”

燃費向上のための”アイドリングストップ装置”。実は、この装置のおかげで隠れた事故までが頻発しています。

例えば、右折。道路の中央で対向車線の動きをにらんで止まっているケースです。このときによくアイドリングストップがかかるのですが、いざ右折開始をしようとしたときに、後ろからドン!

S660の真後ろに車高の高いトラックが……気がつくと後ろからオカマを掘られる可能性は0ではない!!

スポーツカーだから、すばしっこいと見られがちなことを肝に銘じよう。

引用:https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/parts/000/008/883/657/8883657/p1.jpg?ct=19be36625998

アイドリングストップ車は、ワンテンポ遅れて右折開始。この瞬間に後ろのクルマが追突してしまう事故が増えています。

とくに車高の低いS660は、ミニバンやSUV、トラックなどの”上から目線”車種からは見えにくい。スポーツカーだから出足がいい……と勘違いされて、ドン!となりやすいのです。

もし、アイドリングストップを遮断したい場合は、”アイドリングストップキャンセラー”を付けるのがいいでしょう。

アイドリングストップキャンセラーは、カー用品店やネット通販でも購入可能。気になる人はぜひ調べてみましょう。

引用:https://response.jp/imgs/thumb_h2/870928.jpg

エンジンフードを開けるとフードのキャッチ金具の所にフードが開いているかいないかの信号を送るためのコネクターが付いています。(アイドリングストップが作動するための)このコネクターをはずせばキャンセルされます。(オーナーブログ より)

引用:http://wttps://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/note/000/004/163/760/4163760/p5.jpg?ct=7fac8231ea55

□□□□

S660をかっこ良く走らせたい!でも、燃費もほどほどに気になる……タンク容量は25Lで満タンですから、一回のドライブでもしょっちゅう給油することの多い、S660。

ですが、購入してみるといろいろと問題点も出現。CVT車に決めた場合は、ぜひアイドリングストップ機能にも注意しておきましょう。